dee44さんのクチコミ(3ページ)全587件

閑静な住宅街の中にある、黄檗宗の唐寺です。
市電桜町駅から徒歩5分、JR長崎駅からは徒歩10分程度。
鮮やかな朱塗りなど、華やかな感じがする他の唐寺と比べ、落ち着いた佇まいのお堂や境内が印象的でした。

坂本龍馬ひきいる海援隊の船が紀州和歌山藩の船と衝突沈没した「いろは丸事件」が起こった際には、紀州藩との損害賠償交渉の場として使われたお寺でもあります。
龍馬ゆかりの品などが展示されている訳ではないようでしたが、瓦積みの壁や珍しい大黒様の鬼瓦が付いた鐘楼など、なかなか見応えがありました。

三大老舗カステラ店の一つと言われる文明堂の南山手店です。
大浦天主堂のすぐ下にあり、グラバー園など南山手観光の後に立ち寄るのに便利です。
空港店やアミュ店と異なり、こちらは直営店だそうです。
地元の方曰く、同じ文明堂でも直営店の方は味が良いとの事でした。

長崎くんちで有名な諏訪神社のお隣に広がる公園です。
長崎で一番古い公園になるそうです、
市内住宅地や商店街の近くですが、諏訪神社と共に心穏やかな時間が過ごせる癒しの空間になっています。
長崎開港に尽くしたと言われる長崎純景像など、長崎発展につくした先人の顕彰碑などが沢山建っていました。

有名な長崎くんちはこちらの神社の大祭になります。
さすが長崎の総氏神社、境内は広く建物も立派でした。
市電「諏訪神社前」駅からは徒歩5~10分程度、長崎の街を一望できる高台におわします。
道路沿いの大鳥居から大門に至るまで、立派な石段が一直線に伸びています。
登って行くのはナカナカ良い運動になりました、体調や足腰の悪い方は拝殿脇の駐車場まで車で行く事をおススメします。
境内から眺める長崎市街は、一見の価値ありでした。
拝殿前の神馬像は、平和祈念像でも有名な長崎出身の芸術家北村西望作。
なんと102歳！時の作品だそうです。

出島和蘭商館跡エリア最大の建物です。
跡地の洋館群では、比較的近年に復元された商館群メインの建物になります。
カピタンと呼ばれる商館長（総領事）住居および執務室や応接室があります。
当時の宴席でのテーブルを再現した大広間や、海に面していた往時は眺望を楽しめたサンルームのような展望室などが再現されています。
領事の生活を偲ぶ事の出来る興味深い施設でした。

市電思案橋駅からすぐ、昭和の古き良き雰囲気が漂う繁華街です。
長崎らしい中華料理店やスナック・パブ系の飲み屋さん、居酒屋系大型店などが立ち並ぶ、飲み屋街になっていました。
カステラの老舗「福砂屋」や三大遊郭跡地の丸山界隈なども近くです。
一方通行の狭い路地なので、車での来訪はおすすめしません。
わざわざレンタカーで飲みに来る観光客も少ないでしょうが…。

グラバー園にある木造洋風木造建築の内の一つです。
グラバー園内の洋館群は移築されたものも多いのですが、こちらは元々のこの場所に建てられたオリジナルだそうです。
持ち主のリンガーさんは、グラバー商会出身の商人なので、社長宅のご近所に建てたのでしょうか？
石壁木造建築という珍しい様式の母屋の前には、長崎港を一望できる美しい庭園が広がっています。
風が吹き抜ける心地良いテラスを備える洒落た洋館でした。

ちゃんぽんチェーンの「リンガーハット」の店名は、このリンガーさんにあやかって付けられています。

出島敷地内にある、西洋風木造建築です。
明治期の長崎在住イギリス人フレデリック・リンガーによって建てられました。
グラバー園で有名なトーマス・グラバーの息子、倉場富三郎が長崎の在住の外国人と日本人の交流の場として「長崎内外倶楽部」を設立し、その倶楽部ハウスとして使用していたそうです。
倶楽部会員のネームボックス（名刺ボックス？）など、当時の設備も保存されており、興味深かったです。
現在は、資料館およびレストランとして活用されています。
こちらのレストランは、トルコライスが美味しいとなかなか評判が高いようです。

出島跡の敷地内に建つ、日本最古のプロテスタント系の神学校だそうです。
教会建物を含む、明治初期に建てられた美しい木造建築です。
1970年代に改修され、現在は資料館やお土産物売店として活用されています。
テラスの手すりや廊下の格子天井など、明治のレトロ建築が好きな方には見所が多い建物だと思います。

2005年に竣工した、名前の通りに姿が美しい吊り橋です。
長崎港の港口にかかっており、軍艦島クルーズツアーなどに参加すると、船窓からその美しい姿を見上げる形でじっくりと観覧する事が出来ました。
夜間はライトアップされ、長崎の夜景の新しい見所にもなっています。

元々は外国人向けの賃貸住宅として建てられた西洋風木造住宅です。
全部で７棟ある内のこの１棟は、無料で一般開放されています。
案内パンフレットなどが設置され、観光案内所として機能しているようでした。
他の有料洋館と比べて、内部は特に変わりありませんでしたので、古写真に興味がない方はこちらと覗くだけでも良いかと思います。

和蘭商館長（総領事）の住居や、執務室などが再現されています。
江戸鎖国期の出島は、オランダ交易のみならず、貴重な海外交流の窓口になっていました。
和蘭商館跡では、カピタン（商館長）部屋や、執務室・応接室など当時の様子が復元されており、、和洋折衷風の建築と当時の生活の様子が楽しめます。
立派ではありますが、決して広いとは言えない敷地・建物で何年も過ごす当時のオランダ商館職員の苦労が偲ばれました。

出島の敷地内にある南洋杉科の常緑高木です。
幕末頃にオランダ人によってジャカルタから持ち込まれた幼木が立派に育ち、現在に伝わっています。
県の天然記念物に指定されていました。。
日本国内にはここにしかない、貴重な種類の木になるそうです。
出島敷地外の電車道からも見る事ができます。

長崎らしい舶来品の遺物や陶磁器、肥前焼きなどの資料が展示されています。
それぞれは貴重な品々かとは思いますが、展示状態があまり良くなく、価値がイマイチ伝わってきませんでした。
入館料は、古写真資料館と共通です。
観光時間に限りがある場合は、個人的にはスルーでも良いかと思います…。

東山手の洋館群の７棟の内、下手の３棟ほどが写真資料館として有料開放されていました。
上野彦馬撮影が撮影した当時の長崎の風景など、貴重な資料写真や当時を復元したカメラなどが展示されています。
空調施設は設置されていないようで、館内は大変に暑かった…。
幕末の長崎の様子が伺え、なかなか興味深く見る事ができました。

人気歴史小説家司馬遼太郎を記念して建てられた文学碑です。
作者の代表作「龍馬がゆく」の一節が刻み込まれています。

司馬遼太郎の文学碑は全国至る所に建立されているので、ファンなら各地の石碑巡りを目的に旅するのも楽しいかも。
長崎の街や港が眼下に一望できる、とても眺めの良い場所でした。

日本で最初の営業カメラマン、上野彦馬の墓所です。
有名な懐手姿の坂本龍馬の肖像写真は、この上野彦馬が撮影したものです。
西南戦争にも従軍カメラマンとして参加した、日本写真界のパイオニア的存在です。
風頭山の麓には、生家跡と写真館跡も残っています。
写真に興味がある方は、墓参してみては如何でしょうか。
龍馬像と司馬遼太郎文学碑のすぐ脇にあります。

麓の参道から上手のお宮まで続く千本鳥居が印象的なお稲荷様。

代々の長崎奉行により、開削・改修が行われてきたそうです。
江戸期の建立との事ですが、それ以上の歴史を感じさせる厳かな境内でした。

亀山社中から近い事もあり、お宮の脇に龍馬像がありました。
勤皇稲荷と呼ばれ、幕末の志士達が参詣したと伝えられています。

全国チェーンのちゃんぽん店、リンガーハットの１号店です。
市郊外にあるので、車がないと行くのはちょっと大変そう。
市内中心部からは10~15分程度。

「長崎まで来てリンガーハットかよ！？」と言う気持ちも正直ありましたが、地元の方から「味が全然違うよ！」と大プッシュされて訪問してみました。
が、正直特段の差は感じられませんでした…。

しかしながら、あっさりした中にもコクのあるスープ、いつもの美味しいちゃんぽんが食べられます。デザートのミルクセーキも美味しいし！
中華街なら1000円～はする所、500円でこれだけの味がお腹いっぱい食べられる、これは流行るのも納得です。

本店巡礼の付加価値も含めれば、充分に満足できるお店でした。

格子窓のついた古風な建物を想像していたのですが、店先の暖簾が印象的な和モダンなガラス張りのビルになっていました。
ショップやイベント用のオリジナル手ぬぐいや、のぼり旗などを扱う地元向けのお店のようでしたが、長崎波佐見焼きの小鉢など、お土産用の和雑貨を扱うコーナーもありました。
思案橋の電停から徒歩３～４分、和モダンなお土産を探している方は足を伸ばしてみては？