レ・ボー=ド=プロヴァンス旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ドイツからスイス、そしてフランス・アルプスを越えて地中海沿岸に出た後は、西へと車を進めたSUR SHANGHAIとその旦那。<br />モナコまではアップしたので、この編はその続きのエズからアヴィニョンまでのドライブ旅を思い出記録としてアップします。<br /><br />●注: エズからアヴィニョンまでの写真や詳細な旅行記録は未発掘の物が多く、内容が不完全だったり記憶も曖昧だったりする点はお許しを。&lt;(_ _)&gt;<br /><br />のんびりした旅ではなく、サラッと流して訪れた場所が多かった中、写真は残ってはいないものの印象に残っているのは、飛び込みで泊まったマルセイユのお宿。<br />港に面した石造りの古びたホテルで、場所も雰囲気も良かったのに、シャワーから出るのはとても浴びられない熱湯!<br />湯温の調節も出来ず、クレームを入れたら「だからその部屋は安いんだよ。」だって。<br />「何、それ~!(@_@;)」<br />部屋の取り換えはしてもらえなかったので、提示された金額から割り引いてもらい、その日のシャワーは我慢したんじゃなかったかなあ。(^^;<br />その時には腹も立ったけど、今ではそれも遠い思い出。<br /><br />表紙の画像は、プロヴァンス語で≪岩だらけの尾根≫を意味するレ・ボー=ド=プロヴァンスの景観。

★ちょっと昔のヨーロッパ 1993年6月(3)フランスの地中海沿岸を西へ

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1993/06/09 - 1993/06/12

14位(同エリア21件中)

SUR SHANGHAI

SUR SHANGHAIさん

ドイツからスイス、そしてフランス・アルプスを越えて地中海沿岸に出た後は、西へと車を進めたSUR SHANGHAIとその旦那。
モナコまではアップしたので、この編はその続きのエズからアヴィニョンまでのドライブ旅を思い出記録としてアップします。

●注: エズからアヴィニョンまでの写真や詳細な旅行記録は未発掘の物が多く、内容が不完全だったり記憶も曖昧だったりする点はお許しを。<(_ _)>

のんびりした旅ではなく、サラッと流して訪れた場所が多かった中、写真は残ってはいないものの印象に残っているのは、飛び込みで泊まったマルセイユのお宿。
港に面した石造りの古びたホテルで、場所も雰囲気も良かったのに、シャワーから出るのはとても浴びられない熱湯!
湯温の調節も出来ず、クレームを入れたら「だからその部屋は安いんだよ。」だって。
「何、それ~!(@_@;)」
部屋の取り換えはしてもらえなかったので、提示された金額から割り引いてもらい、その日のシャワーは我慢したんじゃなかったかなあ。(^^;
その時には腹も立ったけど、今ではそれも遠い思い出。

表紙の画像は、プロヴァンス語で≪岩だらけの尾根≫を意味するレ・ボー=ド=プロヴァンスの景観。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 2時間だけ訪れたモナコの後は、地中海沿岸をうろうろ。<br />モナコに近い場所としては、ニースやカンヌ、それにイタリア国境もちょっと越えて、サンレモあたりまで駆け足で行ったような記憶があるけど写真は未出土。<br /><br />これは、モナコからすぐ西隣のプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるエズ村から見下ろした海岸線。<br /><br />SUR SHANGHAIとその旦那は、砂浜がダーーーッと続いている海辺より、こんな海に落ち込む山や岩場もある海の風景の方が好き。<br />お天気はいま一つでも、見飽きず眺めていられたっけ。

    2時間だけ訪れたモナコの後は、地中海沿岸をうろうろ。
    モナコに近い場所としては、ニースやカンヌ、それにイタリア国境もちょっと越えて、サンレモあたりまで駆け足で行ったような記憶があるけど写真は未出土。

    これは、モナコからすぐ西隣のプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるエズ村から見下ろした海岸線。

    SUR SHANGHAIとその旦那は、砂浜がダーーーッと続いている海辺より、こんな海に落ち込む山や岩場もある海の風景の方が好き。
    お天気はいま一つでも、見飽きず眺めていられたっけ。

  • エズ村は、地中海に面した海抜420mの切り立つ崖の上の村。<br />そのため、≪鷹の巣村≫とも呼ばれています。<br /><br />地震の多い日本に住むSUR SHANGHAIから見ると、ちょっと危うげな崖の上にも建物があって、ドキッ!<br />これは、シャトー・エザというホテル。

    エズ村は、地中海に面した海抜420mの切り立つ崖の上の村。
    そのため、≪鷹の巣村≫とも呼ばれています。

    地震の多い日本に住むSUR SHANGHAIから見ると、ちょっと危うげな崖の上にも建物があって、ドキッ!
    これは、シャトー・エザというホテル。

  • ちょっとだけ歩いてみたエズ村の中。<br /><br />小さな村ながら、洒落たお庭を持つお宅や石畳の通路が多くて風情よし。<br />散策が楽しい場所でした。

    ちょっとだけ歩いてみたエズ村の中。

    小さな村ながら、洒落たお庭を持つお宅や石畳の通路が多くて風情よし。
    散策が楽しい場所でした。

  • ここはどこだったかな。<br /><br />ニースかカンヌの街の噴水だったと思うけど…。<br /><br />噴水の池で水浴びしていたワンちゃんが、ついでに水も飲んでいたっけ。

    ここはどこだったかな。

    ニースかカンヌの街の噴水だったと思うけど…。

    噴水の池で水浴びしていたワンちゃんが、ついでに水も飲んでいたっけ。

  • これもニースかカンヌの街の生垣だったような。<br />これは夾竹桃よね。<br />花はきれいでも強い毒性があるから要注意。<br /><br />どこだったのか判別できない写真は出て来るのに、肝心の行った場所がはっきり示せる写真が出て来ないのは悔しい。<br />表紙に出した話のマルセイユや、その後で野生の白い馬を見に行ったカマルグ地方の写真も出て来ていないのよね。(´;ω;`)ウゥゥ<br />いつかそれらの写真も出土する日は来るだろうか。

    これもニースかカンヌの街の生垣だったような。
    これは夾竹桃よね。
    花はきれいでも強い毒性があるから要注意。

    どこだったのか判別できない写真は出て来るのに、肝心の行った場所がはっきり示せる写真が出て来ないのは悔しい。
    表紙に出した話のマルセイユや、その後で野生の白い馬を見に行ったカマルグ地方の写真も出て来ていないのよね。(´;ω;`)ウゥゥ
    いつかそれらの写真も出土する日は来るだろうか。

  • ここはマルセイユと同じくプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるレ・ボー=ド=プロヴァンス。<br />アルピーユ山脈の中の奇妙な岩山が連なる小さな町で、レ・ボーは≪岩だらけの尾根≫の意味。<br />その名の通りの風景が広がっています。<br /><br />ボーキサイトと言う鉱物が有りますが、その名はこの地で発見されたことから名付けられたのだそうです。<br />ここのボーキサイトは20世紀末には掘り尽くされ、今は廃墟のような岩山と、中世に栄えた頃のお城の廃墟が残るのみ。<br />現在のレ・ボー=ド=プロヴァンスの産業は、観光業が主になっているようです。

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    ここはマルセイユと同じくプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるレ・ボー=ド=プロヴァンス。
    アルピーユ山脈の中の奇妙な岩山が連なる小さな町で、レ・ボーは≪岩だらけの尾根≫の意味。
    その名の通りの風景が広がっています。

    ボーキサイトと言う鉱物が有りますが、その名はこの地で発見されたことから名付けられたのだそうです。
    ここのボーキサイトは20世紀末には掘り尽くされ、今は廃墟のような岩山と、中世に栄えた頃のお城の廃墟が残るのみ。
    現在のレ・ボー=ド=プロヴァンスの産業は、観光業が主になっているようです。

  • パノラマ機能が無かったフィルム・カメラ時代には、アングルを少しずつ変えて細切れで撮った写真を切り貼りしてパノラマ仕立てにしていたSUR SHANGHAI。<br />このレ・ボー=ド=プロヴァンスの景色もその賜物。(笑)<br />二枚の写真をくっつけてみました。<br /><br />アナログな時代だったんですよ~。( ̄▽ ̄;)

    パノラマ機能が無かったフィルム・カメラ時代には、アングルを少しずつ変えて細切れで撮った写真を切り貼りしてパノラマ仕立てにしていたSUR SHANGHAI。
    このレ・ボー=ド=プロヴァンスの景色もその賜物。(笑)
    二枚の写真をくっつけてみました。

    アナログな時代だったんですよ~。( ̄▽ ̄;)

  • レ・ボー=ド=プロヴァンスの岩山を目の前にしたホテルに泊まったSUR SHANGHAIとその旦那。<br /><br />ここも何て言う名のホテルだったかな。<br />いい景色だったな。

    レ・ボー=ド=プロヴァンスの岩山を目の前にしたホテルに泊まったSUR SHANGHAIとその旦那。

    ここも何て言う名のホテルだったかな。
    いい景色だったな。

  • レ・ボー=ド=プロヴァンスの次に訪れたのは、同じくプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるアヴィニョンの街。<br /><br />ローヌ川に架かるこの画像の橋は、『アヴィニョンの橋の上で』の歌で知られるアヴィニョンの橋。<br />未完成の橋のように見えますが、1177年から1185年にかけて建設された時には対岸とを結ぶ橋で、当時の橋の長さは920m、幅は4mもあったそうです。<br />それが、1226年にルイ8世がアヴィニョンを攻撃した際には橋の4分の3が破壊されたり、それ以降は度重なる洪水で徐々に崩れて短くなり、ペストの大流行もあったことから再建が放棄されてしまったのだそう。<br />別名をサン・ベネゼ橋と言うのは、天使からここに橋を架けるようにと言うお告げを受けたベネゼという名の羊飼いが橋造りに奔走していたからで、ベネゼの死後に橋が完成した時には、橋の上のサン・ニコラ礼拝堂に葬られたそうです。<br />その礼拝堂もこの画像に写っています。

    レ・ボー=ド=プロヴァンスの次に訪れたのは、同じくプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏にあるアヴィニョンの街。

    ローヌ川に架かるこの画像の橋は、『アヴィニョンの橋の上で』の歌で知られるアヴィニョンの橋。
    未完成の橋のように見えますが、1177年から1185年にかけて建設された時には対岸とを結ぶ橋で、当時の橋の長さは920m、幅は4mもあったそうです。
    それが、1226年にルイ8世がアヴィニョンを攻撃した際には橋の4分の3が破壊されたり、それ以降は度重なる洪水で徐々に崩れて短くなり、ペストの大流行もあったことから再建が放棄されてしまったのだそう。
    別名をサン・ベネゼ橋と言うのは、天使からここに橋を架けるようにと言うお告げを受けたベネゼという名の羊飼いが橋造りに奔走していたからで、ベネゼの死後に橋が完成した時には、橋の上のサン・ニコラ礼拝堂に葬られたそうです。
    その礼拝堂もこの画像に写っています。

  • ここはアヴィニョン教皇庁に隣接したノートルダム・デ・ドン大聖堂前の広場。<br /><br />アヴィニョンに教皇庁があるの?と思った方は、次のウィキペディアのページでどうぞ。<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%95%99%E7%9A%87%E5%BA%81<br /><br />お堅いイメージの大聖堂なのに、広場にはちょっとキッチュなアート展示が。<br />この時には、手前の作品は「でっかいスズメだなあ。」と思っただけだったのに、後年行ったシンガポールのボートキーにそっくりな作品が置いてあって、「え!アヴィニョンのスズメだ!Σ( ̄□ ̄|||)」<br />世界を巡回展示していたのか、複製品だったのか、はたまたSUR SHANGHAIの思い違いだったのかは分からずじまい。<br />う~ん、何だったんだろう。<br />画像検索してみても見つからないし…。<br />シンガポールにはよく行くけど、ボートキーはしばらくご無沙汰だから今度行って今もあるか確かめてみようっと。<br /><br />アヴィニョンまでは二人のドライブ旅でしたが、仕事のため一足先にドイツに帰る旦那に翌日はアヴィニョン北近郊のオランジュまで送ってもらい、そこから先は一人旅。<br />さて、何が待っているでしょう。

    ここはアヴィニョン教皇庁に隣接したノートルダム・デ・ドン大聖堂前の広場。

    アヴィニョンに教皇庁があるの?と思った方は、次のウィキペディアのページでどうぞ。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%95%99%E7%9A%87%E5%BA%81

    お堅いイメージの大聖堂なのに、広場にはちょっとキッチュなアート展示が。
    この時には、手前の作品は「でっかいスズメだなあ。」と思っただけだったのに、後年行ったシンガポールのボートキーにそっくりな作品が置いてあって、「え!アヴィニョンのスズメだ!Σ( ̄□ ̄|||)」
    世界を巡回展示していたのか、複製品だったのか、はたまたSUR SHANGHAIの思い違いだったのかは分からずじまい。
    う~ん、何だったんだろう。
    画像検索してみても見つからないし…。
    シンガポールにはよく行くけど、ボートキーはしばらくご無沙汰だから今度行って今もあるか確かめてみようっと。

    アヴィニョンまでは二人のドライブ旅でしたが、仕事のため一足先にドイツに帰る旦那に翌日はアヴィニョン北近郊のオランジュまで送ってもらい、そこから先は一人旅。
    さて、何が待っているでしょう。

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