ミロヒさんのクチコミ(74ページ)全2,910件

烏丸通り沿いにある出水口から京都御苑に入った先に白雲神社があります。白雲とかいて「しらくも」と呼びます。こじんまりとした神社は西園寺邸の鎮守社で、祭神は市杵島姫命。音楽の神様として信仰され妙音弁財天とも呼ばれ、奉納されている絵馬には琵琶の絵が描かれ芸事のお願いが多く書かれていました。音楽が上手くなりたい人にはお薦めの神社です。

京都御苑内、京都御所の建礼門を下った東側に凝華洞跡があります。凝華洞は後西天皇
の仙洞御と伝えられていますが、所蛤御門の変時には京都守護職であった松平容保が仮宿舎として控えていた場所として知られます。
現在の凝華洞跡は小さな丘に松の木が建つだけで、歴史的な場所ではあること以外は見応えはありません。

寺町御門から京都御苑入ると右手に築地塀に囲まれた場所があります。そこが仙洞御所です。後水尾上皇が造られた退位した天皇が住まわれる御所で、いわば隠居場です。御所の見学には事前に拝観予約しないと見られません。そのため、外側からだけの見学。表門は閉ざされており入れませんが、その奥には深い緑の木々に覆われた庭園ひろがります。
職員の人に聞いてみると、当日も空きがある場合は見学を受け付けており、見学出来ることがあるそうです。
秋の紅葉時に予約して訪れずてみたいものです。

京都御苑の中にある仙洞御所の南東部外に位置する御所にある9つの御門の一つです。見た目は他の御門と大差はない高麗門で、寺町通りから御門越しに仙洞御所の長い外壁が綺麗に見えます。それ以外は歴史的にも大きな特徴はなく、寺町通りに抜ける人の通路として行き来する人が多く目立ちます。御門の中では一番見応えのない門かもしれません。

京都御苑の東南部、富小路口から入った突き当たりにある広場が富小路広場です。グラウンド、テニスコート、ゲートボール場がある広場で観光地ではなく、運動施設として草野球が行われている広場です。早朝だと誰も使用していません。草野球などスポーツする人が居なければ全く見る価値はありません。ベンチがあるので座って休む位です。

京都御苑の東南部にある富小路広場の隣に博覧会場跡の駒札が立てられています。明治14年の第10回から岡崎に移るまでの間この地で内国勧業博覧会が常設で行われた場所です。現在は広い平場になっており、駒札があるだけで、その面影は全くありません。っですので、ここで内国勧業博覧会が「開かれていたの」と思う程度でよっぽどの人でなければ殆ど行く価値無しです。

京都御苑を丸太町通りから堺町御門を潜って入った突き当たりの緑地帯が鷹司邸のあった所です。九条家とならぶ五摂家の一つで、禁門の変のときは長州閥の拠点となっていた場所である。そのため、この地が長州の久坂玄瑞が自害した場所でも知られています。現在の鷹司邸跡は木の植わるただの緑地となっており、説明版と碑が建っているだけで見ごたえはありません。ただ歴史の動いた場所として見る価値ありです。

京都御苑の南側、丸太町通りに面した唯一の御門です。この門は有名な蛤御門の変の前哨戦に当たる八月十八日の政変の舞台となった幕末史に登場する史跡として見る価値があります。長州藩が警備していたこの御門から、会津藩、薩摩藩が長州藩兵を追放した事件のあった現場です。歴史的現場が見られるのが京都及び京都御苑の魅力と言えます。

京都御苑の南西部にあった九条家の邸宅跡にある庭園の池が九条池です。池の中央には高倉橋が架かり、池のほとりには厳島神社や、拾翠亭があり綺麗な景観が見られます。真夏でも涼しげに感じました。池の周囲は奥の木々が植わっており紅葉時には更に見事な庭園美が見られるのではないでしょうか。

京都御苑の南西部の九条池に掛けられた橋です。高倉橋からは拾翠亭、厳島神社などが九条池の水面に映る様にみることが出来るビューポイントで、もともと五摂家に数えられた九条家邸宅の優雅な姿を見渡すことができます。また、橋自体も擬宝珠のある白い欄干が綺麗で行けに映り込む高倉橋も見物です。

JR上野駅からヨドバシカメラの前を通り過ぎた先にある甘味処です。この店の人気商品はあんみつでデパートの催事場などでも時々販売されているのを見かけます。
本店にはあんみつ以外にもソフトクリームなどもあり、19時近くにでも入店待ちが続いており、並ぶこと必須です。
なので、入店は諦め、店頭で売られている白玉あんみつを買いました。モチモチの白玉が黒蜜、餡、寒天と絡まりとても美味です。
パンダの絵が入った紙袋も人気です（少量だとパンダ柄ではありません）。

京都御苑の南西部、堺町御門の西側に広がる九条池周辺が旧九條邸跡です。五摂家の一つに数えられる九条家の邸宅だけあり、優雅な庭園に残る九条池、拾翠亭、厳島神社、高倉橋など見所も多く、公家の華やかな生活の一端を想像することが出来る公家邸宅跡です。150年前の京都御所はこの様な公家邸宅だらけだったと思うと面白いです。

京都御苑の西南にある九条池の北側に浮かぶ小さな島に厳島神社があります。旧九條邸の鎮守社として設けられた神社で、宗像神社と同じ様に地元の人さ参拝に訪れる地元に根付いた神社です。この神社の見所は京都三珍鳥居の一つに数えられる唐破風鳥居。社殿の前に立つ鳥居は湾曲した形をしており、他ではみられない形状をしています。きにしていないとうっかり見逃してしまいます。

京都御苑の南側 間ノ町口から入った右手、九条域のほとりに拾翠亭があります。五摂家の一つに数えられる九条家の茶会を開く離れとして江戸時代に建てられた建物です。瓦葺の切妻、入母屋造りが組み合わせれた九条池にうつる姿はとても綺麗です。
一般公開されていますが、今回は公開時ではなかったので、紅葉時に公開しているときに再度訪れたいと思いました。

京都御苑の最南西部にある宮家の屋敷跡の一つです。閑院宮家は四親王家の一つに数えられる名門宮家です。閑院宮邸跡には屋敷が建っていますが、この建物は明治期に建てられた旧宮内庁京都支庁の建物。建物の前には緑の木々に囲まれた池が美しい庭園もあり、建物も庭園もすべて無料で見学出来るのがうれしいです。
当時の公家さんの生活が垣間見える施設は余り無いので見ごたえありです。

京都御苑の南西にある宗像神社の境内にある末社の一つが京都観光神社です。昭和43年の創建と新しく、創建の理由が石碑に「恵まれた観光資源を持つ京都に感謝の念を表すため、観光関係者によって創建した。」と彫られたおり、神社の名に由来が分かります。猿田彦大神が祀られており、ちゃんとした神社ではありますが、一般の観光客は特にお参りする必要はないかと。ただ、名前は面白い神社です。

京都御苑の南側、間ノ町口から北に上がった所にある神社が宗像神社で御苑にある大きな四つの神社の一つです。藤原冬嗣の邸宅内に鎮守社として建てられた神社で宗像三女神を祀っています。境内にそれ以外にも琴平神社などの末社が幾つかあり、朝参拝すると地元の人がお参りする姿が見られます。
境内に多くの神様が祀られているので、すべてお参りすると何に出ても御利益がありそうです。

京都御苑を下立売御門から入り50m程行った北側に小さな小川が流れてています。よく見ると湧水の様ではなく人工的に作った小川の様です。
木陰の下を流れるせせらぎは、真夏の炎天下の日にはとても涼しげで、深くても10cm程ですので、子供の水遊びには持って来いの小川です。

京都御苑には九つの門があります。烏丸通りに面した一番南にある門が下立売御門（しもだちうりもん）です。
禁門の変では蛤御門が有名ですが。下立売御門でも長州藩と幕府軍（仙台藩）との衝突があった御門です。そんなことがあったようには見えませんが歴史の証人とも言える門は、蛤御門同様、幕末の歴史好きには見ごたえのある門です。

京都御苑の西側、烏丸通り沿いにあるホテルです。大きなホテルではなく、少し古めかしく、部屋の壁紙や、ユニットバスは劣化がみられますが、部屋は十分に広くゆとりがあり、地下鉄の駅からも近く便利なホテルです。
そして良いサービスがレンタサイクル。１時間以内なら無料、6時間でも300円と安く、広大な京都御苑の中を見て回ったり、ちょっとした遠出にとても便利。京都の市街はあまり高低差もないので電動アシストも不要です。