Quedlinburg

2007/10/18 - 2007/10/29

この街が古文書に初めて記載されたのは922年　Heinrich ?. der Vogel（ハインリッヒ一世　捕鳥王・876/936　ドイツ王　ザクセン王朝の開祖）が寄進したとある。ハインリヒに依って造られたクヴェトリンブルク城は　936年息子の初代神聖ローマ帝国皇帝　Otto ?.der Gross（オットー１世　912/973）によって拡張　帝国宮殿となった。

木組みの家が1000軒以上あり、1994年ユネスコ世界文化遺産に登録、幸いにも　第２次大戦の被害も受けなかった。

エリア クヴェトリンブルク(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

人口22000人余の街　駅前をボーデ川がターレから流れてくる。右下・ＤＢ駅　　左下・城　中央・マルクト広場

Unterharz（ウンターハールツ）地方の地図

ハルバーシュタットからマグデブルク方面へ　ここが主要乗り換え駅。　ヴェルニゲローデからターレへの赤いラインが「Harzrundweg/ハールツ周遊道」

Schlossberg（城山）　オットー一世が娘達の為に930年　ここに修道院を創設。ここに与えられた領地と各種特権の為、修道院は繁栄、ザクセン公の居住地となる。

Stiftkirche St.Servatius/　修道院教会　聖ゼルバーティウス　1070年着工　1129年献堂式が行われた。ハインリッヒ一世と皇妃マティルデの石棺がある。

城の中庭

城の中庭

城山を下る。

城山のテラスから市街を望む。
中央手前の塔が　St.Blasii /聖ブラジイ教会　その先に重なって見えるのが　Marktkirche/マルクト教会
（右端が次の写真へ続く）

（左端が先の写真より続く）

中央右よりの二つの塔は　St.Nikolai/聖ニコライ教会

城山を降りた付近　

城山からマルクト広場の方へ　こんな小路を抜けながら。

どんなアングルでも絵になる風景である。

おそらく300年前とほとんど変わらない街並みなのではあるまいか？

向こうの塔は St.Nikolai/聖ニコライ教会

Marktplatz/マルクト広場

Marktkirche St.Benedikti/聖ベネディクト・マルクト教会　

教会内陣　

教会説教壇

この人達、おそらく王と王妃ではあろうが、枠のの文字はラテン語らしく　解読お手上げ。

霊廟か？　門の上部に書かれているのは独逸語らしいがが、写真が小さくて判読出来ず残念。

市庁舎と背後はマルクト教会

Rathaus/市庁舎　最初は1320年建設　1616年ルネッサンス様式に改修　向かって左端にローランド像

Roland/ローラント像　1426年頃建造　ハンザ都市の守護神　当市がハンザ同盟に加盟した年に造られたという。

都市の利益の配分を巡って修道院の院長と町は大喧嘩となり、尼僧の軍勢が町を攻めて特権を剥奪した。ローランの像もその時打ち壊された。町は寂れた。ローランの像はその後、破片を張り合わせて復元され、それ以来、現在の場所に立っている。（旅名人ブックス・ドイツの田舎町/
日経ＢＰ　176頁）

市庁舎入り口

ここにもローラント　これレストランかカッフェの看板か？

郵便局

クヴェトリンブルクＤＢ駅