岳人28号さんのクチコミ(27ページ)全934件

屋内の回廊から外に出られない永平寺のなかで、仏殿は外観をしっかり見ることができる数少ない建物のひとつです。仏殿の正面にあたる中雀門の裏側が開いており、そこから見えますし、回廊の窓からも見えます。明治35年（1902）に改築された建物ですが、もっとずっと古い時代の建築のような、どっしりとした風格を感じます。

いわゆる庫裏にあたるところで永平寺の台所です。上の階には来賓接待の間や150畳の大広間があるそうですが、一般の観光客が入れるのは1階の入口のあたりだけです。仏殿の前は視界が開けているので、そこから大庫院の外観がある程度わかります。

一般の寺院のいわゆる本堂にあたる建物で、各種の法要を執り行う場所です。訪れたのが12月30日だったので、大晦日・正月に向けての準備作業でお寺の若い方々が忙しそうにいろんなものを設置したりしていて、こんな忙しいときにお邪魔して申し訳ありませんという気分になりました。ふつうの日に来たほうが落ち着いて参拝できると思います。なお、永平寺の伽藍のなかで最大とのことですが、ここもやはり外観はわかりませんでした。

回廊の周回コースから分岐して奥のほうへ進むとあります。曹洞宗の開祖道元禅師の御廟で、永平寺の歴代住職の位牌なども祀られているそうです。内部の撮影は禁止されており、厳かな雰囲気に包まれています。ここも建物の外観は見えませんでした。

修行僧が座禅したり食事したりする道場で、明治35年（1902）に再建されたものとのこと。日常的に修行に使われているところなので、一般の観光客が中に入ることはできないうえ、どんな建物なのか外から眺めることもできません。廊下を通って僧堂の案内板を見つけ「ここが僧堂か」と思うだけです。

拝観順路に沿って進む場合、入口の受付を出て最初に入るところです。天井の格子に仕切られた升目ひとつひとつに、さまざまな花や樹木、鳥などが描かれていて、なかなか見ごたえがあります。大きな団体の集会が開けそうなくらい広い部屋でした。

拝観は靴を脱いでスリッパに履き替え、回廊でつながっている建物内をぐるっと一周する形になっており、建物の外には出られません。このため中を見ることはできますが、外観はあまりよく見えません。しかも冬は雪囲いがあるので、よけいに見えにくくなっています。建築物を見るのが好きな人にとっては不満が残るところだと思います。

地下鉄栄駅の西改札2番出口から徒歩1分。出口の階段を上がってすぐにありました。また、同じビルの1階にファミリーマートがあって非常に便利です。ホテルのフロントは2階にあります。部屋のカードキーをエレベータ内のカードリーダーにかざすと部屋のある階の番号が点灯して自動的にその階に行くシステムになっており、１階と2階以外のボタンは押しても作動しません。利便性に関しては申し分ないのですが、部屋のカーペットは汚れが目立ち、やや気になりました。わたしが宿泊したのは10階でしたが、客室の窓の外は隣のビルの壁で、眺望はまったくありませんでした。

南館なら一泊4280円と格安のうえ、2階ロビーでのアイスキャンデーの無料サービスや無料レンタサイクルなどサービスが充実しています。ただ、南館客室の古さは、弱･中･強の三段階しかないクーラーや、浴室の壊れたドアノブなどに顕著にあらわれていて、気になる人には気になると思います。とくに不便はなかったので、わたしは気になりませんでしたが。

バス・トイレつきの6畳の和室が1名素泊まり3300円と格安。喫煙の部屋しか空いてなかったので喫煙で予約しましたが、煙草臭などはまったく感じず快適に過ごせました。窓を全開にできるのも、真夏にはあまり意味ないかも知れませんが、季節によってはメリットがあると思います。テレビは地上波だけでなくＢＳもうつります。また、部屋の照明をリモコンで操作でき便利です。ただ、エアコンにはリモコンがありません。また、部屋のコンセントが1つしか空いておらず、そこはちょっと不便に感じました。あと多くのビジネスホテルが共通して抱える問題ではありますが、バスタブの排水が浴室の床に漏れて水浸しになります。

福井の地名の由来になったとされる井戸で、福井城址の天守台の上にあります。築城当時からあった古い井戸ですが、近年建てられた新しい上屋、新しい井戸枠のため、古い感じがまったくしません。名所をＰＲしようとするあまり、かえって雰囲気を損ねてしまっている気がします。

敷地には福井県庁や県警察本部の建物が建っており、当時の遺構は石垣と内堀くらいしか残っていませんが、石垣が壁のように積んであるところや、石垣の内側が上に登りやすいよう階段状になっていたりするところは、よくある平山城とは違う平城ならではの特徴で、新鮮な印象を受けました。

駅前に設置されている恐竜の大きな模型は、ほんの少しですが動きますし声も出します。こういうのが博物館とかでなく駅前広場に設置されているというのは、たぶんほかにないのではないでしょうか？模型にはそれぞれ名前と説明の書かれた案内板もあります。

富士八景のひとつに選ばれていて、案内板が設置されていました。訪れたのは12月で紅葉の時期はとっくに過ぎていましたが、落ち葉から紅葉の名所らしき片鱗はうかがうことができました。紅葉と富士山の組み合わせが見られる秋にもう一度訪れたいものです。10月中旬から11月上旬が紅葉の時期だそうです。

河口湖・西湖の南側に横たわるようにしてある山で、山頂の五湖台（1355ｍ）から伸びる尾根上に三湖台、紅葉台といった有名な富士山ビュースポットがあります。もちろん尾根道からも富士山や西湖などが樹木の間からいつも見えています。ただ、三湖台と紅葉台は互いに近い距離にありますが、このふたつと山頂の五湖台とはやや離れているうえ、五湖台は樹木にさえぎられて展望がいまいちなので、あまり山頂にこだわらずにルート選択をしたほうが良いと思います。

周囲に視界をさえぎる樹木などがほとんどなく、とても眺めの良い展望地です。富士山はもちろん、反対側の眼下にある西湖や樹海の眺めも実に見ごたえがあります。足和田山のなかでは最も展望の良いところで、時間や体力に余裕がなければ、山頂の五湖台は外して、紅葉台とここだけにしたほうが良いと思います。

赤ルートの河口湖周遊バスの終点です。河口湖畔のラベンダー畑から湖越しに富士山を眺める絶景スポットの大石公園内にあり、建物のなかには景色が見えるカフェや土産物店があります。夕暮れ時に訪れましたが、けっこうにぎわっていて混雑していました。

紅葉台から下山して竜宮洞穴バス停まで、ほんの一部を歩いただけですが、溶岩を抱えるようにして樹木が生えていたり、溶岩洞穴があったりして、ふつうの森林とは違う独特の景観を楽しむことが出来ました。道標がしっかり整備されていますし、平坦で道幅も広く歩きやすいです。

富士山との間に足和田山をはさんでいるので、富士山が見えるスポットは、湖の西端の根場浜など一部に限られますが、河口湖などに比べて湖周辺の観光地化・市街地化がさほど進んでいないので、自然味のある風景が楽しめます。

湖ごしに富士山を眺めるビュースポットとして有名。訪れたのが12月だったので、花はまったくありませんでしたが、湖岸の遊歩道沿いにラベンダーなどの花々が植えられており、花の季節なら花と湖と富士山を同時に楽しめる絶景スポットになると思います。