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 29日、昨日は美術史美術館に行きました。次はシェーブルン宮殿ですね。<br />チケットは公式ホームページで前もって購入しました。確か日時指定だったと思います。宮殿の入場券にはいろいろな種類があって迷いますが、私たちは折角なので、見学可能な部屋すべてと有料の庭園に入場できる「クラシックパス」を選びました。ひとり34ユーロ(5440円)でした。<br /> ちょっと勘違いしたのは、温室(Palmenhaus)の入場料は含まれていなかったこと。夫は以前来た時、温室に行ったので、私だけが別料金を払って入場しました。<br /> 今日も良い天気になりそう。天気が良いのはとてもうれしいけれど、また暑くなるかな。<br /><br />

2023初秋の爽やかウィーン旅 ⑯シェーンブルン宮殿に行く

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2023/09/29 - 2023/09/29

704位(同エリア6174件中)

bajico

bajicoさん

 29日、昨日は美術史美術館に行きました。次はシェーブルン宮殿ですね。
チケットは公式ホームページで前もって購入しました。確か日時指定だったと思います。宮殿の入場券にはいろいろな種類があって迷いますが、私たちは折角なので、見学可能な部屋すべてと有料の庭園に入場できる「クラシックパス」を選びました。ひとり34ユーロ(5440円)でした。
 ちょっと勘違いしたのは、温室(Palmenhaus)の入場料は含まれていなかったこと。夫は以前来た時、温室に行ったので、私だけが別料金を払って入場しました。
 今日も良い天気になりそう。天気が良いのはとてもうれしいけれど、また暑くなるかな。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 宮殿には地下鉄で向かう。<br />シュヴェーデンプラッツ駅からU4線に乗り、15分~20分でシェーンブルン駅に着いた。地下鉄と言っても、シェーンブルン辺りは地上に出ている。

    宮殿には地下鉄で向かう。
    シュヴェーデンプラッツ駅からU4線に乗り、15分~20分でシェーンブルン駅に着いた。地下鉄と言っても、シェーンブルン辺りは地上に出ている。

  • シェーンブルン駅の入口はなかなか趣がある。<br />パリのポール・ロワイヤル駅に雰囲気が似ているな。<br /><br />駅に着いたのが朝8時過ぎで、予約の時間の9時にはまだ間があったので、のんびり歩いて宮殿に向かう。

    シェーンブルン駅の入口はなかなか趣がある。
    パリのポール・ロワイヤル駅に雰囲気が似ているな。

    駅に着いたのが朝8時過ぎで、予約の時間の9時にはまだ間があったので、のんびり歩いて宮殿に向かう。

    シェーンブルン駅

  • 道路脇に並ぶ街路樹には、栗のような実がいっぱいなっている。<br />これまでも、あちこちでこの実を見ていて、ずっと気になっていたのだが、調べてやっとわかった。これは、マロニエとも呼ばれる西洋トチノキ。

    道路脇に並ぶ街路樹には、栗のような実がいっぱいなっている。
    これまでも、あちこちでこの実を見ていて、ずっと気になっていたのだが、調べてやっとわかった。これは、マロニエとも呼ばれる西洋トチノキ。

  • 日本のトチの実は、あく抜きが大変だが、食用にもなる。一方、マロニエの方は食用にはならない。栗そっくりの実なのに残念だ。<br />

    日本のトチの実は、あく抜きが大変だが、食用にもなる。一方、マロニエの方は食用にはならない。栗そっくりの実なのに残念だ。

  • 大きなシェーブルン宮殿の入口広場に着いた。<br />宮殿は8時30分オープンなので、そろそろ観光客も増えてきた。<br />

    大きなシェーブルン宮殿の入口広場に着いた。
    宮殿は8時30分オープンなので、そろそろ観光客も増えてきた。

  • 宮殿入口の広場には噴水がある。<br /><br />9時前の宮殿エントランスは、結構混み始めていた。荷物を預けて、予約した時間に入場する。チケットには音声ガイドの貸出し料も含まれていて、日本語もあるので、ぜひ借りていこう。<br />入場すると、団体客がどんどん押し寄せて来て、すごい混雑だ。<br />宮殿内は写真撮影禁止。混雑にめげずに、ちゃんと順路通り見学していこう。<br />

    宮殿入口の広場には噴水がある。

    9時前の宮殿エントランスは、結構混み始めていた。荷物を預けて、予約した時間に入場する。チケットには音声ガイドの貸出し料も含まれていて、日本語もあるので、ぜひ借りていこう。
    入場すると、団体客がどんどん押し寄せて来て、すごい混雑だ。
    宮殿内は写真撮影禁止。混雑にめげずに、ちゃんと順路通り見学していこう。

    シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

  • 音声ガイドを聞きながら、マリア・テレジアやシシーの足跡を訪ね、1時間半~2時間で宮殿内部の見学終了。<br />次は宮殿の庭園を見て回る。これが、結構入口が分からなくて苦労した。<br />まず、オランジェリーの庭園。クラシックパスで入場するのは、建物ではなくて庭園なので注意。宮殿エントランス横の通り(Meidlinger Fahrstraße)から入れる。    

    音声ガイドを聞きながら、マリア・テレジアやシシーの足跡を訪ね、1時間半~2時間で宮殿内部の見学終了。
    次は宮殿の庭園を見て回る。これが、結構入口が分からなくて苦労した。
    まず、オランジェリーの庭園。クラシックパスで入場するのは、建物ではなくて庭園なので注意。宮殿エントランス横の通り(Meidlinger Fahrstraße)から入れる。  

    シェーンブルン宮殿オランジェリー 劇場・ホール・ショー

  • 特段変わった所もない庭園だが、入場する人が少ないので静か。<br />のんびりお休みしよう。<br />ちなみに今はオランジェリーでコンサートが開かれているが、ヨーゼフ2世の時代にも、ここでモーツァルトのオペラが上演されている。

    特段変わった所もない庭園だが、入場する人が少ないので静か。
    のんびりお休みしよう。
    ちなみに今はオランジェリーでコンサートが開かれているが、ヨーゼフ2世の時代にも、ここでモーツァルトのオペラが上演されている。

  • ブドウが栽培されていた。ワインを作るのかしら。

    ブドウが栽培されていた。ワインを作るのかしら。

  • また、写真ではわかりずらいが、ミカンもなっていた。<br />オランジェリーと言うからには、ミカンがないとね。

    また、写真ではわかりずらいが、ミカンもなっていた。
    オランジェリーと言うからには、ミカンがないとね。

  • 建物内部は今は特に何もなかった。

    建物内部は今は特に何もなかった。

  • 大きな窓から太陽が燦燦と差し込んでいる。

    大きな窓から太陽が燦燦と差し込んでいる。

  • 次は宮殿プライベートガーデン(Privy Garden)。 <br />ここもMeidlinger Fahrstraßeに面した入口から入るが、特に変わったものはない。<br />庭園の周囲をぐるりと囲む緑のトンネルを歩きながら、庭園を眺めていく。日陰のトンネルの下じゃないと、暑い!暑い!

    次は宮殿プライベートガーデン(Privy Garden)。
    ここもMeidlinger Fahrstraßeに面した入口から入るが、特に変わったものはない。
    庭園の周囲をぐるりと囲む緑のトンネルを歩きながら、庭園を眺めていく。日陰のトンネルの下じゃないと、暑い!暑い!

  • ここは無料で入れる大きな公園。<br />遠くにグロリエッテが見える。

    ここは無料で入れる大きな公園。
    遠くにグロリエッテが見える。

    シェーンブルナー シュロス公園 広場・公園

  • 案外面白かったのが、迷路。<br />迷路は難しいのと簡単なのがあり、難しいのは、真ん中の展望台に着くまで10分位かかった。

    案外面白かったのが、迷路。
    迷路は難しいのと簡単なのがあり、難しいのは、真ん中の展望台に着くまで10分位かかった。

  • 展望台の脇には大きな木が立っている。

    展望台の脇には大きな木が立っている。

  • さあ、暑いけれど、グロリエッテまで登ろう。

    さあ、暑いけれど、グロリエッテまで登ろう。

  • グロリエッテがあってこそのシェーンブルン宮殿だ。

    グロリエッテがあってこそのシェーンブルン宮殿だ。

    グロリエッテ カフェ

  • 屋上に上り、宮殿とウィーンの街を眺めると、「ここまで来たぞ」という感慨がわく。

    屋上に上り、宮殿とウィーンの街を眺めると、「ここまで来たぞ」という感慨がわく。

  • この景色だ。<br />ヴェルサイユに行った時、息子はシェーンブルンの方が大きいと言ってたけど、やっぱりヴェルサイユの方が巨大だね。<br />でも、この上品な程の良さが、シェーンブルンの持ち味でしょう。

    この景色だ。
    ヴェルサイユに行った時、息子はシェーンブルンの方が大きいと言ってたけど、やっぱりヴェルサイユの方が巨大だね。
    でも、この上品な程の良さが、シェーンブルンの持ち味でしょう。

  • 暑いので、グロリエッテ横のアイスクリーム屋さんで杏アイスを食べた。すごくおいしかった。<br /><br />シーズン中なので、ネプチューンの大噴水も水を噴き上げている。

    暑いので、グロリエッテ横のアイスクリーム屋さんで杏アイスを食べた。すごくおいしかった。

    シーズン中なので、ネプチューンの大噴水も水を噴き上げている。

    ネプチューンの泉 建造物

  • ネプチューンの彫刻の背後から、宮殿を眺める。

    ネプチューンの彫刻の背後から、宮殿を眺める。

  • 動物園脇の道を通って、温室に向かう。<br />この道は馬車の通り道で、何台も通り抜けて行ったよ。

    動物園脇の道を通って、温室に向かう。
    この道は馬車の通り道で、何台も通り抜けて行ったよ。

  • 温室(Palmenhaus)に到着した。<br />この温室は1882年に完成した歴史的にも価値ある建物だ。<br />ロンドンのキューガーデンとパリ植物園の温室を見てきた私としては、シェーンブルン宮殿の温室も外せない。

    温室(Palmenhaus)に到着した。
    この温室は1882年に完成した歴史的にも価値ある建物だ。
    ロンドンのキューガーデンとパリ植物園の温室を見てきた私としては、シェーンブルン宮殿の温室も外せない。

    パルメンハウス(シェーンブルン) テーマパーク・動物園・水族館・植物園

    シェーンブルンの穴場でひと休み by bajicoさん
  • 夫は入ったことがあるので、私だけ入場する。<br />ひとり8ユーロ(1280円)だった。

    夫は入ったことがあるので、私だけ入場する。
    ひとり8ユーロ(1280円)だった。

  • これは、シェーンブルンに限ったことではないが、温室と言っても全部熱帯植物と言う訳でない。だから、こんな温帯に生えているような針葉樹もある。

    これは、シェーンブルンに限ったことではないが、温室と言っても全部熱帯植物と言う訳でない。だから、こんな温帯に生えているような針葉樹もある。

  • 大きなシダ植物ごしに見える屋根の骨格がいい感じだ。

    大きなシダ植物ごしに見える屋根の骨格がいい感じだ。

  • 子供連れも多く訪れていた。

    子供連れも多く訪れていた。

  • キューガーデンの温室は暖房がよく効いていて、「世界中の植物を集めていますよ、凄いでしょ」という感じが強くした。<br />パリの植物園はジャングルの鬱蒼とした雰囲気を再現しようとする意気込みと工夫が感じられた。<br />そして、ここシェーンブルンの温室は、全てが程良い、ちょうど良い。熱帯でも爽やか。

    キューガーデンの温室は暖房がよく効いていて、「世界中の植物を集めていますよ、凄いでしょ」という感じが強くした。
    パリの植物園はジャングルの鬱蒼とした雰囲気を再現しようとする意気込みと工夫が感じられた。
    そして、ここシェーンブルンの温室は、全てが程良い、ちょうど良い。熱帯でも爽やか。

  • ヤシの葉っぱにあたる陽の光がきれい。

    ヤシの葉っぱにあたる陽の光がきれい。

  • これは温室の外。イチイの花。

    これは温室の外。イチイの花。

  • ヴェルサイユより狭いと言ったって、歩けば大変だ。<br />幾何学的に伸びる道をたどって20分位歩き、宮殿脇の出口から外に出た。

    ヴェルサイユより狭いと言ったって、歩けば大変だ。
    幾何学的に伸びる道をたどって20分位歩き、宮殿脇の出口から外に出た。

  • 帰りも地下鉄のシェーンブルン駅から戻る。

    帰りも地下鉄のシェーンブルン駅から戻る。

  • シュヴェーデンプラッツ駅からホテルに向かう途中に、ルプレヒト教会がある。<br />ここも、マリア・アム・ゲシュターデ教会と同様、ドナウ支流の岸辺に建てられた教会だ。創建は一説によると740年頃、ウィーンでもかなり古い部類だ。

    シュヴェーデンプラッツ駅からホテルに向かう途中に、ルプレヒト教会がある。
    ここも、マリア・アム・ゲシュターデ教会と同様、ドナウ支流の岸辺に建てられた教会だ。創建は一説によると740年頃、ウィーンでもかなり古い部類だ。

  • 中に入ったらステンドグラスがあった。新しいものだと思うが、素敵だ。<br />こちらは赤が映える。

    中に入ったらステンドグラスがあった。新しいものだと思うが、素敵だ。
    こちらは赤が映える。

    ルプレヒト教会 寺院・教会

  • そして、こちらは青が映える。

    そして、こちらは青が映える。

  • 祭壇はシンプルだ。<br />調べたら、どうも祭壇の下の部分が古いものらしい。

    祭壇はシンプルだ。
    調べたら、どうも祭壇の下の部分が古いものらしい。

  • 今日はホテルを移る日だ。<br />K+Kパラス ホテルに戻り、スーツケースを持って次のホテルへお引越し。今度のホテルは、ミッテ駅前のヒルトン ウィーン パーク。<br /><br />ヒルトンから市立公園を抜けて、夕方のケルントナー通りに出る。<br />今日の夜はシュテファン教会のコンサートを聴きに行く。<br />その前に夕食だ。行き当たりばったりで、イタリアンレストランに入る。

    今日はホテルを移る日だ。
    K+Kパラス ホテルに戻り、スーツケースを持って次のホテルへお引越し。今度のホテルは、ミッテ駅前のヒルトン ウィーン パーク。

    ヒルトンから市立公園を抜けて、夕方のケルントナー通りに出る。
    今日の夜はシュテファン教会のコンサートを聴きに行く。
    その前に夕食だ。行き当たりばったりで、イタリアンレストランに入る。

  • 茄子とチーズのトマトパスタとアンチョビピザを食べたが、久しぶりのイタリアンで旨かった。<br />特に、茄子のパスタが気に入ったよ。

    茄子とチーズのトマトパスタとアンチョビピザを食べたが、久しぶりのイタリアンで旨かった。
    特に、茄子のパスタが気に入ったよ。

  • コンサートは午後8時30分開始だ。<br />早めに入場したので、シュテファン教会を少し見学しよう。

    コンサートは午後8時30分開始だ。
    早めに入場したので、シュテファン教会を少し見学しよう。

    シュテファン大聖堂 寺院・教会

  • 向かって左側の祭壇は見事な彫刻だ。「ノイシュタットの祭壇」と言って、イエス・キリストと聖母マリアの生涯が描かれているそうだ。

    向かって左側の祭壇は見事な彫刻だ。「ノイシュタットの祭壇」と言って、イエス・キリストと聖母マリアの生涯が描かれているそうだ。

  • 今日の演奏曲はヴィヴァルディの「四季」。<br />ポピュラーな音楽なので、このコンサートを予約した。予約はGet Your Guideのアプリで取った。

    今日の演奏曲はヴィヴァルディの「四季」。
    ポピュラーな音楽なので、このコンサートを予約した。予約はGet Your Guideのアプリで取った。

  • 席は左後方だったが、斜めから演奏者が何とか見えた。<br />教会は柱が多いので、前方だから演奏者が見えるとは限らない。

    席は左後方だったが、斜めから演奏者が何とか見えた。
    教会は柱が多いので、前方だから演奏者が見えるとは限らない。

  • ここシュテファン教会の音響はなかなか残響がすごい。<br />楽友協会の音響とは全く違う。<br />コンサートは演奏そのものが大切なのは言うまでもないが、演奏する場の音響効果も重要な要素であることが、楽友協会とシュテファン教会、両方のコンサートに行くことによって、よくわかった。

    ここシュテファン教会の音響はなかなか残響がすごい。
    楽友協会の音響とは全く違う。
    コンサートは演奏そのものが大切なのは言うまでもないが、演奏する場の音響効果も重要な要素であることが、楽友協会とシュテファン教会、両方のコンサートに行くことによって、よくわかった。

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