朝の散歩道～帰国前のプチ散歩～

2007/09/17 - 2007/09/17

３日目の朝１０時の便で帰国します。チェックアウトして朝食を食べる時間を考えるとそれほど散歩の時間は取れません。
昨日の朝とは別な橋を渡ってホテル周辺を少しだけ歩きました。

エリア 上海(中国)

今朝は１０時の便で帰国のため、帰国準備をしてからの散歩のためいつもよりスタートは３０分遅れ。ホテルの周辺を３０分ほどのプチ散歩です。

ホテルの周辺はあまり環境の良くない場所で、昔ながらの中国の低層の街並みに囲まれたエリアです。

八百屋さんはもう店開きをしています。

宿泊した良安大飯店と蘇州河との間に道があるのを部屋から眺めていたので実際に歩いて見ました。

リアカーにラグビーボール型のスイカを積んで売りに出かける準備中でした。

この辺りは、街並みの所々有料の公衆便所がありました。

よく見ていると尿瓶の壺を持って出入りしていたので建物の中にはトイレがないようですね。という事は､お風呂はどうしてるんでしょうね。

蘇州河の対岸は高層マンションが並んでいます。上海は現在バブルの真っ只中。このクラスのマンションだと大体１００?(３０坪程度あり)４０００万円近くするそうです。
平均月収が日本の１０分の１程度なのに､いったい誰が住むのでしょうか？

気にしていなかったのでわからなかったのかもしれませんが、上海に来て初めて猫の姿を見ました。そう言えば乾の姿を一度も見ていないような気がします。

蘇州河の橋の上では､老人たちが集まり太極拳をしたり、後ろ向きに逆歩行をしたりで、これって朝の憩いの時間なんでしょうね。

蘇州河は今日も､もやがかかったようにかすんでいます
。

ビルの軒下では朝食用の何の野菜かはわかりませんが菜っ葉が売られていました。無造作にビニール袋に詰めて一袋いくらといった感じです。

この通り､比較的広い道なのに、早朝のせいもあるでしょうが人も､車も､自転車もすごい少ない静かな通りです。

半ば朽ちかけて､窓も閉まらないような家に人が住んでます。この家の道路をはさんだ向かい側には､高層のマンションが建ち並び､今の中国を象徴しているようなエリアです。

低層のバラックが足元に建ち並ぶ一角のすぐ側には、こんな高層マンションがすぐ側まで押し寄せて来ています。
あと数年もすると、回りもすべてこんな状態になってしまうんでしょうね。

橋の上にはござを敷いて靴下や財布や日用雑貨を並べていましたが､こんなの誰も買わないだろうなと思いつつ眺めていると、意外に買う人がいるんですね。

宿泊した良安大飯店の裏側の光景。裏側から見ても結構大きなホテルなんだなあ。

６時を過ぎて商品の準備も整い、一段落しているようです。

この店では野菜を練りこんだお好み焼きのようなものを作っていました。中国の朝食はこういったお店の前にテーブルと椅子が何脚か並べてあって、そこであわただしく食事をとってから仕事に出かけるといった感じの光景を良く見かけました。

２日間宿泊した良安大飯店。２泊朝食付きで３２００円の料金を考えると、いろいろ不具合はありましたが合格点でしょうね。