岳人28号さんのクチコミ(11ページ)全934件

青春18きっぷが利用できるようになる12月10日の段階で、まだ紅葉が見ごろの場所をインターネットで探して見つけたのがここ。実際、境内の紅葉はまだ鮮やかで十分見ごろといえる状態でした。12月でも修学旅行生などけっこう大勢の参拝客がいて、それなりに混雑してましたが、気になるほどではなく、紅葉を見ながらの散策を楽しめました。

紅葉の時期の土曜の夕方ということもあって、鳥居の前は人の群れで埋まっていました。神社でこれほどの混雑を目にするのは、正月以外では記憶にありません。参拝するのには相当時間がかかりそうなので、珍しい黒木の鳥居を見ただけで立ち去りました。

天龍寺の出口とつながっていました。紅葉の時期の土曜の夕方ということもあって、通勤ラッシュ時の駅前通り並みの混雑でした。人がもっと少なければ、それなりに風情を感じるであろう道も、あまりに人が多く騒がしいと、何の風情もありません。

紅葉の時期の土曜の午後は、想像をはるかに超える混雑ぶりでした。境内はどこもかしこも通勤ラッシュ時の駅前通りさながらで、落ち着いて景色を楽しむような雰囲気ではありません。しかも、西側に山が迫る地形のため、午後4時にはすっかり日が山の陰に入って薄暗く、光に照らされれば鮮やかに見えたであろう紅葉もくすんで見えるので、景色自体もいまいちでした。天龍寺に行くなら、人が比較的少なく日光が当たる午前中に行くべきだと思いました。

何年か前に来たときは拝観料をとるのはお堂だけで、大沢池は無料で入れましたが、大沢池も入口に受付が設けられていて有料になっていました。お堂の拝観料500円で大沢池にも入れるようなので、紅葉が楽しめるのは大沢池周辺ですが、せっかくなのでお堂も拝観することにしました。お堂だけ拝観して大沢池には来ない人が多いのか、大沢池周辺は比較的人が少なくのんびり散策できました。

小倉百人一首の計100基の歌碑が、嵐山公園の亀山地区と中之島地区、小倉山東麓のニ尊院・常寂光寺付近、竹林の道などに分散設置されています。天然石に刻まれた歌碑の文字は達筆で読みにくかったりしますが、解説書のページを印刷したかのような石板が付属しているのでわかりやすいです。そこにはQRコードもついてます。

明治時代初期に建てられた古民家を改修・整備して見学できる施設にしたものです。入館は無料です。昔の鳥居本の町並みを再現したジオラマや、昔の井戸、かまどなどがあります。歩き疲れたときにちょっと座って休憩するのにもちょうど良いところです。

嵯峨野から山越えで清滝方面に行く道の峠の手前あたりにある集落で、古民家が数多く残っています。とくに「つたや」という茅葺き屋根の料亭や、同じく茅葺き屋根の料亭「平野屋」は、周囲に紅葉したカエデもあってとても風情があります。

山門から続く石畳の細い通路の紅葉も、その先にある庫裏の前の庭の紅葉も実に見事で、参拝客もさほど多くなく静かで良い雰囲気だったので、予定より長居してしまい、結果的にこの日行く予定だったところをいくつか諦めることになりました。それでも後悔がないくらい良いところでした。

片側1車線の車道と両側に歩道のついた、わりと大きな橋です。木製風の外観をしており風情があります。午前中の混雑はそれほどでもありませんでしたが、他のところを観光して午後4時ごろ戻ってきたときは、通行が困難なほどの異常な混雑ぶりで驚きました。

嵐山公園は、桂川左岸の小倉山山麓の亀山地区、桂川の中洲の中之島地区、渡月橋のたもとから左岸の下流側にある臨川寺地区の３つに分かれています。このうち紅葉が楽しめるのは亀山地区で、カエデがあちこちに植えられているほか、遊歩道や展望台から対岸の嵐山の紅葉が見られます。また、展望台からさらに先へ進むと、公園の境界外に、小倉山山頂へ通じる登山道の入口があります。

渡月橋より上流の川沿いの遊歩道は、右岸は大悲閣千光寺まで、左岸は嵐山公園の敷地境界までで行き止まりになっています。左岸は道自体はまだ先があるようでしたが、私有地になっているのか通行止めでした。川沿いを歩いていると嵐山の紅葉とともに、時おり川下りの舟が通るのが見えて風情があります。

山全体が紅葉というのを期待してましたが、紅葉している部分は思ったより少ない感じでしたし、空が曇っていたのもあってか、色づきも鮮やかとは言いがたい印象。それでも山に日光が当たる午前中は比較的ましで、11月下旬ともなると午後3時くらいにはもう太陽が山の陰に入って暗くなってしまいます。

大阪から嵐山へは直通の便はなく、桂駅で乗り換える必要があります。大阪梅田駅で乗る阪急本線はかなり混雑してましたが、嵐山線は比較的空いてました。大阪から嵐山へのアクセスは、阪急嵐山線がＪＲよりも圧倒的に安いです。

ＪＲ新今宮駅の前の大通りではなく、少し奥に入ったところでわかりにくいので、地図を見ながら行ったほうが良いと思います。大通りの南側ということだけ確認して、うろ覚えで行ったので、たどり着くのにかなり手間取りました。大通りに面した宿に比べ料金は安く一泊1700円でした。部屋は狭いですが清潔でエアコンやテレビもあります。

ＪＲの大阪から奈良へは環状線内回り経由ですし、奈良から大阪へは環状線外回り乗り入れになります。奈良を観光して環状線の新今宮駅付近に多数ある安宿を利用するのには非常に便利です。奈良で乗車するときは空いて余裕で座れたので、新今宮に着くまでのんびりできました。

歩き疲れたので東大寺からＪＲ奈良駅まで利用。土日祝は運賃100円の「ぐるっとバス」が運行されていますが、平日なので通常の路線バス運賃220円です。東大寺・奈良公園からＪＲ奈良駅は、わりと距離があるので、疲れたときバスがあるのはありがたいです。

下の奈良公園から見上げるときれいな三角おにぎり形に見えますが、角度的に全体が見えないからで、登って見ると実際にはけっこう複雑な形をしています。登って展望を楽しむのも悪くありませんが、下から見上げたほうがきれいな山だと思います。春日山原始林の遊歩道を通って行くと山頂まで1時間20分くらいかかります。

紅葉したカエデの木が、遊歩道沿いにけっこうたくさんあってきれいでした。遊歩道の道幅はクルマが通れそうなくらい広く、傾斜もゆるやかで、非常に歩きやすいです。公園を散歩する感覚で歩いても問題ないレベルだと思います。

川岸に紅葉したカエデの木が多い水谷川沿いにある茅葺き屋根の古風な茶屋です。屋根の表面が苔むしており、なんともいえない侘びた雰囲気をかもし出しています。自分が訪れたときは、和服の女性をモデルにした写真撮影の真っ最中でした。