アジアハイウェイの源流を訪ねて（３７)観光途中の土産物店。

2010/12/24 - 2011/01/08

日本の団体ツアーではよくあることだが、ベトナムでの現地ツァーも日本と同じように、観光地の途中で買い物ツアーが組み込まれている。日本の場合、買い物時間に長い時間を取って、観光買い物か、どちらがメインか分からなくなる時もあったが、ベトナムではまだ大人しい。おしとやかだ。

この買い物ツアー、土産店に立ち寄り、ツアー客に沢山のお土産を買ってもらう、という風習、商習慣はアジア独特のものらしく、中国でもタイでも団体ツアーの場合、すべて組み込まれているが、去年のお正月に阪急トラピックスで欧州を旅行したが、そうした買い物ショッピングは１カ所もなく、又、去年の連休には豪州を旅行し、現地のツアーに３カ所で参加したが、欧州同様、買い物で時間を割くようなことは全くなかった。買い物と観光は明らかに区別していて、ツアーである以上、観光に特化していた。

外国語の余り得意でない日本人ツァー客に取っては、観光と同時に買い物ショッピングも一緒に付いてくる、というのは有難い話で、又現実にそうした要望も多く、各ツアー会社では組み込んでいるものと思われるが、そんな慣行がベトナムに於いても行われていることに、何か商売熱心な中国人やら日本人を見習って、ベトナム人も儲けられるところからは儲けよう、とのアジア的風土を感ずるものがあった。

ミンマン廟からの帰り、最後の訪問先カイデイン廟への途中で立ち寄った土産物コーナーは丁度そんな感じの店が何店か道路の両側に並んで立っていて、観光地帰りの団体バス、自家用車でのお客を迎えていた。色鮮やかな扇子か何か、路上いっぱいに広げられ、丁度何か南国の花が咲いているかのような錯覚も覚えた。

フエの思い出のバッグ、色が綺麗で５ドルと少し高めだが、タイ語のビームさんに似合うだろうと１個買う。そうしたら、３０ｃｍ以上もあるような随分長い線香を１束お土産に付けてくれた。こんなのも中国のお寺で見るような長くて太い線香。まあ、仏教だから中国流は当然かも知れないが。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

ミンマン廟からの帰り、道路の両側には土産物店が立ち並んでいた。

ベトナムにも日本と同じような買い物ショッピングがあって、一種、親しみを感じた。

道路を挟むようにして店が並んでいるが、客の入りはちらほら。

ベトナムらしい織物、バッグ、扇など所狭しと置かれていた。

これは一体何に使用するのだろう。色彩の美しさ。

実演、即売だから手作りには違いない。

日本も敗戦後、直ぐにアメリカに同化したが、ベトナム人も流暢に英語を話す。

ハロン湾の絵画。荷物になるが、買いたかったですね。

代わりに刺繍入りバッグをビームさんへのお土産に買う。

・・一体何に使うんだろう。花が咲いているようだ。