与一さんのクチコミ(74ページ)全1,520件

　火、木、土曜日は、京王線の千歳烏山駅の南口の少し離れたところから、無料の送迎バスが出ているのでまた行ってみました。前回は、館内着が付いてきましたが、手拭とバスタオルに変わっています。黒湯の温泉は、炭酸水素イオン（重曹）成分が多いのですべすべ感がとてもあります。露天の掛け流しの壺湯や、ドライサウナでリフレッシュしました。
　帰りは、２０時発の送迎バスに乗りましたが、あまり利用されていないようです。千歳船橋駅には毎日送迎バスが出ていますが、千歳烏山駅は隔日なので利用しにくい気がします。黒湯の温泉はいいので、京王線沿線からも毎日送迎してください。

　大船駅から平塚駅行きのバス(190円)で山王バス停で下車してすぐに湯快爽快たや店があります。途中の田谷の洞窟の近くに大船ラドン温泉がありますが別の施設で、根岸線の本郷台駅の南口のケンタッキーフライドチキンの向かい側から送迎バスもあります。
　玄関を入ると一階はカットサロンで、階段を上がった二階が食堂と休憩所で、料金平日650円の券を買ってフロントに渡す方式で、再入場は出来ません。入会金300円で会員になると50円割引になり、片道のバス券をもらえます。
　廊下を進むと脱衣場で、浴室の内湯は白湯で、露天のエリアにかなり濃い黒湯の温泉があり、露天の一番広い湯船がぬるい黒湯、隣に田谷の洞窟にあやかった熱めの黒湯の洞窟風呂と、３つの壷湯にも黒湯が使われていていて、露天エリアには、うたた寝に湯と、人工炭酸泉もあります。
　内湯は、電気風呂、寝風呂、座風呂、ジェットとひととおり並んでいて、ドライサウナの手前が低温、扉で仕切られた奥が高温の二重構造で、高温のサウナの温度が下がらないように工夫されていて、広い水風呂もあります。かなり濃い黒湯は循環式ですがスベスベする感じがして、施設が充実していてこの料金なら安いでしょう。

　北与野駅前からさいたま新都心にあるラフレさいたまに向かいます。あたりは、新しくできた高層マンションや、オフィスビルが立ち並び、ラフレさいたまは円形の建物の上に箱型のビルで目立ちます。二階のデッキが入り口で、エレベータで６階に上がるとスポーツクラブの受付で、平日に限り料金1200円で会員でなくてもプールと温泉が利用できます。
　フロントで会員とは違う黄色のロッカーキーをもらい、まずは、水着とスイミングキャップ、ゴーグルを持って温水プールに向かい、６階の見晴らしがいい場所に、25メートルプールがあり、初心者用エリアの隣に、中速と低速の往復コースがあり、残りはレッスン用に使われています。特に休憩時間はなく、１時間半ほどかけて60往復(3,00m)泳いだ後、お楽しみの温泉に向かいます。
　眺めのよい円形の建物の反対側は温泉エリアで、水着のままはいるやや熱めの温泉と、本格的な歩行欲の円形のプールがあり、循環式ですが黄褐色の塩分の濃い本物の温泉が使われていて、歩行欲の一角には３人分の寝風呂、隣の部屋にはミストサウナもあります。さらに屋外に出る扉があり、青空を見ながら入れるジャグジーと、円形の湯船がありここも温泉が使われています。
　最後に、ロッカー室に戻ると水着のいらない男女別の温泉の湯船と、ドライサウナ、狭いながら水風呂もあり、これだけプールと温泉で楽しめれば1,200円でも納得です。
　後で調べてみると豪華な施設は、元は赤字施設の簡易保険総合健康増進センターが民間に売却されたとので、平日は空いているのでビジターを受け入れているようです。

　安房鴨川駅で降りた後は、鴨川グランドホテルに向かいます。駅前の通りを東に進む、川を渡った先をさらに進んで、１５分ぐらい歩いたところの大きな建物が鴨川グランドホテルでした。結婚式場やレストランがある鴨川で一番の格式があるホテルのようで、フロントで聞くと温泉は別の受付があり、ロビーから海が見える横の受付で、温泉博士３月号を見せると料金1,260円が1,000円割引になり、260円を払うと貴重品ボックスの鍵を渡されます。
　廊下を進むと大浴場がありますが、露天風呂はさらに先で一度外に出て隣の建物に、露天風呂の入り口がありました。脱衣場のは、鍵付のロッカーがあり荷物を入れて、服はカゴに入れて、扉の外に出て階段を上がると正面に海が広がる露天風呂があり、寒い中を歩いてきたので最初は熱く感じましたが、慣れると適温で、温泉は無色透明ですが、なめると塩分が感じられます。階段では、寒いなかサーフィンをやっている人がいて、温泉は天国です。
　露天風呂に入った後は、服を着て廊下を歩いて大浴場に向かうと、プール用のロッカーはありますが、カゴが並んで荷物のロッカーがないので、先ほどの露天風呂の脱衣場に戻って、荷物を鍵つきのロッカーに入れて、大浴場に戻ります。露天風呂に人気があり、大浴場はだれも居らず、広い浴室を貸切です。浴室は二段になっていて、上段に横に長い中温の温泉で、下の階の別料金の温水プールがありますが、シーズンオフで誰も利用していません。浴室の下段には、マイクロバブルの白い湯と、座風呂などが並んでいます。一番奥にドライサウナがありますが、電気式であまり熱くなく、入り口近くに冷たい水風呂があります。上段の温泉と下段の水風呂を往復して３０分ほど入っていましたが、ずっと貸切でした。
　湯上りに脱衣場に戻ると、冷水をコップで飲めるようになっていて、ドライヤーとともにヘアトニックも揃っていました。海の見える露天風呂の眺めがよく、日の出も見られるので、ゆっくり泊まって利用したいホテルでした。

　香指神社から岬を越えた先にチサンリゾート鴨川があり温泉に入っていきます。目の前に海岸が広がり、フラワーパークや仁右衛門島の観光施設が近くにあり、台風からのうねりで岩に白波が散っています。
　日帰り入浴の営業開始は１５時からで、１５時半頃玄関を入るとフロントでチェックインの人がいて、しばらく待って温泉博士９月号を見せると料金500円が無料になりました。ロビーからは、正面に海が見えて廊下の先にある浴室に向かうと、露天風呂が空いているので先に入ってみると、先ほど見た海岸が目の前に広がっていて、湯船にはやや熱めの温泉が注がれ、単純硫黄泉の無色の温泉です。
　露天に入った後は、階下にある内風呂に向かい、脱衣場にロッカーはなく籠だけなので、貴重品はフロントに預ける必要があります。
　内湯は「なぎさの湯」と呼ばれていて、小さめ湯船はジェットがり、広い方はややぬるめで、露天の方が源泉の鮮度がいい気がします。近くの海で遊んだ帰りの家族連れが帰ると静かになりました。湯上りに冷水を飲んでロビーで海を眺めて休憩しました。
　リゾートホテルですが、料金が安いので気楽に利用できる温泉でした。

　千倉駅前から線路沿いに畑の中を進むと癒し湯めぐりの宿夢みさきの建物が見えてきて、途中の集落の中を通って海岸線沿いに出るとシュロの木が立ち並ぶ先に入口があり、玄関を入ってフロントで温泉博士１２月号を見せると料金平日1,000円が無料になりました。
　浴場は２つあり売店の先でスリッパに履き替えて、まずはエレベータで７階に上がり、脱衣場には籠の横にセイフティボックスがあり、浴室に入ると半露天で、バイブラの楕円形の湯船の向こうに太平洋が見渡せてよい眺めで、宿泊客が来る前で貸切で、湯船の中からは水平線と波頭が見えています。他にミストサウナと、一部区切られたやや熱めの温泉があり、周囲からシャワーが出る装置もあります。露天風呂の他に水着着用の小さめの温水プールとジャグジーもあります。
　いったん上がって、冷水機で水分補給して、１階の売店の奥の大浴場に向かうと、こちらにもセイフィボックスがあり、西日があたる広い湯船と、露天エリアに薬湯のジャグジーと、小さいながらドライサウナもあります。
　海が見える展望風呂は、眺めがよくまたゆっくり来たいところで、この日は平日でしたが、駐車場は多くの車が停まっていて、平日の割引プランを利用するグループが多いようでした。

　安房塩見バス停から海岸線に向かって坂を下っていくとすぐに海の湯宿花しぶきがあり、目の前に館山湾の海岸線が広がっています。入り口の向かいには貸切露天風呂があり、通路を通って玄関を入り、フロントで温泉博士１２月号で日帰り入浴をお願いすると料金800円が無料になり、仲居さんがエレベータの前まで案内してくれて、２階に上がって廊下を通って、扉を入ると浴室への入口があり、この日の日帰り入浴の最初のお客のようです。脱衣場には籠が並んでいて、奥に無料のロッカーがります。
　浴室に入ると広い檜風呂と露天風呂があり、檜風呂は無色透明の温泉のバイブラとジェットの循環式、露天風呂は掛け流しです。客室は海に面していて、眺めが良さそうですが、浴場からは近くの山と民家が見えていて、せっかく海沿いなのに残念です。後から二人入ってきて１時間ほどで上がって、外にある休憩室で冷水を飲んで、足裏マッサージ機で休憩しました。成分表を見ると、ナトリウム塩化物泉で意外と成分があり、料金も安いので地元の人が日帰りで利用しているようでした。

　西岬海水浴場に面して休暇村館山があり、海の家の上が温泉になっているようで、日帰り入浴の開始の12時半に合わせて反対側の玄関を入り、フロントで温泉博士９月号を見せると料金700円が無料になり、海が見えるロビーの先のエレベータで２階に上がり、長い廊下を進むと浴室がありました。
　新しい設備の脱衣場にはロッカーがあり、浴室に入ると正面が海で、富士山は雲に隠れてしまいましたが、三浦半島が見えています。館山に温泉は無いと思っていましたが、地下深くで濃縮された31.2℃のナトリウム塩化物泉で、源泉の成分総量42.37g/kgで薄められていますが、かなりの塩味がします。露天風呂もあり、海岸のすぐ上でこちらの方が混んでいます。
　冬場の空気が澄んだ時は丹沢から富士山が望めて、客室からも同じ風景が見え、南総里見八犬伝のポスターが貼ってありました。

　青堀駅で降りて駅前の国道１６号線の旧道を君津方面に進み、信号のある交差点を越えて先を左に入るとすぐにホテル静養園があります。入り口に看板が出ていて、駅から徒歩１２分ぐらいの距離です。正面のホテルの建物の前に源泉があり、大正二年より地下７００メートルから自噴と書いてあります。
　フロントで料金600円を払い、ロッカーはないので貴重品はフロントに預けて、奥の浴室に向かいます。営業開始の１２時の直後に行ったため、湯気の中に泡の浮いた黒湯が日の光を受けて輝いています。湯船は、円形の浴室の半分にあり、奥から源泉が流されていて、時々熱い湯が出てきます。黒湯特有のすべすべする感触があり、塩分が含まれています。
　明るい日の光の中で、遠くの温泉場に行った気分で、シャワーの水を浴びて何度か入り、湯上りにフロントのソファーでくつろぎました。

　浅間山に登った後、浅間山荘に着いたらお楽しみの温泉に入ります。玄関を入って横の下足箱に登山靴を入れたら、フロントの御上さんに下足箱は宿泊者用とのことで、玄関に靴を置くいておくとのことで、もう下山してきたと伝えると、車はどうしたと聞かれたので、歩いて来ましたと答えます。どうやら駐車料金を払っていないと思われたようで、深夜に着いてベンチで仮眠していたとは、想像できなかったでしょう。
　料金500円を払って、気を取り直して浴室に向かうとロッカーはないので、玄関近くに戻って貴重品ロッカー100円に財布と携帯を預けます。浴室は、カランが両側に３つずつと狭いですが早い時間なので空いていて、日光差し込む明るい雰囲気の中、源泉掛け流しの真っ赤な湯船があり、早速入ってみるとスベスベする感じがする格別の温泉です。
　掛け流されている源泉は無色透明で、空気に触れると酸化されて赤褐色に変わり、成分分析表を見るマイナスイオンに炭酸水素イオン(重炭酸土類)成分が多くスベスベ感が増しているのが分かりました。火山館の下の登山道の近くに、岩から赤い水が出ているところがあり沢の水も赤く濁っていて、活火山の浅間山ならではの泉質で、バスの時間までまだ長いので、休憩しながら１時間半ほど長湯をしました。

　台風６号が襲来する中で足止めとなった静岡市営の白樺荘は、真新しい施設で快適で、温泉までありました。大きな浴室に入ると広い湯船があり、無色透明の温泉は硫黄臭があり、ヌルヌルした感じがします。循環式なので翌朝入ると硫黄臭は薄れていましたが、新しく綺麗な二人用と四人用の宿泊施設をかねていて、８月は聖岳登山口まで送迎バスもあります。

　函南駅から畑毛温泉行きのバスの終点の一つ手前の畑毛温泉入口で降りるとすぐ近くに富士見館がありました。玄関を入るとフロントで日帰り入浴料金１時間400円ですが、温泉博士９月号を見せると無料になり、廊下を通って曲がった先が浴室です。
　脱衣場には、鍵つきロッカーがあり、先客がいますがすぐに上がって貸切になり、浴室に入ると３つの湯船があり、端にある小さい方が熱め、中央が中温、一番広いのが低温で、ジェットが出ています。国民保養温泉地に指定されているとありますが、温泉は無色透明であまり温泉らしくはありません。中庭があり、近くの大仙山がよく見えます。３つの湯船に交互に入って、脱衣場に上がるとここにあった足裏マッサージで涼んでから丁度１時間で外に出ました。
　生憎この日は富士山は見えませんでしたが、看板を見ると平成４年に建て替えられたようで、旅館ですが朝６時半から夜７時半まで営業していて、近所のお年寄りが日帰り温泉として気軽に利用している温泉でした。

　松代中町バス停で降りると、小雨が降ってきましたが、以前に加賀井温泉一陽館に行ったときに見覚えがある山に向かって進み、天井川を越えた先を右折すると１５分ほどで、立派なつくりの国民宿舎松代荘に着きました。
　営業開始までそばらく時間があるので、広いロビーの椅子で中庭を眺めて待っていると１０時になって、受付が始まりました。料金は500円ですが、温泉博士３月号を見せると無料になり、廊下の先にある脱衣場に向かうと、入り口の鍵付のセフティーボックスがあり、脱衣場には籠が並んでいます。
　浴室に入ると、手前にぬるい寝湯がり、広い湯船は茶色の源泉が掛け流されていて熱めです。露天風呂に出ると温泉が溢れだしていて床がカルシウム成分が固まって鍾乳洞のようになっていて、鉄分があるので茶色に染まっています。こちらも熱めなので、椅子に座ってしばらく休んで何度か入るとのぼせてきて、内湯の寝湯に入るとこちらはぬるくて長く入っていられます。利用しているのは地元の人が多く、寝湯は二人が入れる広さなので、人気がありなかなか開きません。
　温泉の成分としては、加賀井温泉一陽館の方が新鮮な感じがしますが、松代荘の方もかなりの濃さで温泉を堪能しました。
　１時間ほど入って、松代駅に戻ろうとすると本降りの雨になり、折りたたみの傘が役にたたないほどの風も吹いてきて、温泉で暖まったのにだいぶ濡れていまいました。

　湯田中駅を降りて駅前広場の反対側にまわると古い駅舎があり、その隣が町営温泉の楓の湯で、駅の改札から徒歩１分ぐらいの便利な場所にあります。フロントで料金300円を払い、奥の脱衣所の向かい、100円返却式のロッカーがあります。浴室は、細長い湯船があり、かけ流しの温泉は、無色透明です。この日は、りんご湯で湯の流れと反対側にりんごが沢山浮いています。扉の外に、岩風呂の露天風呂もあります。
　営業時間が９時までですが、休憩室もあり電車の待ち時間に一風呂入れます。玄関を出たとこには足湯もあり、寒いのでビニールシートに覆われていました。

　北細野駅から駅前の道を西に進み、国道１４７線を北上するとコンビニがあり、さらに進むと有明神社の参道の灯篭がある交差点を左折してそのまま道なりに進み橋を渡った先の徒歩３０分ぐらいですずむし荘がありました。
　営業開始の１０時前に着いたので周囲を見ると、隣はレストランと宿泊施設があり、開業２０周年の垂れ幕があります。１０時に近づくと近所の人が車でやってきて、５分前に扉が開いて、受付で温泉博士１月号を見せると料金500円が無料になり、階段を降りてコンクリート打ちっぱなしの内装の先の浴室に向かいます。脱衣場には、貴重品ボックスと100円返却式ロッカーがあり、浴室に入ると広い湯船に循環式のようですが無色透明の温泉で、奥の壁はジェットとシャワーのように湯が流れています。隣は、２０度ぐらいの源泉水風呂で、ラドンを含む放射能泉です。
　露天風呂は、広い岩風呂で雪を眺めながら温泉に浸かります。露天と源泉水風呂を往復して、地元の人の話を聞いていると、近くの有明温泉から温泉を引く計画もありましたが、配管が成分で腐食するので７年毎に温泉の権利を更新する必要があり、遠くの山から源泉を引くことになったとのことです。
　次の電車に合わせて、３０分ほど入って元来た道を北細野駅に戻りました。

　信濃木崎駅から北に向かい信号機のある交差点の先のコンビニの先にゆーぷる木崎湖があり、朝の７時から温泉が営業しています。通常の料金は600円ですが、ホームページの割引クーポンを見せると500円で、早朝は８時半まで400円になります。
　浴室には籠と100円返却式のコインロッカーがあり、寒い中を歩いてきたのでまずは内湯の広い湯船で暖まります。温泉は無色透明で、隣にはジャグジーとドライサウナがあり地元の人が朝から集まっています。狭いながら冷たい水風呂があり、広い露天で雪見をしながら暖まって、水風呂と往復しました。
　以前は、夏にプールと合わせて来ましたが、ムーンライト信州で白馬駅から折り返すと、信濃木崎駅から１５分ほど歩きますが、朝風呂に丁度よい温泉です。

　浅間温泉入口から浅間温泉の歓迎アーチをくぐって進むと以前入った共同浴場の港の湯があり、温泉旅館が立ち並ぶ通りを進むと信号のある交差点で、右折してお堂のある隣に別亭一花がありました。
　玄関を入ってフロントで、温泉博士１月号を見せると料金800円が無料になり、宿泊と同じ用紙で住所、氏名を書いて出します。浴室は通路の先で、脱衣場には籠と木箱の貴重品入れがあり、タオルが借りられます。浴室はそれほど広くなく、Ｌ字型の湯船に無色透明の温泉が流れ落ちていて、先客が上がると貸切になり、寒いなか歩いてきたのでゆっくり暖まり、湯上りに入り口にある冷水で水分を補給しました。
　帰りは５分ほど歩いて再び浅間温泉入口バス停に着くと、松本行きのバスが来て信号で停まっているので、バス停に急ぎました。

　佐久海ノ口駅に着くと、次の列車まで時間があるので、駅の裏側のすぐ近くにある和泉館に向かいます。玄関を入るとフロントがありますが、声をかけても誰も出てこないので、張り紙を良く見ると、日帰り入浴500円を箱に入れて下さいと書いてあるのどかなシステムで、少し古びた旅館の館内を案内に従って進むと、脱衣場がありカゴと100円のロッカーがあります。
　浴室に入るとやや熱めの円形の無色透明の温泉と、隣は３０度ぐらいの源泉で濁って湯の花が舞っていて、もうひとつはぬるい温泉です。さらに、扉を開けると小さいながら露天風呂があり、やや白く濁った源泉が注がれて、緑と青空が見えて爽快です。低温サウナがありますが、真っ暗で熱くないので利用していないようです。
　古くからある佐久地方の温泉で、この日は合宿の団体が利用しているようですが、ほったらかしで空いていて駅からも近いので、手軽に入れる温泉で、列車の出発時刻に合わせて、佐久海ノ口駅に戻りました。

　上諏訪駅からは、先日行った片倉館の隣にあるホテル鷺乃湯に向かいます。小雪が舞う寒い中、立派な玄関を入り、フロントで温泉博士１月号を出すと、通常料金1,500円が500円に割引になり、庭の見える長い廊下の先に鷺乃湯の入り口がありました。脱衣場は、鍵がかからない箱ロッカーですが、貴重品ボックスがあり便利です。
　浴室に入ると、時間が早いので、先客はいないので貸切で、内湯は暗めの照明で、無色透明の上諏訪温泉とは別の源泉のようで茶色の温泉が満たされています。扉を開けて外に出ると、立派な格天井のある檜の露天風呂があり、茶色の炭酸水素塩泉（重曹泉）で、すべすべする感じが最高です。奥には熱めの源泉を掛け流した樽風呂があり、雪見をしながら温泉を堪能しました。
　湯上りに温泉の入り口に、地元の名産のかりんエキスのジュースが飲めるようになっていて、湯上りの雪化粧した庭を見ながら、甘みのあるかりんで乾いた喉をいやしました。

　諏訪湖畔に沿って公園を進み以前にも来たことがあるD51の静態展示の前を通って、国道の反対側に入り口があり片倉館に向かいます。１０時の営業開始の少し前に着いたので、営業開始を待つ人が記念写真を撮っている上諏訪温泉を代表する温泉です。
　正面の噴水があり、昭和３年に建てられた重厚な造りで、玄関を入ると100円返却式の靴ロッカーがあり、階段を上った正面が受付で料金は600円ですが、温泉博士１月号を見せると無料になり判子を押してもらいます。脱衣場に入ると暖房が入っていて暖かく、ロッカーは50円返却式で両替機があります。
　浴室に入ると一段下に広い湯船があり、熱めの無色透明の源泉が勢いよく注がれています。千人風呂というのは大げさですが、３０人ぐらいは余裕で入れそうで、深い底には玉砂利が敷き詰められてい足が少し沈み、湯船からはカランのある洗い場が裏側に隠れています。製糸業の景気が良かったころ贅を尽くしていて、石積みの壁とアーチ型門は、ローマの浴場を想像して造られている感じです。
　湯上りに二階に上がってみると広い休憩所があり、奥には階段があり屋上に出られるようになっていて、諏訪湖が良く見えます。暖房の効いた休憩室の座布団で横になっていると、夜行で来たので眠くなってきて少しまどろんで上諏訪駅に戻りました。