Schloss Augustusburg

2006/10/19 - 2006/10/30

"Die Krone des Erzgebirges"：エールツ山地の王冠と云われるこの城は日本ではあまり知られていないが、ドレスデンから日帰りが充分可能なのでお薦めしたい場所。（ロンリープラネット・ドイツ・第４版192頁参照）
www.die-sehenswerten-drei.de

エリア ドイツ

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

城内は５つの博物館に別れている。
Motorradmuseum：オートバイ博物館
初期からのオートバイがずらり、モーターファンにはたまらないであろう。
Ausstellung zur Jagd-und-Schlossgeschichte：狩猟と城の歴史展示館
昔の狩猟道具が沢山、地下には拷問部屋や拷問器具もある。
Jagdtier-und-Vogelkundemuseum：狩猟動物と鳥類学博物館
可愛い鳥達や小動物のジオラマ　ヨーロッパの森のバードウオッチングするにはとても参考になる。若い頃軽井沢で中西悟堂さんの指導の探鳥会参加を思い出した。日本野鳥の会も中西さんの逝去で辞めてしまったが、先生の「定本野鳥記・悟堂歌集」にサインを頂いて今も大事にしている。
Kutchchenmuseum：馬車博物館
貴族達が使用したものをはじめ、色々な馬車が。
Adler-und-Falkenhof：鷲と鷹（隼）訓練所
ここは覗かなかった。

Dresden （7：35）〜Floeha乗換（8：43/8：48）〜 　　　　　　　　Erdmannsdorf-Augustusburg（8：52）　ＤＢ駅前にケーブルカー駅　9：00始発

ケーブルカー山頂駅で降り、右へ行けば森の中を散策しながら城へ、左へ行けば教会の近くを通り城の正面玄関へ。城をぐるっと一周出来るからどちらもOK, 我々は森の中をバードウオッチングしながらのんびり登っていった。

だいぶうらぶれた駅ではある。駅員は一人きり。

ケーブルカー駅 /　往復4.5オイロ

是がケーブルカー。小生その昔紅顔可憐の美少年、長じては町内の娘達にアラン・ドロンともてはやされしも、年古びし今日、ジェームス・ギャグニーかアーネスト・ボーグナインのお面をぶっつぶしたるが如き面相に相成候。此の醜面そのまま掲載致し候へば世の善良なるご婦人方、夜、うなされ候恐れありとかんがみて面相にモザイクこれ入れ候也。
若き時代、クルト・ユルゲンス　或いはヘンリー・フォンダに大人の風貌を感ぜし時代ありしも、いつの間にか当時の彼等の年代を追い越し候。
(それにしても出てくる俳優の古いこと）

ケーブルカーは行きも帰りも我々夫婦貸し切り、運転手も車掌も無し。駅員も女性が二人切り、何だか我々の為に動かしてくれたのではないか？？　でも色付き始めた森の中を登っていくのも気分最高。森の中で日本にはいない、Blue Tit（青雀・四十雀の仲間）を初めて見た。

城の正面入り口

城の中庭

どんな美しい、やんごとなき姫君が乗車遊ばされたのか？

是は消防車らしい。

このメインに展示されていた　スカイブルーのサイドカー、昨日出来たばかりかと思われるほどピカピカに磨き上げられていたが、説明表には1931年製造と記載、これには驚いた。

城の近くにこんな瀟洒な家が。

山の上から景色を眺めていると独逸がワンダーフォーゲル運動の発祥の地であることに納得！！　又パンフレットもハイキングの案内が記載されている。