与一さんのクチコミ(21ページ)全1,520件

　トワイライトエクスプレスの個室で外を眺めていると加賀温泉駅の近くで加賀大観音が見えていて、抱えている赤子は奈良の大仏と同じ大きさとのアナウンスが流れてきます。
　しばらく走って、だんだんと速度が落ちて停車すると芦原温泉駅で、ドアは開きませんが特急列車の通過待ちのためしばらく停車します。

　トワイライトエクスプレスでループ線を通り少し進むと高架になって立体交差で湖西線に入り、個室から反対側の通路に出てみると琵琶湖沿いの進む区間で沖島が見えています。琵琶湖畔から離れた大津京駅で運転停車して、後から来た特急に抜かれます。

　トワイライトエクスプレスは、特急停車駅の糸魚川駅は通過すると青空が広がり、北陸本線が並行在来線になることでトワイライトエクスプレスの廃止の原因のひとつになった北陸新幹線の高架が内陸側に入ります。難所の親不知・子不知のアナウンスが流れて北陸自動車道と国道8号の高架橋が海上を通っているのが見えて、市振駅を出ると富山県に入ります。

　トワイライトエクスプレスで信越本線を走ると、遠くは見渡せますが灰色の雲がたれこめていて、青海川駅の海岸を通って笠島駅の近くで一瞬朝日が出て明るい雰囲気になり、姉崎駅で内陸に入って次は直江津駅に停車しました。

　トワイライトエクスプレスで夜の青森駅を出て一定速度で走る客車特有の走行音を聞きながら寝入って、気がつくと薄明るくなった本州最初の停車駅の新津駅に到着し生憎の雨模様です。再び寝入って気がつくと長岡駅で、信濃川を渡ってしばらく内陸を走り、柏崎駅を通過すると鯨波駅の先で海岸線沿いに出て、日本海が見えてきます。

　トワイライトエクスプレスで砂原まわりで渡島駒ヶ岳の裾野の４分の３周まわると、夕暮れ時になり大沼を通る頃には、先ほどは見えていた駒ヶ岳に雲がかかっています。冬場はこのあたりは真っ暗ですが、日の長い季節だけ見られる光景です。

　トワイライトエクスプレスのコンパートメントの車両の端にあるソファーに移動して、内浦湾を眺めていると列車の進行方向が変わり、先ほどは対岸を通ってきましたが、夕日が見えてきました。
　森駅から渡島駒ヶ岳の裾野を遠回りする砂原まわりに入って、夕日に照らされた渡島駒ヶ岳が見えてきました。

　札幌駅で大阪行きのトワイライトエクスプレスに乗込みます。１ヶ月前の指定券の発売日にシングルツインを取ることができましたが、その日のニュースでトワイライトエクスプレスの廃止が報道されていました。
　５号車と６号車の通路の両側に３室ずつ個室が並び、個室番号8・9・10が日本海側、11・12・13が山側で、日本海側の個室で扉を開けると向い合わせのソファーがあり、テーブルには食堂車のメニューが置いてあります。上段は屋根の形にカーブした寝台で、寝具とゆかたが置いてあり、追加料金で二人で利用できるようになっています。
　札幌駅をゆっくりと発車すると、「いい日旅立ち」が流れて大阪までの停車駅のアナウンスが流れて、両側のソファーを中央で伸ばすと寝台になり、長い手方向に寝台があるので広い窓から眺めがよく、以前乗った寝台特急富士号のB個室や、あけぼの号のB個室よりゆったりしていて、枕をソファー代わりにしてビールをいただきました。

　札幌駅に着いて手近なところでラーメンを食べようと地下街のアピアに行ってみると奥の方にらーめん青竜があり、席が空いているのでここにします。メニューを見てバターコーンラーメン(880円)を味噌で注文します。店内はカウンター席と奥にテーブル席があり、昼過ぎで利用しているのは、地元の人と観光客が半分ぐらいとう感じで、４分ほどで出来上がりました。
　バターを溶かしいただくと普通の味噌ラーメンで、卓上のニンククとコショウをかけてみると、味が濃厚になりました。
　札幌駅の地下で便利な店ですが、後で知りましたが札幌駅の近くに札幌ら～めん共和国があり、こちらの方が店が多く、今度はこちらにしてみます。

　新十津川駅から滝川駅までは、石狩川を挟んで４キロほどで1時間ほどで歩けそうなので、折り返しの札沼線で戻っても退屈なので、駅前にある看板を見てルートを確認して滝川駅に向かって歩いてきます。
　天気は回復して日差しが出て、北海道とはいえ直射日光が強く、少し歩くとコンビニがあり、朝御飯を食べ損ねたので、おにぎり２個を買って外にでると、十津川役場前のバス停があり、時刻を見ると３分後に滝川ターミナル行きがあり、予定を変更してすぐにやってきた北海道中央バスに乗込みます。
　乗車しているのは地元のお年寄りが多く、発車するとすぐに石狩川の支流の徳富川にかかる新十津川橋を渡り、新十津川駅でもらったポストカードにもあった金滴と書かれた地酒の蔵元の横を通って、幅の広い石狩川を渡ると滝川の市街地に入り、函館本線をガードでくぐって街の中心街らしい銀座通バス停に着き、滝川バスターミナルまで行くと滝川駅から遠くなりそうなので、地元の人に後について下車すると料金230円で、わずか１５分ほどで着きました。

　滝川駅にやってきたオホーツク２号の１両半の自由席は満席で、半室指定席の車両はシートカバーに指定席と書いてあります。デッキで立って砂川駅、美唄駅と停車して次の岩見沢駅で下車して、始発の快速石狩ライナーに乗換えます。

　岩見沢駅から乗った区間快速小樽行きは、３扉のデッキ付の転換クロスシートの車両で、岩見沢駅を出ると札幌駅まで各駅に停車して、札幌駅を出ると快速になる列車です。
　発車してしばらくは空いていますが、札幌の近郊になり乗客が増えていてほぼ満席になり、苗穂の車両基地を通って札幌駅に到着しました。

新宿発の桃源台行きの高速バスを白百合台で降りて、箱根ビジターセンターから道路の反対側に行ってみると展望台があり、子供の広場と名づけられた芝生の斜面が広がっています。少し遊歩道を進むと、東屋やベンチがあり説明板がところどころにあります。

　正泉寺から立会川緑道を越えて住宅地の中を進み、６月で廃業した宝来泉に入った後、目黒線の洗足駅に向かう途中に森があり、近くに行ってみると目黒区史跡宮野家屋敷で江戸時代の屋敷が残っているとのことです。残念ながら公開は４時までなので扉が閉まっていました。

浦臼駅から一日３往復の新十津川行きまで時間があるので、駅前の通りを進むと浦臼町役場があり、国道２７５号線沿いに商店が並んでいます。朝食を食べるようなところはなく、人通りのない国道を少し歩くとアンデルセンという店があり、菓子パンでも買おうと思って店内に入ると洋菓子の店で、鮎の形のやな最中(145円)と、季節の菓子のあじさい(130円)を買って、浦臼駅の待合室でいただきました。

東青森駅の近くのはまだて公園から住宅地の中を進むと広いバイパスに出て、ロードサイドに大型店が並んでいて、道路を渡ってさらに進むと東青森駅から徒歩１５分ぐらいで、広い駐車場のありフラワー温泉花月苑と書かれた浜館温泉に着きました。
　玄関を入ると鍵のなり靴ロッカーが並んでいて、フロントで温泉博士７月号を見せると銭湯料金420円が無料になり、テレビの前にソファーが並んだ休憩室があり、脱衣場に入ると籠と、鍵つきのロッカー、100円返却式のロッカーがあります。浴室に入ると高い天井で、中央に大きな湯船がある面白い造りで、壁から奥にカランが並んでいて、中央の湯船は不均等に４つに分かれていて、やや熱めの広い湯船の他に、狭い区画が寝風呂とバイブラ、熱い湯になっていますが、無色透明で特に温泉らしくありません。
　奥のからの先に湯船があり、入ってみると細長い水風呂で、入り口近くに無料のドライサウナもあり、冷たい水風呂もあります。利用しているのは、車で来た地元の人で、銭湯料金でサウナにも入れるので、賑わっています。酸ヶ湯温泉で、源泉を頭からかぶってそのままで、石鹸で頭を洗うと泡立ちが悪く、何度か流すと元に戻りました。

　新宿駅の西口から出ている箱根行きの高速バスで箱根の温泉に行ってきました。台風一過の青空が広がる中、小田急ハルクの１階にあるバス案内所で、桃源台までの往復乗車券(3,620円)を買うと、次の９時３０分発の便は補助席しか空いていなくて、１０時発も補助席だけなので、９時半発にします。発車間際に行ってみると、後ろの方の通路側の座席が空いていました。
　新宿駅を出て初台交差点で山手通りに入り、池尻大橋バス停に停車してから首都高速に乗ってそのまま東名高速に入り、東名江田のあたりから渋滞になり、寝ている間に最近開通した圏央道が合流する海老名ジャンクションの先で小田原厚木道路が分岐すると渋滞が解消しました。大井松田インターチェンジからは、４線区間になり生憎の曇り空で富士山は見えません。御殿場インターチェンジで一般道に下りて、御殿場駅には４５分ほど遅れて到着して数名が降りて、乙女峠のカーブからトンネルを抜けて仙石原に出て、箱根ガラスの森に寄ってから仙石原を通って、桃源台に着きました。

　桃源台から再びロープウェイに乗って早雲山に戻ります。通り雨の後日が差してきましたが、富士山は雲の中で、仙石原の後ろには金時山が見えています。大涌谷ですぐに早雲山行きに乗換えて、行きと反対側の景色を見ると、以前登った明神ヶ岳から明星ヶ岳の稜線が見えて、中腹には「大文字焼き」の跡も見えます。早雲山駅前の展望台から見ると、相模湾のあたりは少し色が変わっている感じがします。

　桃源台からは箱根海賊船に乗って箱根町港に向かいます。普通船室と追加料金の必要な特別船室がありますが、短い乗船時間なので船室ではなく３階の甲板の景色がよいので行ってみると、鈴生りの人で難民船みたいな感じです。
　出港すると箱根用水の取水口があり、江戸時代にトンネルを掘って静岡側の灌漑用水に芦ノ湖の水を引いています。湖の中央に来ると、駒ケ岳の山頂が見えて、ロープウェイが山頂まで伸びていて、箱根町港が近づくとアンテナのある双子山が見えてきて３０分ほどで、箱根駅伝の折り返し地点のある箱根町港に着きました。

　小田急箱根レイクホテルの温泉に入った後、坂道を下って桃源台に着くと、新宿行きの高速バス乗り場があり、予約したバスまで時間があるので売店に行ってビールを探すと、ノンアルコールビールしかありません。時間があるので、芦ノ湖の海岸線まで下ってみると、一昨年の夏に乗った海賊船が停泊していました。