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 17日、インスブルック滞在も残り少なくなりました。<br /> 今日も良い天気なので、町の南側の山、パッチャーコーフェルに登りましょう。登ると言っても、ロープーウェイで途中まで行けますがね。<br /> インスブルック北側のノルトケッテは岩山で、立山とか木曽駒に雰囲気が似ていましたが、今日登るパッチャーコーフェルはもう少しなだらかで高原っぽい所です。日本で言えば、霧ヶ峰や入笠山に近いかな。<br />オーストリアの自然を、めいっぱい体感できる楽しいハイキングでした。<br />

2023初秋の爽やかオーストリア旅 ⑤インスブルック・パッチャーコーフェル

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2023/09/17 - 2023/09/18

142位(同エリア594件中)

bajico

bajicoさん

 17日、インスブルック滞在も残り少なくなりました。
 今日も良い天気なので、町の南側の山、パッチャーコーフェルに登りましょう。登ると言っても、ロープーウェイで途中まで行けますがね。
 インスブルック北側のノルトケッテは岩山で、立山とか木曽駒に雰囲気が似ていましたが、今日登るパッチャーコーフェルはもう少しなだらかで高原っぽい所です。日本で言えば、霧ヶ峰や入笠山に近いかな。
オーストリアの自然を、めいっぱい体感できる楽しいハイキングでした。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日の朝食は、旧市街から少し離れたマクシミリアン通りの「Ruetz」。<br />かなり大きい店舗で、日曜日も営業していた。<br /><br />写真は、マリアテレジア通りに設置してあった水飲み場。<br />オーストリアは水が豊富で、水道水も飲める稀有な国だ。ホテルには、「水道水飲めます」、とわざわざ案内書があるくらいだ。私はいい加減な人間なので、ホテルの水道水はもちろん、こうした街角の水飲み場の水も飲んで、元気一杯だった。このあたりは個人差があるかもね。

    今日の朝食は、旧市街から少し離れたマクシミリアン通りの「Ruetz」。
    かなり大きい店舗で、日曜日も営業していた。

    写真は、マリアテレジア通りに設置してあった水飲み場。
    オーストリアは水が豊富で、水道水も飲める稀有な国だ。ホテルには、「水道水飲めます」、とわざわざ案内書があるくらいだ。私はいい加減な人間なので、ホテルの水道水はもちろん、こうした街角の水飲み場の水も飲んで、元気一杯だった。このあたりは個人差があるかもね。

  • マリアテレジア通りからは、路線バスの「J」線に乗り、パッチャーコーフェルバーンのロープーウェイ乗り場に向かう。<br />ここでちょっとしたアクシデント発生。<br />途中のイグルスの街に着くと、係員がバスに乗って来て、何か言っている。どうも、今日はここでバスは終わりと言っているらしい。今日もまた、そんなあ~。<br />ただ日曜日でハイキングに行くらしき人が何人かバスに乗っていたので、彼らの後について歩き始めた。<br />街を歩いて行くと、ちょうど教会の前でパレードが始まったところ。どうもこのパレードが、バスがイグルス終点になった原因らしい。<br />この後、街を抜け森を抜けて、30分位歩いて、やっとロープーウェイの駅に到着した。予めわかっていれば、パレードや針葉樹の森を楽しんで歩けたのに。ロープーウェイの駅があるのか、心配しながらの道のりだったので、余裕がなくてちょっと残念。写真を撮るのも、ロープーウェイを下りるまで忘れちゃった

    マリアテレジア通りからは、路線バスの「J」線に乗り、パッチャーコーフェルバーンのロープーウェイ乗り場に向かう。
    ここでちょっとしたアクシデント発生。
    途中のイグルスの街に着くと、係員がバスに乗って来て、何か言っている。どうも、今日はここでバスは終わりと言っているらしい。今日もまた、そんなあ~。
    ただ日曜日でハイキングに行くらしき人が何人かバスに乗っていたので、彼らの後について歩き始めた。
    街を歩いて行くと、ちょうど教会の前でパレードが始まったところ。どうもこのパレードが、バスがイグルス終点になった原因らしい。
    この後、街を抜け森を抜けて、30分位歩いて、やっとロープーウェイの駅に到着した。予めわかっていれば、パレードや針葉樹の森を楽しんで歩けたのに。ロープーウェイの駅があるのか、心配しながらの道のりだったので、余裕がなくてちょっと残念。写真を撮るのも、ロープーウェイを下りるまで忘れちゃった

  • ロープーウェイに乗り、15分位で上の駅に到着。上の駅は標高1965mだ。<br />ここからでも十分素敵な景色を楽しめるが、今日は標高2248mのパッチャーコーフェル頂上をめざす。

    ロープーウェイに乗り、15分位で上の駅に到着。上の駅は標高1965mだ。
    ここからでも十分素敵な景色を楽しめるが、今日は標高2248mのパッチャーコーフェル頂上をめざす。

    パッチャーコーフェルバーン その他の交通機関

  • まず、おすすめのハイキングコース、Zirbenweg(ツィルベンヴェーク)の道を進む。「松の小道」という意味らしい。<br />ハイキングコースの入口には趣ある門がある。門をくぐって出発。<br />

    まず、おすすめのハイキングコース、Zirbenweg(ツィルベンヴェーク)の道を進む。「松の小道」という意味らしい。
    ハイキングコースの入口には趣ある門がある。門をくぐって出発。

  • さっそく素晴らしい展望が広がる。<br />インスブルックとその北側のノルトケッテ連峰が一望だ。

    さっそく素晴らしい展望が広がる。
    インスブルックとその北側のノルトケッテ連峰が一望だ。

  • 今日も晩夏から初秋の花が見られる。うれしいね。<br />これはノコギリソウの仲間だ。

    今日も晩夏から初秋の花が見られる。うれしいね。
    これはノコギリソウの仲間だ。

  • 特にいっぱい咲いていたのがエリカの仲間だ。

    特にいっぱい咲いていたのがエリカの仲間だ。

  • キンポウゲの仲間も多かった。

    キンポウゲの仲間も多かった。

  • ノルトケッテと違い、針葉樹の森や灌木も見られる。緑の多い道だ。

    ノルトケッテと違い、針葉樹の森や灌木も見られる。緑の多い道だ。

  • 遮るもののない景色

    遮るもののない景色

  • 地元の人たちも大勢歩いている。私たちみたいなシニアから小さい子供を連れた家族まで、みんな楽しそう。本当に人気のハイキングコースなんだ。

    地元の人たちも大勢歩いている。私たちみたいなシニアから小さい子供を連れた家族まで、みんな楽しそう。本当に人気のハイキングコースなんだ。

  • コースの名前のとおり、松でしょうか。<br />カラマツみたいな針葉樹がとてもよい感じだ。

    コースの名前のとおり、松でしょうか。
    カラマツみたいな針葉樹がとてもよい感じだ。

  • エリカの仲間はとても多くで、一面に咲いてると言ってもいい場所もあった。

    エリカの仲間はとても多くで、一面に咲いてると言ってもいい場所もあった。

  • 高低差のない歩きやすい道が続いている。

    高低差のない歩きやすい道が続いている。

  • タンポポみたいだけど、ちょっと違う。

    タンポポみたいだけど、ちょっと違う。

  • ゆっくり歩いて小一時間で、ボシェーベンに到着。<br />ここにも十字架が立っている。

    ゆっくり歩いて小一時間で、ボシェーベンに到着。
    ここにも十字架が立っている。

  • ボシェーベンには山小屋もあって、食事ができる。<br />私たちはここで、ツィルベンヴェークのコースとわかれた。道を曲がって、パッチャーコーフェルの頂上をめざす。

    ボシェーベンには山小屋もあって、食事ができる。
    私たちはここで、ツィルベンヴェークのコースとわかれた。道を曲がって、パッチャーコーフェルの頂上をめざす。

  • コースの道からはずっとノルトケッテの山々が見渡せる。

    コースの道からはずっとノルトケッテの山々が見渡せる。

  • 赤い実がきれいだ。コケモモ?

    赤い実がきれいだ。コケモモ?

  • パッチャーコーフェルの東側の山、Glungezer(グルンゲツァー)方面を眺める

    パッチャーコーフェルの東側の山、Glungezer(グルンゲツァー)方面を眺める

  • ツィルベンヴェークから頂上への道に曲がると、少し傾斜がきつくなり、歩きにくくなってきたようだ。

    ツィルベンヴェークから頂上への道に曲がると、少し傾斜がきつくなり、歩きにくくなってきたようだ。

  • パッチャーコーフェルの手前にちょっとしたピークがあり、そこにも十字架があった。展望がすばらしい。

    パッチャーコーフェルの手前にちょっとしたピークがあり、そこにも十字架があった。展望がすばらしい。

  • 黒い実もあるよ。少しだけ葉っぱが色づいて、秋の気配がする。

    黒い実もあるよ。少しだけ葉っぱが色づいて、秋の気配がする。

  • パッチャーコーフェル頂上の塔が見えてきた。<br />ここから道は少し岩ゴロになってきて、傾斜もある普通の登山道になった。<br />少し頑張ろう。

    パッチャーコーフェル頂上の塔が見えてきた。
    ここから道は少し岩ゴロになってきて、傾斜もある普通の登山道になった。
    少し頑張ろう。

    パッチャーコーフェル 山・渓谷

    チロルの自然を満喫できるお勧めの山 by bajicoさん
  • キキョウ科の花。

    キキョウ科の花。

  • 日本では道のマークに丸印が使われるけど、オーストリアでは国旗がマークだ。

    日本では道のマークに丸印が使われるけど、オーストリアでは国旗がマークだ。

  • キクみたいな花<br />黄色が鮮やかだ。

    キクみたいな花
    黄色が鮮やかだ。

  • 頂上に到着だ。ロープーウェイの駅から2時間位かかった。結構寄り道したり、休憩したり、花の写真撮ったりしたからね。<br />頂上はとても広い。<br />まず、南を眺めると、ブレンナー峠に向かう谷が伸びている。

    頂上に到着だ。ロープーウェイの駅から2時間位かかった。結構寄り道したり、休憩したり、花の写真撮ったりしたからね。
    頂上はとても広い。
    まず、南を眺めると、ブレンナー峠に向かう谷が伸びている。

  • こちらは東側の山、Glungezer(グルンゲツァー)方面

    こちらは東側の山、Glungezer(グルンゲツァー)方面

  • 頂上には立派な塔が立っている。電波塔かな、何の塔でしょうね。

    頂上には立派な塔が立っている。電波塔かな、何の塔でしょうね。

  • ほとんど360度ぐるりと見渡せる。

    ほとんど360度ぐるりと見渡せる。

  • そして、北側にはもちろんインスブルックの街とノルトケッテ。

    そして、北側にはもちろんインスブルックの街とノルトケッテ。

  • ここの頂上の十字架は巨大だ。

    ここの頂上の十字架は巨大だ。

  • ゆっくり頂上の景色を楽しんだら、登りとは別の道を辿って、ロープーウェイの駅まで下りる。<br /><br />帰りの道は自転車も通れる広い道だが、くねくね曲がりくねって、何だか遠回りになっている。ついつい近道みたいな細い道に入ったりして、迷いながらのんびり駅に向かう。<br />

    ゆっくり頂上の景色を楽しんだら、登りとは別の道を辿って、ロープーウェイの駅まで下りる。

    帰りの道は自転車も通れる広い道だが、くねくね曲がりくねって、何だか遠回りになっている。ついつい近道みたいな細い道に入ったりして、迷いながらのんびり駅に向かう。

  • 薄紫色のリンドウ<br />まとまって塔のように花が咲いている。花のデコレーションケーキみたいだ。

    薄紫色のリンドウ
    まとまって塔のように花が咲いている。花のデコレーションケーキみたいだ。

  • チャボアザミというらしいが、全然小さくない。花がでかい、目立つ。ただ背は低い。学名はCarlina acaulis

    チャボアザミというらしいが、全然小さくない。花がでかい、目立つ。ただ背は低い。学名はCarlina acaulis

  • 普通のアザミもいっぱいあった。

    普通のアザミもいっぱいあった。

  • 日本で言うコゴメグサの仲間かな。

    日本で言うコゴメグサの仲間かな。

  • ヨモギギク?<br /><br />

    ヨモギギク?

  • 花探しをしながら、1時間位でロープーウェイ駅に到着<br />ロープーウェイで下におりたら、やっぱりアイスクリームを食べないとね。<br />ハイキングの後のアイスクリームは格別のおいしさだった。<br /><br />帰りの路線バス「J」線は、ちゃんとロープーウェイの下の駅から出発して、問題なくホテルに戻った。

    花探しをしながら、1時間位でロープーウェイ駅に到着
    ロープーウェイで下におりたら、やっぱりアイスクリームを食べないとね。
    ハイキングの後のアイスクリームは格別のおいしさだった。

    帰りの路線バス「J」線は、ちゃんとロープーウェイの下の駅から出発して、問題なくホテルに戻った。

  • インスブルック最後の夕食は、ホテルの隣のイタリア料理店でパスタだ。<br />トマトパスタとボロネーゼを注文し、おいしく食べたが、パスタのゆで方はもちろん柔らかめ。<br />私の大したことない経験では、パスタをアルデンテで食べるのは、世界的には少数派。「郷に入っては郷に従え」で、私は日本以外では、あまりパスタのゆで方にこだわらないことにしている。ところで私イタリアに行ったのは40年前で、本場の味は覚えてない。ぜひ改めてイタリアのパスタのゆで方を体験したいと、強く願っている。

    インスブルック最後の夕食は、ホテルの隣のイタリア料理店でパスタだ。
    トマトパスタとボロネーゼを注文し、おいしく食べたが、パスタのゆで方はもちろん柔らかめ。
    私の大したことない経験では、パスタをアルデンテで食べるのは、世界的には少数派。「郷に入っては郷に従え」で、私は日本以外では、あまりパスタのゆで方にこだわらないことにしている。ところで私イタリアに行ったのは40年前で、本場の味は覚えてない。ぜひ改めてイタリアのパスタのゆで方を体験したいと、強く願っている。

  • 18日、今日はインスブルックを出発し、リエンツに向かう。<br />最後だったので、朝食をホテルで食べた。普通の朝のビュッフェだったが、久しぶりだとうれしくなる。何だか野菜不足の気がして、苦手なトマトを取ったら、甘くてびっくりした。

    18日、今日はインスブルックを出発し、リエンツに向かう。
    最後だったので、朝食をホテルで食べた。普通の朝のビュッフェだったが、久しぶりだとうれしくなる。何だか野菜不足の気がして、苦手なトマトを取ったら、甘くてびっくりした。

  • いちごも甘くておいしい。

    いちごも甘くておいしい。

  • ゴルデナーアドラーもモーツァルトが泊ったホテルだ。<br />こちらも廊下にはモーツァルトの展示があった。

    ゴルデナーアドラーもモーツァルトが泊ったホテルだ。
    こちらも廊下にはモーツァルトの展示があった。

    ゴルデナー アドラー 地元の料理

  • モーツァルトの肖像画があったりして、わかりやすい。

    モーツァルトの肖像画があったりして、わかりやすい。

  • でも、展示があり過ぎて、どの部屋に泊ったのかしらん、わからなくなってしまった。このあたりはやっぱりドイツ語が読めないと駄目だね。

    でも、展示があり過ぎて、どの部屋に泊ったのかしらん、わからなくなってしまった。このあたりはやっぱりドイツ語が読めないと駄目だね。

  • ゴルデナーアドラーはヴァイセスクロイツより、ちょっとだけ廊下の内装が豪華かな。

    ゴルデナーアドラーはヴァイセスクロイツより、ちょっとだけ廊下の内装が豪華かな。

  • ヴァイセスクロイツはモダン、ゴルデナーアドラーは伝統的、という感じだ。

    ヴァイセスクロイツはモダン、ゴルデナーアドラーは伝統的、という感じだ。

  • よく考えたら、黄金の小屋根は毎日前を通っていたのに写真を撮ってない。<br />最後にあわてて撮りました。

    よく考えたら、黄金の小屋根は毎日前を通っていたのに写真を撮ってない。
    最後にあわてて撮りました。

    黄金の小屋根(マクシミリアン博物館) モニュメント・記念碑

  • これは何を撮影したのか忘れた。きっと猫がいるから撮ったのだろう。<br />バイバイ、インスブルック

    これは何を撮影したのか忘れた。きっと猫がいるから撮ったのだろう。
    バイバイ、インスブルック

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