1993/06/17 - 1993/06/21
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SUR SHANGHAIさん
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1993年6月のヨーロッパ各国巡りもこの編でおしまい。
前日までいたアンドラを出てフランスのトゥールーズに入った後、数日かけてピレネー山脈の北側を西へと移動しつつ、ルルド、ベタラムの洞窟、ポーを訪れ、ポワティエを抜けた後はパリから当時滞在していたドイツへ。
このルートで一番行ってみたかったのは、カトリック最大の聖地で巡礼地にもなっているルルド。
宗教を持たないSUR SHANGHAIですが、ルルドの泉に行けたのはいまでも記憶に新しい。
ルルド以外の場所の写真はほとんど出て来ていないんですが、簡単な内容ながら旅の合間に記した旅記録は出て来たので、その内容に従って、この一連の旅行記を終わらせようと思います。
表紙の画像は、ルルドのロザリオ聖堂内にある聖母マリアのモザイク画。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月17日は表紙で言ったようにアンドラからフランス側に出て、ロスピタレ=プレ=ランドールからトゥールーズへ列車で移動。
その運賃は98フラン。
ロスピタレ=プレ=ランドールで出会った日本人女性のお話は前編で書いたのでここでは省略。
トゥールーズ到着後は駅近ホテルにチェックインして宿泊費は160フラン。
この日は200ドイツ・マルクを619.80フランに両替したという記録が残っています。
●注: 1993年にはまだユーロは存在しておらず、フランスやドイツでユーロが一般に流通開始し、旧通貨から完全に置き換えられたのは2002年になってからだったんです。
トゥールーズはオクシタニー地域圏のオート=ガロンヌ県にある街。
「一泊だけだけど、トゥールーズも見て回るぞ!」と、世界最大級のロマネスク様式の建造物であるサンセルナン教会へ。
11 世紀に建てられたこの教会は内部の装飾も見事という事で楽しみにしていたのに、撮った写真はこの一枚だけ。
その訳は、お目汚しのお話になりますが、教会のお足元まで来てこの写真を撮ったところでお腹が痛くなって来たんです。
「これはまずい。」とトイレを探し始めるも、こういう時ってすぐには見つからないんですよね。(^^;
やっとオフィスビルを見つけ、そこのトイレに入った時の安堵感!
ここで痛み疲れと安堵感が一体となってドッと消耗してしまい、自分のホテルにヘロヘロと戻った後はベッドの上でグッタリ。
悪い物を食べた覚えもないし、旅疲れが出てしまったのかな。(^^; -
一晩ぐっすり寝た後の6月18日は体力回復!
トゥールーズからは列車でオクシタニー地域圏のオート=ピレネー県にあるルルドへと移動し、運賃は119フラン。
駅近くのホテルの宿泊費が90フランで、この日行ったのは丘の上の城塞でチケットは26フラン。
●注: この時の旅行記録は何にいくら使ったかと言うだけの簡単な内容で、何時の列車でどのくらいの時間がかかったかとか、何という名のどんなホテルだったのかなどの記述は無し。
どうしてもっと細かく書いておかなかったのか悔やまれます。
出土していない写真が多いのも残念。
ルルドの城塞の画像も無いのでお許しを。<(_ _)>
これは、同日に高台からポー川を挟んで見下ろしたルルドの聖域。
芝生の敷地を貫く道の奥の尖塔を持つ建物が≪無原罪の御宿り聖堂≫。
その手前にはロザリオ聖堂もあるんですが、この画像だと不鮮明。
巡礼の人々が癒しを求めて訪れるルルドの泉があるマッサビエルの洞窟は、≪無原罪の御宿り聖堂≫の向かって右側の陰になった部分にあります。 -
ルルドの聖地にやって来たSUR SHANGHAI。
ポー川に架かるサン・ミシェル橋を渡ってその敷地内に入ると、まず手前に十字架が、そして芝生の敷地の奥に高い尖塔を持つ≪無原罪の御宿り聖堂≫、そしてその手前に白い丸屋根のロザリオ聖堂が見えています。
観光客に混じって巡礼者の姿も多く、宗教を持たないSUR SHANGHAIも敬虔な気持ちになれた場所。 -
ルルドのロザリオ聖堂の入口を飾るレリーフ。
人物像だけではなく、アーチ部分の彫刻も繊細! -
イチオシ
ロザリオ聖堂内壁面を飾るのは数々のモザイク画。
1858年にルルドの村の少女ベルナデットが、マッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしている時に出会った聖母マリアはこんな様子だったんだろうか。
この時、聖母マリアの導きでベルナデットが発見したのが洞窟の奥で湧いていた泉。
これが病を癒す奇跡を起こすルルドの泉として知られるようになり、ルルドがカトリック最大の巡礼地になった由来になるんだそう。
詳細を知りたい方は、次のウィキペディアのページでどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%AE%E8%81%96%E6%AF%8D -
これは、高台にあるルルドの聖域から見下ろしたマッサビエルの洞窟前の様子。
画像右手に見えているのはポー川の流れ。
上掲の画像の説明で言った、少女ベルナデットが聖母マリアと出会ったというマッサビエルの洞窟前には、すでに病気治癒の奇跡を願って集まって来た人たちの姿が。
車椅子を使って来る人が多いんですが、中には日除けを付けたストレッチャーに横たわったまま運ばれて来る人も。
お昼の時間を過ぎた頃には…、 -
イチオシ
…さらに大勢の人がマッサビエル洞窟を目指して続々と集まって来てました。
その数を見ると、世の中には病を得て苦しむ人がこんなに多いんだと胸が苦しくなるほど。 -
マッサビエル洞窟内には、聖母マリアに導かれた少女ベルナデットが発見したというルルドの泉があるんですが、その水を引いたパイプと蛇口が洞窟近くに取り付けられていて、訪れた人々はその水を飲んだり汲んだりできるようになっています。
その入れ物となる大小のガラス製の瓶が売られていたり、持参した容器にそれぞれ汲んで行ったり。
SUR SHANGHAIは、この後マッサビエル洞窟まで行き、聖母マリアの絵柄の小瓶を買って水を詰めて行きました。 -
ルルドの泉があるマッサビエル洞窟前の通路には、病気平癒を願ってなのか、それとは関係の無い巡礼で来ているのか、巨大なろうそくを担いでいる人たちがいて、これにも驚き。
-
ここがルルドの泉があるマッサビエルの洞窟。
入口の上部には、少女ベルナデットが出会った聖母マリアを模した像が安置されています。
洞窟内で湧いているルルドの泉へ行くには、長~い行列に並ばなければいけません。
SUR SHANGHAIも行ってみましたが、内部は結構暗くて写真は撮れず。
ルルドの泉は想像していたより小規模で、岩の床の割れ目から湧き出していました。 -
マッサビエル洞窟前まで来た人の中には、跪いて祈りを捧げる人たちも。
信仰深いカトリック信者さんたちで、巡礼に来ていたんでしょうね。 -
マッサビエル洞窟前に捧げられていたろうそくの数でも、ここを訪れる人の多さが分かります。
その炎の揺らめきに人々の祈りが込められているのが感じ取れました。
周辺の岩壁の一画には、病の快癒を願って捧げられたらしき無数の古い松葉杖が吊るされていて、その写真も撮った覚えはあるのに手元には無し。
この日の夕方にはルルドの町のレストランへ。
ドイツからの団体さんも入って来てずいぶん賑やかになったっけ。
で、その内の一人の女性が、ステーキの焼き加減についてやたら細かく注文を付けていたのをなぜか今も覚えているのが不思議。 -
ルルドの町の墓地で見つけた墓碑。
1633と刻まれているのは、埋葬された人の没年?
そんなにも古い墓碑がほとんど無傷で残っているのが信じられない。
ルルドの聖地周辺を見た回った翌日の6月19日には、午前と午後に両替をして、一度目は200ドイツ・マルク→628フラン、二度目は200ドイツ・マルク→621フラン。
同じ日にルルドからさほど遠くない西郊外のベタラムの洞窟へ行って86フラン、ホテル110フランという記録はあるのに、写真が一枚も出て来ていないのが奇妙。
その洞窟へどうやって行ったのか、どんな洞窟だったかも忘却の彼方。
人間の記憶って、変なことははっきり覚えているのに、結構大事なことがすっかり抜け落ちていたりするのが不思議だなあと思う。 -
これもルルドの町の墓地で見つけた不思議なデザインの墓碑。
没年らしき1691と言う数字と、キリストの磔刑図らしきレリーフだけが残っているのが物悲しい。 -
6月20日には、ルルドからTGVでヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のピレネー=アトランティック県にあるポーの街へ。運賃は53フラン。
短距離なのにTGVで?とお思いでしょうが、一度は乗ってみたかったし、この後ポーからポワティエへと向かう列車の時刻ともうまく合わせたかったんです。
確かに速かったけど、頭上の荷物置きの底部分が鏡のようになっていて、前の席の人たちの様子が映って見えるのが変な感じだったな。
数時間だけいたポーでの写真も未発見ですが、ポー駅近くのポー川の堤防を歩いた記憶があって、小学校低学年らしき男の子を連れたお母さん(?)とすれ違った時、男の子が「あの人(SUR SHANGHAIのこと)はどこから来た人?」と言っているのが聞こえて来た。
アジア人を見たのは初めてだったのかな?
お母さんらしき女性が「他の人の事をあれこれ言っちゃいけません。」風にたしなめていたのを思い出す。
ポーの後は ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のヴィエンヌ県にあるポワティエへ。
運賃は252フラン。
駅近ホテルでの宿泊費は157フラン。
ポワティエは、ロマネスク様式のノートルダム・ラ・グランデ教会や、ゴシック様式のサンピエール大聖堂などが目白押しの宗教と芸術が融合した街なんですが、この街でのハイライト写真もほぼ残っていないのは、未発掘の物があるほか、当時の知人・友人に手紙で送っていたのも原因の一つだろうな。 -
ポワティエの街角で撮った写真だったと思う。
中のらせん階段に合わせて成型した窓なんだろうけど、この形に仕上げるのは難しかったのでは? -
ポワティエで撮った紙焼き写真発見!
これはノートルダム・ラ・グランデ教会の正面。 -
ポワティエのノートルダム・ラ・グランデ教会内部。
シンと静まり返った中のステンドグラスが美しい。 -
ポワティエの街角で見かけたレストラン。
ハーフティンバーの木組みと、古色の付きかけた壁の色合いがよかったな。 -
これもポワティエの街角写真。
画像検索しても何の建物なのか分からないのでお許しを。<(_ _)>
ポワティエに一泊した後の6月21日には、ポワティエから→パリのオステルリッツ駅へ鉄道で移動して運賃は195フラン。
200ドイツ・マルクを620フランに両替した後はパリ・ノード駅から当時滞在していたドイツのデュッセルドルフ駅へと鉄道移動して運賃は358フラン。
これでこの1993年6月のヨーロッパ各国の一連の思い出記録はおしまいです。
手元に残っている写真が少なくて自分でも残念ですが、そのうちにまた写真が出て来ることがあれば、付け加えて行こうと思います。
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