Schloss Weesenstein

2006/10/19 - 2006/10/30

ドレスデンからピルナ方面のＳ１で、ハイデナウ乗り換え、４つ目の駅。駅から街道に出て谷間の川に沿って道なりに600Ｍ、城が見えてくる。付近には小さな部落があるのみ。
城は岩山の上に。ヴェーゼンシュタインとは「白い岩」の意味。ここには2002年師走に訪れる予定であったが、例のエルベの大洪水で鉄道が不通、更には城の庭も壊滅した由。この時はライプチッヒやケムニッツ方面も不通、ライプチッヒへはバス連絡で交通を確保していた。

エリア ドイツ

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

当地パンフレットに依れば、この城は700年来建設　破壊　再建が繰り返されてきた。
古文書に現れるのは1318年を嚆矢とする。1830年ザクセン王家が手に入れ、同家のものとなる。　Prinz Johann（1801〜1878）がこよなく愛した城である。このリトグラフは王子時代（1830年頃）のもの。ゼンパー・オペラの騎馬像は国王となったこの人である。

Dresdeｎ（9：00）-Heidenau（9：14/9：20）-Weesenstein（9：28）
帰りの時間を気にしないで見学して駅についたら　11：01の電車の次は　13：01
電車が10分遅れていたのでタッチの差で間に合った。ほぼ復旧した庭を散策するならば
帰途は13：01の電車になるのでご注意を。

この城の簡単な説明　何方が書いたのか以下のＨＰに日本語で掲載されている。
http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/schloesser/Weesenstein/weesenstein.htm

但し（~）は（〜）かも？？

城のミュージアム・ショップはかなり充実している。

城は岩山の上にあるので庭はかなり下の方に降りてゆく。

ようやく黄色く色づいた木々。朝日に美しく輝いていた。

城内チャペルの祭壇

古い　由緒ありげな美しいピアノ。どんな姫君が弾いたのか？？

こんな古い　いわくありげな十字架も

天井裏の様な部屋には　おそらくかって塔に設置されていたであろう時計が。

こんな中世の遺物がごろごろ。

是が本当の天井裏　建築に興味の有る方には参考になるやも？？

10分遅れでトンネルを抜けて電車がやって来た。帰途の乗客は我等夫婦とあと２人のみ。勿論この線は単線、検札に来た車掌は行きの時と同じオバサン。独逸人にしては珍しく愛想の良いオバサンでこちらの顔を見てニッコリ。ハイデナウに到着したらドレスデン行きの電車がすぐ来るから急げと声をかけ、長いプラットホームを一緒に駆けてくれた男性。見知らぬ街での親切、皆んな親切なんだ！！

この旅行記へのコメント （1）

• utamiumiuさん 2006/11/11 22:37:28

  待ってました！Weesenstein！

  かわいいお城ですね。紅葉も綺麗だしお庭も緑がたくさんですね。
  
  私が行く時は真冬の景色になっているでしょうけど楽しみです。
  オルガンコンサートをもし、聞けたらまたご報告します。
  
  何度も覗いて催促したみたいでごめんなさい。
  そしてありがとうございました。
  
  冬のお城は初めていきます。