ごーふぁーさんのクチコミ(4ページ)全678件
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資料館と言っても広いスペースで展示量も多く博物館級、日本では珍しい移民博物館
投稿日 2023年10月14日
総合評価:5.0
横浜にJICA(国際協力機構)が開設した海外移住資料館(Japanese Overseas Migration Museum)がある。JICAはその昔に海外移住事業をおこなっており、今でも中南米の日系社会と日本を繋ぐ事業を継続しているようで、その縁からこの資料館を立ち上げたと言う。資料館と言っても広いスペースで展示量も多い。日本の移民の歴史はこちらで学ぶことができ、日本では珍しい移民博物館となっている。
日本の移民の歴史は当初、外国側のニーズから始まった。江戸時代の開国の際、外国人たちは日本人労働者を雇用し、海外に連れ出すことを望んでいた。その結果として日本人の渡航が始まることになる。明治元年には「元年者」と言われるハワイ移住者が150人ほど渡航する。これはハワイの砂糖産業が大発展し、ハワイ王国がサトウキビ畑で働く労働者を欲しがった為であった。しかし、この後から日本政府は日本人渡航が、奴隷貿易となることを恐れて移住を禁じることなる。
一旦、減少した出国者だが、1885年(明治18年)になるとハワイ王国の要請に応じ、945人を官約移民としての渡航することになった。ここから海外出稼ぎが本格化した。また、これに先立つ形で1881年頃から「書生」が個人的に渡米し始めていた。書生はアメリカで得た知識や技術をもって帰国し、日本でひと旗あげることを夢見ている若者たちである。帰国後を楽しみに渡航したのは書生だけでなく、農民出身の渡航労働者も同様だった。彼等は大金を貯めて祖国に持ち帰ることを夢想しており、この出稼ぎ労働者たちのほどんどが若い独身男性であった。
早期渡米者は望み通り帰国する者もいたが、徐々に出稼ぎ期間を延長し、やむを得ずその地に留まる者も多くなってきた。更に海外出稼ぎがブームとなり激増する。しかし、1880年後半からはアメリカは移住制限の声が高まり、1900年代には国際問題となる。そして1908年米国との交渉によって労働目的のアメリカへの渡航が禁じられてしまう。
写真結婚の増加も移住制限を促進する原因となった。アメリカへの移住者は農村出身の独身男性が多く、いざ定住するとなると花嫁不足が深刻となる。そこで、花嫁候補は渡米前に写真を交換し見合いをするようになった。これが写真花嫁である。この写真花嫁によって結婚の為に渡米する女性も増え、米国で子供も生まれたことから、日本人の人口はアメリカ国内で増え続ける。このことがアメリカ人たちを余計刺激し、日本人の移民をますます警戒するきっかけにもなった。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/oregon-california-hood-river-valley-japanese-overseas-migration-museum/- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2023年10月14日
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投稿日 2023年10月14日
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絵本から飛び出したような赤い三角屋根が目印の弘前 土手町のシンボル的な建物
投稿日 2023年10月14日
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エントランスでは光の使い方が上手で欧州の美術館にいるような気持ちがした
投稿日 2023年10月13日
総合評価:4.5
見事なリノベーションで、閉塞感あるレンガ建築ながら、中はゆったり、エントランスでは光の使い方が上手で欧州の美術館にいるような気持ちがした。
企画展は『大巻伸嗣—地平線のゆくえ』。展示作品の関係で、内部は真っ暗だった為に、ほぼスタッフがつきっきりで案内をしてくれる。入館者が少ないのか、こんな立派な美術館と素晴らしい企画展を独占してしまって申し訳なく感じた。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
-
なによりも市井の人がお店の方と会話しながら買物をしている姿がよい
投稿日 2023年10月12日
総合評価:4.5
どこの市場も観光化が進む中で、こちらは値段や客層から地域に根ざしている感じがした。弘前バスターミナルの隣で駅にも近いのに不思議である。市場の歴史がなせる技か。
イートインスペースも小さいながらあるので、青森産の平目と真鯛の刺身をランチでいただいた。飲み物の自販機もあるし、この近辺のソウルフードのイカメンチもあるので、勝手がよい。
そして、なによりも市井の人がお店の方と会話しながら買物をしている姿がよい。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- お買い得度:
- 4.5
- サービス:
- 4.0
- 品揃え:
- 4.5
-
投稿日 2023年10月12日
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投稿日 2023年10月12日
総合評価:5.0
今年、およそ30年前の旅の記憶を頼りに十和田市の秋祭を見に来た。当時の夜は雨だったが、訪れた街に予期せず美しい山車がたくさん現れ驚いたものであった。
さて、時代を経てどうかと思いきや、今回は好天で、街の息吹とともにお祭りをしっかり堪能できて感無量であった。本日の山車の導線を現地の方に伺った際に、その昔は商店街まで回遊していたが、今は市役所前の通りを行き来するだけになったと教えていただいた。確かに以前は商店街の中で見た記憶がある。しかし、山車の豪華さや台数は変わらずで、しっかり楽しむことができた。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 催し物の規模:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.5
-
投稿日 2023年10月11日
-
投稿日 2023年10月11日
総合評価:4.5
ひょんなことから青森旅行中での開催を知り、しかも基地の一般開放が数年ぶりというお話なので基地祭へ行くことにした。
早朝から付近は混雑していたが、運良くゲート近くの民間の駐車場貸出しを見つけることができ、開門と同時くらいに到着した。特に行列に並ぶこともなく、入場。会場はとても広く、滑走路にたどり着くまで10分ほど歩く。
急ぎ場所取りをしている方も多かったが、特段のマニアではないかぎり、その必要性はなさそう。朝のイベントが一段落する頃には最前列も空いていた。ただし、とても暑く、日差しが強いので、そちらの対策は必要。
食事は会場内にたくさんの出店がでており、米軍関係者のケーキやバーベキューなど販売する店まである。これらでランチとした。
米軍の基地でもあるので、珍しい米軍機が多く展示してある。また、デモンストレーションではブルーインパルスが1番人気のようで、これが終わると三々五々帰宅する人がでていた。
なにかと問題の多い基地のようだが、周辺住民にとっても一大イベントのようである。地元の家族づれ、女性のみの観客がとても多かったことが意外に感じた。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 催し物の規模:
- 5.0
- 雰囲気:
- 4.0
-
投稿日 2023年10月11日
総合評価:4.5
1階でスリッパ、粉茶、歯ブラシ等を受取り、自分で部屋にもっていくしくみ。受付はビジネスライク、最小限最低限のサービスでまわして低価格を実現している。
但し、祭り期間中は宿泊料は高騰する。シングルで2人宿泊可能だが、荷物の収納に少し苦労した。その他は可も無く不可もなく、街中に近くなにかと便利で、短期滞在には充分。駐車場も広くて助かった。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 客室:
- 2.5
- 接客対応:
- 3.0
- 風呂:
- 2.5
- 食事・ドリンク:
- 4.0
-
文字通り「潟」との取り組みの歴史であり、水害と村々の水争いの歴史でもある
投稿日 2023年10月10日
総合評価:4.5
むかしのくらし展 どうぐのどうぶつえん!なる企画展がとてもよかった。郷土資料館によくある、ありきたりな古物の収蔵品、これらを陳列する際の苦し紛れの企画展かとおもいきや、しっかりした内容!
こういう視点で紹介されると好奇心がわき、1点1点の説明を堪能できた。
本館常設展示の新潟の歴史も面白かった。
文字通り「潟」との取り組みの歴史であり、水害と村々の水争いの歴史でもある。唐箕(籾殻の選別器)のしくみなど米の生産プロセスの説明なども細かく、さすが米所と言った按配である。
また、中国との密貿易が原因で、新潟は幕府の直轄地となったことを知る。
敷地内には旧第四銀行 住吉町支店 まで移築されている。昭和2年竣工の鉄筋コンクリート建築で保存状態がとてもよく、自由に見学できる。
内部は見応えもある上に、会議室などでの貸出しもしているようで建築保存として立派な姿勢。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2023年10月05日
総合評価:4.5
函館のダム公園でミニチュアを見て実物を見たくなるも、悪天候で一度断念、今回再トライ。
高さ100m以上の道内最初のダムとのこと。アーチ式コンクリートダムは狭い谷間の岩盤が強いところしか造れない。確かに「千丈岩」なる立派な岩山が手前にあった。
巨大で見応えある構築物、凄い。
駐車場から豊平峡ダムまでは電気バスもあるが、歩けばこの「千丈岩」と「九段の滝」をしっかり見られる。
一方、徒歩の大部分はひんやりしたトンネル内を歩くだけ。ただ坂は急ではなく楽な散歩で15分ほどだから座りっぱなしのバイク乗りは歩いたほうがよい。
ちなみに豊平峡ダムへ、小樽からアプローチすると見事なループ橋を要した朝里ダム、さっぽろ湖の湖面を下に渡る橋やダムの上を走れる定山渓ダムを経ることになる。こちらも見物。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
-
投稿日 2023年10月02日
総合評価:4.0
小樽南防波堤の端にあるおたるみなと資料館
立地の不便さから見学者が少ないのがもったいない。小樽港を眺めると、沖合に渡る2つの長い防波堤を目の当たりにする。これらは建設から100年以上を経て現役。札幌農学校教授がコンクリートの強度の研究を進め、当時最新の工法でつくられた。この経緯がつぶさに理解できる。
一方、小説家 小林多喜二の家族は1908年に、この近辺でパン屋を営み始めた。この時、北防波堤に続いて南防波堤工事が始まる。市立小樽文学館のキャプションには「これらの工事は監獄部屋の奴隷労働によって行われ、多喜二は幼いころから悲惨な労働者の状況を見聞きして育った」とあった。歴史の両面。- 旅行時期
- 2023年10月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 1.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2023年09月30日
総合評価:4.5
公園を散歩していると、ひとけのない動物園が。
ぼーっと柵にもたれかかっていると、人恋しいのかミニチュアホースの2頭が出てきてくれる。
ウズラの展示では卵だけでなく肉を食えとの説明書き、クジャクは雀と共存しているし、恐竜までいて、何から何まで緩くて凄かった。
尚、Googleでの表記は函館公園動物施設。- 旅行時期
- 2023年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の快適度:
- 4.5
- アトラクションの充実度:
- 3.5
-
投稿日 2023年09月26日
総合評価:4.0
サケを含めた各種淡水魚の生態を広く学べる。横を流れる千歳川を上手に利用しており、サケの遡上する様が、水族館地下や建物向かいの橋の上から見られる。インディアン水車なるサケ捕獲器具の作動方法も興味深い。
魚に触るブースも広く、館内は子供で賑わう、魚好きが増えて良い試み。- 旅行時期
- 2023年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 施設の快適度:
- 4.0
- 動物・展示物の充実度:
- 4.5
-
見応えある笹流ダム、上流の新中野ダムのダム公園に笹流ダムのミニチュアもあり、本物と見比べるのもよい。
投稿日 2023年09月26日
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投稿日 2023年09月26日
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1917年(大正6年)に開館した上田映劇、木造2階建で芝居小屋の味わいを残し、天井模様も見事
投稿日 2023年09月15日
総合評価:4.5
昨夜は、良き映画館で良き映画を観た余韻で、ウィスキーを痛飲してしまった。
1917年(大正6年)に開館した上田映劇、木造2階建で芝居小屋の味わいを残し、天井模様も見事。昔は2階席を支える支柱が客席にある劇場も多かった。
観た映画は『逆転のトライアングル』、洒落た気まずさが蔓延する見事な映像で、パルムドール作品をこの映画館で愛でることができて本当に幸せだった。
その昔の今は亡き京都の映画館たち、シカゴ郊外の古いフィルム上映館で観た名画の数々を思い出し、劇場とかかる映画の記憶に今も想いを馳せている。- 旅行時期
- 2023年09月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
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投稿日 2023年09月15日
総合評価:4.5
企画展「生誕120年 棟方志功 暮らしの中の芸業」を杉並区郷土博物館分館で見学した。
棟方は、借家の襖4枚に画を描いたところ大家に叱られ、便所なら見つからないだろうと、転居の度に観音像をトイレに描いたと言う。それをトイレ部屋ごと再現したブースが素晴らしい。
画は写真を元に女子美大の方が正確に復元をしていた。
棟方の手がけた包装紙の展示や原田忠茂によるアトリエでの制作姿の写真展も素敵だ。
また、包装紙の展示から杉並区の和菓子店などがこぞって棟方に包装紙デザインを依頼していたことを知る。
こうして彼の作品を、包装紙や彼の投宿した宿で見かけることがあるが、かかりつけ医に看板までとは。- 旅行時期
- 2023年09月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5