たびんちゅさんのクチコミ(2ページ)全978件

シバ神をまつった寺院で、チェンナイの下町地域にあった。ヒンズー寺院の大きな門として知られるゴープラムがこの寺院にもあり、ピラミッド型の塔の外側には、多種多様な神様が彫刻だと思うが、彫られてあった。これらをひとつひとつ順番に眺めるだけでも、時間がかかり、かかった分だけ、その緻密さ、多様さに心奪われた。

チェンナイ最大のターミナル駅とあって、立派だった。まず駅前広場が広い。駅舎の外観は、レンガを積み重ねて成り立つレンガ色の壁、その上に真っ白な尖塔がいくつもそびえる。中に入ると、天井は高く、待合室の座席数も多く、周囲にはいくつもの店舗が取り囲む。さらに奥に入るとホームがいくつもあり、列車が入線し、ホーム、売店、貨物の積み下ろしなどどれも活気に満ちていた。

チェンナイではまだ新しい公共交通機関で、一度は乗ってみたかった。ホテルから徒歩５分でＡＧ―ＤＭＳという頭文字だけの駅があり、ここから乗れる機会を得た。切符売り場の窓口へ行ってみたら女性が一人座っていて、自動販売機で買ってください、という。行ってみたら、稼働していない。窓口に戻って、そう言ったら、おもむろに「どこまで？」という。最初から売れよな、と突っ込みを入れたくなった。改札口にはセキュリティチェックの装置があったのにも驚き。車内はすいていた。

チェンナイの旧市街の南側にある。南インド支配を進めていく拠点だったというだけあって、砦の一角には大砲がいくつも据えられてあった。しかも海の方角、ベンガル湾を向いていた。いまでは博物館となっていた建物は、暑い中を動き回ってきた身には涼しくて、かっこうの休憩所でもあった。

名前の通り「大きなピザ」を売り物にしていた。むろんそのひと切れを買うわけだが、いろいろな種類があるので一切れを２枚ほど買ってみた。どちらもおいしかった。重い夕食やランチを避けて軽く済ませたいときに便利だった。バンクーバーのメインストリートのグランビア通りに面している。

泊まったホテルから歩いて４、５分。Ｇ・Ｎ・Ｃｈｅｔｔｙ・Ｒｏａｄに面していた。店の名前の通りインドの布、織物を素材にしたファッションを売る店。英単語の「ｆａｂｌｉｃ」が布、織物の意味で、そのあとにＩｎｄｉａを付けたというわけだ。洒落ていて、涼しくて、彩も鮮やかなシャツ、スカート、サリーなどがたくさんあった。入り口のレジわきにはインドの紅茶やスパイスも売っていた。カードで買える。

インドであちこちに店があるスーパー。入り口に１９０５年創業とあった。日用品、食料、飲料、お茶、コーヒー、ナッツ類などあれこれあって、観光客としておみやげを買う場所としてよかった。品ぞろえからすると、在住者にとっても、まあまあ役に立つスーパーだと思った。陳列棚に品物の価格表示がなかったので、最初はとまどったが、よく見たら、品物そのものに小さいながら、値段が印刷されていた。「ｎｉｌｇｉｒｉ　ｉｎｄｉａ」で検索すると、このスーパーのＷＥＢが見つかるので、自分がいる場所に近い店を見つけることもできるでしょう。

ツアーで利用した。チェンナイ空港から北西にあって、離れているが、ツアーのバスによる移動だったので、立地のよしあしは何とも言えない。周囲は、そこそこのショップやカフェなどあり、個人で来ても悪くはない。部屋のベッドや浴室、空調など設備は問題なく、１階にあるレストランも朝食ビュッフェがメニュー多彩で、味もよかった。東方向に５分ほど歩くと地下鉄の駅があって、北寄りにあるチェンナイ中央駅など旧市街の「都心」に行くのに便利だった。

赤と白の車体がお洒落で、乗るだけで浮き浮きした。名前の通りトロントの路面に縦横にのびるレールの上を走り、道路上の架線から電気をとって走る。排ガスの出ない環境重視型の公共交通機関だった。乗客が乗り降りするとき、横や後方を走る自動車は停止線でストップして、乗り降りを妨げない。この人間優先のルールもよかった。

カルガリー空港のターミナルビルに直結しており、乗り継ぎの一泊に便利だった。着陸したばかりの飛行機内からもよく見えるほど近い。スタッフはみな明るく、親切。まだ新しいホテルのため、気持ちのいい使い勝手だった。

トロントからエアカナダで成田に帰国するとき、この空港で乗り継いだ。失礼ながら、田舎の小さな空港というイメージを持っていたのだが、なんの、なんの。立派で大きな空港だった。搭乗口コンコースはＡからＥまで５つあり、子供向けの遊び場もあった。ラウンジも広く、しばらく味わえなくなるカナダビールでのどを潤した。

大陸横断鉄道のザ・カナディアン号が止まる主要駅の一つ。雪に覆われたロッキー山脈と先頭の機関車の両方を一緒に写し込める数少ない駅だった。バンクーバーからトロントまでの大陸横断鉄道に乗って、この駅で途中下車すると、それが可能だ。カナディアン号は、客の乗り降りや荷物の積み下ろし、機関士の交代などで３０分以上停車するので、ゆっくり撮影できた。駅舎内には無線ＬＡＮの電波も飛んでいて、ネット接続ができたのもよかった。

ジャスパー駅の真ん前にある。バンクーバーからトロントまで大陸横断鉄道に乗って、途中下車する場合、このホテルは楽だった、大きなスーツケースを転がしても、歩いて１分。道路を横断するだけなのだ。あのロッキー山脈を一望することができ、真っ白な雪山と青い空のコントラストも楽しめた。ホテルのすぐ２，３軒隣には、広東料理のレストランや雪道用のブーツを売る店もあった。

赤と白に塗られた車体でトロントの町中を走っている。この色合いはストリートカーと呼ばれる路面電車と同じで一見、混同するが、違いが２つある。まず、バスはタイヤで走っており、路面電車は車輪でレール上を走っている。次にバスはガソリンで走るので、道路上部に張り巡らされた架線から電気をとる必要がない。どちらもトロント交通局が運営しているが、路線の数では路面電車に比べて、バスは少ない。街歩きでお世話になるのは、もっぱら路面電車なので、バスに出合うと、とてつもなく貴重に思えてくるから不思議だった。

ユニオン駅の天井が高いコンコース「グレートホール」の真ん中にあった。バンクーバーから大陸横断鉄道に乗ってトロントに着いて、最初にお世話になった案内所だった。予約したホテルに向かうのに地下鉄の乗り場が分からない。あいにくとユニオン駅は改築中だったためでもあったのだが、この案内所のボックス内にいた女性は親切で親身になっていろいろ教えてくれた。ボックスの脇には「旅行者援助会」とあったので、公務員というより何か民間の任意団体かもしれない。

トロント歩きをするのに便利な乗り物だった。路線図を手に入れてしまうと、自分の行きたいところは電車の番号で簡単にわかるのだ。赤い車体もお洒落で、乗るだけで浮き浮きした。何回か乗っているうち、散歩中のペットの犬も飼い主と一緒に乗れることが分かり、楽しい電車だった。

トロントの町歩きをするのに何度もお世話になった。４泊５日という短い滞在だったが、行きたいところ行くのに私には路面電車と並んでとても便利な乗り物だったからだ。市内中心部をアルファベットのＵ字のように走っている基本路線を頭に入れることで、乗り降りの要点も理解できた。一日乗車券、シニア用回数券というのも使いでがあって、効率的、経済的なチケットだと思った。

庁舎の正面にある広場には、「Ｔ」「Ｏ」「Ｒ」「Ｏ」「Ｎ」「Ｔ」「Ｏ」という大きな白い文字が立ち上がっていて、メープルシロップのかえでマークもあった。そばに張られた水にこれが映っていたが、冬にはスケートリンクになると聞いて納得した。その後ろに、湾曲した２つの高層ビルが向き合ってたつというユニークな構造の庁舎があり、広場と一緒に見ると一層の立体感を感じた。また、広場の右向かいには、新市庁舎とは対照的に思える荘厳な石造りの旧市庁舎が建っていた。

トロントから出る中距離バスの乗り降り場。ナイアガラの滝へ行こうと思って、まず下調べに行くことから始めた。２つの建物に分かれていて、切符売り場は東側にあった。脇に案内所があるので尋ねたら、「バス会社は複数あるけど運賃は大した違いはないよ。どこが自分のスケジュールに合うかで決めるほうがいい」と教えられ、ナルホドと思った。待合室は、椅子がたくさんあって、これなら待つのにも困らないと思った。

トロントの町中にあって、正門に門はなく、だれでも出入りできる。塀もフェンスもない。開放的な構造に気持ちがよかった。公園の気分で構内を歩いてみたら、芝生で学生が車座になって談笑し、さらに進むと野生のリスが遊び、野鳥の美しい声も聞こえる。石造りの重厚な数々の建物が学問の府であることを思い起こさせると同時に、だれでも心和ませることができる楽園のようなところだと思ってしまった。