2010/12/24 - 2011/01/08
712位(同エリア821件中)
ちゃおさん
カンフー、功夫、と言ったら中国伝統の武術で、ジャッキーチェンの映画などでも有名だが、このカンフー、ベトナムにも伝統武術として伝承されているようだ。元々カンフーは広東省、武夷山辺りで発達した武術で、15,6世紀以降、ベトナムを含めて東南アジア方面には多くの広東人が移り住んでいるので、彼らが一緒に運んできた文化に違いない。
フォーン川の河港を出た観光ボートはゆっくり川を遡上すること約30分、川の対岸の集落に着岸する。舗装されていない田舎道を4−5分歩くと、最初の観光スポット、「カンフー武闘場」へ到着する。ここは有料というか、Donationで、半強制的に3万ドンが徴収される。ガイドのビン君の説明では兎も角凄いらしい。本当の剣劇を見ることができるらしいのだ。
演舞場には真っ赤な武闘服をまとった男女10名程が勢揃いし、最初の内は薙刀、牛刀、南蛮刀などを持った演技者が型式、見本の武闘をなどをゆっくりと行っていたが、その演技も段々激しくなり、汗がこちらまで飛び散り、実際に切れる刀を振り回し、掛け声もろとも空中高く飛び跳ね、刃の下を潜り抜け、まさに実演。寸秒狂ったら腕とか首がすっ飛ぶ勢いに、観客の誰もが大拍手。3万ドンの価値はあったと誰しも思っていたに違いない。
ガイドの説明によれば、ベトナム人が米国との戦争で打ち勝ったのは、ベトナム人の精神の中に流れるこの武闘魂、カンフーの精神に他ならず、今日までベトナム固有の伝統武術として伝承されているとのことである。勿論カンフーに関しては、発祥の中国よりは現在のベトナムの方が遥かに強いとのことである。
剣と剣がぶつかり合う剣劇音、合間の掛け声、飛び散る汗と奇声、飛び上がった後の厚板を踏む衝撃音。最初にベトナムに入国した時、この国の国民は何と元気な人々だろう、と思っていたが、このカンフーを見ることによって、彼等の精神の中に、こうした激しさが脈々と受け継がれてきた背景を見ることができたようだった。最初の観光スポットとしてこのカンフーを見たことにより、ベトナム人の激しさをいよいよ感じることとなった。
何枚もの写真を撮り、何コマかもビデオを撮影し、彼等の演技を称え、この場所を後にした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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