2023/09/12 - 2023/09/13
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bajicoさん
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昼間の日差しは眩しいけれど、少しずつ夜が長くなり、緑の草原や森を渡る風は爽やか。そんな初秋のオーストリアの自然を満喫し、文化遺産に感動する旅をしてきました。
今回の旅の相棒は夫。昨年から二人とも年金生活者になり、時間だけはたっぷりあります。そのため、思い切って旅の期間を23日間にしました。私としては3週間を超える旅は初めてだったので、不安もありましたが、特にホームシックになることもなく、元気いっぱいで楽しく旅を終えることができました。ちょっと自信がついたかな。(夫はコメと醤油の日本食が恋しくて、少々グロッキー気味でしたが)
夫はモーツァルト大好き人間なので、各地で彼の足跡を探します。
私は、チロルでは山や森の自然、ウィーンでは絵画などの文化遺産と美味しいケーキを思う存分楽しんできました。
日程は次のとおり
9月12日 羽田からルフトハンザ機でミュンヘンへ
13日 バスでインスブルックへ移動
13日~18日 インスブルックに5泊
18日 バスでリエンツへ移動
18日~21日 リエンツに3泊
21日 鉄道とバスでザンクトギルゲンヘ移動
21日~24日 ザンクトギルゲンに3泊
24日夕方 鉄道でウィーンへ移動
24日~10月3日 ウィーンに9泊
3日 オーストリア航空機で成田へ 4日午前成田着
飛行機と最初のミュンヘン1泊、最後のウィーン4泊はHISで手配しました。残りのホテルの予約はBooking.comで行いました。
都市間を移動する鉄道や長距離バスのチケットは、出発2,3週間前にインターネットで購入しました。夫がスマホを持っていないこともあり、ダウンロードして印刷し、持参しました。
また、ウィーンで訪れた美術館やコンサートのチケットも、チケット売り場で並ぶのが苦手なので、ほとんどインターネットで購入し、印刷して持参しました。
価格については、1ユーロ160円で計算しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅の期間が3週間以上あるので、これまでの海外旅行と変更した点が幾つかある。
一つ目は、スーツケースを30リットル程度のもの2個にしたこと。今までは二人で行く場合も、スーツケースは大きめのもの1個にまとめていたが、今回は移動回数が多いので1個当たりの容量を減らした。この程度の大きさなら、シニアでも列車の座席上部の棚に載せたり、バスの床下トランクに入れやすい。ちなみに、ドイツやオーストリアのバスは、乗客が自分でトランクにスーツケースを入れる。 -
スーツケースよりもっと問題だったのが、スマホの通信環境をどうするか。
今までは、ahamoなどが提供する海外ローミングサービスで対応してきたが、23日間だと、ahamoが保証する15日間を越えている。あれこれ考えて、現地でプリペイドSIMを買うつもりだったが、夫はスマホを持っていないし、私一人で乗り切れるか正直自信がなかった。
そんな気持ちを察してくれたのか、出発数日前になって、息子がぱっと、イギリスの通信会社「3」(Three)のプリペイドSIMをアマゾンで買ってくれた。
これが良かった。10Gで30日間有効、1980円。前もって日本で設定の準備ができ、オーストリアではほぼ問題なく使えた。
今の時代、スマホなしで海外旅行はできませんものね。 -
9月12日、午前9時40分羽田発のルフトハンザ機で出発。
半年前のフランス行きと同様に、往路はアラスカ回りだ。
5月にHISの窓口で、「乗り継ぎ便でも良いかな」と検討したが、乗り継ぎ時間やキャンセル可否を考慮すると、結局ルフトハンザグループの直行便の方が良いという結論になった。航空券は1人往復約20万円、サーチャージ等は5万円程度だった。 -
最初の機内食はパスタを選択。
前菜も巻き寿司とマカロニサラダで、炭水化物満点。 -
二回目も焼きそば風で、炭水化物ばかりだね。
ミュンヘン空港には夕方5時頃に到着。
中央駅まではルフトハンザのリムジンバスで移動。
着いたばかりであたふたするのは嫌なので、前もってベルトラでチケット購入しておいた。空港から中央駅までは1時間弱。 -
ホテルは中央駅から徒歩10分程度のところ。
ミュンヘンには一度来ているので、適当に歩いて行ったら、ちょっと雰囲気が心配な箇所があって、そこはもう通らないように注意した。とはいえ、ホテルの周りはごく普通の場所だ -
ホテルはMunchen City Center affiliated by Melia
普通のビジネスホテル。多くの観光客やビジネス客が利用していた。Hotel München City Center, Affiliated by Melia ホテル
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バスタブはなかったが、部屋は清潔、快適。冷蔵庫や湯沸かしポットもあって問題なし。
ホテル到着が午後7時を回っていたので、夕食は中央駅構内の売店で買ったサンドイッチとビールで済ませた。 -
13日、いよいよバスでインスブルックに向かう。
バスターミナルは中央駅の西側にあるようだ。グーグルマップを頼りに徒歩で向かう。こちらのルートは閑静な住宅地を抜けていく感じ。
朝方は雨が降っていたが、外に出ると上がっていて、ひと安心だ。 -
結構立派な教会の前を通過。
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最後にかなり長い跨線橋を渡っていく。
なかなか時代を感じさせる、雰囲気のある橋だ。 -
中央駅そばなので、下を走る線路の本数がすごい。これでは橋も長いわけだ。
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列車の向こうに見える建物がバスターミナル。
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バスターミナルはかなり大きい。マックやスーパーも入っている。
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ターミナル2階のバルコニーからは列車がよく見える。鉄道マニアにはうれしい場所かな。
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乗るのはFlixbusの10時発インスブルック行き。18番乗り場から出るようだ。乗り場が多いので、どこが18番なのか捜してウロウロしてしまった。
バスの行き先はベルリンやフランクフルトなどのドイツ国内だけでなく、ローマやプラハなどヨーロッパ各地に広がっている。さすがだ。 -
バスのチケットはFlixbusの公式サイトで購入した。英語でわかりやすかったと思う。インスブルックまで約2時間半、1人約12ユーロ(1920円)。比較的リーズナブルかな。
ちなみに写真のバスは、18番乗り場で、インスブルック行きのひとつ前に発車したバス。どこ行きだか忘れたが、ドアが閉まらなかったり、何かとあってちっとも発車しない。おかげで、インスブルック行きまで10分程度出発が遅れた。 -
乗り場の掲示はこんな感じ。
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私は、チケット購入時、発車時刻ばかり気にしていて気づかなかったのだが、インスブルック行きのバスは経路がいくつかあるらしい。
今回乗車したバスは、ガルミッシュパルテンキルヘンなど3か所に停車した。ノンストップのバスもあるようだ。
ミュンヘンを出発してしばらく行くと、田園風景が広がってくる。 -
山がちになってきた。
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なかなかの岩山だ。
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この辺りはもうオーストリアかな。
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山のリゾート地という感じになってきた。
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午後1時前にインスブルック到着。
Flixbusはインスブルック駅の南側、少し離れた場所に停まる。駅前までは10分程度歩かなければならない。 -
インスブルック駅前のターミナルには市内を走るバスやトラムが集まっている。
今回インスブルックで泊まるホテルは、旧市街にあり、駅からは徒歩で15分近くかかる。無理をすれば歩けなくもないが、雨が降りそうだし、まだ街に慣れていないので、トラムで向かうことにした。
インスブルックの街は一方通行が多く、初めてトラムに乗る時は、どの系統に乗るのか注意が必要だ。今回は前もってトラムの系統図をダウンロードして予習しておいた。
トラムの系統はインターネットで調べられるのでまだ良いが、チケットを買うのが結構大変だった。13日は1回しか乗車しないので、1回券を買おうとしたのだが、駅前には、市内交通の自動販売機が案外少ない。やっと見つけたと思ったら、言語がドイツ語だけで英語がない。四苦八苦していたら、やっとチケットを買う人がやって来て、手本を見ることができた。何とか購入成功。 -
手間取ることもあったが、無事にホテル到着。
黄金の小屋根近くのAltstadthotel Weißes Kreuzだ。
古い建物を全面改装していて、内部は大変おしゃれ。
最上階のバーカウンターがレセプションも兼ねている。アルトシュタットホテル ヴァイゼス クロイツ ホテル
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ウェルカムドリンクで無料のビールを美味しくいただいた。
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ここにはモーツァルトが泊ったことがある。
だから看板にもモーツァルトが登場。 -
このホテルは立地が良いので、宿泊料金もそれなりに高いが、モーツァルトが泊った宿に泊まることが、インスブルック訪問の目的の一つなので、ここは奮発した。
とはいえ、無理はできないので、一番リーズナブルな部屋を選択。そのため、部屋の広さはちょっと我慢だし、冷蔵庫や湯沸かしポットはなかった。でも、モダンな感じの内装で、清潔だし、水回りもしっかりしている。 -
部屋からは黄金の小屋根に続く旧市街の大通りがよく見える。
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ホテルの廊下や階段は、昔ながらの内装を残していて素敵だ。
日本の町家ホテルもそうだが、こういう昔の建物の良さを残したホテルは、洋の東西を問わず大人気だね。 -
階段の吹き抜け。
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こんな昔の水飲み場もある。
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ホテルの外にでるとこんな感じ。風情あるね。
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外観も可愛い。
ちなみに隣の建物はただいま元気に工事中で、足場が組まれている。景観を損ねるという意見もあるでしょうが、パリでノートルダムの工事を見た私は平気だよ。古い建物は日々メンテナンスをしてこそ、現代に生き残っていく。 -
午後3時頃なので、まだ少し時間がある。
街をぶらぶら散歩して、イン川に出た。
川の水量はかなり多く、結構濁っている。氷河が解けた水だからかな。 -
川沿いの街路樹には赤い実や青い実がたくさん付いている。秋を感じる。
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今日は雲に覆われて、回りの山は見えない。
明日以降に期待しよう。 -
可愛い街並みにわき立つ雲。
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インスブルックは風光明媚な町だけと、チロル地方の中心都市。オリンピックも2回開催されている。
こんな近代的なショッピングモールもある。カウフハウス ティロル ショッピングセンター
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ずっと移動で疲れた。黄金の小屋根のすぐそばのレストランに入る。夫は車酔い気味だというので、スープとサラダの軽い食事にした。
さて、明日からはいよいよインスブルック観光スタート。まず、どこにいこうかな。
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