フエの旅行記・ブログ(20ページ)

カンフー、功夫、と言ったら中国伝統の武術で、ジャッキーチェンの映画などでも有名だが、このカンフー、ベトナムにも伝統武術として伝承されているようだ。元々カンフーは広東省、...

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地霊神のことをベトナム語でどう呼ぶかは知らない。タイ語では「ピー」（ผี）と呼び、大きな家の庭先とか、道路の端、霊の集まりそうな場所に置いてあり...

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ボートから眺めた七重の塔は、阮朝時代に作られた仏教寺院だった。ここは遺跡ではなく現在も走路が住持し、宗教活動を行っている。しかしボートから見た時は如何にも古めかしい遺跡...

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最初ボートの上からこの寺を眺めた時、既にこの寺は廃寺になっているかと思って、七重の塔を回り、境内の奥へ進んで行くと、灰色の僧服を着た何人もの僧侶の姿を認めた。灰色の僧服...

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今回ベトナムを初めて訪問する際、幾つかの本を読んだりしたが、ベトナムに関しての知識は殆どない。随分昔に読んだ本の中に、鑑真和上が艱難辛苦、７回目の渡航にして漸く薩摩坊津...

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最近のタイは生活レベルが上がって、田舎へ行っても余り見かけなくなったが、ラオスとかカンボジアではたまに見かけることがあるが、ここベトナムでも人々は川で洗濯をしている。多...

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テイエンムー寺の観光を終えたツアー一行は、再びボートに乗ってフォーン川を遡る。日本の川はどこでも高い堤防、堰堤によって、川が他と区切られているが、アジアの川はそうした堤...

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ボートのスピードはゆっくりだから、周囲の景色、川辺の風景、行き交う小舟など、十分堪能することができる。特に目に着くのは砂利船で、今にも船が沈みそうな位に砂利を山盛りして...

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観光ボートの中で、外人も一緒に胡坐をかいて昼食を取った後、ボートは対岸に着岸し、これからはバスで阮王朝の遺跡を回ることになる。先刻船の上から見上げた段丘上の林の中をマイ...

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日本と中国との関わりは有史以前、紀元間もない頃の後漢の時代から既に始まっている。日本は朝鮮半島との間に対馬海峡があって、海で隔てられていたが、ベトナムは中国と地続きで、...

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ここフエのミンマン廟には阮朝代々の御霊を祀る廟堂が立ち並んでいるが、この霊園をどんどんどんどん、一番奥まで歩いて行った突き当りには、阮王室最初の王を祀る奥津城がある。こ...

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奥津城からの帰り、広大なミンマン廟霊園の中の中国風な建物の中で、何か撮影が行われている。時代がかった衣装を着た男女が古典から題材を取った時代劇を撮影しているようだ。ガイ...

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ミンマン廟でのテレビロケを見た後、一行は廟を出て、川沿いの道路を南下する。この道路は河岸の高台の上を走っていて、先刻ボートの中から眺めた立派な墓地の間を通り抜ける。まば...

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日本の団体ツアーではよくあることだが、ベトナムでの現地ツァーも日本と同じように、観光地の途中で買い物ツアーが組み込まれている。日本の場合、買い物時間に長い時間を取って、...

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今回のフエ１日ツアーは、先ず最初にフォーン川の対岸にあるテインムー寺を訪問し、次にベトナムのカンフー道場を見学。川を見下ろす中国寺院へ行き、その近くに停泊したボートの上...

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幾つかの楼門を通り過ぎた一番奥にこの廟の主、カイデイン王のお墓が安置されている。この王は阮朝三祖と聞いていたが、二祖かも知れないし、もっと後の人かも知れない。歴史家でな...

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２カ所の史跡及びカンフー場、更に３カ所の霊廟巡りの「フエ１日ツアー」は、このカイデイン廟をもって終了となる。昼食も付いて盛り沢山の内容だった。これで１０００円も掛らない...

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フエを流れるフォーン川は日本最大の信濃川よりも川幅は広く、水量も豊富だ。だから水運も発達していて、砂利を運搬する小型船は水澄ましのように喫水線すれすれにゆっくりと川を上...

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今日の午後は列車でフエからダナンへ移動する日。午前中は半日時間があるので、昨日行きそびれた王宮跡を見に行くことにする。一昨日、フエに着いた最初の日、サムロに乗って橋を渡...

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フォーン川の橋を渡った先の右手にはフエで一番大きな市場「ドンバ」がる。その市場に足を踏み入れる前から、賑やかな騒音が市場の方向から聞こえてくる。ベトナム人の元気そのもの...

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フォーン川を渡った先はフエの旧市街で、元の王宮を中心として古い市街が残っている。フエに着いた最初の夜、サムロ（人力車）でこの辺りを回ったが、怪しいネオンが紅く侘しげに灯...

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この阮朝王宮は随分と広い。日本の皇居程の広さはないが、バンコクやプノンペンにある王宮よりも面積は広い。最初の濠と城門を潜ったら、直ぐに王宮かと思ったら、その中は広い庭園...

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日本の場合、ユネスコ世界遺産に登録されると、大々的にＰＲし、史跡周辺のあちこちに幟やら旗が立てられ、お国自慢、おらが名誉を最大に表現するが、外国の場合、余りそうした光景...

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初めて旅行するベトナムについて、旅行前に２−３ベトナムに関する本を読んだが、余り馴染みのない国、殆ど忘れてしまったが、この今歩いている阮王朝については、少しばかりの印象...

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今ではもう殆ど、学者以外に読める人もいなくなったが、ついこの前の第２次世界大戦が終わるまでのこの国の公用語、いや、公文書・記録類はすべて漢字で記載されていた。本国中国で...

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今日はフエを立ってダナンに行かなければならない。ダナンまでは列車でも２−３時間で行けるから午後フエを出ても充分行きつけるだろう、と午前の早い時間を阮朝王宮跡の訪問に費や...

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さてホテルをチェックアウトし、昨日列車のチケットでお世話になった隣の旅行代理店に挨拶し、サムロに乗ってフエ駅に向かう。Ａｇｎｅｔ　Ｏｆｆｉｃｅでは昨日の美人社員が不在だ...

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フエ駅に着いたら、出発までにまだ１時間弱もある。待合室でノートを付けようとしたら、ホテルに忘れてきた。昨日国際電話を掛けた時に、電話口に忘れてきたようだ。急いでホテルに...

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このフエ駅の赤レンガの造りは、どことなく今改装中の旧東京駅ビルに感じが似ている。そう言えば、太平洋戦争中の一時期、日本軍政府がこのベトナムを軍政下に置いたこともあった。...

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さて、ハノイからやってきて、サイゴンまで向かう長距離列車がやってきて、これから１１時発の列車に乗り込む。ハノイーサイゴン間は駅のホームの掲示板にもあった通り、約１７００...

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