ミロヒさんのクチコミ(67ページ)全2,910件

浅草寺の境内、影向堂の近くに大きく「南無阿弥陀仏」その両脇に「観世音菩薩」「大勢至菩薩」と刻まれた供養塔があります。これが三尊名号供養塔です。三尊とは上記阿弥陀三尊を指し、先祖の菩提を弔うために江戸の鹿島屋弥兵衛が1827年に建立したものです。江戸時代の信仰の深さを表すものとして貴重だそうですが、私には良く分かりません。

浅草寺の境内、影向堂の近くにある二つに割れた石板が石柱で支えられて建てられています。これが西仏板碑です。約2.2mの高さがある石板には薄くなっていますが、蓮華座上に立つ釈迦像や童子像が描かれ、上部には梵字が刻まれています。珍し貴重な石板だそうですが、私にはよくわかりませんでした。

浅草寺の境内、本堂と影向堂の間にある池に架かる橋は石橋です（しゃっきょうと読みます）。浅草寺に東照宮が造営された1618年に神橋として作られたもので都内最古の石橋と言われているそうです。渡ることはできませんが、石橋、池、錦鯉の日本らしい雰囲気をみることができます。

浅草寺の本堂西側、阿弥陀如来像の隣に並んで建てられているのが銅像宝篋印塔です。1761年に西村和泉守藤原政時が鋳造し作成した塔です。他の場所で宝篋印塔を見たことがありますが、高さ8mもあるものは見たことがありません。非常に立派の宝篋印塔で一見の価値ありです。

浅草寺の本堂西側に阿弥陀如来像が鎮座しています。1693年に千人近い信徒の寄進によって建立された阿弥陀如来像は元々は本堂裏手にあったものを平成になって移設したそうです。
私から見ると外に安置されている只野阿弥陀如来像なのですが、何故か外人には人気があり、阿弥陀如来像と記念写真をとる人が入れ代わり立ち代りおり、不思議でした。
何かガイドブックに書いてあるんでしょうか。

浅草寺の境内、宝蔵門の西側にそびえ立つ五重塔です。1648年に徳川家光によって再建された五重塔は本堂と共に国宝に指定される名建築でしたが、第二次世界大戦で焼失。現在の五重塔は昭和48年に再建されたものです。それ故鉄筋コンクリートでつくられており私には見ごたえがありません。しかし、海外から来られた方には浅草寺のシンボル的に見えるので人気。しかし、内部は公開されておらず、外観だけの見学になってしまいます。

628年に送検された東京浅草にある都内最古のお寺です。雷門から仲見世を通り、宝蔵門を潜って本堂に向かうルートは江戸文化の情緒が至る所に残っており、世界各地から沢山の観光客が訪れる世界的観光地となっています。境内にはそれ以外にも隠れた見物があり、それらを見て回るのも面白いです。
浅草寺から東京スカイツリーと新旧の江戸・東京の対比が面白いです。

浅草寺の境内、本堂の東側に東門として建てられた二天門があります。朱に塗られた門はシンプルですが、門に安置されている増長天、持国天は見ごたえがあります。
浅草寺の建物は第二次大戦で被災、焼失したものが多い中、1618年に建立された二天門は震災、戦災を潜り抜け重要文化財に指定され、浅草寺でも珍しい存在の門です。

浅草寺の境内、本堂正面を右手に行ったところに三社様で知られる浅草神社があります。土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命を祀る神社ですが、江戸三大祭りとして毎年5月に行われる三社祭が有名。朱色の本殿が鮮やかで外人の人もいましたが、神社と寺の違いは分かっていないようでした。
普段、三社祭の神輿は見られませんが、訪れた日はたまたま本手入れの日だったのか、本殿の右手に収められている神輿三基を見ることができました。祭りでない日に本物の神輿が見られラッキーでした。

浅草寺の御本尊 聖観世音菩薩を祀る観音堂とも呼ばれる建物が本堂です。浅草寺の中で一番大きい建物で、第二次大戦までは国宝に指定されるほどの建築物でしたが戦災で焼失。現在の本堂は昭和33年に再建されたものです。戦災前の木造時代の姿を見たかったと思います。
浅草寺のメインとなる建物だけあって、日、英、中、韓など様々な言葉が聞き取れるほど内外の観光客がお参りするところになっています。
内部の天井に描かれている天女の天井画がきれいです、見逃さないように。

浅草寺の境内、本堂正面の左手に柵に囲まれて建っている石碑が浅草迷子しらせ石標です。よく読むと「南無大慈悲観世音菩薩まよひこのしるべ」と彫られており、江戸時代にあった迷子案内所と言ったところでしょうか。江戸時代にも浅草寺が賑わっていたことが分かり面白いです。
少し残念なのは第二次大戦で倒壊したため、当時の石標ではなく復元されたものだそうです。

浅草寺の境内、五重塔の前にある木の袂に、時計が嵌め込まれた石積みの多重塔を模したモニュメントがあります。これが平和の時計です。ご存知のように浅草寺周辺は第二次世界大戦中に何度も空襲に会い、その犠牲者を供養するために建てられたものです。見向きもしない人が殆どですが、浅草寺にはこのようなモニュメントがいくつかあります。あまり見る価値はありませんが、待ち合わせ場所には良いと思います。

浅草寺の境内、本堂正面の左手に鳩ポッポの歌碑があります。そう「ポッポッポ鳩ポッポ、豆が欲しけりゃ…」と誰もが知っているあの童謡は浅草寺の境内で鳩と戯れる子供達の様子を唄ったものだそうです。また、この童謡を作曲したのは滝廉太郎だとは知りませんでした。碑の上にある鳩は今にも動きそうでよくできています。

浅草寺の山門である宝蔵門を正面に右手に赤い幟が立つ、石柵に囲われた所に、赤子を抱き負ぶった母子像があります。これが母子地蔵尊です。満洲国で第二次大戦末期に逃避行の末に命を落としたり、生き別れた母子を慰めるために建立されたものです。悲しい歴史を物語る地蔵として後世に伝える仏像に思わず合唱しました。

浅草寺の山門である宝蔵門を正面に右手に行ったところに二尊仏はあります。左の手を合わせた仏が勢至菩薩、右の手を広げた仏が観世音菩薩で、野外に置かれていることから濡れ仏と呼ばれています。浅草寺の境内はたくさんの観光客がいますが、江戸初期に作られた濡れ仏を見に来る人はほとんどおらず、周りにもいくつかの仏が祭られているので、訪れてみては如何でしょうか。

仲見世通りの突き当りにある山門が宝蔵門です。現在の門は戦争で焼失した門を唱和39年に再建したもので、浅草寺では雷門が有名ですが、収蔵庫を兼ねた二層の門はそれ以上に大きく立派で、雷門より見ごたえがあります。左右には阿吽の仁王像が安置され、本堂側の壁には大わらじが掛けられています。

仲見世を進んだ宝蔵門の手前左手に浅草寺の本坊である伝法院があります。重要文化財に指定される六棟の建物や、池泉庭園がありますが、普段は一般非公開。仲見世通りからは閉じられれ門しか見ることができません。時々特別公開することがあり、その時に行くのが狙い目です。

浅草寺の仲見世通りを横切る様に浅草六区方面に向かう通りが伝法院通りです。仲見世は混雑していますが、こちらの通りはそんなに混んでいません。しかし、通り沿いには伝統工芸品を扱う店など江戸情緒を思い起こすような商店が数多くあり、魅力的な通りとなっています。

浅草寺の表口、雷門を潜った先に延びる表参道が仲見世通りです。通りの両サイドには土産物店、人形焼き、かみなりおこし、おかき等の商店が数多く並んでいます。まるで縁日の屋台が並んだ様な雰囲気で、平日でも観光客の賑わい混雑しています。しかし、この雰囲気が楽しく、あちこちの商店をのぞき込み、つい立ち食いしてしまいそうになる参道です。

浅草観光で誰もが必ず訪れる場所が浅草寺の雷門です。浅草寺の境内への入口であり、日本を代表する観光施設です。門の下には大きな赤い提灯、そして気が付かない人も多いですが左右には風神、雷神像が祭られています。それ故に雷門をバックに記念撮影する人が絶えず、他の人を入れずに写真を撮ることは至難の業です。