涙涙のマイナールート〈史上最悪の藪漕ぎ65分〉　---茶臼岳～三本槍岳　縦走記その２---

2025/07/15 - 2025/07/15

山奥の秘湯、絶景露天風呂を楽しんだ翌日、いよいよメインの三本槍岳を目指す
雪解け時期のため、途中渡渉箇所がいくつか
だがしかし、難関はそんなもんじゃなかった
下山路は自分史上最悪の藪漕ぎ・・・
人の気配が皆無の藪漕ぎルートは精神衛生上もよろしくない
最後に思わぬ出会いがあったものの、下山はメジャーなルートを選ぶべきだったか・・・

初日の様子は
https://4travel.jp/travelogue/11991729

エリア 那須(栃木)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目の朝
朝食の前に休憩室から
山の名前はわからん

三斗小屋温泉 煙草屋旅館 宿・ホテル

この日の宿泊客は、夫婦2組、男女3人組、そして私と計8名
私以外は茶臼岳方面へ戻るらしい
小屋番さんから、三本槍岳へのルートで最初のポイントとなる「大峠」までに渡渉が3ヶ所、雪解けで増水しているので十分注意して、とアドバイスをもらう
「大体、3～4人に1人は落ちるんで、気を付けてください」だと(笑)

小屋発は7:12
決して早い時間じゃないが、私以外は来た道を戻るようなのでのんびり
なので私が一番早出になった

最初は明るい樹林帯

樹林帯と言っても、杉の植林地帯は大嫌いだが、こういう落葉樹林はいいよね

最近下草を刈ったとわかる登山道
ありがたいね

破れ傘がにょきにょき

谷底に降りていくように下り続け、
出たぞ
一発目の渡渉

言われたほど大したこともなく、軽く越えていく
その先にロープ
こっちの方がいやらしい

むむ、コシジオウレンか

はい、二発目の渡渉

ここは渡るルートを決めるのに多少時間がかかった

結局この丸太を突破することに

無事通過
足を踏み外しても大したことはないが、濡れた靴で歩くのは気持ちのいいもんじゃないから、濡れずに渡るに越したことはない

獣の足跡

鹿か？
ならば良いけどね

三発目の渡渉

むむっ
一見、一番楽そうに見えるんだが、いざ渡ろうとするとルートが描けない・・・
左右にうろうろしながら最適ルートを探す

苔でのスリップに注意しながらなんとか渡渉完了
渡り切って確認しても、やっぱり楽そうに見えるな

最大の難関（と聞いていた）を突破して、足取りも軽く
周りの風景を眺めながらゆるい傾斜を登っていく

中途半端なエンレイソウ

突然の人間の出現に慌てたか
逃げるヘビ

おぉ　高度を上げてきた実感
あっちの山並みはなんだ？

森林限界を超え、クマザサの斜面を行く

着いた～　大峠
8:52

ここは見晴らしがいいぞ
ちょっと広くなっていて、小休止に適

相変わらず名前のわからない山々
でも、良い眺め

ショウジョウバカマもいるし

時期的なこともあるだろうが、このルートは花は期待しない方が良さそう

息を整えてさらに登る
振り返ればお隣の流石山
登山道のジグザグ模様がなんとも素敵だ

雪を頂く山塊と雲海
いいねぇ

稜線に出た
開放的で気分も上々

ヒメイチゲかな

さっきはおおむね平らに見えた稜線も、近づけばそれなりの傾斜
でも、道が見えるのは気持ちが良い

今年は雪が多かったと聞いた通り
まだまだ残雪多し

ここにもケモノの痕跡
カモシカだろうか？

旭岳っぽい
カッコイイね

雲海はまだ続く

大峠分岐に到着
10:08

こっちもいい眺め
那須でこんな風景を拝めるとは思っていなかった

さて、あと一登りか

あの池はなんだ？
地図を見ると「鏡ヶ沼」と言うらしい
三本槍岳の噴火跡だそうだ

シャクナゲのかたまり
あまりありがたくない花なので、開花前でヨカッタヨ

三本槍岳　到着～～
標高1917m
10:20

ここまで誰とも会わず
それがちょっと落ち着かない気分だったんだが、ここには朝日岳から周ってきたというご夫婦が先着

三本槍岳 自然・景勝地

あっちはどうやら福島の山々らしい
安達太良山、磐梯山、西吾妻山などが見えるらしいんだが、相変わらず山座の同定ができず

西には会津駒や燧ヶ岳が見えるって
　　　　　　　　　　　　　　　・・・どれ？

会津藩、白河藩、黒羽藩の三藩が毎年山頂に槍を立てて藩の境界を確認したことに由来するんだそうだ

朝日岳方面から来た単独男性と記念写真を撮り合い

ここで昼メシ　大休止

さあ、下山だ
スタートは10:47

最初は快適な尾根道

中ノ大倉尾根分岐
朝日岳への分岐　11:09
さて問題はここから
朝日岳を経由して茶臼岳、ロープウェイで下山というのがポピュラーなコース
でもそれじゃつまらない・・・と天邪鬼は考えた
ロープウェイを使わず、北温泉に下山する
しかしこのルートがとんでもない道だった

天気もどんよりしてきたぞ

倒壊した道標

赤面山への登山道・・・は残雪に覆われて見えない
これ、絶対迷うな

朝日岳か？

不思議な風景

そして背丈ほどもあるクマザサで覆われた道
これが延々と続く

道はあるので、厳密には“藪漕ぎ”とは言わないが、感覚的には完全な“藪漕ぎ”
頭上は開けているものの、視界が利かないというのは何かと不安
ましてあの分岐から人の気配を全く感じていない
視覚と聴覚のフル稼働

ところどころ少し開けた道になる
登山道保持のためなのはわかっているが、この石とワイヤーの道がとんでもなく歩きにくい
ワイヤーに躓かないように歩くと、残雪にスリップ
全く気が抜けない

そしてまた藪漕ぎ
道標もないので、この道でよいのか？と不安になる
でも枝道もないので、とにかく前に進むしかない

そして足下は泥濘
場所によっては泥濘どころじゃなく、川
この時期だからだろうが、これには本当に参った
足の置き場がないのだ

写真が撮れたのはまだ余裕があったからで、実際はさらに過酷でカメラを出す余裕もなし

視界が開けてほっとするも、足下は泥濘

足下が覚束ない上に、人がいない
誰にも会わない
これもかなり不安

這う這うの体で　ロープウェイ遊歩道北分岐
（ロープウェイといってもスキー場のゴンドラ：現在は廃業）
12:12

藪漕ぎとどんよりの天気で、気分はすっかり落ちてしまった

行動食を摂り、コーヒーも淹れて気分を立て直す
ここからはそれほど難路ではないはず
30分ほどの休憩後、出発
12:41

比較的まっとうな道を下る
林道と交差し

ようやく人里に近い場所まで

藪漕ぎと泥濘で1時間も苦しめられると、こういう人工物が実にありがたい

コバノミツバツツジか？

とすると、こっちはシロヤシオ？

登山道をふさぐ倒木・・・

それでも、里の気配がうれしい

とんでもなく透明度の高い渓流を渡り（ちゃんと橋がある）

やっと着いたよ、北温泉
13:33

北温泉旅館 宿・ホテル

北温泉から再び上り坂

ここは北温泉入口の駐車場
縁石に腰かけて休憩

行動食を摂りながら気持ちを整える
20分ほど休憩し出発
13:53

バス停を目指して舗装路をてくてく歩く
と！　前方に何やら毛むくじゃら

あぉ！　ニホンアナグマだ！！

白昼堂々と、おまけに車道に出てくるなんて！

さらに距離を詰めようとしたら、やっぱり逃げられた

最後にアナグマに遭遇して、気分が少し上がる

ここで、ロープウェイ山麓駅からのバスを待つ

バスで那須塩原駅まで
そして今宵の宿はローカルなビジネスホテル
値段で選んでいるから期待はしていなかったが、なんと和洋室
登山の後の和室は、実はとてもありがたい
さらにここ、トイレ・バス・洗面所が独立
これ、とってもありがたい

那須塩原ステーションホテル 宿・ホテル

【今回の記録】
歩行距離：18.7km
最大標高：2048m
積算標高：1917m

※緑の破線が一般的なルート

火山・絶景露天風呂・渡渉・爽快な山頂・藪漕ぎと目まぐるしく変化した山行だったが、アナグマとめっけもんの宿で締め

まずまずの山旅だった
明日はどうぶつえんだよ

この旅行記へのコメント （15）

• くろねこだりゅんさん 2025/08/08 17:06:44

  この道は…

  Mt.ジーンズのゴンドラ？リフト？がまだ掛かっていた時に登ろうと思っていた道
  やはり人が歩かなくなるとそれなりに自然に帰るんだなーと拝見させて頂きました
  残しておいてほしかったのですけど…登山だけの利用だと維持が難しいのかな
  第三セクターから東急に経営移管されてしばらくたつから見切りつけられちゃった
  もう少し時間がたつともっと藪漕ぎルートになりそうです
  
  北温泉のあたりニホンアナグマ、いるんですね
  見てみたいです(^^♪
  

  琉球熱さん からの返信 2025/08/08 19:28:55

  RE: この道は…

  さすが
  あの説明だけでよくわかりましたね
  Mt.ジーンズのゴンドラです
  
  最初、しんどかったらゴンドラで帰れるじゃん！　なんて思って調べたら、なんと廃業・・・
  「人が歩かなくなると自然に帰る」って正におっしゃる通りで、今回のルートは景色とか植物とかのご褒美一切なし、緊張感を強いられるばかりで全くお勧めできないルートでした
  三本槍岳に登られるのであれば、ポピュラーな朝日岳経由が良いですよ
  あ、膝が故障してたら、しばらくは無理か？
  
  > 北温泉のあたりニホンアナグマ、いるんですね
  
  はい、ちょっと感動しましたよ
  大型獣はノーサンキューですけど（くろねこさん、クマに出くわしたよね）この手の小型獣は遭遇すると嬉しい
  
  ---------琉球熱--------
  

• mayたんさん 2025/07/30 22:49:36

  藪漕ぎお疲れ様でした！

  フォートラだいぶご無沙汰しています。
  メジャールートでなく、マイナールートを選ぶ琉球熱さん…私も天邪鬼なのでそっちに転びそうです笑
  私は熱海の氷岳で藪漕ぎやりましたが、歩いた気配のない道って、1人だとすごい不安ですよね。。
  ハードな山でも登山道はしっかりしてる所が多いから安心だけど、逆に里山の不明瞭な道の方が不安…
  
  ニホンアナグマっているんですね。
  ああいうフォルムは狸かと思ってました笑
  
  締めにいい事が待ってましたね。
  おつかれさまでした。
  
  may
  

  琉球熱さん からの返信 2025/07/31 22:58:58

  RE: 藪漕ぎお疲れ様でした！

  あれ～～　mayたんさんだ！！！
  随分とご無沙汰ですね
  ここのところ、mayたんさんもよーべんさんも音沙汰なしだったから、あたしゃ寂しかった
  
  だいぶ落ち着いたでしょ
  山は行ってるのかな？
  
  mayたんさんは天邪鬼といっても、私と違ってスキルも根性もあるから、今回の藪漕ぎなんてどうってことないと思いますよ
  熱海の氷岳ね(笑)　覚えてますよ
  熱海でそんなところがあるんだ、と驚きましたし
  
  里山とか低山は登山以外の人も入るから、わけのわからん枝道があったりして、意外に難物ですよね
  私も迷いそうになったり間違ったりしたことがあるのは、全部低山です
  
  > ああいうフォルムは狸かと思ってました笑
  
  タヌキは基本的に夜行性だから、登山中に遭遇することはまずないんじゃないかな
  フォルムでいうと、ハクビシンも似てますよ、遭遇したことはないけど
  
  そろそろ本格的に復帰してね～
  
  
  ---------琉球熱--------
  
  

• ちちぼーさん 2025/07/29 20:14:16

  藪漕ぎ65分!!

  琉球熱さん、こんにちは。
  
  そもそも険しい山道（道とは呼ばないのか？）で、登りも大変そうだけど、渡渉もあの細い丸太で渡るなんて無理だわ。
  我が家だったら（そもそも行かないけど）夫は途中で引き返し私は初めから諦めて水に入っちゃうかも。
  1人で藪漕、10mで泣きが出るかも。
  
  お疲れさまでした。
  
  ちちぼー
  

  琉球熱さん からの返信 2025/07/30 09:51:38

  RE: 藪漕ぎ65分!!

  ちちぼーさん、こんにちは
  
  渡渉は言われたほど大変じゃなかったですよ
  今の時期なら雪解けも終わって、さらに簡単になってると思います
  一度お試しを・・・
  
  という冗談はさておき、あの温泉は良いでしょ？
  茶臼岳から三斗小屋温泉は危険個所も渡渉もないので、是非一度！
  
  > 1人で藪漕、10mで泣きが出るかも。
  
  渡渉の数倍も大変でした
  きついルートって不思議とご褒美（花や風景）も付きものなんですが、このルートは一切ナシ
  マジで泣きそうになりましたよ
  
  
  ---------琉球熱--------

• ほいみさん 2025/07/27 23:08:03

  三本槍岳　

  那須岳って、ロープウェー使えば「簡単に登れる100名山」ってことで、昨年の9月に会津駒・燧岳を登った後、仙台の次女宅に向かう途中、最短コースで登りました。やっぱ本気？周遊？となると大変みたいですね。
  
  茶臼岳で登ったことになる（本当か？）のお言葉に甘えました。
  
  >それでも、里の気配がうれしい・・・これ、ほんと分かる！
  
  アナグマ、何の用があって道路に出てくるのかなぁ・・・まぁ、本物？の熊だったら写真を撮るまも無かったと思いますが。
  
  そうそう、昨年、那須岳から降りて仙台に向かう途中、イシバ総理誕生のニュースを聞きました。東北道を飛ばしてる時にずっこけそうでした。
  
  春に九州４山連続登山の無理が祟って膝を痛めてしまい、今年の夏山はお休みです。
  
  ほいみ
  
  

  琉球熱さん からの返信 2025/07/30 09:41:38

  RE: 三本槍岳　

  ほいみさん、こんにちは
  返信遅れてすみません
  
  那須連山の一般的なコースは、
  茶臼岳→朝日岳→三本槍岳のピストン（日帰り）か、
  茶臼岳→三斗小屋温泉→三本槍岳→朝日岳→茶臼岳（1泊2日）
  だと思いますが、どちらもそれほど難易度は高くないんです
  渡渉はまさに季節的なものですし、下山ルートは素直にポピュラーな朝日岳ルートを選んでいれば、藪漕ぎもせずに済んだってわけです
  
  那須連山で茶臼岳は主峰なので、そこに登ればＯＫです（笑）
  
  疲労困憊で下っている時に、人里の気配があるとあとひと踏ん張りと頑張れますね
  
  ところで、ほいみさんは熊にでくわしたことはありますか？
  私は今のところイノシシまでですが・・・
  アナグマは初めてでした（笑）
  
  ほいみさんがずっこけて誕生した総理は、自身がずっこけそうですね
  
  
  ---------琉球熱--------
  
  

• PHOPHOCHANGさん 2025/07/27 12:07:53

  行けたのですから良かったと

  お疲れ様でした。
  藪漕ぎも、人が居なくて不安、自分もしょっちゅう経験するので凄く共感致しました。
  
  でも、行こうとしたところへ行って来られただけでも良かったですよ。
  今、自分は旅行先ですが、例によって事故やら運休やらに泣かされております(-_-;)
  目的の半分を倍の日程をかける(延泊する)羽目になりました。
  
  次の那須こそ、と期待です。

  琉球熱さん からの返信 2025/07/30 09:02:18

  RE: 行けたのですから良かったと

  PHOさん、こんにちは
  返信遅れてすみません
  
  山の中でひと気がないと、やっぱりちょっと不安になります
  街中で無人というのも違う意味で怖いですけど
  
  PHOさんも名所めぐりとは縁遠い(?)旅行スタイルだから、ひとの気配がなかったり、アクシデントのリカバリーが遅かったり、旅先でいろいろ椿事がありますね
  
  > でも、行こうとしたところへ行って来られただけでも良かったですよ。
  
  確かに
  山の場合、天候で予定変更することがよくあります
  実際、今月の山行も雷雨でコース変更せざるを得なくなりました
  行けただけでもよしとするというのも、一理ありますね
  
  今も旅先ですか？
  予定変更も小幅ならよいのですが、延泊となるとコストがね・・・
  
  それで、那須はほんとに行くんですか？
  
  ---------琉球熱--------
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2025/07/30 12:15:51

  Re: 行けたのですから良かったと

  行きます!!
  お天気悪くなければ、ですが。
  
  てか先に茶臼岳に行ってれば、半日電車が立ち往生したり、延泊したのにバスが運休なんて目に遭わなかったと思います。
  
  正直、運気変えたいですw

• ちゃっぴぃ♪さん 2025/07/26 15:46:31

  シャクナゲ

  琉球熱さん、こんにちは！
  
  シャクナゲがありがたくないのはなんでだろう…と調べてみたら、葉っぱに毒があるんですね！
  知らんかったー！よく聞く名前の花なのに！
  勉強になりました！
  
  人の気配のない山、クマとか出たりしないのかな…と、ドキドキしながら読みましたが、出てきたのがアナグマで良かったです。
  

  琉球熱さん からの返信 2025/07/26 23:41:06

  Re: シャクナゲ

  ちゃっぴぃ♪さん、こんちわ
  
  シャクナゲってなぜか登山者に人気があって、山バッジでも非常に多く使われている花です
  でね、「ありがたくない」理由は、きわめて個人的な話で、好きじゃないからなんですよ(笑)
  シャクナゲの毒と言っても、口に入れなければ大丈夫なので、「触るとかぶれる」という植物ではありません
  
  というわけで、選り好みが激しいのはサカナだけじゃなくて植物も(笑)
  
  人が多い山はいかない、なんて言ってる割に、全くいないのも困るという実に身勝手な性分でして(笑)、今回の下山ルートはストレスがたまるルートでした
  熊鈴は派手に鳴らしながら歩きましたよ、あの辺も出ますからね
  でも野生動物との遭遇は、ちょっとワクワクしますね
  
  ---------琉球熱--------
  

• j3matuさん 2025/07/26 06:41:41

  冒険しますね～！

  琉球熱さん、こんにちは！
  
  前回の旅行記を拝見して、「こんな山小屋(煙草屋旅館)あるんだ。琉球熱さんの旅行記は勉強になるなぁ。私も行きたいなぁ」と思って、続きを楽しみにしていました。そして、この旅行記…「すごすぎて、絶対にマネできない…(汗)」という感想に変わりました(笑)　いや～、冒険しますね～！３、４人にひとりは落ちるという渡渉があるコースに行こうと思うところがすごいです。笹漕ぎは聞いていたわけではなかったのかな？　それは不可抗力な気もしますが…。
  
  とにかく、手に汗にぎるハラハラドキドキの旅行記でした。無事に下山できて良かったです。
  
  j3matu

  琉球熱さん からの返信 2025/07/26 23:24:31

  Re: 冒険しますね～！

  j3matuさん、こんにちは
  
  いやぁ～、今回はルート選択をしくじりました
  山小屋から三本槍岳まではともかく、下山ルートは素直にポピュラーなルートにするべきでした
  渡渉は実際のところ、脅かされたほどではなかったですよ
  大雨の後ならともかく、注意深く足場を選べば何とかなるレベルでした
  小屋番さんは注意喚起の意味で、ちょっと“盛った”表現をしたのかもしれません
  それよりも藪漕ぎですよ（これは事前情報がなかった）
  写真を撮る余裕もなかったんですが、実際はあんなものではなく、前も見えない状態が続きましたから（足元はぐちゃぐちゃ）
  
  でも煙草屋旅館はぜひ行ってみてください
  翌日は三本槍岳まで行って（雪解けのピークは過ぎているので渡渉も大したことないはず）、朝日岳～茶臼岳を経由して帰ってきてもよいし、三本槍岳には行かずおとなしく茶臼岳に戻ってもよいし
  
  あの露天風呂はそれくらい価値があると思いますよ
  内湯もいいしね～
  
  コメントありがとうございました
  
  ---------琉球熱--------