2010/12/24 - 2011/01/08
647位(同エリア809件中)
ちゃおさん
さて、ハノイからやってきて、サイゴンまで向かう長距離列車がやってきて、これから11時発の列車に乗り込む。ハノイーサイゴン間は駅のホームの掲示板にもあった通り、約1700キロ。日本で言えば、青森ー福岡位の距離に相当するか。日本の場合、新幹線で大体6−7時間で行けるが、ベトナムにはまだ高速鉄道はなく、1昼夜、30時間位はかかる。だから今乗るこの列車も、ハノイ駅を昨夜の11時に出たもので、これからフエーダナンーニャチャンと停車し、サイゴンには翌朝の4時半に到着する予定になっている。まあ、新幹線ができる前の、日本の鉄道を思い出せば、丁度そんな感じかも知れない。
さてその列車に乗り込むと、まさに丁度日本の1世代、2世代前の列車の感じで、日本のどこかで使っていた車両を古くなったので、ベトナムへ下取りに出したような感じのものである。いや、この車両の古めかしさは、ベトナムに限らず、タイにも言えることであったが。ただ内部に関しては、多分、1等か2等車の切符で、綺麗に内装されていて、途中途中にはサムソンのテレビなども置いてある。この点は日本のローカル線よりも進んでいるかも知れない。
さて列車がフエを出ると、直ぐにも田園風景が広がる。左手には南シナ海の海が広がり、稲作の水田は海岸際まで広がっている。昨日フォーン川クルーズで見た、水際まで耕作されている河原の農地に感心したが、ここでもベトナム人の勤勉さに感心する。メコンデルタは別にしても、山が海岸際まで迫ってきていて、耕作地の限られた、国土の狭い国において、国民は勤勉にならざるを得ないのか。こうした勤勉、勤労精神がアメリカとの戦争に於いて、勝利を得ることになったのか。本当に、海の塩を被りそうな位、海岸際まで耕作されている水田を見て、実際、そう思った。
今ベトナムはコメの輸出ではタイに次ぐ位の1−2を争う国になっている。ベトナム戦争から40年、今こうして着々と国造りに励んでいるが、それはこの国の国民のたゆまぬ努力によるものと思う。今、この国では、新幹線敷設が計画されている。日本はベトナムに原子力発電所の売り込みを図っているが、それ以前に新幹線売り込みを図るべきだと思う。安売り攻勢の中国と激しい戦いになるかも知れないが、それこそ平和外交、善隣友好を武器に、是非日本の新幹線網で、ハノイーサイゴン間を7−8時間で結んでもらうようにしてもらいたい。そんな夢のようなことを考えながら、左手に広がる海岸線を見ていた。
- 旅行の満足度
- 4.0
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ベトナム国鉄(VR)。ベトナム語では、「ドウオン サト」と言うらしい。
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列車の見た目の外観とは違って、車内は案外清潔だ。
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さて、フエを出ると、車窓には直ぐにも田園風景が広がってくる。
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フォーン川に海に達する辺り。この辺り、埋め立て造成でもしているのだろうか・・
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稲作の水田が広がってきた。あの先は海ではないか?護岸も見えないが・・・。
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大きな貯水池も見える。漁船も見える。日本にあるような護岸が全くない。もうそのまま海に繋がっている。
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嘗て日本がそうであったように、この国は今急速な近代化、工業化に進んでいるとはいえ、国の基本は農業だ。
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山が海岸近くまで迫っているので、こうした河川は多い。それだけ水が豊かで、水田に適しているということだろう。
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さて、そろそろお腹も空いた。食堂車へ行ってみよう。矢張り、軍人が幅を利かせているか・・
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何か良く分からず頼んだ食堂車での昼食。
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食後の水などは自由に飲める。
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