2023/10/02 - 2023/10/03
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bajicoさん
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いつの間にか10月2日、まだまだ先は長いと思っていたのに、旅の残り日数も僅かになりました。明日のお昼には成田に向けて出発なので、ウィーンに落ち着いて居られるのは今日だけです。
訪れていない所もいっぱいありますが、朝一番で、夫の希望でまだ行っていないアウガルテンに向かいます。ここもモーツァルトゆかりの場所なんだって。
それから、もう一回くらい朝カフェしたいし、夜は今度の旅行で初めてレストランを予約しています。
旅行日程
9月12日 羽田からルフトハンザ機でミュンヘンへ
13日 バスでインスブルックへ移動
13日~18日 インスブルックに5泊
18日 バスでリエンツへ移動
18日~21日 リエンツに3泊
21日 鉄道とバスでザンクトギルゲンヘ移動
21日~24日 ザンクトギルゲンに3泊
24日夕方 鉄道でウィーンへ移動
24日~10月3日 ウィーンに9泊
3日 オーストリア航空機で成田へ 4日午前成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
市内交通の7日間乗り放題チケットが前日で切れたので、まず24時間フリーパスを駅で買った。(24時間フリーパスよりちょっと安い1日乗車券はアプリでしか買えないようだ。)
今日も地下鉄のU4線に乗る。地下鉄でショッテンリング駅まで行き、ショッテンリングからはトラムの31番線でGaußplatz(ガウスプラッツ)に到着。トラムの所要時間は10分程度だった。
Gaußplatz近くの入口から、アウガルテンの公園に入った。
アウガルテンも、プラーターほどではないが、かなり広い公園で、ひと回りするのは大変。散歩が気持ち良い公園には陶磁器工房と高射砲台があります by bajicoさんアウガルテン公園 広場・公園
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朝8時過ぎに着いたので、地元の人たちが散歩に訪れていた。
ここも、幾何学的に道が伸びている。 -
この公園で目立つのは、第2次世界大戦の遺物。
オーストリアはドイツに併合される形で第2次世界大戦に参戦したが、そのナチスドイツが築いた高射砲台がアウガルテンにある。
高射砲台は、高射砲が設置されているG塔と、指令を出すL塔の2基でワンセットになるそうで、こちらはL塔の方。 -
そして、こちらが高射砲を設置したG塔。
どちらもすごく頑丈で、壁の厚さは2m~4mある。高射砲を打つだけでなく、避難施設としても考えられていたんだって。
それにしても、こんなに厚くては壊すのも大変。壊す費用がばかにならないので、残っているらしいよ。
ちなみに、ウィーンにはアウガルテンの2基も含めて、6基の高射砲台がある。高射砲台 史跡・遺跡
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こういう戦争の遺物を見ると、改めてオーストリアの歴史は複雑だと思う。
第2次世界大戦時のオーストリアの人々の気持ちを考えると、複雑すぎてもう胸が破裂しそうだ。 -
アウガルテンでもう一つ有名なのは、陶磁器。
ここは陶磁器工房で、私たちが行った時は開いてなかったが、見学ツアーやお買い物ができる。陶磁器工房 博物館・美術館・ギャラリー
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アウガルテンの宮殿は、ウィーン少年合唱団の施設になっていて、非公開のようだ。
モーツァルトが演奏した建物は、宮殿なのかこの陶磁器工房なのかよくわからないが、ともかくこの辺りではあるので、探索終了。 -
では、次は朝カフェだよ。ウィーン初日にカフェ・ザッハーに行っただけなので、もう1か所位は行きたい。
最初に、カフェ・ツェントラルに行ったら、8時オープンのツェントラルはすでに長い列。列に並ぶことを良しとしない私たちは、途方に暮れたが、時間を見るとちょうど10時。
デメルが10時オープンで、すぐそばなので、デメルに回ると、ちょうどお客さんを中に案内している。これはいけると列の後ろにくっついて、何とか入ることができた。デメルは広いので、オープン直後に行けば待たないかも。 -
デメルではケーキではなく、カイザーシュマーレンを注文した。
最初から細かく切ってあるパンケーキといった感じの素朴なスイーツだが、付け合わせのジャムと一緒に食べるとおいしいよ。ジャムがおいしいのかな。デメル カフェ
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ケーキの種類も多く、どれもおいしそうだったが、お腹はひとつ、残念。
ここで夫と分かれて別行動にする。夫はまだモーツァルトの住んだ家探しをするみたい。私は「もうご勘弁を」だ。 -
私がやって来たのは、ミュージアムクォーター。
リングの外側にあるおしゃれな空間。ミュージアム クォーター 散歩・街歩き
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ここにあるレオポルト美術館に入場。
レオポルト美術館は火曜休館なので、月曜日はやっている。
チケットは前もっては用意しておかなかったけれど、窓口でもゆっくり買えた。 -
レオポルト美術館には、アルビン・エッガー-リエンツの絵がいっぱいあると聞いて訪れた。
アルビン・エッガー-リエンツ
「春の少年」
1923年
春らしい良い絵だ。「春の小川」の歌を思い出す。シーレやクリムトなど19世紀末の芸術をゆっくり楽しむ美術館 by bajicoさんレオポルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アルビン・エッガー-リエンツ
「Letzter Totentanz1809(最後の死の舞踏1809)」
1921年
戦争にかかわる題材のようだが、またタイトルが難しい。
彼は同じ題材の絵を何枚か書いている。
1809という数字はナポレオンと戦ったオーストリア戦役のことなのかしら、不明だ。 -
アルビン・エッガー-リエンツ
「ピエタ」
1926年
宗教画ではあるが、チロルの農民の姿ががっつり描かれている。 -
アルビン・エッガー-リエンツ
「3人の刈取り人」
1918年
草を刈り取る農民の姿は、リエンツのブルック城にもあった。アルビン・エッガー-リエンツの大好きなモチーフのように思われる。 -
アルビン・エッガー-リエンツ
「巡礼者たち」
1920年頃
これも宗教画だが、絵の主題はあくまでもキリストの回りに立つチロルの農民たちだ。民族衣装を着て、晴れがましい姿をしている。
骨太でチロルの風土が匂い立つアルビン・エッガー-リエンツの絵。それをこれだけタップリ観られて、大満足。 -
Franz Sedlacek(フランツ・セドラチェク)
「冬の風景」
1931年
雪の絵を見ると、全然似てないのにブリューゲルの「雪中の狩人」を連想してしまう。それほど、ブリューゲルの絵は強烈だ。
でも、この絵もよく見るとなかなかインパクトがある。現実離れというか、幻想的というか、妙な雰囲気を漂わせている。
調べたら、作者のフランツ・セドラチェクは第2次世界大戦に従軍し、ポーランドで失踪したそうだ。絵が謎めいていれば、画家も謎めいている。 -
グスタフ・クリムト
「ディオニュソスの祭壇」
1886年 -
グスタフ・クリムト
「Studienkopf einer Hannakin(ハナー出身の少女の頭部習作)」
1883年頃 -
グスタフ・クリムト
「Tod und Leben(死と生)」
1910~11年、後年に加筆 -
グスタフ・クリムト
「Am Attersee(アッター湖畔)」
1900年
この4点は全部クリムトの作品だ。描いた年代が違うとはいえ、作風が全く違う。古典的写実主義、荒いタッチの人物画、一番クリムトらしい装飾的な画、そして印象派っぽいけどちょっと違う風景画。これだけ引き出しがあり、みんな一流。さすがとしか言いようがない。 -
Koloman Moser(コロマン・モーザー)
「Regentag(雨の日)」
1914年
コロマン・モーザーは画家というより、デザイナーとして有名らしい。でも、この絵なんて、雨の日の湿気を含んだ空気がすごく感じられるよ。 -
レオポルト美術館には絵だけでなく、椅子やテーブルなど、19世紀末から20世紀初めのウィーンの雰囲気を感じさせる工芸作品が展示されている。
-
カフェの椅子やテーブルもある。
これは1898年頃、建築家のアドルフ・ロースが内装を担当したカフェ・ムゼウムの様子。今のカフェ・ムゼウムは当時の内装とは異なるようだ。 -
Richard Gerstl(リヒァルト・ゲルストル)
「Selbstbildnis als Halbakt(セミヌードの自画像)」
1902~04年
このインパクトある絵に見覚えあり。何だっけと考えていたら、BS日テレの「ぶらぶら美術館」で見たんだ。つまり、レオポルト美術館の作品の良いのが、今年の冬、「エゴン・シーレ展」として東京都美術館に来てたんだ。
こんなに良い作品を日本で見逃してたとは、いったい何やってんだ、私としたことが。まったく覚えてないし、行ってない。
でも、仕方ない。きっと東京だと激混みだったよね、こっちの方がゆっくり見られて良かったよ、と負け惜しみを言っちゃおう。 -
エゴン・シーレ
「夜のクルマウ(死の街Ⅱ)」
1911年
暗い感じの街だけど、クルマウはチェコの観光地、チェスキー・クルムロフのこと。シーレの母親の故郷で、彼自身が一時期住んでいたこともある。
彼にとっては思い入れのある街だったようで、何枚もクルマウの絵を描いている。 -
エゴン・シーレ
「Der Häuserbogenn Ⅱ(Inselstadt)」
(「三日月形の家々Ⅱ 島の街」)
1915年
これは絵の一部分。この絵もチェスキー・クルムロフの街を描いている。
彼の描く家や街の形と色遣い、私は好きだ。 -
エゴン・シーレ
「晩秋の小さな木」
1911年
この絵も素敵だと思う。
こういう彼の風景画は結構暗くて、彼自身の心象風景っぽいけど、そう見せるのが案外彼のテクニックだったりして。シーレって、ゴッホなんかよりもっと複雑な気がする。まあ、あまり難しく考えず、自由に観た方がいいかな。 -
さて、レオポルト美術館を出て、王宮付近に戻ってきた。
旅も最後なので、少し写真に撮っておこう。
新王宮の入口、ブルク門。ブルク門 建造物
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こちらは新王宮かな。
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馬車の通り道。
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ここで、私が愛用したスーパーを紹介しておこう。
それはこちらの看板の店、Billa(ビラ)。
ウィーン中心部のスーパーは、ビラとシュパー(大型店はインターシュパー)が多かったが、私はビラの方が好きだった。 -
その理由はカップ麺。
私たちは、朝食で暖かいスープがわりにカップ麺を食べたかったのだが、オーストリアのスーパーでは、カップ麺をなかなか見つけられなかった。さすがにウィーンのスーパーにはあったが、パリのように日清カップヌードルはなくて、クノールかマギー製。そのクノールやマギーも、シュパーは時々扱っていないんだ。
その点、ビラはどの店にも置いてあって、品ぞろえもちゃんとしてたので、助かった。 -
特によく利用したのが、シュテファン教会近くのビラ・コルソ。
地上2階、地下1階のお店で、普通のビラよりちょっと素敵な商品があって、お土産も買った。朝食からお土産まで便利なスーパーマーケット by bajicoさんビラ スーパー・コンビニ
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看板ついでに、これも紹介しよう。
この看板はオーストリアの大手銀行「ライファイゼンバンク」のもの。オーストリアの街のあちこちで見かけた。この銀行、実はまだロシアと取引している。ヨーロッパの真ん中にあり、東欧やロシアともつながりの深いオーストリアならではの事情があるのかな、と思った。 -
ホテルに戻って、夫と合流して夕食に出かけよう。
シュテファン教会の塔もしばらくお別れだ。 -
今日はレストランを予約した。
ウィーンで一番古いレストランと言われる「グリーヒェンバイスル」
シュテファン教会の裏通りを抜けて向かう。
愛想の良いウェイターさんが案内してくれる。グリーヒェンバイスル 地元の料理
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注文したのは、ターフェルシュピッツとグーラーシュだったかな。
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ボリューム満点でお腹いっぱいだ。
ここでは、アコーディオンの演奏もあった。夫は映画「会議は踊る」の音楽をリクエストして、ご機嫌だった。 -
雰囲気のある出入口。
笑顔の素敵なウェイターに「また来てね」と日本語で言われて、素直にまた行こうかなと思ってしまった私なのだ。 -
最後にチップのことを少し。
ホテルの枕銭は悩んだが、置かなかった。
レストランではほぼ払った。英語も下手な私たちに、辛抱強く応対してくれるだけでありがたいと思ったからだ。
店員さんが笑顔で「できればチップをお願いします」と言ってくることもあった。これには色々意見があるかもしれないが、私はハッキリわかるので助かった。
旅も最後の方になると慣れて来て、請求書にペンで勝手にチップ欄を付け加えて、払っていた。 -
ホテルに戻り、買っておいたケーキを食べる。今回の旅最後のケーキだ。
ケルントナー通りにあったスルーカのエスターハージートルテ。
これは甘かった。濃厚な甘さだ。 -
3日、いよいよ日本に帰る日。
早朝のウィーンをホテルの部屋から眺める。空港へのアクセス抜群の快適なホテル by bajicoさんヒルトン ウィーン パーク ホテル
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日も高くなってきた。
今日も暑くなりそうだ。 -
ヒルトン ウィーン パークの部屋はこんな感じ。
こういう近代的なホテルに泊まるのもたまには良い。
もちろんバスタブもついていて、久しぶりのお風呂にのんびりつかった。 -
ウィーンにしては高層ホテルなので、見晴らしが良かったのがうれしい。
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空港へは、ホテル前のミッテ駅からSバーンで向かう。
空港に行くのに便利なのも、ヒルトン ウィーン パークの良い点だ。 -
Sバーンの空港駅から出発カウンターまでは結構離れている。でも、9時頃に列車に乗り、空港には10時前に着いたので、時間はたっぷりある。飛行機は午後1時30分発だからね。
ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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空港の中にもデメルあり。
でもウィーンでお菓子を食べ過ぎたので、何も買わなかった。 -
さあ、搭乗ゲートも開いたようだ。
-
帰りは、トルコから黒海を抜けて、南回り。
無事に成田到着。どんより雲の日本だね。 -
お土産一覧。
まずは食べ物。
現地で食べ過ぎたので、お土産の食べ物は少ない。
パンとチーズは、朝食にしようと思って、食べ切れなかった物だ。
ビラで買ったリンゴのチップはなかなかおいしかった。 -
次は雑貨。
前にも書いたが、オーストリアでゆで卵をよく食べたので、記念にエッグスタンドとゆで卵割り器を買った。どちらも日本で手に入ると思うけどね。
日本で手に入ると言えば、また、パイロットのカラーボールペンを買ってしまった。パリで買ったら、使いやすくて気に入っている。案外日本では見つからない。
ナイフは旅行中パンやケーキを切るのに買ったもの。切れが良くて便利だった。 -
最後に衣料品。
ミッテ駅のショッピングモールで買ったグレーとモスグリーンのTシャツは息子にあげた。s.Oliverというドイツのブランドだったと思う。
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