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鞍月用水は、金沢市の中心部を流れる用水です。
金沢は用水網が整備された町で、特徴としては、他の都市と比べものにならないくらい数が多く、それぞれの用水が家と家の間をぬけて、網の目のように流れていることです。
現在、金沢の用水の数は全部で55、総延長は約150キロメートルになるといわれています。
鞍月用水は、繁華街である香林坊を流れており、1600年代の初め頃に、お城を囲む堀としての役割も果たせるように作られたそうです。

聖霊修道院聖堂は、金沢市長町にある聖霊病院に隣接して建つ教会の建物です。
竣工は、1931年で、大正末期から昭和初期に日本に滞在したスイス人建築家マックス・ヒンデルの設計による教会建築です。
木造平屋建で、白く塗られた下見板貼りのロマネスク様式を基調としたデザインでまとめ、隅柱や窓枠はこげ茶色に塗ってめりはりを付けているそうです。
側面窓は、ステンドグラスを入れた円形アーチの滑り出し窓、高窓には円形窓がはめられています。
この聖堂は、金沢市の指定文化財でもあり、一般公開されています。

金沢市立玉川図書館は、石川県金沢市玉川町にある金沢市立の公共図書館です。
幹線道路からは離れているので、あまり知られていないと思います。
1930年に大礼記念金沢市立図書館として開館しました。
その後、1948年に金沢市立図書館に名称が変更となっています。
現在地に移転したのは1979年で、本館は前年の1978年に竣工しました。
建物は、旧専売公社金沢工場の建物に現代建築を融合させたデザインとなっています。
また、2008年には隣接地に絵本などを扱う金沢市立玉川こども図書館が開設されました。

神明宮は、金沢市を流れる犀川に架かる犀川大橋から国道157号線を南東に少し進んだ先にあります。
金沢旧五社の一で、古来神明宮と称し、全国七神明、又は三神明の一と云われているそうです。
通称は、お神明さんで、春と秋に開催される祭礼では、悪事災難厄除として「あぶりもち神事」が行われ多くの人で賑わいます。

北陸の福井県、石川県、富山県は浄土真宗信仰の盛んなところで、真宗大谷派（東本願寺）の金沢における寺院が金沢東別院です。
場所は、JR金沢駅から南東に500mほどの場所にあります。
真宗大谷派金沢別院は、ひろく「東別院」と呼ばれれていて、近くには真宗本願寺派（西本願寺）の西別院があります。
金沢別院の歴史は戦国時代にさかのぼり、一向一揆の拠点となりました。
現在の本堂は、1962年に焼失して、1971年に完成したものだそうです。
焼失しなかった大門の楼上の天井には木村杏園の描く龍図があります。

片町は、金沢市の繁華街で、犀川大橋から香林坊までの国道157号沿いにあります。
昭和の中頃は片町が金沢で一番の繁華街でしたが、その中心的存在であったデパートの大和が1986年に香林坊に移転し、その前年の1985年にKOHRINBO109が開業して香林坊の方が発展しました。
その後、片町はどんどん寂れていきましたが、現在では再開発されて以前の賑わいを取り戻しています。

犀川は、石川県金沢市内を流れる川の一つで、二級河川です。
金沢市内を流れるもうひとつの浅野川は流れが穏やかであることから「女川」と呼ばれるのに対して、犀川は流れが急であることから男川と呼ばれるそうです。
金沢市内を流れる数々の用水が犀川から取水しており、市民の水資源として重要な役割を果たしています。
上流には犀川ダム、内川ダム、辰巳ダムがあります。

金沢駅の構内にあるショッピング施設が金沢百番街で、あんとはその金沢百番街に入っており、他にはあんと西、Rintoがあります。
あんととして開業したのは2014年で、2015年に北陸新幹線が開通してより一層混雑しています。
観光客向けのあんとは、「ありがとう」の金沢弁である「あんやと」にちなんで名付けられたお土産処だそうで、金沢の主要な和菓子屋さんが揃っているほか、地酒、工芸品が揃うお土産ショップがテナントとして入っています。

犀川大橋は、金沢市の繁華街である片町の南にある犀川に架かる橋で、道路としては国道157号線です。
車道の上部の梁に「犀川大橋」の橋名板が掛けられていて、完成した1924年に当時の石川県知事であった長谷川久一の書によるものだそうです。
犀川大橋は、登録有形文化財でもあって、日本で有数の古さを誇るワーレントラス形式の道路橋です。
1994年の改修工事で、日本の伝統色である青色を加賀友禅に見られるグラデーションの配色法で施工されてそうです。

にし茶屋街は、金沢市を流れる犀川に架かる犀川大橋の南の野町広小路交差点の近くにあります。
にし茶屋街は、ひがし茶屋街、主計町茶屋街とともに、金沢の三茶屋街の一つです。
昭和の頃は観光地としては有名ではなかったですが、徐々に整備されて、現在は、出格子が美しい料亭やお茶屋が軒を並べ、藩政時代を彷彿させる街並みを見ることができるようになっています。
作家・島田清次郎が過ごしたお茶屋の跡地に建っている金沢市西茶屋資料館が見どころのひとつだそうです。

西検番事務所は、金沢市のにし茶屋街にあり、場所は犀川大橋の南の野町広小路交差点の近くにあります。
西検番事務所は、にし茶屋街の芸妓たちの稽古場や管理事務所として、1922年に建築されました。
正面には事務所のある洋風建築が建ち、奥に稽古場のある和風建築が繋がっています。
茶屋建築が続く街並みのにし茶屋街で、洋風が目立つシンボル的な存在です。
外壁は建築当初から水色だそうで、ポーチ部分のアーチのデザインや軒先ぼ飾板などが見所との事です。

長町武家屋敷跡は、金沢市長町にある観光地で、繁華街の香林坊からもほど近い場所にあります。
長町武家屋敷跡には昔ながらの土塀や石畳の小路が残っていて、武家屋敷が立ち並んでいて、今でも趣のある景観が維持されているエリアです。
冬になると町並みの土塀を雪や凍結から守るために「こも掛け」が行われ、有名な雪吊りと並んで金沢の冬の風物詩として独特の景観を楽しむことができます。

香林坊（こうりんぼう）は、石川県金沢市の中心部に位置する金沢市を代表する繁華街です。
香林坊という名前の由来は、比叡山の僧であった香林坊がこの地の町人の向田家に入り向田香林坊となって、目薬の製造販売に成功して「香林坊家」として繁栄したという説が有力だそうです。
昭和の中頃は片町が一番の繁華街で、その中心的存在であったデパートの大和が1986年に香林坊に移転し、その前年の1985年にKOHRINBO109が開業して香林坊が金沢市の中心商業地となり、現在に至っています。

1986年の神戸の開港以来、現在の中心街に当たる海岸エリアを外国人居留地として整備されました。
かつては整然と区画された街にレンガや石で造られた重厚な洋館が建ち並んでいて、今でも石造りのレトロな建築物などが多く残っています。
外国文化がいち早く取り入られたお洒落な神戸には、旧居留地以外でもレトロなビルが残っていて、今でもショップやカフェなどとして利用されています。

いくたロード（Ikuta Road）は、神戸市中央区の生田神社と三宮中央通りを結ぶ約400メートルの参道で、生田筋とも呼ばれています。
一本西の筋がトアロードです。
旧居留地北側の三宮中央通りが起点となり、三宮センター街、県道21号、ピアザ神戸、サンセット通り、生田新道などと交差していて最終的に生田神社に至ります。
三宮中央通りの起点には生田神社の一の鳥居があります。
三宮駅からも近いので人通りが多く賑わっている通りです。

旧神戸居留地15番16番標柱は、神戸の神戸市立博物館の裏にある旧居留地15番館の西側にあります。
標柱には「この辺りは安政5年（1858年）締結されたアメリカ合衆国をはじめとする５箇国との修好通商条約により設けられた外国人居留地の跡です。居留地は西洋の都市計画手法により126区画に整然と分けられた敷地に、外国商館などの近代洋風建築物が数多く建てられ日本の中の西洋とも言うべき得意な景観を呈していました。この標柱はその第15番館と第16番の区画の境界を表す石柱で、当地区の歴史を語る貴重なものです。」と刻まれていました。

アメリカ総領事館の銘板は、兵庫県神戸市中央区海岸通1丁目にある神戸メリケンビル（旧神戸郵船神戸支店）の壁に残っています。
銅製の銘板には「ON THIS SITE IN JULY 1868 WAS ESTABLISHED THE FIRST AMERICAN CONSULATE IN KOBE ☆ 1865年7月(明治元年)この場所において神戸で最初のアメリカ領事館が開設されました　☆　兵庫県神戸市中央区海岸通1丁目1-1　☆　神戸日米協会創立80周年記念(1988年)」と記されていました。

旧居留地は、慶応3年(1868年)、神戸開港に伴い神戸に訪れた外国人の居住、貿易の場として開かれた場所です。
かつては整然と区画された街にレンガや石で造られた重厚な洋館が建ち並んでいました。
旧居留地時代から唯一残る15番館をはじめ、大正から昭和期にかけてのレトロなビルが立ち並ぶ、異国情緒あふれる街並みが特長です。
おもな見どころは、日本真珠会館、神戸市立博物館、旧神戸居留地十五番館、神港ビルヂング、商船三井ビルディング、シップ神戸海岸ビル、旧居留地38番館、神戸外国人居留地跡の碑などです。

神戸港は、兵庫県神戸市にある港湾です。
神戸港は、1868年の開港以来、日本を代表する国際貿易港としての役割を果たしてきました。
現在は、物流以外でも瀬戸内を中心とした西日本の各港ともた内航航路網で結ばれています。
さらに、クルーズ客船の誘致やウォーターフロントの整備にも取り組まれていて、メリケンパークやハーバーランドなどの人気の観光スポットとなっています。

日本銀行神戸支店は、神戸市の京町筋に面しており、仲町通と前町線の間にあります。
神戸支店は、1927（昭和2）年に、日本銀行の16番目の支店として開設されました。
当時の神戸は、日本最大の貿易港としての地位を築き、国際海運、造船等の近代産業が発展して、外国銀行の多くが神戸に集中させるなど、外国為替取引の中心地でもあったそうです。
日本銀行神戸支店では、日本銀行の役割や業務内容のPRのため、支店内の見学を行っています。