暮夜治人さんのクチコミ(2ページ)全151件

展望台から眺めると、３キロにわたる長い砂州が、東シナ海と海鼠池とを隔てている。実に美しく珍しい景観。この砂州は天橋立と同じくらいの長さで、似ているところもあるが、周りに人家が一軒もなく、砂州に道もない原始的な姿のままである。車で行けばフェリーの着く里港から３０分足らずで行けるが、バスは日に数本しかない。

上甑島と中甑島を結ぶ２つの橋の上甑島に近い方。上甑島の中甑集落から近い。車ではすぐだがバスは日に数本しかない。ここから見る夕日は素晴らしく、わざわざ夕日をみるためにだけ行く価値がある。橋の下の岩礁も見ごたえがある。。

東シナ海と海鼠池を隔てた砂州が３キロ続く。かの天橋立と同じくらいの長さの砂州であるが、天橋立が観光地で立派な遊歩道があるのに対して、長目の浜には道はおろか踏み跡すらない。しかも、石ばかりの海岸なので足元を気をつけながら一歩一歩進まねばならない。我々はこの３キロを３時間かで歩ききった。苦労の割には面白い景観があるでなし、長目の浜は展望台からみるだけで十分であろう。

思ったより遥かに大きい。まさに奇岩の代表だ。海面からナポレオンの首だけが出ている。船はその周りをまわるのでナポレオンのいろいろな表情？が見られる。海上からでないと迫力ある景観は期待できない。中甑港から日に２便でる「断崖めぐり」の観光船に乗るのが最も手軽だが、波の高い日は欠航する。

里港から歩いて10分。小学校を過ぎ、八幡神社の奥に、石垣が美しい武家屋敷がひっそりと並んでいる。観光地としての施設は何もなく静かにいにしえを偲ばせている。小学校の脇から上ると亀城跡に。ここは特に何も残っていないが、展望台からの景色は素晴らしい。、

甑島をのんびり観光しようと思い、島で最も良いこのホテル(ホテルらしいのはここだけ？）に2泊した。里港に隣接している便利さ。改装後とあって部屋は清潔で、また角部屋で港が眼下に見え、ゆったりと滞在できる。温泉は工事中で使用できなかったが。特筆すべきは料理のすばらしさ。大阪の有名なホテルから引き抜かれたというシェフの作る獲れたての海鮮を使った料理は、はるばる来た甲斐があったと思わせた。

幾つものコテージが湖上に並び、その一棟を家族で独占。まるで別荘に泊ったようで、ベランダは湖の上にあり心ゆくまで夕暮れや明け方の風景を楽しめる。食事は階段を登った本館でだが、その途中の道も野趣に富んでいて楽しい。夕食は地元シャン族の料理を味わったが、実に美味であった。標高が高いところにあるので暑い季節だったが涼しく快適。

オールドバガンの中心にある気持ちの良いリゾートホテル。宿泊はコテージの一室で、バスルームもあり、広くて滞在向きである。プールも完備し、花々が咲き乱れている。特筆したいのは朝食のレストランで、イラワジ川を行きかう船を見ながら食事が楽しめる。また、夜の庭園も美しく、何泊しても飽きない雰囲気に満たされている。

ここの紅葉は遅く、12月の中旬が一番の見ごろである。草ぶきの蘆花の旧居とその庭の紅葉の素晴らしさは、都内とは思えぬ風情がある。近くに蘆花夫妻の墓もあり、その付近の紅葉もまたいい。蘆花公園の駅から15分ほど歩くことになるが、途中に世田谷文学館もあり、楽しい散歩道になっている。

八丈島の生物、地理等非常に詳しく、しかも分かりやすい展示をしている。専門的な内容ばかりでなく、八丈島を材料にした様々な遊び道具やゲームも工夫されていて楽しい。また、島の様々な情報を、それぞれリーフレットにしていて、必要に応じて観光客に渡してくれるのもありがたい。

海岸が目の前で気持ちのよい立地。部屋は洋室のベッドルームと畳の居間がつながっていて、居心地は最高。廊下がなく庭から直接部屋に入るのもいい。朝食のバイキングは種類が多く美味。2泊したら、1日目は和食、2日目は和洋バイキングだった。夕食は店まで送ってくれる。、

護神バス停のすぐそば。対面の梁山泊が休みの日だったので入ったが、なかなか良い店だった。メダイの刺身、あしたばの天ぷらは最高。ほかにもここにしかないような料理もあり、
八丈島の味を堪能できる。焼酎も種類が多くゆっくりくつろげた。

底土から神湊へ海岸沿いを散歩していて見つけた。流人達が島を脱出しようと船を盗み海に出た地。ほとんどが捕えられたり遭難して、一組だけ成功したという。悲しい歴史を物語っている。飛行機で東京から1時間足らずで来てしまったことが流人達にすまないと思う気になる。

西の八丈富士に対して東の山は三原山である。古い火山なので木々に被われている。山頂直下まで車道があるが、一般車は駐車場まで。ここから40分ほど登る。付近は各種のアンテナが林立している。車道脇の細い山道を登ると2分ほどで山頂に到着。さすが東の最高峰だけあって、素晴らしい展望に恵まれている。

バス停樫立出張所のすぐそぼ。坂を登り開けた空間は亜熱帯植物に囲まれている。ブーゲンビリアが咲いていて、大きなソテツが美しい。屋敷はなくなり、この屋敷跡は八丈太鼓等のイベントに使われるという。立派な石垣を見ながら昔を偲ぶのも一興である。

町役場近くの八丈島のメインストリートにある。植物園を見学した後、昼食として八丈島名物の「島寿司」を食べた。地元の新鮮な魚を「づけ」にしてあり、なかなかの美味。ネタもシャリも大きく、一人前で満腹。メダイ、キンメ等おなじみの魚はかりでなく、島特有の魚もあって楽しい。

関ヶ原で西軍の主力として活躍したが敗れて八丈島に流罪となった。最初の流人と言われる。姓を浮田と改め、その後の流人とは異なるかなり裕福ｎ暮らしをしていて長生きをした。墓は苔むしているが立派で、近くに子孫である浮田家の墓地もある。

八丈島のいくつかの海岸に無数にある玉石をきれいに積み上げた見た目に美しく、頑丈な石垣である。大里にある石垣はすべてこれだが、島の他の場所でも多く見かける。一つの石の周りを6つの石で囲み、昔の人の土木技術に感心してしまう。

歴史民俗資料館で教えられた馬路を辿ってふるさと村へ。途中、墓場が続くが甘薯渡来碑もあり、歴史を感じる。ふるさと村は高床の倉庫やかやぶきの家があって、中では囲炉裏を囲み茶や芋を御馳走してくれる。甘薯も里芋も美味で、田舎に帰ったような懐かしさに満たされた。

旧八丈島支庁を使っているので、建て物も歴史を語っている。歴史関係の展示物は丁寧な解説で古代から現代まで詳しい。特に、江戸時代の流人に関しては膨大な資料を展示してある。民族資料も豊富である。庭に高床式の倉庫があり、奄美大島にあるものと同じというのも興味深い。