sinxさんのクチコミ(5ページ)全400件

ベネチア広場から南、テベレ川沿いにあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の屋外に飾られている真実の口。たぶん古代のマンホールの蓋らしい。当時は料金志納だった。２人ずつ口の中に手を入れて「ローマの休日」ごっこが楽しめる。僕らは次に待ってる人に写真をお願いした。まあ、見た目は大したことはないけど、ローマ旅行の思い出に。

１９世紀末に建造された、ネオ・バロック式の建物。プッチーニの「トスカ」が初演。ちなみに僕らが見に行ったオペラも「トスカ」だった。２階のバルコニー席を予約。服は、僕はジャケット＋Ｇパン、元嫁はワンピース。特に浮いてもないし咎められることもなかった。オペラ鑑賞は二度目だったせいか、ウィーンのよりもアレだったのか、期待が高すぎたせいか、あまり感動もなかったし面白くもなかった。

ポポロ広場から西、テベレ川沿いのリペッタ通りにある日本料理店。シェフは日本人、お米はイタリアの契約農家が作った「あきたこまち」なので、ちゃんとした和食が食べられる。うどん・寿司・天ぷらのほか、ランチには丼物もある。洋食に飽きたら利用するのもいいかも。ローマ在住の日本人駐在員もよく食べに来るらしい。カウンターに座って大将と話してたら、アラブの金持ちそうな人が「美味しかった、気に入った」と言って、明日のディナーも予約して帰って行った。
（僕はランチもディナーもどちらも２回食べたことがあります）

パンテオンから北に向かって入り組んだ路地を入った所にある、ローマの老舗のジェラテリア。店内に入ってすぐのレジでジェラートを注文、支払い。レシートを持ってジェラートのショーケースの前へ。２種類選んで店員さんに「バニラとチョコのダブル、コーンで」と伝えたら、はい一丁上がり。濃厚で超甘いので飽きる。美味しいんだけどね。

ローマ出身の友人（イタリア人）が「絶対オススメのカフェ！」って言うから行きました。店内はお客さんで満員。エスプレッソを注文。立ち飲みで１．２ユーロ。砂糖たっぷり入れられて脳天が痺れそう。僕の好みではなかった。
（エスプレッソだから当たり前だけど）コーヒーが濃い。香りは良い。友人へのおみやげに焙煎コーヒーを買ったら、バッグの中がずっとコーヒーの香りがする。

フィウミチーノ空港とローマ・テルミニ駅間を、直通・ノンストップで、約３０分で結ぶ国鉄（トレニタリア）の電車。１４ユーロ。高い。ホテルの場所によっては普通電車でオスティエンセ駅まで行き、連絡通路を歩いて地下鉄Ｂ線ピラミデ駅乗換の方が安くて便利かも。

１３世紀に建設されたと伝えられる、建物の意匠はロマネスク様式、ファサードはゴシック様式の聖堂で、イタリアで最も美しいとされる。内部はしまうまのような横縞模様で、白と黒の大理石の象嵌で作られている。装飾も素晴らしい出来で、たしかにフィレンツェのドゥオモに比べたら数段上の出来映え。入場料はいろんな建物とのコンビチケットとして販売されており、けっこう高かった。

レンガ造りの赤い扇のような形状をしたカンポ広場は、世界で最も美しい広場と言われている。まあ、僕は大いに疑問だが。マンジャの塔とプッブリコ宮殿が広場に面している。国鉄のシエナ駅からは、一部エスカレーターがあるとはいえ、相当坂がきついので、徒歩はおすすめしない。できればフィレンツェからバスが便利だと思う。

ピサのドゥオモ広場にある三つの建築物（大聖堂・洗礼堂・鐘楼）のうち、茶色の屋根をした円筒形の建物。１４世紀完成のロマネスクめゴシック様式。内部はがらーんとしていて、何もない空間（いや、説教盤にはゴテゴテとした装飾はあるが）。音響が良いと案内があり、手を叩いてみたがイマイチよく分からん。あまり面白くなかった。

ピサのドゥオモ広場にある大聖堂は、周りが広い芝生広場であるため、建物が十字架の形をしていることが平面的にも理解できる。１２世紀、かつてピサ公国が栄えた時代に建設されたロマネスク様式の聖堂。１３世紀には後陣の天蓋部分にビザンティン風のイエスのモザイク画が製作された。入場時間は１０時～だったかな？ピサの斜塔から下りて来てもまだ開いてなかったので、ちょっと時間を持て余した。

ピサ中央駅からタクシーで数分（歩いても行ける距離）。僕が行ったときは１７ユーロ、ピサの斜塔に登るチケット・大聖堂・洗礼堂の入場付き。予約なしで朝一番で行くと、８時５０分からの入場券がゲットできた。荷物の持込みは禁止（肩掛けバッグもやめてと言われた）。３００段ほどのらせん階段は途中で目が回りそう。屋上からの眺めは期待ほどではない。やはり地上からの眺めが素晴らしい。僕は１回登ったからもう上に登らなくていいや。

フィレンツェからベネチアに向かう途中、特急がたまたまフェラーラに到着したので途中下車した。フェラーラからベネチアまでは安い快速も出てるし、特急とは１５分くらいしか所要時間が変わらないし。ただ座席の乗り心地は違うけどね。
フェラーラ駅から大聖堂に徒歩で向かった。中心街まではけっこう遠い。大聖堂は、１３世紀に建設されたロマネスク・ゴシック様式の傑作。しかしながら、入場時間が決まっていて、昼間（１２時～１５時だったかな）は開いていないんだそうな！というわけで、中に入れなかった。

１３世紀にシニョーリア（君主）として約４００年間フェラーラを統治したエステ家の居城。フェラーラ駅が中心街から外れたところにあるので、バスに乗るのが便利。ただし、町中のタバッキにはチケットが売られていない。１４世紀末に建造を開始、約２００年かけて現在の城に改築された。堀に囲まれ要塞のよう。茶色に覆われた壁が印象的。

僕がフィレンツェに行った当時は、フィレンツェカードに２日間バス乗り放題のカードが付いていた。今は知らん。ミケランジェロ広場に行く時はもちろん、アルノ川南岸のピッティ宮・ブランカッチ礼拝堂や、サンタクローチェ教会などに行く時にちょっと利用するのも便利。しかし、よその地域に比べて検札の回数が多いような気がする。見つかって罰金食らっている人もいたし。

ローマからフィレンツェまでトレニタリアの新幹線（アルタ・ベロチタ）とイタロが走行している。１時間４５分くらいの列車の旅。イタロに対抗キャンペーンのおかげで、スーパーエコノミー１人１９ユーロで乗ることができたので超お得だった。乗り心地はとてもいい。売店や食堂車もある。たまにサンタ・マリア・ノベッラ駅じゃなく１駅手前のカンポ・マルテ駅に停まる特急もある（ボルツァーノ行きとか）。１等車に乗ると、飲み物・お菓子・お手ふき・新聞のサービスがある。

サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場にほど近い。ローマ帝国以前にイタリア半島に居住していた古代エトルリア人の美術品や、古代エジプト美術のコレクション類を所蔵している。エトルリア人の装飾石棺や銅像が展示されている。僕はそこまで興味を引かなかった。

現在のレプブリカ広場のシンボルとなっている黄色の凱旋門は、イタリアを統一したビットリオ・エマヌエレ２世を讃えて１９世紀末に完成したもので、当時はビットリオ・エマヌエレ２世と言った。戦後、レプブリカ広場と名称変更。ただし、この広場はローマ帝国時代にまで起源をさかのぼる。昔は市場が立ち街の中心として栄えていたが、手狭になったため別の場所に新しい市場を建設することになったらしい。広場の真ん中にあるメリーゴーランドと老舗のカフェが有名。行ってもあんまり面白くないけど。

１４世紀に完成した、ドミニコ会の教会。南北（新旧）二つあるファサードは見た目が全然違う。南側のファサードはサンタ・クローチェ教会にそっくりだが、僕は駅前側から見る茶色のファサードの方が落ち着いていて好きだ。
フィレンツェカードの販売店が隣りにあるせいか、教会内を拝観しようと思ったら、受付のおばちゃんに「うちはフィレンツェカードを売ってない、よそに行って」と言われたのがイラッとした。

サンティ・ミケーレ・エ・ガエターノ教会は、ブランドショップが建ち並ぶトルナブオーニ通り沿いにある。１７世紀建設のバロック様式の教会。宗教改革に対抗して設立されたカトリック系テアチーノ修道会による依頼で、ニゲッティとシルバーニによる設計。聖ガエターノは１６世紀前半に貧者救済に活躍した聖人。内部は灰色と白のツートンで簡素な装飾。

ドゥオモからヴェッキオ宮殿やウッフィツィ美術館があるシニョーリア広場に向かう、カルツァイウォーリ通り沿いにある教会。建物の外壁には、フィレンツェのいくつもの同業者組合が立てた守護聖人の彫像が飾られている（壁龕＝へきがんというそうな）。アーチ状の窓の作りはイスラム風というかスペイン風。内部の装飾は、ドゥオモなど足元にも及ばないほど素晴らしい。色とりどりのステンドグラスはもちろん、柱を複アーチで連結した構造や青い天井、オルカーニャ作の美しい大理石製の祭壇に、ビザンティン風のベルナルド・ダッディ画による聖母像。