TNOさんのクチコミ(5ページ)全279件

スケールでは譲るものの、三陸海岸北方の景勝地北山崎に匹敵する海岸景勝地だと思う。特に巨釜周辺は、自然の景観と奇岩の織りなす海岸が美しい。半島の突端御崎に向けて遊歩道が整備されており、それを辿るのは楽しいことであろう。

復興進まぬ陸前高田の海岸で、孤独に頑張っていた松だったが、命運尽き倒れるも、ご丁寧にレプリカを立て直して、そこが観光スポットに生まれ変わっている。すぐ近くには、スケルトン状態のまま手付かずのビルが残っており、周辺は未だ更地状態だ。近くにできた駐車場から荒地の中を巡礼のように歩く人々は、不思議な光景だ。

佐渡宿根木近くにあるパワースポット。宿根木の民俗資料館で尋ねると、行き方を教えてくれる。入り口からは樹林の中の階段を登り、薄暗い道を辿る。岩の断崖にある横穴の中にあり、通常は木の柵の中には入れないが、８月１７日のみ開帳される。この場所だけ空が開け、明るくなっている。八十八ヶ所霊場巡りの石仏が取り囲み、神聖な空気が漂っている。

房総半島南部の東京湾側にある。堆積岩の削れた断崖にすっぽり収まるように朱塗りの懸け造りのお堂が建っている。この堂内に入って拝観できるが、悪天候の場合には、閉鎖されることもある。駐車場も県道沿いにあるため、わかりやすい。

トキの飼育施設で、ここで繁殖したトキが、野に放たれている。近隣の農家が、トキの棲みやすい環境づくりに協力していて、世界農業遺産にも登録されている。ここでは、特にトキがどじょうを捕食する様子をマジックミラー越しに見ることができて、面白い。ボランティアガイドさんが、丁寧に説明してくれるのもよい。

広葉樹の林に覆われた広大な公園に、しっかりした歩道がついており、ジョギングする人が多い。グラウンドも整備されており、貸し出されている。池が点在し、亀が繁殖している。入り口は四方にあり、常時開放されている。

円仁開創と伝わる古刹だが、歴史的事実かどうかは不明とのこと。江戸時代には栄えて門前町が形成されていたが、今はその面影はない。毎月２８日の縁日には屋台が出てにぎわう。目黒駅方面に足を伸ばすと青木昆陽の墓がある。

目黒の高台にあり、付近は都心とは思えない落ち着いた雰囲気のある場所だ。すぐ近くには目黒不動がある。青木昆陽は、江戸時代の中期に幕府に仕えた役人で、救荒食物として甘藷の栽培を奨励したという。没して２世紀半がたつ。

都心で武蔵野の面影を残す数少ない場所。結構深い森が残り、都内では珍しい野草が多く残っている。池には、チダケサシやガマなど、貴重な水生植物が繁茂している。野生のカメや淡水魚も生息する。目黒駅から歩いて１５分ほど。

元柳沢吉保の屋敷で、岩崎弥太郎の手に渡ったこともある。この広大な庭園が残されたのは、日本の経済の礎を築いた財閥も一役買っているのは皮肉である。巨大な池や築山に目を引かれる。園内で販売されているこんぺいとうは、土産に最適。すぐ南には、国宝を収蔵する東洋文庫があり、セット券が販売されている。

上野動物園、東京国立博物館、近代美術館をはじめとした公共文化施設の集積地であるとともに、西郷隆盛銅像、不忍池、東照宮などが点在する庶民的な公園でもある。常に公園内では大道芸が行われている。ＪＲ上野駅から武蔵野台地の末端の崖を登ってすぐ。

都内としては、境内はかなり広く解放的である。ツツジの木が多く、春にはつつじ祭りが開かれる。多くの建物が重要文化財に指定されており、見ごたえ十分。近くには、森鴎外や夏目漱石の旧居跡がある。それらを結んだ散策にも適している。

今は、病院の敷地内にセンスの良い猫の像と石碑があるのみ。どこにどう建っていたかも想像するべくもない。実際の旧居は、愛知県の明治村に移築されており、こちらも見たことがある。当時としては大きな建物だったとは思うが、特段豪華というわけでもなかった。

桜木町から歩いて１５分。ここから山下公園へは１０分あれば十分。いまやミナトヨコハマを堪能するゴールデンコースとなっている。赤レンガ倉庫は、ショッピングセンターであり、イベント会場でもあります。パークの一角には、北朝鮮工作船が展示されている場所もあり入場無料。大桟橋に豪華客船が入港している時は、一級の展望地ともなる。

偕楽園内の高台に建ち、絶景が望める。食事を２階に運ぶ、手動のエレベーターがあったりして、斉昭のアイデアマンぶりがわかる。茶室も質素で趣がある。偕楽園の入園は無料だが、この建物の見学は有料となっている。

偕楽園に隣接する神社。境内にある宝物館である義烈館が面白い。「水戸黄門」は、何人もいたことや、全国行脚は全くの創作で江戸時代に旅をできる自由はなかったことが分かる。直筆の書簡なども展示されている。駐車場からすぐで、便利な立地。

旧水戸藩の藩校で、一部の建物が現存する。明治維新後、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜が隠遁した場所だそうで、慶喜の身の回り品を運び込んだ時に使用した大きな櫃に感動した。偕楽園に比べて、観光客は少ない。水戸駅から遠くはないが、場所も少々わかりづらい。

四季折々に、花が園内をいうずめる。国営とは思えないアトラクションゾーンもある。広大な芝地では、思い思いのスポーツにいそしむ人々。サイクリング専用道を使えば、簡単に園内を周ることができる。園内を回遊するバスも便利。

数段に渡って岩肌を撫でるように水が流れ落ちる穏やかな印象のある滝。降雨直後だと、印象が違うと思われる。立派なトンネルや展望台ができている。過剰な重装備に課金があって、ちょっと複雑な気分。無料の公営駐車場は、遠いが、近くの土産物屋の駐車場を利用するのも手。

国宝や重要文化財の宝庫。五大堂も瑞巌寺の飛び地となっている。高村光雲作の仏像や伊達家代々の位牌も壮観だ。宝物館もみもの。支倉常長が持ち帰ったと伝わるグラスが調べてみると明治時代に造られたものだったというような逸話も正直に記述されていて、面白い。