さいたまさんのクチコミ(15ページ)全2,813件

池袋の真乗院は、以前、法明寺の塔頭(末寺)でしたが、現在は、日蓮宗の合掌山真乗院と号しています。
法明寺の境内にあった複数の塔頭のうち、場所的には、最も法明寺に近い場所にある旧塔頭です。
日蓮宗全体しては、昭和１６年に、所属する寺院の本寺、末寺の形態区分を無くしたため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしています。
法明寺も、敷地内及び敷地外の塔頭、お堂及び関係の施設を独立させています。
それに応じて、真乗院も新たな山号を付して、合掌山真乗院としての名称になっています。
合掌山真乗院の寺号については、調べましたが判りませんでした。
関係の事項について調べるのは、なかなか難しいことばかりです。
よくわからないというのが実態です。勉強を進めなければならないと感じています。

観静院は、日蓮宗のお寺です。以前は、法明寺の塔頭(末寺)でしたが、現在は、平等山観静院になっています。
法明寺は、歴史の長いお寺で、敷地も広大で、境内に仏坊やお堂、そして塔頭が多数ありました。
鬼子母神堂や本納寺のように境内の外部にも、法明寺に属するお堂やお寺がありました。
現在では、法明寺の南側周辺に、以前の塔頭であった寺院があります。それぞれ、独立した寺院として、活動しています。
観静院も、威光山法明寺の塔頭ではなく、平等山観静院としての立場になっています。
一般的に、寺院の名称は、山号、院号、寺号等がありますが、観静院の場合、平等山観静院となっていますが、寺号は、明らかになっておらず、承知していません。
宗派や、宗派の中の系列等は、複雑で、もっと勉強しなくてはなりません。

玄静院は、以前、法明寺の塔頭(末寺)でしたが、現在は、紫雲山玄静院となり、独立しています。
塔頭とは、寺院の祖師や門徒高僧の死後に、その弟子が師の徳を慕い、塔や庵などを建てたことから塔頭と呼ばれる場所です。
法明寺は、大きな寺院であり、境内に複数の塔頭が置かれていました。境内の側にも置かれることがあります。
経済の世界での、本店と支店(出張所)にも通ずる関係かもしれません。
同じご本尊のお教えを頂き、仏法の活動に努めることが通例で、玄静院も法明寺と同じ日蓮宗です。
法明寺の参道の両側には、旧塔頭であった寺院が並んでいます。
玄静院の本堂は、コンクリート製の現代的な建物で、屋根も直線的な形になっています。
玄静院は、独特な雰囲気を持っています。

池袋の法明寺は、広い土地と多くの末寺等を有する大きなお寺です。鬼子母神堂も飛地境内の末堂です。
西暦８０５年頃に、天台宗や真言宗が創立された直後、法明寺が８１０年に創立されたそうですので、法明寺は、約１２００年の歴史を有しているようです。
その後、日蓮宗に改宗していますが、境内内に四つの塔頭(末寺)や神社を有し、境内外に鬼子母神堂や末寺をもつ一大寺院だったそうです。隣接する法明寺の墓地は、とても広大です。
法明寺の南側は、門前町のようになっています。明治維新による廃仏毀釈の時期の影響も、それほど大きくはなかったようです。
多くの塔頭は、それぞれ独立した寺院として、法明寺の南側に、本堂等を構えています。
各寺院や鬼子母神堂の歴史を紐解くと、由緒や経緯が判り、興味が湧いてきます。

威光稲荷は、以前、威光稲荷堂と呼ばれ、法明寺の堂宇だったそうです。明治維新の神仏分離令により、分離しました。
法明寺の山号は、威光山であり、密接な関係にあったことが判ります。
また、威光稲荷は、法明寺のすぐ北側です。以前は、法明寺から直接、威光稲荷堂に行き来していたようですが、現在は、別個の寺院と神社の関係になり、大回りして、迂回しなくてはならなくなりました。
威光稲荷の参道は、入口の標石柱から３回、直角に曲がっている形になっています。
その間、赤色の鳥居の列が、参道に沿って続いています。
威光稲荷の本社殿は、簡素な造りで、装飾や付帯物が無く、共感を感じます。
威光稲荷の周辺には、緑の樹々があり、参道を通る際は、とても気分的にゆったりした雰囲気に浸ることができます。

南池袋の仙行寺は、７階建てのビル形式の寺院です。本堂は、７階にあります。１階には大仏があります。大仏は、高さ５ｍ弱、重さは、１．５トンあります。
大仏は、総檜造りで、内部に８千本以上の経文が収納されているようです。
仙行寺は、明治４１年に創建され、現在の地に移転した後、７階建てのビルに建て替えられ、本堂は、７階にあり、下階に墓苑があります。
都市の中の山寺を念頭に設計された斬新なスタイルの寺院です。高層のためエレベーターが設置されていて、一般的な寺院の形態とは、全く別になっています。
１階の大仏は、照明効果を考慮しているようで、荘厳な雰囲気を醸し出すように設計されています。
仙行寺は、全般的に、現代的な感覚の配置になっているため、戸惑うところが少なくありません。
旧来の檀信徒という感覚もないのかもしれません。

盛泰寺は、南池袋にある日蓮宗のお寺です。法華経と日蓮の教えを大事にする顕本法華宗に属しています。
顕本法華宗とは、経巻相承・直受法水との考え方から、経典の法華経と日蓮の書物から直接教えを相承することを第一として、どの門流にも属さない独立した宗派とのことです。
盛泰寺は、もともと浅草にありましたが、顕本法華宗の本多日生が勧める日蓮主義運動の拠点となりました。
関東大震災や空襲の被害を受けたため、現在地に移転してきました。
盛泰寺は、南池袋公園の南側にあり、近隣のショッピング街のが利用でき、かつ交通の利便性が良いのが利点かもしれません。
盛泰寺の建物は、コンクリート造りで、１階に寺務所、２階に本堂があるという珍しい形態のお寺です。
現代的な感じのする寺院です。

ルボア平喜南池袋ビルを見た人は、ビックリするでしょう。ステンドグラスと外側の彫刻は、圧巻です。
本来は、酒屋さんが主体のビルなのですが、１階は、ステンドガラスの鮮やかな色彩、天井や床のモザイクタイルの模様と精緻な装飾等に驚かされます。
ステンドグラスの神秘な透明感、カラフルなモザイクやランプのを持つ人間の手は、西洋の世界か、イスラム文化の美術館に入ったのかと思う印象です。
建物の外側には、大きな彫像が目を引きます。
酒屋さんの建物やオフィス、集合住宅の印象からかけ離れた、芸術の館との感覚です。
この建物を創った経営者の素晴らしい想像力を、計り知れないものとして感じています。
聞けば、酒屋さんの経営者の他、他にもビルを保有しているとか。
独特の想像力に脱帽という感じです。

南池袋の東通り商店街にあった老眼めがね博物館は、移転しましたが、区役所の東側で営業中です。
老眼めがね博物館は、閉鎖とされていますが、区役所の東側においてしっかりと営業を続けています。
確かに、東通りの老眼めがね博物館は、閉鎖されて、博物館はありませんでした。
しかし、区役所の東側に、新たな場所を確保して、営業を続けていました。
今回、建物の前で、現地の関係者に直接、状況を聞くことができました。
博物館の中の展示物や関連する物品は、すべて保管されていて、新たな博物館の場所が確保され次第、本来の博物館業務を継続する予定とのことでした。
老眼めがね博物館としての展示のみでは、経営が困難であり、新たな形態で存続を図らなければならないと言っていました。
採算上、老眼めがね博物館の展示のみでは、経営が難しいのは、たしかでしょう。
頑張ってほしい旨を申し上げた次第です。

松尾芭蕉の高弟であり、雪門の宗匠であった服部嵐雪の墓が、池袋の本教寺の山門の傍にあります。
服部嵐雪は、武士の生まれで、常陸笠間藩に仕えたこともありますが、松尾芭蕉の門下に入り才能を発揮しました。
松尾芭蕉は、嵐雪の才能を高く評価し、「門人に、其角嵐雪あり」と評しています。
同じ門人の其角と才を争い、独立して雪門を創しました。
服部嵐雪の没後、墓石は、本教寺に置かれています。
法名は、雪中庵不白玄峯居士となっています。
本教寺の山門を入り、右手に進むと、東京都教育委員会の解説板が立てられています。
東京都教育委員会の解説板には、出生地や仕えた藩等について記載されているとともに、松尾芭蕉との関係についても詳述されています。
松尾芭蕉の作風を継ぎつつ、新たな一門を創り、新たな句法を編み出したようです。

池袋の本立寺は、東池袋駅の西側にある日蓮宗のお寺です。姫路藩主榊原家の奥方の菩提寺でした。
本立寺の境内にある、吉原の遊女六代目高尾太夫の墓を見ると、本立寺に係るロマンを感じます。
高尾太夫は、姫路藩主榊原政岑に見初められ、１８００両で身請けされました。
しかし、奢侈を禁止していた当時の将軍徳川吉宗の怒りを買い、政岑は強制隠居、榊原家も高田の地に転封の処分を受けました。
その後、政岑は転封先で死去し、高尾太夫は、出家して政岑の菩提を弔った後、江戸に戻り、本立寺で、政岑の供養に努めたとのことです。
許されぬ中とは知りつつも、心に想う女性に対して、忠実に行動することと、領主としての家臣への責任に、板挟みになっていたと想像します。英国のエドワード８世のことを思い出します。
高尾太夫も悩んだことでしょう。

日蓮宗(顕本法華宗)の本教寺は、地下鉄東池袋駅の南側にあります。豊島区役所の東側に位置しています。
本教寺は、東京都豊島区にあって、日蓮宗のうちの顕本法華宗という系列の単立寺院です。
単立寺院とは、上位組織の傘下に属しておらず、独立して存在している寺院とのことです。経典の法華経と宗祖である日蓮の書物から直接教えを相承しているとの主張のもと、独立独歩の考え方に依っているようです。
本教寺は、歴史的に見ますと、１６１１年(慶長１６年)、日安によって開山され、東纏山本染寺」と称していたようですが、明治４０年）に、浅草の本立寺を合併し、妙学山本教寺と称することとなりました。
どの宗教の世界にも、主張の違いが存在し、いろいろな考え方があるのだなあと感じている次第です。

日出町第二公園は、地下鉄東池袋駅のすぐ傍で、ライズタワーの道路を隔てた東隣の公園です。
日出町第二公園は、南北方向に長い公園で、中央にトイレ、南側に事故で亡くなった子供の慰霊碑があります。
慰霊碑には、年月が経った現在でも、家族の方が手向けたのでしょう、花束が置かれています。
ご家族の亡くなられた子供への思いは、いかばかりか図り知ることはできませんが、その思いがひしひしと伝わってきます。
日出町第二公園には、公園の名称が記された標識や遊具はありません。北側にある日出町公園と一体となって管理されているのかもしれません。慰霊碑とトイレと若干の石の座席が置かれているだけです。何となく殺風景な感じがする公園です。
でも、傍の豊島区立中央図書館とショッピングモールには、多くの人が訪れるので、昼時には、昼休みの時間を過ごす人も多くなるものと推察しています。

日出町公園は、サンシャインと区役所の中間にある公園です。ややこじんまりした公園です。
日出町公園の敷地は、終戦後、進駐軍によって接収されていましたが、地元の返還を求める陳情や請願の結果、昭和２７年に接収が解除されました。
周辺の区画整理を経て、公園として設置されました。当時は、住宅地が多かったので、親子連れの姿が多く見られました。
サンシャインシティ完成等の周辺の変化がにより、日出町公園も全面改修がなされ、新たな形に生まれ変わりました。
園内の広場には、ブランコやスベリ台があり、水流もあり、緑の高木や植え込みが、目に鮮やかに映っています。
日出町公園は、ビルの谷間にあって、憩いの場所として、利用されています。

Hareza池袋は、旧区役所の跡地を活用した再開発により生まれた総合商業施設と公共施設の複合区域です。
Hareza池袋は、オフィス棟のHareza Tower、ホール棟、公民館の区民センターからなり、中池袋公園が含まれます。
旧豊島区庁舎跡地および旧豊島公会堂跡地の定期借地権を活用した開発事業です。
Hareza Towerは、旧区役所跡地に建つ３３階建ての高層ビルで、高層階にはオフィス、低層階には店舗のほか、TOHOシネマズ池袋が入っています。
ホール棟には、豊島区立の芸術文化劇場があります。
公民館としての区民センターは、旧豊島区民センターの改築と旧生活産業プラザの大規模改修をもとに建設されています。
自治体の施設としては、珍しく、斬新的な設計になっています。

池袋ショッピングパークは、終戦後の闇市に替わって、池袋東口の地下街に開発されたショッピング街です。
池袋ショッピングパークは、池袋駅東口の地下に開発されましたが、名称の通り、当初は、地下駐車場として、建設計画が進められました。
池袋駅の東口にあった闇市場の場所を、駅前広場とするとともに、地下に駐車場を建設し、
併せて、商店街を整備していく計画でした。
計画推進の主体は、池袋地下道駐車場株式会社であり、付随して、商店街も建設の中に組み込まれました。
終戦後、荒廃した池袋の地に、闇市ができ、その後を継いで、池袋ショッピングセンターが整備されてきたのです。
今では、現代的な商店街と変身し、華やかな流行の先端を行くファッションの街、地域経済の発展の原動力として、機能しています。
時代の流れを感じます。

四面塔尊は、池袋駅東口の北側にある地蔵塔です。池袋駅前公園の入口付近に、仏塔とお堂があります。
四面塔は、正面は、仏塔としての題目が刻されている他、加えて、道路の指標としても利用されていたようです。
右側面には、板橋への道路、左側面には、雑司ヶ谷への道路の始点としての標識となっていたようです。
もともとは、辻斬りの横行や自殺の頻発等により、悪化していた池袋の治安を鎮め、亡くなった亡霊の慰霊や平穏な生活を祈るため、雑司ヶ谷の法明寺のご加護を祈願した御堂でした。
その後、霊験あらたかな効があり、信仰が深まったとのことです。
現在は、２棟の仏塔の他、六体の地蔵尊があり、しっかりと管理されています。
池袋の繁華街に近い公園でもあり、四周の囲いが本尊を守っているようです。

いけふくろう像は、池袋駅東口の構内北側の階段の前に設置されている待ち合わせに適した像です。
国鉄民営化に伴い、ＪＲ東日本が発足した際、池袋駅に待ち合わせに利用できる目印として設置された像です。
渋谷のハチ公の像に似たものをイメージし、設置されたものです。
ＪＲ東日本の設立を記念する意味合いもあったようです。
現在も、待ち合わせの場所として、活用されています。
残念ながら、高さが２メートル程度であり、人が集まると、見えなくなってしまう欠点があります。
近傍に、階段を登った先の母子像も活用されています。母子像の高さは、いけふくろう像の２倍以上あり、周囲に人が集まったとしても、目印として、目立つ高さです。
いけふくろうとの名称は、池袋とフクロウを併せたものと推察できます。
池袋と池袋の名物のフクロウと併せた造語でしょう。

池袋パルコは、２０２２年１０月８日現在、本館も別館も、しっかり営業しています。
インターネットで、池袋パルコの閉店について、質問と回答が載っていました。
池袋には、何回も訪れているのですが、閉店の情報は、聞いたことがありません。
インターネットには、池袋パルコの一部の店舗が、閉店するとの情報が出ていました。
それは、あくまでも池袋パルコの中に出店している店舗が、閉店するとの情報だと思っています。
池袋パルコとしては、閉店などしていないです。
現に、２０２２年１０月８日に訪れましたが、しっかり営業していました。
ウクライナの例もありますので、何が起こるかわからないのが、現在かもしれませんが、びっくりするような情報に、戸惑いを感じています。２０２２年１０月段階で、しっかり営業を続けています。

池袋駅の母子像は、池袋駅東口の地上部分にあります。池袋パルコの北側の横に立てられています。
東口の階段を上がり切って地上部分に出たところにある像です。
判り易い場所なので、待ち合わせ場所などに使われています。
戦没学生記念像「わだつみのこえ」などを制作した彫刻家・本郷新氏の作品で
黒色を基調とした像です。
手のひらの上に、母親と子供が仲睦まじくしている光景が、像として表現されています。
母親の愛情に育まれた子供の生き生きとした表情が、とても印象的です。
子供の視線は、明るい将来を見ているかの如く、遠くに向けられています。
母親は、子供の表情を見ている感じです。
これらの母子を、暖かく包んでいるのが、大きな掌です。
きっと母子の幸せを育んでいるようです。
ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。