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2023年4月10日(月)、広島・九州旅行の4日目(最終日)、この日は1日掛けて、福岡から18きっぷで帰宅する。まずは、ホテルを早朝の5時前にチェックアウトして(表紙写真は早朝の博多駅)、博多5:01発の鹿児島本線上り門司港行電車に乗車(下の写真1)。門司6:43着で1分連絡の下関行に乗り換え(下の写真2)、本州に戻る。<br /><br />下関には6:50着で、ここは連絡時間たっぷり。7:15発の岩国行(下の写真3)。9時前に防府市から周南市に入ると、瀬戸内海沿いに出て、周南諸島の島々が見える。写真の奥に見える小高い山がある島が黒髪島。「徳山みかげ」と呼ばれる御影石の産地で、国会議事堂腰部、中庭の外装、空堀の周辺などに使用されている。その右手前に重なって見える島は大津島。太平洋戦争末期に人間魚雷「回天」の訓練施設があったため、「回天の島」と呼ばれる。戦艦大和の最後の停泊地としても伝えられる。<br /><br />10時頃、来る時にも見た周防大島(屋代島)の横を通過。<br />https://4travel.jp/travelogue/11971939<br /><br />島との間には大島大橋が架かっている。1976年に有料道路として開通。1996年に償還期間満了により無料開放となった。1976年に土木学会田中賞作品部門を受賞している。全長1020mの3径間トラス橋。現在は国道437号が2車線で通り、東側に歩道がある。来た時の話に書いたが、1978年に車で往復したことがある。岩国10:30着。<br /><br />岩国駅での乗り継ぎ時間はたっぷりあり、コンビニで昼食を購入。10:58に岩国を出ると(下の写真4)、和木を過ぎて小瀬(おぜ)川を渡り広島県大竹市に入る。小瀬川は羅漢高原付近の廿日市市飯山に源を発し、広島・山口県境を南流して瀬戸内海に注ぐ、総延長59kmの川で、古代から安芸国(広島県)と周防国(山口県)の境になっており、安芸国側では木野(この)川と呼ばれていた。<br /><br />宮島口を過ぎると海が広がり、すぐ先に厳島(宮島)。厳島神社のある島で、安芸の宮島として知られる。厳島神社は何度か行ってるが、18年ほど前に息子と行ったのが最後。神社とは関係なく高校時代からクラブの夏キャンプで東海岸北部の入浜に毎夏行ってたのが懐かしい。<br /><br />11時半を過ぎると西広島を過ぎて太田川放水路を越えて広島市内中央部を横切る。放水路を渡る前に見えるのは広島高速の広島西大橋。18年前に来た時にここを通って広島ビッグアーチ(現在はネーミングライツでホットスタッフフィールド広島)に行った。J1・J2の入替戦の2試合目。第1戦を西京極で勝利したJ2のサンガがJ1のサンフレとスコアレスで引き分けてJ1昇格を果たした。守勢の試合でしんどかった~<br /><br />横川を過ぎると本川(太田川)を渡り新白島。南側に見えるのは、私の母校。基町高校に近い三篠橋。左岸に並ぶのは、私の高校時代から建てられた市営の基町高層アパート。橋を渡るとすぐに新白島駅。2015年に新設された駅で、アストラムラインが走る祇園新道とクロスしているが、この祇園新道は私の自転車での通学路だった。当時はアストラムラインなんてないし、そんな名前も付いていなかったが。<br /><br />広島駅に入る手前に建つ19階建てのビルは2022年に竣工した広島JPビルディング。東郵便局があったところ。広島駅南口に建設中なのは2025年3月にオープンした広島駅ビル。9階建ての低層棟と20階建ての高層棟で構成される。愛称はminamoa(ミナモア)。高層棟の7階より上にはホテルグランヴィア広島サウスゲートが、低層棟の7階・8階にはシネマコンプレックスが入る。2階から6階はショッピングセンターで、2階の中央には広電の広島駅停留所が設置された。<br /><br />11:50に広島を出るとすぐにマツダスタジアム。オープンが2009年シーズンなんで、この時点で15シーズン目か。何度か観戦行ってるが、2016年にはファイターズとの日本シリーズ第1戦、大谷倒しての勝利だったなあ~<br /><br />広島から東広島市を過ぎて、三原市に入ると河内と本郷の間で沼田川渓谷を渡る大きなアーチ橋の下をくぐる。広島空港から北部の大和町に繋がる広島県道49号の広島空港大橋(広島スカイアーチ)。2011年開通。広島空港は東京単身時代の2001年から03年に掛けて合計5回利用したことあるが、広島市へ/からだったので、この橋を渡ったことはない。この橋の先には山陽自動車道の沼田川橋も潜るが、こちらはさほど高くない。この橋は何度か通ってる。<br /><br />その少し先、本郷に着く前の右手に新高山(にいたかやま)城跡の看板が見えるが、毛利元就の3本の矢の主人公の一人、三男の小早川隆景が沼田小早川家を継いだ後の1552年に砦を改築して居城とした城があった。その後1596年に来た時に寄った三原城へ移った。<br /><br />本郷を過ぎて、三原に到着する前に遠めの山の中腹に塔がある洋館が並んでいるが、県立広島大学の三原キャンパス。元々は1995年創立の広島県立保健福祉短期大学だった。2000年に4年制の広島県立保健福祉大学に移行し、2005年に広島県立大学、県立広島女子大学と統合して県立広島大学の三原キャンパスとなった。<br /><br />13:11に糸崎に到着し、13:32発相生行(下の写真5)に乗り換えるとすぐに瀬戸内海が広がる。向島と因島の間に架かる因島大橋が見える。1983年開通の橋で、しまなみ海道を構成する橋。2004年の夏に家族で尾道から松山に行った際に通ったことがある。<br /><br />その先尾道と向島の間の尾道水道に沿って進むと尾道を過ぎて、尾道大橋。こちらはもっと古く1968年開通。中学時代かな、弟と母親に遊びに連れて来てもらった時に見た覚えがある。渡ったのは因島大橋と同じ時だけ。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.33182176401425633&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />後は何度も乗り慣れているところで、車窓からの写真もない。16:19に相生に着き、16:21発の姫路行に乗り換え、17:05着。姫路17:26発の新快速を尼崎で学研都市線に乗り換えて、夜の8時前に帰宅した。<br /><br /><br />以上で、2023年4月の広島・九州旅行の記、終了

福岡から京都 18きっぷの旅(From Fukuoka to Kyoto)

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2023/04/10 - 2023/04/10

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ちふゆ

ちふゆさん

2023年4月10日(月)、広島・九州旅行の4日目(最終日)、この日は1日掛けて、福岡から18きっぷで帰宅する。まずは、ホテルを早朝の5時前にチェックアウトして(表紙写真は早朝の博多駅)、博多5:01発の鹿児島本線上り門司港行電車に乗車(下の写真1)。門司6:43着で1分連絡の下関行に乗り換え(下の写真2)、本州に戻る。

下関には6:50着で、ここは連絡時間たっぷり。7:15発の岩国行(下の写真3)。9時前に防府市から周南市に入ると、瀬戸内海沿いに出て、周南諸島の島々が見える。写真の奥に見える小高い山がある島が黒髪島。「徳山みかげ」と呼ばれる御影石の産地で、国会議事堂腰部、中庭の外装、空堀の周辺などに使用されている。その右手前に重なって見える島は大津島。太平洋戦争末期に人間魚雷「回天」の訓練施設があったため、「回天の島」と呼ばれる。戦艦大和の最後の停泊地としても伝えられる。

10時頃、来る時にも見た周防大島(屋代島)の横を通過。
https://4travel.jp/travelogue/11971939

島との間には大島大橋が架かっている。1976年に有料道路として開通。1996年に償還期間満了により無料開放となった。1976年に土木学会田中賞作品部門を受賞している。全長1020mの3径間トラス橋。現在は国道437号が2車線で通り、東側に歩道がある。来た時の話に書いたが、1978年に車で往復したことがある。岩国10:30着。

岩国駅での乗り継ぎ時間はたっぷりあり、コンビニで昼食を購入。10:58に岩国を出ると(下の写真4)、和木を過ぎて小瀬(おぜ)川を渡り広島県大竹市に入る。小瀬川は羅漢高原付近の廿日市市飯山に源を発し、広島・山口県境を南流して瀬戸内海に注ぐ、総延長59kmの川で、古代から安芸国(広島県)と周防国(山口県)の境になっており、安芸国側では木野(この)川と呼ばれていた。

宮島口を過ぎると海が広がり、すぐ先に厳島(宮島)。厳島神社のある島で、安芸の宮島として知られる。厳島神社は何度か行ってるが、18年ほど前に息子と行ったのが最後。神社とは関係なく高校時代からクラブの夏キャンプで東海岸北部の入浜に毎夏行ってたのが懐かしい。

11時半を過ぎると西広島を過ぎて太田川放水路を越えて広島市内中央部を横切る。放水路を渡る前に見えるのは広島高速の広島西大橋。18年前に来た時にここを通って広島ビッグアーチ(現在はネーミングライツでホットスタッフフィールド広島)に行った。J1・J2の入替戦の2試合目。第1戦を西京極で勝利したJ2のサンガがJ1のサンフレとスコアレスで引き分けてJ1昇格を果たした。守勢の試合でしんどかった~

横川を過ぎると本川(太田川)を渡り新白島。南側に見えるのは、私の母校。基町高校に近い三篠橋。左岸に並ぶのは、私の高校時代から建てられた市営の基町高層アパート。橋を渡るとすぐに新白島駅。2015年に新設された駅で、アストラムラインが走る祇園新道とクロスしているが、この祇園新道は私の自転車での通学路だった。当時はアストラムラインなんてないし、そんな名前も付いていなかったが。

広島駅に入る手前に建つ19階建てのビルは2022年に竣工した広島JPビルディング。東郵便局があったところ。広島駅南口に建設中なのは2025年3月にオープンした広島駅ビル。9階建ての低層棟と20階建ての高層棟で構成される。愛称はminamoa(ミナモア)。高層棟の7階より上にはホテルグランヴィア広島サウスゲートが、低層棟の7階・8階にはシネマコンプレックスが入る。2階から6階はショッピングセンターで、2階の中央には広電の広島駅停留所が設置された。

11:50に広島を出るとすぐにマツダスタジアム。オープンが2009年シーズンなんで、この時点で15シーズン目か。何度か観戦行ってるが、2016年にはファイターズとの日本シリーズ第1戦、大谷倒しての勝利だったなあ~

広島から東広島市を過ぎて、三原市に入ると河内と本郷の間で沼田川渓谷を渡る大きなアーチ橋の下をくぐる。広島空港から北部の大和町に繋がる広島県道49号の広島空港大橋(広島スカイアーチ)。2011年開通。広島空港は東京単身時代の2001年から03年に掛けて合計5回利用したことあるが、広島市へ/からだったので、この橋を渡ったことはない。この橋の先には山陽自動車道の沼田川橋も潜るが、こちらはさほど高くない。この橋は何度か通ってる。

その少し先、本郷に着く前の右手に新高山(にいたかやま)城跡の看板が見えるが、毛利元就の3本の矢の主人公の一人、三男の小早川隆景が沼田小早川家を継いだ後の1552年に砦を改築して居城とした城があった。その後1596年に来た時に寄った三原城へ移った。

本郷を過ぎて、三原に到着する前に遠めの山の中腹に塔がある洋館が並んでいるが、県立広島大学の三原キャンパス。元々は1995年創立の広島県立保健福祉短期大学だった。2000年に4年制の広島県立保健福祉大学に移行し、2005年に広島県立大学、県立広島女子大学と統合して県立広島大学の三原キャンパスとなった。

13:11に糸崎に到着し、13:32発相生行(下の写真5)に乗り換えるとすぐに瀬戸内海が広がる。向島と因島の間に架かる因島大橋が見える。1983年開通の橋で、しまなみ海道を構成する橋。2004年の夏に家族で尾道から松山に行った際に通ったことがある。

その先尾道と向島の間の尾道水道に沿って進むと尾道を過ぎて、尾道大橋。こちらはもっと古く1968年開通。中学時代かな、弟と母親に遊びに連れて来てもらった時に見た覚えがある。渡ったのは因島大橋と同じ時だけ。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.33182176401425633&type=1&l=223fe1adec

後は何度も乗り慣れているところで、車窓からの写真もない。16:19に相生に着き、16:21発の姫路行に乗り換え、17:05着。姫路17:26発の新快速を尼崎で学研都市線に乗り換えて、夜の8時前に帰宅した。


以上で、2023年4月の広島・九州旅行の記、終了

  • 写真1 博多駅に到着する門司港行電車

    写真1 博多駅に到着する門司港行電車

  • 写真2 門司駅で下関行に乗り換え

    写真2 門司駅で下関行に乗り換え

  • 写真3 下関駅で発車を待つ岩国行電車

    写真3 下関駅で発車を待つ岩国行電車

  • 写真4 岩国駅で発車を待つ糸崎行電車

    写真4 岩国駅で発車を待つ糸崎行電車

  • 写真5 糸崎駅で発車を待つ相生行電車

    写真5 糸崎駅で発車を待つ相生行電車

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