2010/05/15 - 2010/05/15
284位(同エリア1051件中)
ぬいぬいさん
旅先で欠かさないのが朝の散歩。
大連の2日目の朝は5時前のスタート。
この日の散歩コースはか旧ロシア人街と上野駅を模して建てられた大連駅。
路地裏の中国らしい光景があったりで楽しめました。
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散歩のスタートは4時50分。
いつもより随分早いスタートです。 -
勝利橋の入口で近代建築発見。
旧中央郵便局 1930年の建築です。 -
日本の統治下に架けられた勝利橋
当時は日本橋と呼んでいました。 -
この橋は下を走る線路の橋。
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ロシアの租借地時代は木製の橋でしたが、日本の統治下になって1908年に鉄筋のこの橋に架け換えられました。
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ロシア人街の入口に建っているこの建物。
どこかで見た建物・・・
昨年、北九州の門司港でこの建物のレプリカを見ました。 -
オリジナルは1902年に東清鉄道汽船株株式会社の本社としてロシアにより建てられました。
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帝政ロシアが満洲里〜綏芬河間に敷設した東清鉄道の子会社として、当時ダーリニと呼ばれた大連から中国各地への定期航路を運営している会社でした。
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何で中国の大連にロシア人街があるの?
皆さんそう思いますよね。 -
それは、大連の歴史を遡らないとわかりません。
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大連は19世紀前半まで、青泥窪と呼ばれる小さな漁村でした。1898年に帝政ロシアが、中国を支配していた清朝に対して、大連と旅順を租借する条約を結んだことによりその発展が始まります。
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翌年、ロシアは青泥窪を「ダーリニー」と命名し、このロシア人街を形成していきました。
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旧ロシア人街の突き当たりにあるのがこれ、旧ダーリニー市役所。
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日本の統治下になってからは南満州鉄道の最初の本社となり、さらに大連ヤマトホテル、満蒙資源館と次々に変わって戦後は大連自然博物館となりました。
現在は廃屋になっています。 -
同じ広場に建っているクラシックホテル
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旧ロシア人街なので、今ここにロシア人が住んでいるわけではありません。
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早朝なので人通りも少ないですが、9時を過ぎる頃のは通りには土産物屋が軒を並べ、ロシア人観光客を含む大勢の人で賑わいます。
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早朝のこの時間は太極拳を舞うおじさんの姿や
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戯れる子犬の姿のみ
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街並みにはこんなロシア語も混じっていますがロシア人の経営ではありません。
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きれいに整備されたメインストリートを1本中に入ると・・・
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ロシア人が住んでいたと思われる住宅が建ち並んでいますが・・・
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ご覧のようなごみ屋敷状態
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素晴らしい建物なのにもったいないなあ・・・
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でも、こちらのほうが中国らしさを感じますが・・・
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でも、煉瓦造りの建物はいい
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個人的には古いのか新しいのかわからないテーマパークのようないかにもロシアの街並みといった表通りよりも
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こんな路地裏の街並みのほうが好きだなあ・・・
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一度メイン通りをクロスして反対側に
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いかにも古そうな煉瓦の大きな建物があります
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表に回ると大連大学病院中山分院?
旧満鉄病院も同じ名前でしたが・・・ -
表から見た限りでは住んでいるのか空家になっているのかわからない建物が並んでいます。
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ここから街並みのイメージに合わせてモノクロで
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廃墟のようなこの建物。すべて人が住んでます。
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昔はこの一帯にはロシア人ばかりが住んでいたのでしょうが・・・
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今はロシア人は一人も住んでいないようです。
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この建物などは当時はさぞかし立派な豪邸だったのでしょうね。
こんな使い方をされてかわいそうな気がします。 -
こんな裏通りまで掃除夫たちが掃除をしていましたが、もうちょっと何とかならないものか
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中を見てみたいと思わせる立派な建物が並んでいます。
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上海もそうでしたが、大連も再開発が広範囲で行われているようで、この一角もあと数年すればなくなってしまいそうですね。
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現にこの右側でもかなり大掛かりな工事が行われていました。
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この一角にはこんなバイクの走る姿がよく似合います。
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中国では貧富の格差がすごくあって、平均月収は4万円ほど。
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こんな貧しい一角があると思うと1区画1億以上で分譲されている高級住宅地やタワーマンションがあったりして
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そのギャップはすごいものがあります
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表の通りにまた出てきました。
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旧ダーリニー市役所なども、あの様子を見た限りではそのうち取り壊されてしまう運命にあるのでしょうが、古い歴史遺産はそのまま保存しておいてもらいたいものですね。
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これも古いのか新しいのかよくわかりませんが役所関連の建物のようです。
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朝食屋台
中国では朝から路上で食事をする姿があちこちで見ますね。 -
線路を歩いてくる人の姿。
よく見ると制服を着ています。
この先に大連駅があるので駅の職員のようです。 -
この先は引込み線になっていて一両だけの車両 大連駅へと動き始めました
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町中でよく見かけた保健用品店
てっきりドラッグストアと思いきや、実はこれ、大人のおもちゃ屋さんでした。
朝から失礼そました。 -
こちらの快客
これはコンビニ
ここではビールを買っていました。
食事のときのビールは25元も取られましたが(添乗員価格できっとバックマージンありなんでしょう)
同じ青島ビールの大瓶が4.5元
5倍以上もぼってましたね。 -
そしてこちらはおなじみマック
大連では人気のファーストフードNo.1はマックではなくてケンタッキーだそうで、マックは2番 3番が吉野家だそうです。 -
日本の統治時代の1937年(昭和12年)に上野駅を模して建てられたもの。
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設計は南満州鉄道の太田宗太郎で、2階が出発、1階が到着と空港のようなつくりになっています。
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こちらがツアーの標準ホテル
このホテルなら1人25000円
このツアーどう考えても安いですね。 -
3輪バイクにお手製のベニヤの車体
ハンドメイドですね。 -
周りのベニヤをはがすと、きっとこんな姿が現れるんでしょうね。
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歩道から立ち上る蒸気
横には洗濯屋さんがありました。 -
レトロな路面電車
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緑色のこれ、ポストです。
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ちょっと怪しげなマッサージ屋さんが並んでいます。
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せっかくの近代建築なのに残念
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