2007/09/16 - 2007/09/16
6438位(同エリア11698件中)
ぬいぬいさん
上海で歴史的建造物ばかり見てきたため、ここでいかにも中国と言う光景を見せてくれた豫園を紹介しましょう。前回来たときはデジカメのトラブルで画像をすっかり消してしまったため、今回はしっかり写真を撮って帰りました。でも悔いが残るのは南翔饅頭店の小龍包を食べ損なったこと。1階は100人以上並んでいて、2階も満席で待っている人が多かったためあきらめました。そのうち六本木ヒルズにある日本店に行ってみます。
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上海の摩天楼の喧騒を忘れさせてくれるレトロな一角がここ豫園です。
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最近おしゃれなスポットの多い上海にあって、古きよき時代の雰囲気が楽しめるのがここ、豫園商城。
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ここは明代に築かれた江南庭園 豫園を取り囲むように明、清の時代風の街並みが再現されています。
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老舗の名店が軒を連ね、いつも人であふれています。
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みやげ物のお店やレストランなどが建ち並び、時間の余裕があれば楽しめそうなエリアですが、今回は買い物はパス。
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湖心亭を結びギザギザにかかっている橋は九曲橋。ギザギザになっている理由は、人間はジグザグに歩けるが、悪霊は真っ直ぐ進むのでこれを池に落としてしまうためとか、湖岸から見たデザインがいいとか、橋をジグザグに歩けば景色がいろいろに変わることとかいろんな説があるようです。はたしてどれが正しいのか・・・。
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それでは30元の入園料を払って中に入ってみましょう。入り口を入ってすぐにあるこの石。刻まれた文字は江沢民さんが書いたものだそうです。 後ろの建物は三穂堂 1760年に建てられたもので、清代には役人の応接間だったところ。
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入り口門の上部
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堂内に掲げられた額には「城市山林」「霊台経始」は数回所有者が示しています。
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こちらは仰山堂 ここは1階と2階の名前が違っており、1階が仰山堂、2階は春雨堂と呼ばれています。
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ここ豫園は、四川省の役人であった潘允端が両親のために贈った庭園で、1559年から1577年の18年の歳月を費やし造営されました。
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昔は40000?あったようですが、今では半分の20000?になってしまいましたが、それでもだだっ広く中は迷路のようになっていて、迷子になりそうでした。
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園内には 楼閣・池・渓流・太湖石などが巧みに配置され多彩な景観を形造っています。
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仰山堂 反り返った屋根に特徴のある建物ですね。
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ここは歴史の表舞台にもなった時期もあり、1853年の太平天国の乱に呼応して武装蜂起した「小刀会」はここで設立したそうです。
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塀の上の龍
点春堂と万花楼の間の塀の上部に龍が乗っています。 -
その昔龍は皇帝しか使えなかったそうで、あえて爪を4本にする事によって、龍ではないということで通したそうです。
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丸く口を開けた月亮門は、奥行きを見せる効果があります。
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得月楼 ここは、かつて池に写る月を愛出る場所として使われ、月を得る楼ときれいな名前が付けられています。
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建物の屋根はこのように反り返って空を突き刺すように尖った先端が特徴です。
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このごつごつした変な形をした岩は、太湖石と言って蘇州付近にある太湖周辺の丘陵から切り出される穴の多い複雑な形の奇石です。
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この太湖石は、庭石として、園林の形成に用いられました。しばしば庭の中央に置かれて「仮山」とされ、宇宙山の象徴とされていました。
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ここ内園は1780年に豫園に隣接する城隍廟の後庭として建設され、1956年に豫園と合併されました。奥に見えるのは古戯台と呼ばれる舞台。
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豫園の大半が明代の庭造りの特徴を帯びているのに対し、内園は建てられたのが新しいため、清代の雰囲気を持っています。
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中央に机と椅子を置いた部屋がいくつもありましたがこれってやはり書斎なのかな?
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屋根の上には神話や古典をモチーフにした塑像が飾られています。
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2年前の春に来た時は、人でごった返していましたが今日は比較的すいているようです。
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池に浮かぶ湖心亭 ここではお茶を飲む事ができます。
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反り返った屋根の上に小さな犬が並んでいます。いや猫かな?
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この建物、豫園で大人気の小籠包のお店、南翔饅頭店。
まだ11時過ぎなのに店の前には50人くらいの行列ができていて、一度は並びましたがぜんぜん進まないためあきらめて、お店の2階のレストランに。でも2階も大勢の人が席を待っているため、しばらく時間を空けて戻ってみましたが、さらに行列が伸びていたためやむなくあきらめました。食べたかったなあ・・・。 -
しかたなく向かいの店でストローの刺さったでっかい小籠包(大籠包?)のようなものを食べました。でかいだけに皮が肉厚でしたが中身はジューシーなスープに包まれた肉餡の入った大籠包でした。味もまずます。1個10元(170円)
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結構大きなレストランありますね。南翔饅頭店の小籠包食い損ねたので、まだ時間が早いのでここはスルーして次に向かいましょう。
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昔風の建物が軒を連ね、ちょっと懐かしさを感じさせる上海老街
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道路を1本中に入っただけで中国らしい街並みに変わります。
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更に1本路地を入ると、そこにはこんな光景が・・・
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近未来的な街並みよりもどちらかと言うと、上海のこ痴らの雰囲気のほうが好きですね。
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また表通りに出てこれから骨董街をぬけて新天地まで歩いていきましょう。でも土地勘ないけど行けるかな?
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このあたりもいい感じでした。
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豫園から東台路骨董街へ抜ける途中の街並み。このあたりは地元の住人だけで観光客の姿はほとんど見ることはありませんでした。
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このあたりには露天の市場になっていて野菜や魚が売られていました。
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海外に出かけると必ず市場に訪れますが、今回はホテルの周辺に無く探していましたが、こんなところで見つかりました。
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羽をむしられたアヒルがぶら下がっています。これ多分北京ダックになる前の状態ですね。
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豫園の周辺で2010年に上海万博が開催される事になり、数年前よりこの一帯の古い民家をつぶしてこのような更地にして、大掛かりな開発が始まろうとしています。
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2年前に来た時も、町のいたるところで行なわれている工事が目に付きましたが、更にその開発に拍車がかかっている状態です。
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また北京ダックの予備軍見つけました。
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石庫門住宅を見つけました。この先を左に曲がるともうすぐ東台路骨董街
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ここは東台路骨董街 テント張りの間口1間足らずの骨董品店が軒を並べているエリアです。
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陳列されているものがいかにも古そうなものもあれば、怪しげなん感じのものもかなり混じっています。
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並んだ商品を見ると、骨董品と言うよりもどう見てもガラクタとしか見えない商品ばかり。
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毛沢東が亡くなってずいぶん経ちますが、ここでは一番の人気者かも・・・?
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店の前の路上に所狭しと並べられた骨董品 じっくり探せば掘り出し物が見つかるかも・・・
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時間があればひやかしたいところでしたが、今日はさっと通り過ぎただけ。
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中国では価格交渉は当たり前 ここで買物をする場合の目標はやっぱり四分の一以下でしょうね。
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