岳人28号さんのクチコミ(26ページ)全934件

霞ヶ池のほとりにあって池側に大きく枝が張り出した松の木で、積雪に耐えられるよう枝を支える雪吊りが幾重にも重なっており、遠くからでも良く目立ちます。近くで見ると下から枝を支える丸太も無数に立ち並んでいて壮観です。

瓢池のなかにあるごく小さい島です。池にもうひとつある亀島は橋で岸とつながっていますが、こちらは独立しています。島には小さな松の木が2本あるだけで、これといって見栄えするものはありません。島の小さな松の木にも雪吊りが施されていました。

真弓坂口や蓮池門口から入ると最初に出会う所です。茶室や石塔、滝、小島など、いろいろ見所のある池ですが、池の水が濁っているせいで、いまいちきれいに見えません。雪が積もったり、桜が咲いたりしてたら、きれいに見えるのでしょうけど…。

大晦日に訪れた兼六園では、唐崎松をはじめ園内のいたるところに雪吊りが施されているのをを見ることができましたが、雪はまったくといっていいほど積もっておらず、ちょっと残念に思いました。放射状に張られた綱の幾何学的な美しさは印象に残りました。

江戸時代末期につくられた日本最古の噴水という歴史的価値はありますが、ただまっすぐ水が噴出しているだけなので、あまり見栄えはしません。現代の公園などにある噴水のほうがきれいです。開けた場所でなく、高い樹木に囲まれたところにあるので、よけいに見栄えがしない印象になります。

兼六園で一番きれいなところといって良いと思います。光がさしこんで明るく開放的ですし、池のまわりに唐崎松や内橋亭、徽軫灯籠など見所がいろいろあり、池を一周すればそれらを近くで見たり、対岸から池の水面に映るのを眺めたりと、さまざまな景観を堪能できます。

ドーム形で鉄骨ガラス張りの金沢駅の駅舎に対して、こちらはやや異質な木造ですが、遠目に見るとデザインとして一体感があって、不思議とマッチしています。木造でもお寺の門とはまったく違って、現代アートのような造形だからでしょう。

金沢城にいくつかある江戸時代の遺構の一つで国指定重要文化財。兼六園と陸橋でつながっていて、兼六園とあわせて訪れる人には便利ですが、道路を石垣伝いに歩いて直接石川門をめざすと、下から入ることができないようになっているので、遠回りを余儀なくされます。まあ、陸橋上からまっすぐ見るより石垣の下から見上げるほうが迫力を感じられる気もするので、とりあえず下から見上げてみるのも良いでしょう。

金沢城と道路を隔てて隣接している神社で、境内はかなり広く、林泉回遊式庭園の神苑があります。神苑の樹木は種類豊富なうえ、人工的にデザインして植栽されている兼六園と違って自然状態に近い感じになっており、野趣を好む人にはオススメです。神苑の樹木は金沢市指定保存樹林に、神苑は石川県指定文化財になっています。また、和洋折衷の特異なデザインの神門が国指定重要文化財になっています。

天守閣こそありませんが、木造で忠実に復元された五十間長屋などの建物には、迫力と風格がありますし、国指定重要文化財の石川門や三十間長屋など当時の遺構もいくつか残っていて、見所が多いです。有名な兼六園と道路を挟んで隣接していて、陸橋で石川門とつながっており、あわせて訪れるのにとても便利です。ただし、石川門に通じているのはその陸橋だけで、下からは入れませんから、兼六園から金沢城に行くときは、必ず陸橋を通るよう注意が必要です。わたしは石川門の下まで行ってからそれに気づき、遠回りすることになりました。

大晦日に訪れたので入園無料でした。元日も無料のようです。ここは早朝無料入園など、無料になる機会が年間を通じて多く設けられていて良いと思います。雪が積もっているのを期待していましたが、芝生のところに部分的にうっすら雪が残っているだけで、少々残念。園内の松の木に施されている雪吊りの幾何学的な美しさは印象に残りました。

永平寺の通用門を出て舗装道を奥へ永平寺川沿いに進んだところにあります。歴代住職の墓のほか、たくさんの墓石や石塔があります。訪れる人が少ないせいか、永平寺までの参道沿いにくらべるとかなり雪が深く、ふつうの靴で歩くのはやや困難に思えました。

通用門を出て舗装道を奥のほうへ歩くと、通用門の横に見える特徴的な六角形の塔。回廊の中しか歩けない永平寺の参拝順路には入ってません。しかも、訪れたのが冬だったので雪囲いがしてあって、残念ながら下半分が隠れて見えませんでした。

永平寺の宝物庫を兼ねた博物館で、永平寺に関する歴史的な資料や仏像（小さいもの）などを展示しています。こういった施設に入るのに、通常の拝観料より上乗せした料金をとるところも珍しくありませんが、ここは通常の拝観料500円で入れます。

永平寺の通用門を出て舗装道を奥へすこし行ったところにあります。すぐ近くですから、永平寺参拝の際はついでに立ち寄ると良いと思います。落差15ｍで水量も多くない比較的小規模な滝ですが、清々しい気持ちになります。

もともと朝廷からの勅使を迎えるための門で、現在でも、皇族方の入山時や貫首就任時といった特別なときだけ開門するそうです。一般の観光客は近くに寄ることさえできません。石段の下から眺めるだけです。石段の両脇には杉の大木が並んでいて、荘厳な雰囲気があります。

非常に大きくて立派な門ですが、観光客は門として通ることはできません。回廊の一部として横に通過することはできます。永平寺の修行僧でも山門をくぐれるのは生涯に2度、入門するときと修行を終えて去るときだけだそうです。永平寺のなかでは一番古い建物で、寛延2年（1749）の建築です。

山門と仏殿の中間に位置し、どちらも内側に視界が開けているので、表からも裏からもよく見えます。回廊の外に出られない永平寺では最も外観がよく見える建物といえるでしょう。建物の見た目そのものも、装飾的で美しいですし、天保ごろの再建ということで、永平寺の中では比較的古く、風格を感じます。

参拝者の入口になっている門で、拝観ルートはここからぜんぶ回廊でつながっており、外に出ることは出来ません。靴を脱いでスリッパにはきかえ、脱いだ靴をポリ袋に入れて持ち歩くことになります。玄関に下駄箱がありますが、一般の参拝客用ではなく、おそらく檀家などのためのものだと思います。

公式サイトには書かれていませんが、1階の奥に共用の給湯ポットと電子レンジがあります。コンビニがやや遠いので、ポットと電子レンジがあるのは助かりました。客室内の設備やアメニティは必要最低限にとどめ、そのぶん安く泊まれるというコンセプトのホテルなので、客室内に湯沸しポットや湯呑みはありません。