2023/09/19 - 2023/09/19
6位(同エリア18件中)
bajicoさん
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どうしてリエンツを訪れたのか。それはオーストリアで一番高い山、グロースグロックナーを見たかったからです。グロースグロックナーの標高は3798mで、富士山との差は22mしかありません。日本一の山と標高がほとんど同じということで、親近感を覚え、会いたかったのですが…。
旅行に出発する前に調べたら、一番訪れたかったフランツ・ヨーゼフス・ヘーエ行きの路線バスは17日で終わり。さらに、他のリエンツ付近の観光地もほとんど17日で夏のシーズンが終わり、ゴンドラ・リフトの平日運行はなし。唯一動いているカルスのゴンドラも水曜は休みだというし、何だか八方ふさがりです。
その上、天気予報は雨マークが付いている、さてさてどうしようか悩んだ末、ともかく19日はブルック城には行ってみよう、ということになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
夜のうちは雨が降ったようだが、朝になったら案外良い天気だ。天気予報はあたらないねえ。でも、晴れるのはうれしい。
川沿いの城壁に残る塔
趣がある。 -
ここの花壇の花もきれい。
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雨が降ったせいか、川の水は昨日より濁っている。
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川沿いの散歩道を歩いて、町はずれのブルック城に向かう。
気持ち良い道だ。森林浴だね。 -
川向こうに見えるのがブルック城だろう。
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おやおや、これは、3か月前ガルワールヒマラヤで見た、オニツリフネソウではないか。確かインターネットで調べたら、ヒマラヤ原産だけど、世界中で蔓延っているって書いてあった。本当に、オーストリアでもあちこちに姿があり、元気一杯咲いてる。
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地元の人も、犬を連れてお散歩してた。
ウンチはちゃんと始末しようということでしょう。 -
マユミの実に似ている。
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白い花のアザミ
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川沿いの道を20分ほど歩いて、橋を渡り、坂を登って、ブルック城に到着。
城の周りには池のある庭園が広がる。チロルの画家、アルビン・エッガー・リエンツの作品が素晴らしい by bajicoさんブルック城(リエンツ市立博物館) 城・宮殿
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では、城に入ろう。
城はこのあたりの領主ゲルツ伯爵によって13世紀ごろに建てられたそうだ。その後、所有者は何度も変わり、兵舎、旅館、醸造所など、様々な用途に使用された末、第2次世界大戦中に市の所有となり、現在は博物館として機能している。
歴史的な資料も展示されているが、チロルゆかりの画家の作品が展示のメインだ。
門の前の彫刻は竜なのかな。 -
Anton Tiefenthaler(アントン ティーフェンターラー)
「風景」
セザンヌっぽい。 -
アルフォンス ウォルデ
「Bäuerinnen in Trecht(民族衣装の農民)」
白と赤の色づかいが印象的。青も効いてる。 -
窓から見える景色も絵のようだ。
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Max Weiler(マックス ワイラー)
「Dunkelfarbige Landschft(濃い色の風景)」
まぶしい太陽が山の暗い影をつくっているのかな。 -
城内には礼拝堂もあり、内部は素朴な感じのフレスコ画で飾られていた。
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かなり多くのフレスコ画があり、見ごたえ十分。
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グロテスク模様かしら。
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Albin Egger-Lienz(アルビン エッガー リエンツ)
[Zwei Bergmäher(二人の山刈人)」
アルビン エッガー リエンツは、1868年にリエンツで生まれ、1926年に南チロルのボルツァーノで亡くなった。ミュンヘンやウィーンに住んだこともあるが、人生の大部分をチロルで暮らしている。チロルを代表する画家と言っていい。ブルック城の展示は半分以上彼の作品だった。
名前にわざわざ、リエンツと付ける位だから、よっぽどリエンツやチロルを愛していたのだろう。彼の絵は、チロルの風俗に強く根付いたものばかりで、素朴さと力強さにあふれている。
私は彼を今回の旅で初めて知った。そのほぼブレることのない作風は、一度見たら忘れられない強烈さを持っている。私もちょっとガツンと来たね。なになに、彼の作品はウィーンのレオポルト美術館にも結構あるらしい。よし、レオポルト美術館を訪問先に加えよう。 -
この城にも塔がある。
登らなきゃ。 -
この狭い窓は何だ。矢とかを放つ狭間かしら。
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上り下りは階段で、頑張らないとてっぺんに着かない。
天井は木組みで、ほんとに質実剛健だ。日本の茅葺屋根の天井にも似ている。 -
上の方には窓がいっぱいついている。
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ここの景色も天下一品。
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窓枠をいれると、一幅の絵のようだ。
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緑に覆われたリエンツの町がいいね。
それにしても、雨予報はどうなっちゃたの。
城の中にはカフェもあるので、カフェラテで一休み。
ところで、ご承知のとおり、オーストリアではコーヒーの種類がいろいろある。注文の際、私の発音が変で、なかなか理解してもらえないこともあるのだが、カフェラテだけはすぐ通じ、出てくるものもほぼ日本と同じなので安心。面倒だと、すぐカフェラテを注文したよ。ちなみに一番大変だったのは、「メランジェ」、アクセントが変だったみたい。 -
ブルック城見学終了。
この後のことは何も決めてなかったので、城の周りの庭園で思案する。
そうしたら、道案内の看板にこんなもの。
なんだか、ハイキングコースみたい。わかんないけど行ってみよう! -
お休み中のゴンドラをくぐったあたりで、迷子になる。
ホテルや教会がある方に行ってはダメ。手前で下るんだ。
本当はちゃんと道案内があったのだけど、ドイツ語読めなくて悩んだ。 -
道案内はこんな感じ。
かなりあちこちに設置してあるが、何せ当方ドイツ語チンプンカンプンだからね。
日本のヤマップみたいなのがあると良いんだけどね。インターネットをちゃんと探せばあるかもしれないけど、私は見つけられなかった。 -
キバナアキギリの大型版。
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可憐なアザミ。
オーストリアでも、アザミは結構いろいろな種類があった。 -
なんだか日本の里山を歩いているみたい。
高尾山から陣馬山あたりをウロウロしてると、こんな所ありそう。 -
日本と同じなら、わざわざオーストリアで歩く必要ない、という意見もあるかとは思うが、私はこういう里山的山道が大好き!
どこだって、緑あふれる道をのんびり歩ければ、凄くうれしいんだ。
私と同じ考えのオーストリア人もいるようで、何人かのハイカーとすれ違った。同好の士がいると思うと何だか心強い。 -
こういう雰囲気の針葉樹は高尾山にはないかな。
札幌あたりにありそう。 -
ほんの雑草のようだが、山道にあるとそれなりに風情がある。
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フウロソウの仲間だね。
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こういう道ならどこまでも歩ける。
でも、そろそろ終わりにしないと、夫が音を上げる。 -
この花はベニバナセンブリというらしい。
日本では見ない。 -
虫が止まっている。
センブリというからには、薬草になるのかな。 -
マンテマはあちこちにある。
ヨーロッパ原産で、日本には帰化植物として結構あるらしいけど、私の回りでは見たことない。特にタカネマンテマなど、日本自生種は珍しい部類に入る。 -
ライザッハの町でハイキングは終わりとした。
住宅地を過ぎ、畑に出るとこの景色が広がる。
トウモロコシ畑の向こうに見える、リェンツアードロミテの山は本当に心に残る景色だった。 -
何の変哲もない風景でも絶景になる。
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川に出た。木の橋だ。
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これから川沿いの道を歩いてリエンツに戻ろう。
川の両側に道があるが、片方は自転車も走る道なので、もう片方の自転車の来ない道を進もう。 -
川沿いも良いものだ。
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ちゃんと所々にベンチとゴミ箱があり、休憩が取れる。
日本はゴミ箱なしで持ち帰り奨励だが、オーストリアはゴミ箱が結構ある。ゴミ箱があるということは、回収する手間をかけているということだ。所変われば、考え方も変わる。人口が少ないこともあるのかな。 -
そろそろリエンツの市街地に近づいてきた。
それにしても、日がまともに当たって暑い。 -
街角のキリスト様
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町の真ん中にリンゴがなっている。
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ホテル前に戻ってきた。ハイキングの所要時間は、迷子の時間も入れて4時間位だったかな。
有名な絶景を見たわけでも、名のある美術館に行ったわけでもないけれど、とても充実した一日だった。地味かもしれないが、どこもジーンと心に残る、そんなリエンツの町が大好きになった。
世界は隠れた名所ばかりだ。 -
ホテルのそばにアジアンテイストの店があったので、夕食はそこでテイクアウト。
寿司は値が張ったが、山の中にしてはがんばっていると思う。焼きそばはボリューミーでお腹が減った私にはぴったり。 -
缶ビールのラドラー。ラドラーはレモネードで割ったビールだそうだ。私はお酒に疎いのでよくわからないが、チューハイみたいなものか。日本にはあまりないタイプだ。
ビール通には子供の飲み物と言われそうだが、私はおいしいかった。ビールの苦みは少なくて、レモンの風味が案外感じられる。子供の飲み物大好き。
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