2025/01/11 - 2025/03/01
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Takashiさん
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名古屋市内や隣接する都市公園には、いくつかの鳥が冬越しにやって来る。2025年には、マミチャジナイやメジロガモなどの珍鳥がいて撮影を楽しめた。マミチャジナイはツグミの仲間で、移動中に立ち寄る旅鳥だが、長期間滞在してくれた。メジロガモは移動中に迷って到来するという迷鳥に分類されている。マミチャジナイは愛嬌のある姿を、メジロガモは孤独に耐える、ふてぶてしい姿を見せていた。
この時にはメジロ、ジョウビタキ、シロハラ、トラツグミなども撮影した。トラツグミとヒヨドリのバトルを撮れたのは愉快だった。ちょうどニコンのミラーレスカメラZ8を使い始めた時でもあった。Z8は、ほとんどの場合、期待通りの優れたパーフォーマンスを示した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
-
2025年の1月と2月は鳥の撮影に熱中した。この頃は、沢山の鳥が冬越しにやって来る。中には、珍しい鳥もいる。
写真はマミチャジナイでツグミの仲間だ。シベリアなどで繁殖し、日本へは南方への移動中に立ち寄り、ごく一部は越冬もする。今年は名古屋市の公園にしばらく滞在してくれた。 -
今冬よく出かけた、名古屋市内あるいは近郊の公園は2か所である。いずれの公園も名古屋市内から公共交通機関(市バス、地下鉄)で訪ねることができ、車の運転から離れつつある私には有難い。名古屋市在住の高齢者は、これら交通機関をわずかな負担で利用可能だ。
2つの場所での記載が並行すると紛らわしいので、まず、マミチャジナイがいた名古屋市内の公園に絞って、話しを進めよう。
この場所は、既によく知られているが、念のため明記は避けた。冬はサザンカが美しい。 -
この公園を訪れたのは、アオゲラが現れると聞いたからだ。アオゲラはキツツキの仲間で、日本固有種だ。普通の鳥なのだが、今までお目にかかったことがなかった。
1月の初めに4日間通った。写真はサクラの木に止まって辺りを見回し、ピラカンサへ飛び移ろうとしているところだ。1月11日に撮った。出来栄えは、まだ不十分で撮り続けようと思ったが、その後アオゲラの出が悪くなってしまった。
アオゲラを待つ間の会話などで、鳥の情報も仕入れた。この公園にはマミチャジナイもいる。マミチャジナイを狙うことにした。 -
1月16日、マミチャジナイを期待して公園に出かけた。マミチャジナイが現れそうな場所は教わっていたが、木の上を見上げて歩いても、それらしい鳥はいない。
歩き疲れたころ、サザンカの茂みにレンズを向けている人たちがいた。マミチャジナイだ! 暗い所でエサを探している。何とか写真を撮ったけれど、お世辞にも美しいとは言えない。それでも、マミチャジナイを見た証拠にはなると喜ぶことにした。 -
1月21日。再び公園に向かった。マミチャジナイのいい写真を撮ろうとしてである。
カメラはニコンのミラーレス、Z8。今日、初めて使う。これまで、D810、D850、D500を使用してきたけれど酷使したためか疲れが見える。
新型機の威力も体験したいと思い切ってZ8を購入したのだ。他のカメラメーカーも魅力的な新型機を出しているけれど、やはり使い慣れたニコンで考えたい。Z8は有効画素数約4500万と高画素でありながら、1秒間にRAW撮影で最大20コマ撮れると連写機能が良いので期待していた。
レンズは、これまで通り500mmF5.6。アダプターを介してZ8につなぐ。手持ち撮影で、シャッター速度は1/2500から1/1600秒程度。
公園ではピラカンサの実が熟して、沢山の鳥が群れていた。一番多いのはメジロで、メジロがピラカンサの実を咥えている綺麗な写真が撮れた。画像のキレがいい。Z8の使い初めとするのにふさわしい写真だ。 -
マミチャジナイは落ちたピラカンサの実を食べている所を撮影できた。白い眉、薄い橙色の腹と特徴が出ている。しかし背景がゴチャゴチャしているので、写真としてはまだまだである。
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ピラカンサの所に出てくるマミチャジナイなら最高だろうと待ち構えた。しかし、他の鳥もピラカンサに来るので、区別が必要だ。ツグミの仲間ではシロハラとツグミが多い。
写真は、その日、落ちたピラカンサの実を食べているシロハラだ。白い眉は、はっきりしないし、目の回りは金色、背中は褐色を帯び、お腹は白っぽい。 -
ツグミは、白い眉はあるけれど、お腹が白黒模様である。2年前に撮った、ピラカンサの実を食べるツグミを示そう。
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待っていると、茂みからマミチャジナイが顔を出した。白い眉と薄い橙色のお腹。間違いない。
しかし、ピラカンサの実が少ない所で、絵にならなかった。 -
今日はカメラマンが多い。重量級の超望遠レンズ、いわゆる大砲も出陣した。マミチャジナイだけでなく、ハチジョウツグミもいるとのニュースが伝わったためだろう。
ハチジョウツグミはツグミと亜種、あるいは別種の関係にある。そして、日本では、なかなか見られない珍鳥である。
ハチジョウツグミは警戒心が強いのか、表にはあまり現れない。奥まった暗い所の実を食べに来るというので、そちらにレンズを向けて待った。現れたのはアカハラで、これもツグミの仲間だ。 -
次に飛来したのはハチジョウツグミだろう! お腹がレンガ色でツグミらしい斑点が見える。暗い所のを無理やり撮ったので、写真としては自慢できないけれど。
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それにしても、名古屋市の公園にはツグミの珍鳥が時々現れる。2024年にはワキアカツグミ。
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2023年にはウタツグミ。いずれも国内では滅多に見られない鳥である。ウタツグミは木に止まった、それらしい姿で撮れた。
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1月22日。前日に続いて公園に行った。ピラカンサの実は鳥たちに食べられて、ごっそりと数が減った。
落ちたピラカンサの実の所にシロハラがいる。 -
マミチャジナイはピラカンサは諦めて、別の所で、エサを探していた。
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マミチャジナイの写真は、かなりましになったが、まだあと一歩だ。
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2月1日。また公園へ。マミチャジナイは、やはり落ち葉の下のエサを探していた。
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ポーズを取る。
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敷石の下からミミズを引っ張り出したのには驚いた。
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2月4日。飽きずに公園へ行った。マミチャジナイが、カンツバキの花弁が落ちている所に現れた。これは絵になるとシャッターを押し続けた。Z8の連写機能は優れているので気楽に撮れる。
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イチオシ
別のショットをトリミングしてみた。初めて、これは何とかなるかもしれないという、マミチャジナイの写真が撮れたのだ。
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上の写真の一部を拡大した。羽の模様がハッキリ見える。
この場所は暗く、ISOは5400に上がっていた。しかし、羽の部分のノイズは気が付かないレベルだ(高感度ノイズ低減は”標準”)。 -
イチオシ
連写したショットの中には、コケの上に立って、こちらを可愛く見つめているのもあった。旅行記の表紙に使いたくなる写真だ。ISOは4000。ノイズは、ハッキリとは分からない。鳥が比較的近かったので、激しくトリミングしていないから背景ノイズが目立たないせいもあるだろう。
このマミチャジナイは、あまり人間を恐れず、愛想がいい。この公園では、現在、餌付けは行われていないはずだけれど。シロハラが、しっこくマミチャジナイをいじめるので、人間の近くでは、いじめが少ないと思っているのかもしれない。 -
イチオシ
2月6日。再び公園に行った。マミチャジナイは、また愛想良く、何度も出てきてくれた。
写真はカンツバキの散り敷く、石垣の上に立つ姿。 -
シンプルなポートレート。
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別の石垣の上で。
シロハラによる、いじめは更に激しくなり、マミチャジナイは飛び上がって応戦していた。
数日後、公園を訪れるとマミチャジナイの姿は消えていた。シロハラによるハラスメントに嫌気がさして移動したのだろう。 -
その後も、時々、公園に行った。ジョウビタキなどを撮影しようとしてである。
3月1日は面白い日だった。この頃、人気だったのはトラツグミだ。私は数年前、ここでトラツグミをしっかり撮ったので、トラツグミには熱心でなかった。しかし、ジョウビタキに出会えないので人々が集まっている所に行ってみた。
暗い所でトラツグミがエサを探していた。 -
急にヒヨドリとトラツグミのバトルが勃発して興奮した。気合を入れて撮影を始めた。
ヒヨドリがトラツグミを襲った。トラツグミは飛び上がって応戦し、ヒヨドリ(顔が見えている鳥)の腹を狙った。ヒヨドリは間一髪、逃れた。 -
10秒後、ヒヨドリはまた襲ってきた。羽を広げて待ち構えるトラツグミ。
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トラツグミは意表をついて頭を下げた。連続撮影(1秒間で12コマの設定)の次のコマである。
目標を失ったヒヨドリは飛び去った。そして、疲れ切ったのか、もう襲ってこなかった。
この場所はとても暗い。肉眼では、詳しいことが分からず、写真を見て驚いたのである。
もう一つ驚いたのは、この場で撮った全ての写真で、ISOが限界の25600にまで上がっていたことだ。当然、ノイズは出るけれど、拡大しないと、さほど気にならないレベルである。Z8の能力を確認できて、嬉しかった。 -
その後、ジョウビタキが絵になる場所に止まった。それっと写したけれど、これは失敗作。背景はシンプルだけれど鳥を引き立てない。おまけにISO7200で背景にハッキリ、ノイズが出た。
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ジョウビタキは、ありふれた鳥で、良く撮っているけれど、Z8を使ったら、キレのいい写真にならないかと思ったのだ。
この目的は、市内の別の場所で果たしていた(写真をクリックして拡大して頂くと詳細が分かります)。しかし杭に止まっているので、もっといい所に止まらないかと願っていた。
すべてが思い通りに進むわけではない。 -
さて、もう一つの公園にも良く通った。名古屋市に隣接する公園だ。ここには大きな池があり、比較的珍しいミミカイツブリと、珍鳥であるメジロガモがいるとの情報を得たからだ。この場所も、広く知られているが、念のために、明記せず、”池”と記すことにした。
1月18日、今シーズン始めて池に行くと、チラホラとバードウォッチャーの姿が目に入った。お一人に様子をうかがうと、両方ともいますよと、行くべき方向を教えてくださった。歩いていくと運よく知人に遭遇。より詳しい情報が頂けた。
まずはミミカイツブリを探した。目の赤い、小さなカイツブリがいたので、それ!と写したが、あまり珍しくないハジロカイツブリだった。 -
次にメジロガモのポイントに向かった。メジロガモはヨーロッパ南部から中央アジアにかけて繁殖し、日本には迷鳥として飛来するだけの珍鳥である。
ポイントに着くと、沢山のカモが群れていて、何が何だか分からない。この中から一羽を見つけ出すのは大変だ。近くの方にお尋ねすると、遠くで休んでいるカモの一つと的確に教えてくださった。
その内にメジロガモが動き出した。体長40 cmほどと小柄なカモであるが、貫禄十分だ。 -
横からの姿も撮影できた。光の具合が良くないので、画像はあと一歩だけれど、メジロガモに出会えたと喜んだ。
-
1月29日。また池に向かった。ミミカイツブリを探して、潜っている鳥を次々に撮影したが、すべて、外れた。写真はミコアイサのメスである。
メジロガモのポイントに行くと、やはり居た。しかし、他のカモに隠れている時に動き出し、見失ってしまった。
その後、メジロガモのポイントは午後の方が光の具合がいいと、遅めに出かけたが、少し前まで居ましたけれど、どこかに行きました、と言われたこともあった。なかなか難しい。 -
2月9日。メジロガモに的を絞って、池に出かけた。何時もの場所には居なかったけれど、周辺を探して見つけ出した。動き出すのを待っていたが、真っすぐ沖に向かってしまい、失敗。
-
イチオシ
元の場所に戻らないかと待ったが、その気配はない。近くのカモ集団を探したけれど見つからない。引き上げる前に、念のため、ベテランの方にお尋ねした。遠いけど、居ますよ、と場所を教えてくださった。大感謝していると、メジロガモが動き出した。
慌てて、カモの動きに対応して場所を変わり、撮影。光の具合は良くないものの、何とか、それらしい姿を撮影できた。
メジロガモの撮影は奥が深い。メジロガモと他のカモの雑種がいるから、それとの区別が必要なのである。撮れた写真は雑種ではないメジロガモの特徴を示しているように思われた。 -
2月18日。メジロガモの写真は撮れたけれど、また池に向かった。ひょっとしてミミカイツブリに出会えるかもと考えてだ。しかし、やはりハジロカイツブリばかりだった。どうもおかしい。その後の情報で、1月下旬で旅立ったらしいと分かった。
また、メジロガモのポイントに向かった。カモの数が減った気がするが、メジロガモはいた。じっとしている。しばらく見ていると少し移動して、再び、お休みモードに入った。 -
動き出すまで待とうと腰を据えていると、公園管理の車がやって来て、カモたちは飛び立ってしまった。
探すと、メジロガモは、かなり沖にいた。それでも羽ばたきポーズを披露してくれた。
旅立ちの日が近いので、お別れの挨拶をしてくれたかのようだった。
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