まいこさんのクチコミ(10ページ)全442件

ご存じの通り世界遺産の中核をなし、国宝でもある奥州藤原氏三代の遺体を安置した阿弥陀堂です。阿弥陀三尊像を中心に地蔵菩薩、手前に天部衆が配置された須弥壇が３つ並んでいます。保存のために金色堂自体はガラスケースの中に収められていますが、いつまでもみていたくなる素晴らしい作品です。

源義経の最期の地とされる場所で、北上川沿いの高台にお堂と松尾芭蕉の歌碑（夏草や兵どもが夢の跡）が建てられています。以前は静かな環境で観光できたそうなのですが、現在では、高台の真下を平泉バイパスが通っているため、雰囲気が台無しです。ちょっとがっかり。

諏訪町の商店街（アーケードが撤去されてました・・・）の入り口付近にあるおそば屋さんです。蕎麦うどんはいうまでもなく、丼物やカレーライスなど庶民的な料理が頂けます。こちらのお奨めは、カレーライス。いわゆる「蕎麦屋のカレー」のレベルを超越した味がなんともいえません（具材は割とスタンダードです）。セットメニューで注文してお腹いっぱいになるまで食べても１０００円未満ですので、コストパフォーマンスも抜群です。

上田駅から徒歩５分ほどのところにある、４階立てのホテルです。ホテルの名前の割には意外と規模が小さい印象を受けました。周辺が雑居ビルということもあるため、あまり客室の窓からの眺めは楽しむことができません。その辺りは少しマイナスかもしれませんが、窓を開けない人にはあまり気にならないことかもしれません。
記憶している限りでは、確かセミダブルのプランで宿泊したのですが、かなり広めのベッドで客室自体もゆったりした空間だったので、客室内でくつろぐことも十分可能かと思います。
あと、基本的にすべてのプランで朝食をいただけたと思いますが、そこで出されるパンが「ヨーロッパ直輸入」とのこと。どういうこと？　と思っていたのですが（ふつうに考えたら、ヨーロッパから運んでくる間にカビでも生えそう）、パン生地をこねて成形した状態で冷凍し、それを日本に運んでくるそうです。時間の関係で私は食べることができませんでしたが、朝ゆっくり起きてきた妻はおいしくいただいたそうです（なかなかのお味だったそうな）。

ＪＲ元町駅から徒歩３分、神戸南京町の西門からすぐという好立地にあります。今回は平日のセミダブルとはいうものの、二人で５０００円という破格の安さで宿泊できました。
基本的にビジネスホテルとして要求される水準は満足していると思いますし、空調機器も新しいものが設置されています。バスルームが狭いのは多少不満が残りますが、値段のことを考えると十分かと思います。また、セミダブルのベッドは確かに幅が狭いのですが、寝心地はわりとよかったので、あまりストレスにはなりませんでした。
あと、チェックインの際にフロントの方から、翌朝の軽食の案内があり、正直、宿泊料金の安さからあまり期待はしていなかったのですが、いい意味で裏切られたというか、生野菜のサラダなども自由に選べる朝食を食べることができました。
実際のところ、実家からの距離が近いため、今後もわざわざ宿泊するかというと微妙な気もするのですが、もしもそういう機会が訪れた場合には、真っ先に頭に思い浮かべそうなホテルだとおもいます。

ＪＲ宝殿駅から徒歩１５分ほどの所にある、石切場となっている山の中腹に位置する神社です。本殿の奥にある巨石がご神体なのですが、誰がいつどうやって作ったか全く分かっていないという、古代のミステリーの一つです。塩釜神社のお釜、霧島の天の逆鉾と並んで、「日本三奇」と呼ばれています。実際、何でこんなものを作ったのか、現代でも理解に苦しむものがありますが、万葉集の時代には既に由緒不明になっていたらしく、神様が作ったという伝承が伝えられています（ヨーロッパの「悪魔の橋」に類するものでしょうか）。

以下、神社に掲げてあった由緒書きの写し。


石宝殿　生石（おうしこ）神社

一．社名　生石神社

一．御祭神　大己貴命（おほなむちのみこと　生石大神　大國大神ともいう）、少彦名命（すくなひこなのみこと　高御位大神　粟嶋大神ともいう）

一．創建　崇神天皇　十三年申日

一．祭礼　例祭十月十八日・十九日　春祭四月十二日

一．神式　神輿二体のからみ合わせ（十月十八日・十九日）

一．旧蹟　石ノ宝殿

三方断崖に囲まれ、地中に石殿横たわる。古びた樹木が丈夫に生い茂っている。四方三間半（約６．３ｍ）棟へ二丈六尺（約７．８ｍ）日本三奇の一つで御祭神の作と言い伝えられる。
三奇とは塩釜神社の塩釜、霧島山の天の逆鉾、石の宝殿である。俗に浮き石という。
この浮くは石工の用いる言葉で、岩にひびが入る、即ち、割れ目の出来ることを意味している。即ち、石宝殿と台石のの間にひびが入っているので浮石という。

一．沿革　大己貴命　少彦名命　天神（あまつかみ）の勅命で国土経営のため出雲から当地に立寄りになり、この宝殿山に仮宮を作って御滞在された時、この石宝殿を刻まれた。
工事中に天佐久売（あまのさくめ）がやってきて、今麓の里で阿賀神（あがのかみ）が反乱を起こしていると二神に告げたので、石宝殿作りの工事は中止して今の神爪（神詰で神爪の名称の起こりという）に諸神を集めて阿賀神を平定されたが石宝殿作りの工事は捨てられたので未完成に終わった。
この工事で生じた石屑は一里北の高御位山に捨てられた。高御位の北側に頂上から麓にかけて莫大な石屑が今尚あり、魚の象（かたち）になっている。この附近には岩を切ったあとかたは全くない。
崇神天皇十三年に創建されて以来、伊保荘、平津荘の鎮守として崇められ、孝徳天皇は白雉五年　千石の土地（現在の生石、神爪、島の土地併せて千石）を寄付されたのでこの三ヶ町は墓地をいみ、生石は魚橋、神爪は岸、島は米田に墓地を作り、宮百姓と称していたので大いに栄えていたが、天正年間豊臣秀吉の焼討ちに逢い、土地は没収、鐘楼、釣鐘は分捕りされ、当社の宝物、古文書は焼失し没落した。
鐘は陣太鼓代わりに使用した後、岐阜県大垣市赤坂町の安楽寺に寄付した（この鐘は大垣市の指定文化財となっている）。鐘には播州石宝殿と寄進者の名が入っている。
荒井川はもと御手洗川と称し、神々が手を洗われたと伝える。泊は神々がお泊りになったので、とまりの名称が出来たと伝えられ、今日の加古川泊の名の起こりという。

大汝　少彦名将座　志都の石屋者　幾代将経　（おおなむち　すくなひこなのいましけむ　しづのいわやは　いくよへぬらむ）　（万葉集）

たまにきて　またこむことのかたければ　なごり生石の石のみあくら

みるからに　とうとかりけるはりまなる　しづのいわやの神のふるさと

うごきなき　千代万代の宝とて　石のみやいは　つくりけらしも

高砂市

高砂市観光協会

北杜市明野にある古民家を改造したカフェで、今年で７周年になるそうです。基本的にはＩターンで移り住んで来られたご夫婦でお店の切り盛りをしているそうですが、近所のおじさん、おばさんがやってきてはお手伝いをして帰るというスタンスでお店が回っているみたいです。

店内は、古民家の土間を改装した場所に、テーブルと小上がり、カウンターテーブルが設けられています。テーブルとセットになった椅子などは、木造の小学校からもらってきたのではないかとも思ってしまうようなレトロ感がステキです。土間独特のちょっと湿った土のような匂いが店内の雰囲気とよく調和していて、田舎の一軒家で育った私などは、なんとも懐かしく、落ち着く空間でした。

食べ物のメニューとしては、地元で収穫されたばかりの野菜を中心にしたワンプレートもののランチセットや、手作りの焼き菓子などがあります。ランチセットについては、基本的には肉類は使っていませんが、大豆などから植物性タンパク質は摂取できるので、栄養のバランスはわりと良いと思います。一見シンプルな料理がお皿の上に並んでいるだけなのですが、一品毎にかなり手間を掛けて調理していることが伺えるだけに、おいしさもひとしおです。

あと、カフェの外には４頭のヤギが放牧されており、それぞれが草を食べたり昼寝をしたりとのんびり暮らしています。ヤギを眺めながら、お店の庭（けっこうワイルド！）でお茶をするのもなかなか乙なものですよ。

甲府駅から歩いて１０分ほどのところにあります。韮崎方面から甲府に到着する電車から建物がちらっと見えますが、ホテルの外観はお世辞にもきれいなものとは言えず、チェックインの際には、正直大丈夫かなあと心配になりましたが、客室は壁紙なども綺麗に貼り直されている上、ベッドもなかなかのもので、テレビも最新のものですので、客室でくつろぐ分には全く問題無いレベルかと思います（ユニットバスが少し狭いのは難点かも知れませんが）。

今回、私自身は出発時間の関係上、朝食を頂くことができなかったのですが、妻の話によると、朝食はシンプルだけどおいしい和食が食べられたとのことでした。基本的に卵焼きが出てくるところを、厨房の方にお願いすると、目玉焼きに変更も可能とのことです。

駅前の中心地からは少し離れているので、外食などに出かけるにはちょっと面倒かも知れませんが、ホテルの部屋でのんびりするのを好む方には意外とお奨めかもしれません。

小学校のときに遠足か何かで来て以来の訪問です。美嚢川のほとりに位置する平山城で、割と規模は大きかったらしいのですが（三木市役所東側を流れる川を北・東の外郭とするとともに、浄水場南側の谷間を堀切っていた）、現在では住宅地が立ち並んでいるので「上の丸公園」として整備された一部しか、お城的な雰囲気を感じることはできません。
神戸電鉄粟生線三木駅方面からは、川沿いの台地に白塗りの壁が鮮やかですが、昭和４０年代に建造されたもので、時代考証は結構いい加減です（当時は２層の絢爛豪華な模擬天守を建設しようという計画すらあったそうで、実現していたとすると、全国に恥をさらしていたことになったかも）。

あと、近年では、地元のライオンズクラブが寄贈したという「別所長治公騎馬像」が設置されていますが、なんというか、絶望的な「コレジャナイ」感を醸し出してます。兵庫県立歴史博物館所蔵の肖像画（涼やかな目元など貴公子然とした雰囲気）とは似ても似つかないというか、どうしてこうなった？　って感じです。市役所の人も寄贈されて困ったのと違うかなあ（ほぼ同じ石像は別所家菩提寺にもありますけど、法事で帰省したとき和尚さんにどう思ってるか、それとなく訊ねてみようかなぁ・・・）。

というわけで、城跡を訪れても当時の雰囲気を感じることはなかなか難しく（「かんかん井戸」くらいしか、昔の遺構が残されてない）、むしろノイズ的なものが目に入ってきてしまうので、地元出身者としては、お奨めするのに二の足を踏んでしまうのですが、別所長治公とその奥方の歌碑（「今はただ うらみもあらじ 諸人の いのちにかはる 我身とおもへば」、「もろともに消え果つるこそうれしけれ　おくれ先立つならひなる世に」）を眺めてみて、敗者であるはずの彼らに地元の人が愛着を持って接している理由の一端でも感じてもらえれば、と思ったりもします。

三木城包囲戦の途中で陣没した、羽柴秀吉の与力部将である竹中半兵衛のお墓です。お墓の周囲は白壁で囲ってあり掃除も行き届いています。早朝訪問したにもかかわらず、新しい花がお供えしてあったのが印象的でした。

墓石自体はおそらく後世築かれたものと思われ（江戸時代に竹中氏の家臣団がこの地を訪れた際、墓守をしていた地元の人に渡したお金で上述の白壁とともに整備したものと思われます）、そこだけ見てしまうとちょっとがっかり感があるのですが、むしろ、見るべきは、墓石の背後に育った大きな木で、おそらく、遺体を埋葬した土饅頭に植えた木が年月を経て大きく育ったものではないでしょうか。

神戸空港の３階にある上島珈琲の直営店で、２階の吹き抜けに面しているため、出発ロビーを見下ろしながらコーヒーでくつろぐことができます。下の様子が分かりやすいので、空港で待ち合わせをするのにも便利かもしれません。

コーヒーの味はさすがに上島珈琲の直営店だけあって、そこらのコーヒーチェーン店の追随を許さないものはあります。コーヒーのおかわりが１００円でできるのもなにげにうれしいですね。

一つ残念なところをあげるとするならば、分煙が中途半端なところで、非喫煙者としては、タバコの煙がなければ、もっとおいしくコーヒーを味わえるのに、と思ってしまいます（禁煙席、喫煙席をガラス戸などで覆ってしまうのは、開放的なお店の雰囲気と両立しにくそうなので、なかなか悩ましいところでありますが）。

篠ノ井駅東口から歩いて数分のところにあるお店で、昼間はラーメンやうどん、蕎麦といった麺類から定食類がメニューに並んでいます。お店に入ろうとして、入り口付近にところ狭しと貼りつけられたお品書きに少々圧倒されますが、お店にはいるとさらにゴチャゴチャかかれたお品書きが増えるので、呆気にとられます。ただ、出てくる料理の味自体は至ってまっとうで、間違ったメニューを選びさえしなければ、普通においしく食べられると思います。ちなみに、信州名物という、蜂の子その他のいわゆるゲテモノメニューもお品書きに紛れ込んでますので、注文する際には多少の注意が必要かもしれません。

ＪＲ加古川駅日岡駅から歩いて５分、地元の人に「日岡さん」と呼ばれて親しまれている神社です。これだけ技術が進歩した世の中であっても、お産に関しては、まだまだ未知数というか、元気な赤ちゃんを授かりたいという親の気持ちは変わらないのか、安産祈願（及び子授け祈願）で訪れる参拝者で賑わっています。

本殿は立派ですが、コンクリート製なのでちょっと趣に欠けるところがあるかもしれません。むしろ、本殿脇の稲荷神社や恵比須神社といった境内社に趣を感じられるような気もします。

関西国際空港と神戸空港を結ぶ高速船で、神戸方面から関空を利用しようとしたとき、間違いなく最短時間（そして、おそらく最安値。今回利用時は往復割引で３０００円でした）のアクセス手段です。利用者が少ないためか、高速船の利用者には神戸空港の駐車場利用料金が何日駐車していても無料になるといった特典を付けて利用者の拡大を図っているようです。

関空発着で海外旅行をするにあたり、家族連れで大きめのキャリーバッグを運んでいくというシーンは結構想定できると思うのですが、そういった利用者にとっては、荷物の上げ下ろしが少なくできるため、かなりお奨めかと思います。乗船時間は約３０分間ですので、天候が良ければ、よほどのことが無い限り船酔いする前に到着してしまうと思いますよ。

長野オリンピックが開かれたことを記念して始まったマラソン大会です。競技種目はフルマラソン一種目で制限時間は５時間。長野運動公園をスタートしたあとは、善光寺、オリンピック競技会場（ビッグハット、エムウェーブ、ホワイトリング）を巡り、千曲川沿いを往復して、南長野運動公園にゴールというコースになっています。比較的フラットなコースで初心者にも走りやすいコースですが、河川敷を走る際の強風と、レース終盤の気温上昇には注意が必要です。
見晴らしの良い河川敷には菜の花も植えられ、天気の良い日には、雪の北アルプスを遠くに眺めながら走ることもできます。地元の方の応援も熱心で、日本でも屈指の観光マラソンのコースといえるのではないでしょうか。

長野県の名物料理と言えば、信州そばをイメージしてしまうのですが、上田の人にとって、中村屋の「馬肉うどん」は慣れ親しんだ懐かしい味ということで、まさにソウルフード。
馬肉という響きからちょっと敬遠してしまうかもしれませんが、じっくりコトコト煮込んだと思しき馬肉は臭みも全く無く、ジューシーかつ歯ごたえもあり、ついつい病みつきになってしまう美味しさです。
馬肉うどんとミニ天丼のセットで１０００円というのも庶民的な値段で好感が持てます。肩の凝らないお店で地元の味を堪能しましょう。

長野駅からバスで１０分ほどのところにある、水野美術館に併設されたイタリアンレストランです。今回ランチタイムに利用したのですが、ちょうどお昼時だったにも関わらず、あまり混みあっておらず、くつろいで食事を楽しむことができました。
ランチタイムに提供しているランチセットは１０００円前後と比較的安い価格帯ですが、わりとしっかりと食べられる上、味も確かですのでそれだけでも割安感がありますが、美術館の日本庭園に面したテーブルを確保できたときには、美しい庭園を眺めながらお食事ができるため、１０００円ちょっとで、プチ贅沢を味わえます。
長野駅周辺のレストラン・お食事処は正直なところ空間的に圧迫感があるところが多いため、解放感のあるこちらのレストランは、駅から少し離れているとはいうものの、行ってみて損はない穴場中の穴場だと思います（長野赤十字病院とかＮＨＫ長野放送局などが近くにあるので、平日のランチタイムはひょっとしたら常に満員、ということになっているかもしれませんが・・・）。

藤沢市内に数カ所残っている道標で、東海道の脇道である江ノ島道に沿って設置されています。道路整備や区画整理のために元の位置から移設されたものもありますが、片瀬方面に残る道標については比較的当時の雰囲気を残しているのではないでしょうか。道標の脇に設置された案内板の説明では、基本的に同じ文字が刻まれており、右から「一切衆生」、「恵乃之満遍」、「二世安楽」の文字が刻まれているそうです（右面と左面は判読できましたが、正面は草書体すぎて読めませんでした。。。）。「恵乃之満遍」と書いて「えのしまへ」と読むそうです。へー

なお、現在では、国道一号線（昔の東海道）から江ノ島へ向かう国道４６７号線が整備されていますが、江ノ島道はそこを経由せず、藤沢駅南口から緩やかにカーブして片瀬山の麓をかすめる感じで江ノ電江ノ島駅のところまで続いています。どうやら、明治時代までは鵠沼のあたりは低湿地帯であまり交通事情が良くなく、道中、安全に境川を渡河する必要もあるため、一見すると遠回りに思える街道が成立したようです。区画整理で整備された道路とは異なり、昔から多くの人が行き来して成立した道は、カーブや傾斜の具合が人の歩行のリズムと調和しているように感じられます。国道からは少し離れていることもあり、交通量もやや少なめですのでお散歩にはうってつけかもしれません。

時宗総本山という割には、絢爛豪華という訳ではなく、程の良い大きさの本堂に気品のある庭園、美しい桜の木と樹齢６００年ともいわれるイチョウの大木、と、そこはかとなく「絵になる」境内です。
ここのお寺が建てられた当初は、時宗を束ねる上人さまは全国を布教してまわり（遊行上人）、お亡くなりになる直前に、こちらの寺で独居して過ごす（藤沢上人）ことになっていたそうですので、わりとあっさりした境内なのも、そのあたりが関係しているのではないかと思う次第です（ちなみに、手水鉢の隣には時宗の開祖である一遍上人の銅像が建てられていますが、一遍上人自身は、旅の空で亡くなっており、お墓は神戸市にあるそうです）。
なお、本堂の境内よりよっぽど手が込んでいると感じてしまう社務所は本堂左手にありますが、御朱印はここでお願いしてもらうことができます。私がお願いしたときは、精悍な感じのする若いお坊さんが書いてくださいましたが、なかなか真っ直ぐな感じの筆遣いで書いてくださり、大変満足でした（お守りなども社務所で扱っています）。

小田急江ノ島線藤沢本町駅からすぐのところにあるビルの一階にあるお店です。やや奥に長い店内は入り口入ってすぐのところに２人掛けのテーブルが６つほど、奥側にカウンター席が１０席ほど並んでいます。女将さんと息子さん（？）が二人で切り盛りしてる、アットホームな雰囲気です。
看板に掲げてあるとおり、トンカツが自慢な感じです。値段の割には（お店に入ったときはたまたまサービスタイムだったので、１００円ちょっと安くなっていた）、食材の下拵えもしているようでとても食べやすかったです。久々にサクサクのトンカツを食べることができ、大変満足できました。
なお、横目でみていると、トンカツ以外の他の揚げ物もなかなかおいしそうな感じで、チキンカツなんかはお皿からはみ出しそうな勢いでお皿に盛りつけてありました。ひょっとしたら、ちょくちょく通ってしまいそうです。