岳人28号さんのクチコミ(23ページ)全934件

ダムに関することをいろいろ展示している学習施設で入館無料。展示は主にパネルを使った説明で、とくにダムが好きというわけでもない自分としては、これといって興味を引かれるものはない印象を受けました。建物のすぐ隣には「夢の山水」という湧き水が出るところがあり、タンクをいくつももってきた人がずっと汲んでいて飲むことはできませんでした。一応、飲水用の蛇口もあるにはあるものの、取っ手が外されていました。

平成10年に完成した比較的新しいダム。ダムの管理施設のエレベータが一般に開放されていて、ダム直下から堰堤上にエレベータで上がれます。ダム直下には福塩線の廃線跡がパークゴルフ場として整備され、さらに河佐峡キャンプ場まで廃線跡が遊歩道になって続いています。

キャンプ場周辺は護岸整備されすぎていて、あまりきれいに見えませんが、少し上流に行ってダムに近いあたりまで来ると、自然な雰囲気の美しい川の景色になります。ダム直下からキャンプ場まで続く福塩線旧線の廃線を利用した遊歩道を歩くと、かつて線路が通っていた橋の上から川を眺めることもできます。

地元では「さつき寺」として有名なところで、ローカルTV局のニュースでよくとりあげられています。境内にはサツキツツジ3000本が植えられており、色とりどりのさつきが見ごろになる4月下旬から5月上旬は実に華やかです。わたしが訪れた2018年は開花が例年よりかなり早く、4月29日の時点ですでにピークを過ぎて花が散っている木もちらほら見かけました。

戦時中の1943年に完成したコンクリート造りの堰堤で国の登録有形文化財に指定されています。原則立入禁止になっている水道局の敷地のうち、藤棚のあるところは季節限定で一般に開放されており、そこから堰堤を眺めることはできますが、堰堤上を歩いたり近くに寄って見ることはできません。

ＪＲ西条駅前から呉方面へ行く路線バスに乗り、水源地前バス停で下車すると、すぐ近くにあります。西条⇔呉間のバスは本数が比較的多く、最低でも1時間に1本はあるので便利。住宅街のすぐそばにある滝ですが、幅も落差もけっこう大きくて迫力があります。

かつて西日本最大級の規模を誇ったここの藤棚は、2010年に来たときは咲いている花をさがすのに苦労するくらい樹勢の衰えが深刻な状態でしたが、近年だいぶ元気になってきたようで、たくさんの花をつけていました。ただ、藤棚の下は依然として立入禁止です。

面河渓遊歩道の途中に登山口がある面河ルートは、登山口からの標高差が大きく体力的にきついです。樹林帯の斜面の登りが延々と続いてなかなか景色が見えるところまでたどりつきません。私の場合、登山口から石鎚山の尖峰が見える尾根まで2時間近くかかりました。尾根の幅が狭くなっているあたりはアケボノツツジがたくさん咲いていました。また、樹林帯の登りの途中、ヤマシャクヤク（まだ固いつぼみの状態）が群生しているところがありました。

日光が川面にさしこんでいるところでは、水がきれいなエメラルドグリーンに見えます。面河渓の遊歩道でも川の美しさは十分堪能できますが、面河渓の遊歩道の終点のさらに奥のほうには、一時廃道化していた登山道が復活していて、そこではより秘境的な雰囲気が味わえます。

以前、秋に訪れたときと違って、4月下旬に訪れた今回は、人が非常に少なく静かでした。たしかに、ツツジなどの花もところどころでちらほら見かける程度ですし、夏のように水遊びをするにはまだ寒すぎるということで、閑散期となっているのでしょうが、新緑の季節の渓谷もなかなかきれいでした。

尾道水道という名前のほうが一般的だと思います。本土の尾道と対岸の向島との間にはさまれた大きな川のような海に、尾道大橋や造船所のクレーン、間を行き交うフェリーなどが見えます。桜が咲く時期の千光寺山からの眺めはとくに絶景です。

千光寺山の頂上部から千光寺のほうに通じる細道のあちこちに多数の文学碑があります。よくあるような人工の石碑ではなく、もともとそこにあったであろう自然の岩に詩歌や小説の一節などが彫られています。巨岩だらけの千光寺山の特徴が生かされていて良いと思います。

たくさんあるわけではありませんが、なかなか立派な桜の木が境内の入口の門の前あたりと本堂の前にあり、きれいに咲いていました。桜が咲いているところは遠くから見てもわかるため、ふだんは閑散としているこの寺も、わりと多くの人が来てました。

古寺めぐりコースのなかでは最も駅に近い寺。境内の一角には江戸時代では珍しい女流画家の平田玉蘊の没後150年記念碑があります。玉蘊の墓もこの寺にあります。また、自分が訪れたときにはまだありませんでしたが、現在は玉蘊の作品の展示室もできたそうです。

本堂の前にシダレザクラがあり、桜の咲く時期はきれいです。また、本堂にある直原玉青という人の描いた唐獅子牡丹の襖絵は必見。襖4枚×2に描かれた左右一対の唐獅子牡丹の迫力は実物を見ないとわかりません。いろいろな表情をした像が並ぶ五百羅漢も面白いです。

千光寺の境内自体は桜の名所というわけではありませんが、千光寺公園の花見客がついでに参拝に来るのか、花見の時期は正月の初詣に匹敵するくらい大勢の参拝客で混雑していました。尾道水道を眺める絶景スポットでもあるので、花見のついでに立ち寄る人が多いのは当然かもしれません。

広島県内有数の花見の名所です。桜が満開の時期の週末だったので、大勢の花見客で混雑していました。園内にはここに遊園地があった時代からあるサル山に生き残った高齢の猿が１匹だけ飼育されており、春の陽気に誘われて元気に動き回っていました。以前、正月に見たときはまったく動かず元気がないように見えたので安心しました。

３月中旬に訪れたら、道に「杏まつり」の幟旗はあちこち立てられていましたが、あんずの花はほとんどがまだつぼみの状態でした。やはり見ごろになるのは３月下旬になってからのようです。観光用に開放されている菜の花畑の菜の花はきれいに咲きそろってましたし、快晴で海の景色もよく見えたので、あんずが咲いてなくても満足できました。

後楽園の正門のすぐ目の前にあり、後楽園の開園記念日（3月2日）には、後楽園とあわせてここも無料になります。自分が訪れたときには、来館者プレゼントとして絵はがき2種（古墳時代の銅鏡or平安時代の鎧）のうちどちらか好きなほうをもらえました。ただし、備前の日本刀と備前焼の展示室があるという特色はあるものの、県立の博物館にしては規模が小さく、展示品は充実しているとはいえません。

城から藩主が舟で後楽園にやってくるときの船着場の跡で、岡山城に近いほうの出入口の南門のそばにありますが、御舟入跡へ通じている遊歩道はそこで行き止まりになっていて、ここから南門へは行けません。引き返さねばなりませんし、階段状の雁木があるだけで、現在は川の水は来てませんから、とくに見ごたえのあるところでもありません。