西のマーガレットさんのクチコミ(2ページ)全172件

　津山城で満開の桜を見た後、訪れましたがまだ咲いていませんでした。中国山地の山の中なので岡山では一番最後に咲くようです。車は道の駅「がいせん桜新庄宿」にとめて少し歩きました。橋を渡って桜並木のある出雲街道の方に向かいました。川沿いにも桜の木が並んでいましたが、まだ咲いておらず残念でした。がいせん桜のある通りは、山陰と山陽を結ぶ古代から栄えた街道だったそうですが、この日は、歴史ある建物群がまだ咲いていない桜と共にひっそりとたたずんでいました。

　岡山県には後楽園という素晴らしいお庭がありますが、ここ津山の衆楽園も来園の価値ありです。大きな池がある池泉回遊式の大名庭園です。南側は海のように雄大な池を見渡せ、北側は松などが茂る森のような様相です。私たちは20分ぐらいかけてぐるっと一周しました。園内には桜があり満開でした。入場料は必要なく、入り口から自由に入ることができました。また、入り口の前が無料の駐車場になっており、ほぼ満車ではありましたが、４月の桜満開の頃なのに停めることができました。

　観光案内所の横の道、階段を上がるともうすでに桜、桜です。チケット売り場で入場料を払って中に入ると、階段が続きます。城内ではそこらじゅういたるところに咲く桜の花を愛でることができます。お勧めの写真スポットは、備中櫓と石垣が桜に囲まれて写真を撮れるところです。45メートルもある美しい石垣は見ごたえがあります。城は小高いところに建っているので、津山の街が見渡せます。

　駅舎は特に装飾もなく普通の四角い建物です。私たちは結局、バスを使い鉄道を利用しなかったのですが、駅前がバスターミナルになっていたのでバスチケットを買うために街めぐりの前に駅に寄りました。中にバスのチケット売り場がありました。「CASH ONLY」とあったのでとても驚きました。スロベニアではトイレ以外はどこでもカードが使えたのですが、ここは現金のみらしく、現金の持ち合わせがない私たちは慌てました。ウィーン行のバスに乗るために翌朝、朝早くに再び来ました。朝食を調達することができるパン屋がありました。

　竜の橋もリュブリャニツ川に架かる橋のひとつです。有名な三本橋から歩いて数分のところにあります。橋の四隅に青銅製の竜が置いてあります。竜はリュブリャナの紋章になっています。日本の寺院の天井画などで見る竜とは形状が異なります。竜の橋は夜見ると、周りの景色の中で竜が浮き上がって見えて綺麗です。三本橋までの川沿いを夜に散策することをお勧めします。帳が降りた美しい街の風景を楽しむことができます。

　プレシェーレン広場周辺を見学した後、リュブリャナ城に上がりました。小高い丘の上のお城は街のあちこちからよく見えます。広場から少し歩くと、フニクラ（ケーブルカー）乗り場があり、シニア料金も設定されています。天井までガラス張りのケーブルカーは、かなりの人数を運べると思います。お城からはさっきまでいたプレシェーレン広場や聖フランシスコ教会など、街が一望できます。博物館もあり、見学もしましたが、やはり眺望がすばらしく、是非、訪れてほしい場所です。

　旧市街の中心プレシェーレン広場の前を流れるリュブリャニツ川に架かる橋のひとつです。真ん中に車の通る橋、その両側に歩行者用の細い橋が架かっています。３本が平行には架かっていないように思いました。ドローンか何かで撮るとよくわかるのでしょうが、三本をうまく写真に収めることはできませんでした。しかし、北側には聖フランシスコ会教会、南側にはリュブリャナ城があるのでそれらと一緒に写真を撮るとよいかもしれません。

　リュブリャナの中心部、プレシェーレン広場の北側に建つ濃いピンク色の教会です。前に川があり三本橋が架かっています。1314年にアウグスティン修道士たちが教会を建てたのが始まりだそうで、修道院が続いています。内部はバロック式だそうですが、優しい色合いの天井画が素敵でした。入ったのは夕方でしたが、人が少なくゆっくりと鑑賞できました。

　ブレッド島に行くには、自力で泳いで行くか、このボートに乗るか、ぐらいしか方法がありません。プレトナボートは島へ渡る唯一の交通機関ではないでしょうか。乗り場は２か所あるようですが、私たちは湖の南側、ブレッド島に近い方から乗りました。ボートは環境保護のためかエンジンは付いておらず、筋肉質の男性たちが２本のオールで漕いでいます。彼らは代々漕ぎ手を継承していて、元々権利を与えられた23家族の子孫にしか漕ぎ手になることはできないそうです。20人くらいが乗れますが、バランスが大事で、乗り降りの時は左右交互に乗り込んだり立ち上がったりしなければなりませんでした。

　ブレッド湖の中にあるブレッド島に建つ、小さな教会です。プレトナボートという手漕ぎボートに乗って島に近づくにつれて見えてきます。ボートが島に着くといきなり目の前に99段の階段があります。聖マリア教会で結婚式をするカップルは、新郎が新婦を抱き上げてこの階段を上るそうです。上りきると幸せが待っていると言われているようです。私達が行ったときには結婚式は行われていませんでした。教会には時計塔があり、教会内部にも入れるようになっていました。

　現地ツアーで利用しました。部屋はこじんまりとしていて清潔です。バスタブはありませんでしたが、シャワー室全面が囲われているので、思い切りお湯を出して使うことができました。水圧もＯＫです。食事はバイキング方式ではありませんでした。フロントの対応に難がありました。ツアー中に、ツアー会社からホテルの変更メールが私たちに来ていましたが、このホテルに伝わっていなかったのか、システム上の問題なのか、フロントで１時間待たされました。ガイドの方が交渉してくれ助かりました。部屋が空いているのだから、入れてくれればいいのに、女性の係がＯＫを出しているのに、男性上司がだめだと言っているようでした。ガイドが一生懸命交渉してくれているので私たちはおとなしく待ちましたが、かなり頭にきました。ツアー最後の宿でしたが、ここだけ印象はよくありません。

　スロベニアの外せない観光地です。「ユリアンアルプスの瞳」と呼ばれていて、エメラルド色の水をたたえた美しい湖です。湖の中央の島に教会があり、手漕ぎボートで渡ります。ボート乗り場は二か所あるようです。10分ぐらいで島には到着です。深い緑の山々の中で、澄んだ水に囲まれた小さな島には小さな教会が建ち、おとぎ話にでも出てくるような、絵になる風景です。島の周辺ではSUPを楽しんでいる人がいました。湖畔ではキャンプに来ている人、泳いでいる家族がたくさんいました。

　唐津湾に続く虹の松原は、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原で、国の特別名勝地です。100万本のクロマツの群生の中を車で通り抜けました。長さは4.5キロメートルもあり、キャンプ場もあります。唐津城から眺めることもできます。どちらもお勧めです。

　宇美八幡宮は、神功皇后が応神天皇を出産したと言われる地で、６世紀に創建されたとても古い歴史のある神社です。「宇美」が「生み」に通じるため、子安のお社として「子安の木」「産湯の水」「子安の石」などがあり安産の神様として信仰されています。境内には天然記念物の大樟があり、大きさからしても大変古い神社ということがわかります。11月だったので七五三参りのご家族がたくさんおられました。

　篠栗町の山中にある高野山真言宗別格本山の寺院です。ひたすら山道を車で走り、到着しました。広い駐車場は車でいっぱいでした。ちょうど紅葉が見頃で、毎年多くの観光客が訪れるそうです。私たちは朝が早かったのでそうなりませんでしたが、県道92号線は交通渋滞も発生するようです。早めに到着するのがよいかもしれません。百観音堂の後ろのドウダンツツジが大きくて見事でした。

　五色塚古墳は、山陽電鉄の垂水駅で降りて歩いて15分くらいのところにありました。兵庫県では最大の前方後円墳だそうです。駅近くに標識が出ており、住宅街の中を標識に沿って歩くとたどり着きました。近くに無料の駐車場もあります。事務所に職員の方がおられ、県名市名と人数を記入して無料で入れます。事務所内には土器などの出土品が並べられています。歩いて古墳の上にあがると、目の前は海で、明石海峡大橋がよく見えます。とても眺めの良い高台に建つ五色塚古墳は、誰が埋葬されたかわかっていないようですが、古代のロマンを感じる場所です。

　須磨離宮公園は山陽電鉄の月見山駅で降りると便利です。駅に「バラの小径を通れば最短です」と案内があります。道路に描かれた薔薇の絵を辿って歩いていくと、迷うことはありません。10分くらいの距離でしょうか。入園料も400円と安く、アスレチック場があり、家族連れがお弁当を持って一日遊べる造りになっています。私達が行ったときは薔薇が咲き、ヨーロッパの宮殿のようなレストハウスから流れ出る水が段々の滝を作り、下で噴水となっていてまるで、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿のようでした。植物園の方では花しょうぶが満開でした。秋の薔薇の季節も見事でしょうね。薔薇の咲く季節に訪問されるとよいと思います

　藤森神社は菖蒲の節句発祥の神社です。武者人形には藤森の神が宿ると伝えられ、菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じるそうで、勝ち運を呼ぶ神として信仰を集めているのだそうです。紫陽花苑が２か所あり、300円で両方入場できます。私達が行ったときは最盛期でとても見ごたえがありました。

　建仁寺の中にある塔頭寺院、霊源院は一休さんや今川義元が修行をしたところです。織田信長の直筆書状が展示してありましたが、撮影はNGです。お庭は枯山水庭園で「鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)」と名付けられています。鶴は深い谷底で鳴いてもその声は天に届く。つまり、賢人は身を隠してもその名声は広く世間に知れ渡るというたとえで、聖者(釈迦）の教えは世界に広まるという意味なのだそうです。お庭と天井の龍図は撮影可能です。お庭には下りて写真が撮れます。お寺の方がいろいろと説明してくださる中で、お庭に咲いている花はガクアジサイだと思っていたのですが、アマチャだと言われ驚きました。調べてみると仲間ですが、アマチャの葉は細長く「甘茶」として飲用可能ですが、アジサイの葉は丸みを帯びていて毒があるのだそうです。間違えたら大変です。天井の龍図は皆さんが寝転がって写真を撮っていました。

　建仁寺北門は花見小路の先にあります。本坊に入ると、俵屋宗達晩年の最高傑作と言われる国宝の「風神雷神図屏風」のレプリカが置いてあります。レプリカなので写真撮影はＯＫです。様々なお庭、法堂の天井に描かれた双龍図など見るものがたくさんあります。建仁寺の開山栄西は、宋からお茶の種を持ち帰り日本に広めました。それで、お茶の木が生け垣になっているのですね。