2009夏、ロシア旅行記(13/43)：6月7日(3)：セルギエフポサード、トロイツェ・セツギエフ大修道院、キリル一世を待つ人波

2009/06/05 - 2009/06/10

　セルギエフポサードのトロイツェ・セツギエフ大修道院紹介の続きです。大司教が祈りを終えて退出される瞬間を30分ほど待ちました。結果は、残念ながらその姿を見ることはできませんでした。その間にも、人垣はますます膨れ上がりました。

エリア モスクワ(ロシア)

• 交通手段: 観光バス

白とピンクのチューリップが咲き揃う、教会の中の花壇です。その先には、今か今かとキリル一世の退出を待つ人々です。

教会の建物群の中で、異色の塔です。どこからか運び込まれた記念碑、オベリスクでしょうか。トローイッツェ・セルギエフ修道院は、ロシアにとっての愛国心の象徴となり、戦勝祈願の寺院ともなったようです。

建物の頂部が十字架ではなく、旗のようなものが飾られた建物アップです。

入口付近に溢れた人の波です。少しでも高い場所からキリル一世の姿を拝もうと考えての場所取りでしょうか。建物の入口上部には、1769年の年号が刻まれています。この建物の建設年でしょうか。

この型が手にした小枝は、教会の祭壇へのお供え物とお聞きしました。教会へ来る途中で手折って来るようです。

先に紹介した、オベリスクがあった方面の光景です。オベリスクとしてはコンパクトなものです。先端部分だけでしょうか。

キリル一世の姿を見ようと待ち続けた間での撮影です。人が集中したため、周りが静かな、撮影し易い建物もありました。トロイツキー大聖堂(至聖三者大聖堂)です。

まだ比較的新しい尖塔のアップです。下部に長いスリットが入った尖塔の建物です。

次の尖塔の撮影です。この尖塔がある建物も、聖堂としての名前があるのでしょうが、特定できていません。

多角形に造られた建物部分がある尖塔のアップです。正八角形の造りのようです。

聖堂の中間部分のアップです。小さな尖塔が大きな建物の脇に建っていました。メインの建物の飾りが目的でしょうか。

聖堂とは違った雰囲気の建物です。推測ですが、修道士か信者のための施設のようです。

正面の建物が、キリル一世が儀式を行われている場所との情報がありました。この建物の出口を中心に人垣が出来ました。

お祈りが終わった後、キリル一世が通られる通路でしょうか。警備の方達が通路を確保していました。通路の脇には幾重もの人垣になっていました。

何度か紹介している中心的な生神女就寝聖堂(ウスペンスキー聖堂)です。1559年、イヴァン雷帝の命により、26年の歳月をかけて建設されました

真下から見上げた聖堂の光景です。

同じ尖塔の飾りのレリーフのアップです。中央部分には、紋章らしいものがありました。新旧入り混じった雰囲気は、修復作業が行われら跡でしょうか。

建物壁面の明り採りの窓のアップです。円い窓の周りには、白いレリーフの飾りがありました。

複雑な構造になった、建物の1階部分の光景です。

若い聖職者たちのグループが姿を現しました。キリル大司教が退出される際などの役割が与えられた人達でしょうか。

立派なひげを生やし、二人の若い修道士に付き添われた司教の姿が見えました。警備の人達が振り向きましたが、キリル大司教ではありません。

柱と言う柱が螺旋模様の細かな彫刻が施された、建物の1階部分の光景です。

同じ建物の上の階です。こちらにも同様の細かな装飾が施されていました。

キリル一世が退出される時を待つ人達の数は、ますます膨れ上がってきました。諦めて、聖堂の建物の撮影に戻りました。再集合の時間も迫ってきました。

大修道院のあちこちにあった壁画の紹介です。聖人の昇天の図でしょうか。横たわる人が聖人で、立って手を差し伸べる人がキリストに見えます。

トロイツェ・セツギエフ大修道院の境内の一角の光景です。様々な形の尖塔と、左手には針葉樹らしい木立がありました。

黄金色の十字架と、その周りの装飾のアップ光景です。

中央奥の青い葱坊主の建物が、聖神大聖堂です。1476年に建設されました。

固まって咲いていたピンク色の花です。到着したモスクワ国際空港でも見た、ライラックの花でしょうか。

こちらは白い花の塊です。同じようにライラックかと思いましたが、どちらもライラックではなかったかも知れません。