2009夏、ロシア旅行記(5/43)：6月6日(3)：モスクワ、クレムリン宮殿、ウスペンスキー大聖堂、ブラゴヴェシェンスキー大聖堂

2009/06/05 - 2009/06/10

　クレムリン宮殿と、その中にあるロシア正教会の重要な教会であるウスペンスキー大聖堂等の紹介です。

エリア モスクワ(ロシア)

• 交通手段: 観光バス

クレムリンの中でも、特に重要な施設の一つ、ウスペンスキー大聖堂です。創建は13世紀に佐ｋ登りますが、その後地震被害等を受け、現在の建物は、基礎が1475年に置かれ、1479年に完成したものです。真下から見上げた尖塔です。

今は使われることがないのでしょうか、閉ざされていた古い門です。ウスペンスキー大聖堂では、1547年に、ロシアで最初のツァーリとしてのイヴァン4世の、戴冠式が行われています。

斜めから見上げた大聖堂の建物です。この大聖堂は、フレスコ画や、多数のイコンでも有名です。イコンは、キリスト教の神、天使や聖人を象徴とした絵や像を指します。

ズラリと並んだ金色の葱坊主です。ウスペンスキー大聖堂のものか、その周りの建物だったかは、記憶が不確かですが、まず大聖堂のものでしょう。

こちらはすっきりした色の3つの尖塔です。この光景は、別の角度からも先に撮影しました。

ウスペンスキー大聖堂の壁画です。聖母子像でしょうか。両脇には天使の姿もあります。

こちらの壁画は、中央に十字架がある箱が描かれています。お棺でしょうか。聖人の葬礼の図のように見えます。

真下から見上げた尖塔の光景です。階ごとに様々な意匠を凝らした造りです。上の階ほど、文様や造りが複雑になっています。

更にアップした最上部の光景です。金色のドームの下部には、3列のキリル文字らしいものが見えます。

さっぱりした造りの、中層階のアップです。アーチ形の窓には、それぞれ鐘が見えています。鐘楼の造りでした。

ウスペンスキー大聖堂の側面の光景です。入口とその上部には、壁画が描かれていました。

壁画が描かれた、入口付近のアップです。光背が描かれていますから、聖人像のようです。

入口上部の装飾のアップです。天使像や、全面に施されたレリーフです。

入口の側面の装飾のアップです。青色をベースに、ダイナミックな想像上の動物の、金色のレリーフです。

建物の下部のアップです。一見、遠くから眺めると単純そうに見える部分にも、細かな紋様が施されていました。中々お洒落です。

林立した黄金の葱坊主です。この光景も、先に別の角度から撮影しました。右側の大きい物を除いて、11個が集合していました。

ウスペンスキー大聖堂は、入場しての見学でした。ただし、内部の写真撮影は出来ませんでした。

ここからは、ウスペンスキー大聖堂の内部の見学を終えての撮影です。一部が欠けた『大鐘の皇帝』がある場所に戻ってきました。

ロシア正教会の大聖堂のブラゴヴェシェンスキー大聖堂です。1484年から1489年にかけて、プスコフの石工達によって建設され、その後増改築が加えられました。

写真を撮った時のことは良く覚えていますが、建物の名前は、調べてもまだ分かりません。いずれ分かることでしょう。

寺院の窓のアップです。大きなガラス窓に小さな扉が付いていて、それが開かれていました。バルコニー風のデザインです。

余り目立たない場所でしたが、16人の聖人の壁画がありました。それぞれにキリル語で名前が記してあるようです。

柱と柱の間に描かれた、聖人の全身像です。この壁画も余り目立たない場所でした。

アルハンゲリスキー聖堂です。1505年から1508年にかけて、イタリア人建築家アレヴィシオ・ノーヴィによって建てられました。14世紀初めから18世紀初めまで、ロシアの大公や皇帝の納骨場所でした。

正面入口の上部の光景のアップです。多重に文様が施されていました。一番上の白い部分は、漆喰のようです。

元々は金色に輝いていたドーム屋根でしょうが、くすんだ色になっていました。輝きを取り戻すのは、次の修復工事でしょうか。

クレムリン宮での見学を終えて、帰り道での撮影です。建物の光景に圧倒され後で、目に優しい緑の光景です。

クレムリン宮殿の見学は、上を向いていた時間が長かったようです。ここでも上を向いての撮影です。八端十字架が並んでいました。

見上げて撮影した鷲の紋章です。帝政時代の名残でしょうか。建物の最上部にありました。

これでクレムリン宮殿の紹介はお終いです。金色に輝く尖塔の数々には、正直、圧倒されました。