ミロヒさんのクチコミ(73ページ)全2,910件

上野広小路駅から200m程、中央通りぞいにある和菓子のお店です。どら焼き御三家の一つに数えられるほどどら焼きが有名なお店で、夕方までには売り切れてしまうこともあるので午前中に行きました。5個注文すると既に箱詰めされたどら焼きが出て来ました。日持ちしないので、帰ってから早速頂くと、ふわふわの香ばしい皮に、深みのある餡がたまりません。上野に行ったらまたか良くなるお店の一つです。

京都御苑に9つある御門の一つで、御苑の東側にある御門の一番北にある御門です。
かつて寺町今出川の南側に現在の真如堂にある石薬師堂の石薬師が祀られていた、真如堂があった場所がこの地であったことから、石薬師御門と呼ばれる様です。
御門自体は他の門同様ですが、京都御苑に北東部から入る門として人の行き来が多い御門です。近くは母と子の森があり、とても自然豊かな所にあります。

京都御苑の北東部、石薬師御門から入って左手の京都迎賓館の北側に都会とは思えない木々覆い茂る森があります。それが母と子の森です。真夏に行ったのですが、森の中の径は獣道の様になっていて、周辺の木々には蝉が沢山とまり、蝉の大合唱を聴くことができます。ある意味自然豊かな場所ですが、暑苦しく、うるさい程です。行くなら春か秋ですね。

京都迎賓館の裏側（東側）、母と子の森の南に古井戸があります。これが京都御苑の三名水の一つに数えられる染殿井です。井戸の周りは草木が覆い茂り、見ようによっては貞子が出てきそうな感じがします。もう少していれしても良いのに。
現在井戸は枯れ井戸となっており、遺構が残るだけですが、水源は近くの梨木神社の名水｢染井｣と同一だったそうです。

京都御所と京都迎賓館の間の緑地に橋本家の邸宅跡があります。京都御苑にあった公家の邸宅跡の一つですが、橋本家は幕末期のヒロイン、和宮の生家として知られており、駒札の横に碑が建てられています。仁孝天皇の側室 橋本経子の実家であり、和宮はこの橋本家で養育されたそうです。
現在の橋本家跡は何も残っておりません。

京都御苑の東側に東京四谷の迎賓館と同じく、国賓をもてなすために設けられた京都迎賓館があります。基本的にここも通年事前予約を行った上で内部を見学することが出来ますが、当日でも見学の枠が空いている場合、当日受付でも見学することができます。
今度はちゃんと事前予約をしてじっくり内部を見学したいものです。

京都御所の建春門の東側の緑地に学習院発祥の地の駒札が建てられています。学習院は現在東京目白にありますが、発祥の場所が京都御苑内にあったとは知りませんでした。学習院と言えば皇太子殿下を始め皇室の方が通われる学校ですが、公明天皇が開所した学問所だったのですね。道理で皇族の方が進学される訳です。
発祥の地好きには見応えあると思いますが、現地は駒札以外は木が茂る緑地だけです。

京都御苑にある9つの御門の一つ。京都御苑の東側中央、蛤御門と対峙する場所にある御門です。御門の南側には駐車場、北側には梨木神社があり、また京都迎賓館にも一番近い入口の為、人通りが多い。御門自体は寺町御門とさほど変わらず見応えはありません。
ふと、見ていておもったのは、蛤御門の反対側で500m程しか離れてないのに禁門の変の際、この御門では何もなかったのだろうか？

寺町通りから京都御苑に清和院御門から入った右手、大宮御所の北側に土御門第跡があります。上東門殿、京極殿とも呼ばれた邸宅で、摂政、太政大臣となった藤原道長の邸宅であった場所です。
現在の土御門第は木々が植わる緑地に駒札が建つだけで、よっぽどの歴史好きのひとにしか見応えはありません。私は全般的に歴史が好きですが、平安時代は苦手で歴史的価値がどの程なのか見当がつきませんでした。

京都御所の南東の築地塀に囲まれた場所が大宮御所・仙洞御所です。この二つの御所は同じ式内にあり、敷地のの西北側が大宮御所です。一般通常公開はしておらず、見学するには事前に宮内庁に申し込む必要があります（当日の空きがある場合は見学できますが基本事前申し込み）。
今回は申し込んでないため大宮御所の正門と北門のみの見学。どちらの門とも警備が厳重で警官控所が置かれ景観てきには余り宜しくありませんが、警備の都合上仕方ないかと思います。
今度は事前申し込みをして内部を見てみたいと思います。

京都御所の建礼門の東南東の松の木が植わる緑地に有栖川宮邸跡の碑が建てられています。有栖川宮家は閑院宮家、伏見宮家、桂宮家と並ぶ四親王家の一つ。
有栖川宮邸跡には宮家が東京に移り、碑以外は見る影もありません。有栖川宮邸自体は現在、平安女学院の施設として烏丸通り沿いにあり年2回公開されています。こちらは見る価値ありです。

京都御苑の中央北側にある築地塀に囲まれたかつて天皇陛下が居られた御在所が京都御所です。事前申し込みか、春秋の一般公開でしかみられないと思っていたのですが、いつの間にか予約不要の通年公開になってました。どうせ見られないと思っていたので、行く日を気にせず月曜日に行ってしまい、後の祭り。紫宸殿や庭園は見られず、建礼門など外からの見学となりました。
月曜日は京都御苑に行くべからずです。

蛤御門から京都御苑に入り直進した先、御所の南西部に、大きく枝を張る椋の大木があります。これが清水谷家の椋です。かつてこの辺りに公家の清水谷家の邸宅があったことから、この様に呼ばれています。樹齢300年と言われる清水谷家の椋は、禁門の変の時にはその激戦地に立ち、歴史の生き証人と言える巨木です。
ほんとに大きな椋の大木で京都御苑の中でも一際目立つ木です。

京都御所の西側、中央にある御門です。京都御所にある9つの御門の中で一番名の知られた御門です。それは明治維新の発端となった禁門の変、別名蛤御門の変の舞台となった場所がこの蛤御門だからです。長州藩と薩摩藩を含む幕府軍が衝突し、蛤御門にはその時の銃痕らしき跡が今でも見て取れます。今年は明治150年、大河ドラマでも「西郷どん」が放映され、見に来られる人が結構多く居られました。

京都御所の蛤御門の前、京都ガーデンパレスホテルの南側に水戸藩邸跡の石碑と駒札が立てられています。烏丸通りは何回か歩いているのですが、これまでこの碑があることに気づきませんでした。
水戸藩と言えば徳川斉昭、天狗党等幕末史に名を遺す藩ですが、長州藩と幕府軍が衝突した蛤御門の目の前に水戸藩邸があったとは、驚きでした。
如何に水戸藩が重要な場所に判藩邸を構えていたことが良く分かりました。

護王神社の境内、護王会館の入口右手に日本一のさざれ石と銘打たれたさざれ石があります。たしかに大きな石ですが、本当に日本一なのでしょうか。
国歌に歌われるさざれ石はこれまでも色々な神社（鶴ケ岡八幡、生田神社、玉前神社など）で見たのでさほど珍しい物には感じませんでした。
しかし、さざれ石を見ると国歌を思い出し、日本人であることが改めて実感するこの頃です。

和気清麻呂像は護王神社の境内の拝殿の右手、さざれ石の手前にあります。平安京遷都の立役者として知られる和気清麻呂は護王神社の祭神でもあります。
顎鬚を蓄えた凛々しい姿の立像はまっすぐ正面の御所を見つめています。しかし、ただの銅像ですので見応えはありません。

京都御苑の西方、烏丸通りに面した所にある和気清麻呂を祀る神社が護王神社です。境内にはいたる所に猪の置物がみられ、狛犬までも狛猪です。この猪の加護によって和気清麻呂の足が良くなったと言う話から足腰の守護神として参拝される方が多い神社です。私の旦那も腰を患い足が悪いので丁度良いお参りになりました。

京都御苑の西側、皇宮警察本部京都護衛署と白雲神社の間の緑地に枇杷殿跡の駒札が立っています。藤原仲平の屋敷跡で枇杷が植えられていたことから枇杷殿と言われていたそうですが、現在は枇杷ならぬ梅林となっています。
紫式部や清少納言が枇杷殿に仕えていたとされますが、何も残っておらず残念です。

京都御苑の中の白雲神社の北側に西園寺邸跡があります（白雲神社も西園寺邸の一部）。西園寺家は五摂家に次ぐ九清華家の一つに数えられる清華家であり、後に総理大臣となった西園寺公望の出身家です。その西園寺公望が創設した私塾 立命館がこの地にありました。立命館を志望する人はここを訪れると御利益があるかもしれません。
西園寺邸跡には白雲神社が残るだけで駒札と碑が建つ木々が茂る緑地となっています。