2010/05/16 - 2010/05/16
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ぬいぬいさん
旅先で欠かさないのが朝の散歩。
大連3日目の朝はちょっと寝坊してしまい5時20分スタート。
昨日はロシア人街を歩いたので、今朝は中山広場の近代建築と旧日本人街の散歩。
ロシア人街もそうでしたが、旧日本人街も廃墟と化していました。
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ホテルを出て3分あまりで中山広場
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昨日のライトアップのバックのイルミは圧巻でした。
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中山広場ではおじさんが独楽を回していました。
この独楽鉄でできていて手に持ったロープをぶつけて回し続けています。
ぶ〜んという音がすごい -
日本唯一の外国為替管理銀行だった横浜正金銀行の大連支店として建てられた、3連のバロックドームを持つタイル貼りの建物。基本設計は日本で妻木頼黄が行い、弟子にあたる満鉄技師の太田毅が妻木の図面を元に実質設計を行ったもの。
現在は中国銀行遼寧省分行 -
コリント式オーダーが並ぶルネサンス様式の建物は、旧朝鮮銀行大連支店。
1920年中村與資平の設計により建築されました。 -
こちらは大連賓館(旧ヤマトホテル)
満鉄が経営していた高級ホテルチェーンの中でも、ひと際格式の高いホテルが大連ヤマトホテルだったようです。 -
こちらの茶色い煉瓦のゴシック様式の建物は日本統治下の大連で最初に建てられた大連民政署〈警察署)
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時計塔を乗せたスタイルはヨーロッパの市庁舎を参考にして建てられたとか。
関東都督府土木課の前田松韻が設計を担当しているそうです。 -
道路の真ん中にでっかいゴルフボール?
これ、サッカーボールをモチーフにしたモニュメントなんです。
そして、心配後無用、道路の真中ではなくて丸い中央の広場にデンと置かれているのでちゃんと迂回できるようになっています。
でも、乱暴な運転の中国のこと、まっすぐ突っ込んでしまう事故はないのでしょうかね。 -
昨日から気になっていた玉光街礼拝堂
この赤レンガの教会堂は1928年、イングランド国教会と日本聖公会の共同で建設されたもの。 -
まだ6時前なのに大勢の信者が集まってミサが始まっていました。
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道端で売っていた果物
まだ開店準備中 -
旧満鉄病院の裏手が目的の旧日本人街になります。
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旧日本人街、この辺にあるはずなんだけど・・・・
エッ! 壊されてる・・・
高級分譲住宅の開発が行われているようです。 -
少し先に進むと仮囲いの間から中が見えました。
現在解体工事が行われているようです。 -
日本の傀儡政権であった満州国の中心地であった大連には、満鉄関連の社員を中心に大勢の日本人がこの一帯に住んでいて、日本人街を形成していたそうです。
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満州国全体で22万人、ここ大連だけでも10万人近い日本人が生活していたとか。
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でも、その時代からは既に60年〜70年以上の歳月を経て、大半が取り壊されてしまっています。
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実際に高級住宅街へと変貌を遂げつつある、旧日本人街
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中国では土地はすべてが国有地、その上に建つ建物だけの分譲住宅になるわけですが、価格は日本の都心部並み
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この一角の新築分譲住宅は1億前後で販売されているそうです。
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でも、中国の大都会である上海の平均年収が55万円程度、大連だともう少し落ちるでしょうから50万程度でしょうね。
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200年分の年収にあたる天文学的な価格の住宅を誰が買うのかな?
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でも13億4000万人の人口を擁する中国
分母が大きいだけあって、富裕層の数も5000万人を超えているそうですから、余裕で購入してしまうお金持ちも数多くいるのでしょうね。 -
このおじさんたちは太極拳
毎朝の日課なんでしょうね。 -
このおばあちゃんたちはラジカセの曲にあわせて歩いているだけ
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つり禁止の看板が出ている向うには釣りをやっている人が大勢。
やっぱり中国モラルないなあ。 -
日本では見かけない色の八重桜
今が満開です -
公園の真ん中には大きな池
名前は忘れてしまいましたが日本語でも付いていたのでこれも日本にかかわりがあるのか? -
煉瓦のアパートに洗濯物がたくさん干されている、こんな光景、中国らしい感じがします。
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下から眺めていたら中がどうなっているのか気になって、ちょっと覗いて見ました。
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なんかいいかも・・・
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すごくいいかも・・・・
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中庭のほうに回ってみると・・・
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原宿や代官山にあった同潤会アパートをもっと素敵にした感じ
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レトロな路面電車も大連の町にはとても似合います。
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旧満鉄社員倶楽部のあった場所を探していましたが既に解体され新しい建物が工事中でした。
その奥に建っていた建物 -
それほど古い建物ではなさそうですが、飲食店としてまだ営業されているようではありますがどうなのか?
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煉瓦のビルは満鉄の社宅だった建物だとか
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そしてこちらは昨日見た、旧南満州鉄道本社
いわゆる満鉄本社ビルです。 -
現在は大連鉄路分局として使われています。
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日露戦争の勝利後、中国東北地方における鉄道経営を主な目的として、1906年に設立された南満州鉄道株式会社は、1907年、本社を東京からここ大連に移転しました。
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翌年、帝政ロシアが建設中だったこの建物を改修して本社ビルを旧ロシア人街からここに移転しました。
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満鉄本社のはす向かいに建つ、旧満鉄図書館
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隣の建物はなんなのか不明ですが、こちらも古そう
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再び近代建築の建ち並ぶ中山広場に戻ってきました。
直径200m程のこの丸い広場は放射線状に伸びる10本の道路の起点となっています。 -
広場を囲むように建ち並ぶ10棟の建物のうち8棟は日本の統治時代のもので、7棟がが日本人の設計によるもの。
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もともとはロシアの統治下でつくられ「ニコライ広場」と呼ばれていたのが、日本の統治にかわり「大広場」となり終戦後革命家・孫中山を記念して「中山広場」に名前が変わっています。
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昨年亡くなったマイケルジャクソン。
20日にここ人民文化倶楽部でビデオコンサートが開かれるようです。
結構いい料金ですね。
中国でもマイケルの人気は絶大なようです。 -
泊まったホテルのニッコー大連
外観は立派ですが5ツ星ホテルにしてはいまひとつ -
こちらから始まる天津街、この先で大きな段差があってビルの2階の位置が奥の通りの高さになります。
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『最』日本には無いブランドですが、中国のキリンビールはこの名称で販売しているようです。
でも、滞在中このビールを見ることは無かったなあ。 -
最後は大連のお気に入りのひとつ
レトロな路面電車で終了です。
ちょっと悔いが残っているのは、この路面電車に乗り損ねたこと。
乗ればよかった。
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