2010/12/24 - 2011/01/08
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ちゃおさん
今回ベトナムを初めて訪問する際、幾つかの本を読んだりしたが、ベトナムに関しての知識は殆どない。随分昔に読んだ本の中に、鑑真和上が艱難辛苦、7回目の渡航にして漸く薩摩坊津に着岸し、翌年東大寺大仏開眼供養の導師を務めたが、その時の脇僧として名前は忘れたが、ベトナム出身の僧侶がいた、ということ。
鑑真は何回か目の渡航失敗の際に、船が大きく流されてベトナム付近まで漂着したとのことで、そうした事情があってベトナム僧を一緒に引き連れてきたのかどうかは知らない。もしそういうことがあるとすれば、井上靖のような小説の世界ではあるかも知れないが・・。しかし現実の話として、阿倍仲麻呂も日本帰国に失敗し、ベトナムまで流された事実があり、泉州、揚州、山東辺りからの海流は海南島を経由して、この辺りまで達しているのかも知れない。
だからベトナムはインドシナ半島にありながら、他の国々とは違って、より強く中国との結びつきがあり、中国の文物をより多く取り入れていて、その一つが大乗仏教で、他のインドシナ諸国がすべて小乗に対し、ベトナムだけは違っていた。空海さんが恵果阿闍梨の元で長安青龍時に暫らく逗留していたが、その時も新羅僧に交じって、ベトナム僧もいたに違いない。アジアの中で、中国、日本、朝鮮、ベトナムのみが大乗であり、この寺の境内、配置、装飾などを見ていると、タイとは全く違っていて、どちらか言うと、日本や中国の寺院と似たところがあった。
この境内の一番奥には七重の石塔が建っていて、この塔は多分この寺を創建した偉いお坊さんを祭っていると思われるが、どこか日本的な雰囲気もあった。人々は皆石塔の前に立って記念写真を撮っており、当方もお上りさん気分で1枚写真に収める。何時の日か何かの機会にこの寺のことを知ることになるかも知れないが、その際の良い思い出となろう。
- 旅行の満足度
- 4.0
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