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 16日、昨日はハーフェレカーの山の上やアルペン動物園を歩き回ってちょっと疲れました。今日はのんびりインスブルックの観光スポットを探検。王宮、宮廷教会、チロル博物館、アンブラス城と回ります。のんびりのはずが、案外頑張っちゃったりして。<br /><br />旅行日程<br />9月12日 羽田からルフトハンザ機でミュンヘンへ<br />13日 バスでインスブルックへ移動<br />13日~18日 インスブルックに5泊<br />18日 バスでリエンツへ移動<br />18日~21日 リエンツに3泊<br />21日 鉄道とバスでザンクトギルゲンヘ移動<br />21日~24日 ザンクトギルゲンに3泊<br />24日夕方 鉄道でウィーンへ移動<br />24日~10月3日 ウィーンに9泊<br />3日 オーストリア航空機で成田へ 4日午前成田着<br /><br />

2023初秋の爽やかオーストリア旅 ④インスブルックの宮廷教会・チロル民族博物館・アンブラス城

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2023/09/16 - 2023/09/16

193位(同エリア594件中)

bajico

bajicoさん

 16日、昨日はハーフェレカーの山の上やアルペン動物園を歩き回ってちょっと疲れました。今日はのんびりインスブルックの観光スポットを探検。王宮、宮廷教会、チロル博物館、アンブラス城と回ります。のんびりのはずが、案外頑張っちゃったりして。

旅行日程
9月12日 羽田からルフトハンザ機でミュンヘンへ
13日 バスでインスブルックへ移動
13日~18日 インスブルックに5泊
18日 バスでリエンツへ移動
18日~21日 リエンツに3泊
21日 鉄道とバスでザンクトギルゲンヘ移動
21日~24日 ザンクトギルゲンに3泊
24日夕方 鉄道でウィーンへ移動
24日~10月3日 ウィーンに9泊
3日 オーストリア航空機で成田へ 4日午前成田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日も良い天気。<br />街を走るトラムは真っ赤で目立つ。

    今日も良い天気。
    街を走るトラムは真っ赤で目立つ。

  • 本日の朝食のパン屋は、「Ruetz」ではなく、「Aydin」。<br />旧市街を出てすぐの店舗だ。トルコ系なのか、スイーツにバクラバが置いてあった。よっぽど買おうかと思ったが、朝からあの甘さはくどいかな、と我慢した。「Ruetz」よりお値段がリーズナブル。

    本日の朝食のパン屋は、「Ruetz」ではなく、「Aydin」。
    旧市街を出てすぐの店舗だ。トルコ系なのか、スイーツにバクラバが置いてあった。よっぽど買おうかと思ったが、朝からあの甘さはくどいかな、と我慢した。「Ruetz」よりお値段がリーズナブル。

  • アップルパイとチョコクロワッサン。

    アップルパイとチョコクロワッサン。

  • 朝からノルトケッテがくっきり見える。<br />昨日乗ったロープーウェイの駅も見えてる。

    朝からノルトケッテがくっきり見える。
    昨日乗ったロープーウェイの駅も見えてる。

  • 朝のうちに、マリアテレジア通りを少し散歩した。<br />インスブルックを代表するこの大通りは、昼間は歩行者天国だが、朝早くはお仕事の車両が入ってくる。<br />遠くには剣岳によく似た山が見える。

    朝のうちに、マリアテレジア通りを少し散歩した。
    インスブルックを代表するこの大通りは、昼間は歩行者天国だが、朝早くはお仕事の車両が入ってくる。
    遠くには剣岳によく似た山が見える。

  • 凱旋門まで来て引き返し、旧市街に戻る。<br />凱旋門と言うけど、戦勝記念ではなく、結婚記念だったらしい。オーストリアらしいね。<br /><br />この後、ホテルに戻ってから、近くの王宮を訪問したが、王宮は残念ながら写真撮影禁止。次の訪問先、宮廷教会まで飛びまーす。

    凱旋門まで来て引き返し、旧市街に戻る。
    凱旋門と言うけど、戦勝記念ではなく、結婚記念だったらしい。オーストリアらしいね。

    この後、ホテルに戻ってから、近くの王宮を訪問したが、王宮は残念ながら写真撮影禁止。次の訪問先、宮廷教会まで飛びまーす。

    凱旋門 モニュメント・記念碑

  • 宮廷教会は王宮の向かいにある。<br />これまた入口が分かりずらい。<br />ところで、宮廷教会、王宮、アンブラス城は、もちろん全てインスブルックカードで無料になるが、一度チケット販売窓口に寄ってチケットをもらう必要があるので注意。<br /><br />

    宮廷教会は王宮の向かいにある。
    これまた入口が分かりずらい。
    ところで、宮廷教会、王宮、アンブラス城は、もちろん全てインスブルックカードで無料になるが、一度チケット販売窓口に寄ってチケットをもらう必要があるので注意。

    宮廷教会 寺院・教会

  • 宮廷教会の内部は意外とシンプルだが、多くの人物の彫像が置いてあって、ユニークだ。

    宮廷教会の内部は意外とシンプルだが、多くの人物の彫像が置いてあって、ユニークだ。

  • 教会で一番目立つのは、マクシミリアン1世の霊廟だ。<br />霊廟と言っても、中は空で、遺体は別の所に埋葬されたらしい。<br />彼はハプスブルク家繁栄の基礎をつくり、歴代の王の中でも異彩を放つ人物だが、借金を理由にインスブルック市民から埋葬を拒否されたんだって。本当かい。だいたい、王宮の展示のかなりの部分は、彼に関するものだったよ。世間の評価はかくも変わる。

    教会で一番目立つのは、マクシミリアン1世の霊廟だ。
    霊廟と言っても、中は空で、遺体は別の所に埋葬されたらしい。
    彼はハプスブルク家繁栄の基礎をつくり、歴代の王の中でも異彩を放つ人物だが、借金を理由にインスブルック市民から埋葬を拒否されたんだって。本当かい。だいたい、王宮の展示のかなりの部分は、彼に関するものだったよ。世間の評価はかくも変わる。

  • 霊廟の左右に多くの彫像が並んでいる。なかなか壮観だ。

    霊廟の左右に多くの彫像が並んでいる。なかなか壮観だ。

  • 宮廷教会の中庭は静かで落ち着く。

    宮廷教会の中庭は静かで落ち着く。

  • 宮廷教会に併設されているのがチロル民族博物館。<br />ここは私としては、凄く面白かった。<br />すぐ見終わると思ったらとんでもない。チロルの一昔前の生活がわかる、充実した展示内容だった。<br /><br />これはなかなか愛嬌のある木彫りの人形<br />私は一番気に入った。

    宮廷教会に併設されているのがチロル民族博物館。
    ここは私としては、凄く面白かった。
    すぐ見終わると思ったらとんでもない。チロルの一昔前の生活がわかる、充実した展示内容だった。

    これはなかなか愛嬌のある木彫りの人形
    私は一番気に入った。

  • これもなかなか素敵。道化かな。<br />こんなヘンテコな木彫りの像が結構あって、ワクワクした。<br /><br />ここの展示を見ていると、スキー場や避暑地として洗練されたイメージのチロルだけど、少し前までは、山の中の厳しい環境の地域だったことがよくわかる。そんな苦労の多い生活の中で、人々は生活を少しでも豊かにしようと、すばらしい民芸品を作って来たんだね。結構、木製品が多くて、何だか日本の雪国を思い出してしまった。

    これもなかなか素敵。道化かな。
    こんなヘンテコな木彫りの像が結構あって、ワクワクした。

    ここの展示を見ていると、スキー場や避暑地として洗練されたイメージのチロルだけど、少し前までは、山の中の厳しい環境の地域だったことがよくわかる。そんな苦労の多い生活の中で、人々は生活を少しでも豊かにしようと、すばらしい民芸品を作って来たんだね。結構、木製品が多くて、何だか日本の雪国を思い出してしまった。

    チロル民族博物館 博物館・美術館・ギャラリー

    チロルの生活がよくわかる楽しい博物館 by bajicoさん
  • 素朴な聖母子像もある。

    素朴な聖母子像もある。

  • これは少し洗練されているかな。

    これは少し洗練されているかな。

  • 昔のチロルの民家の内部を再現した展示。<br />こういう再現展示がいくつもあって、展示スペースは広い。教会のオマケだと思ったら、大間違いだった。<br />

    昔のチロルの民家の内部を再現した展示。
    こういう再現展示がいくつもあって、展示スペースは広い。教会のオマケだと思ったら、大間違いだった。

  • これは何だったか忘れてしまったが、カマドか、暖房設備だと思う。

    これは何だったか忘れてしまったが、カマドか、暖房設備だと思う。

  • キリスト像もやさしい表情

    キリスト像もやさしい表情

  • 大天使ミカエルだと思う。彼はカッコいいから、ついつい写真を撮ってしまう。<br />ミュンヘンのバイエルン州立博物館にあったミカエルもカッコよかったぞ。

    大天使ミカエルだと思う。彼はカッコいいから、ついつい写真を撮ってしまう。
    ミュンヘンのバイエルン州立博物館にあったミカエルもカッコよかったぞ。

  • リボンやレースで飾られた聖人の絵。<br />持ち主の趣味が感じられる。

    リボンやレースで飾られた聖人の絵。
    持ち主の趣味が感じられる。

  • チロル民族博物館が面白くて長居をしてしまい、アンブラス城行きのバスに乗る時間が迫ってきた。<br />宮廷教会裏のコングレス前バス停で、サイトシーアバス(観光バス)に乗るつもりだったが、何だか注意書きがある。今日はイベントがあって、このバス停にバスは来ないって。<br />そんなあ~。次のバスはここからは乗れないので、あわててマリアテレジア通り側のバス停に急ぐ。<br /><br />(写真は別の日に撮影したもの。テッペンの赤い囲いの看板がサイトシーアバスも止まるバス停の目印)

    チロル民族博物館が面白くて長居をしてしまい、アンブラス城行きのバスに乗る時間が迫ってきた。
    宮廷教会裏のコングレス前バス停で、サイトシーアバス(観光バス)に乗るつもりだったが、何だか注意書きがある。今日はイベントがあって、このバス停にバスは来ないって。
    そんなあ~。次のバスはここからは乗れないので、あわててマリアテレジア通り側のバス停に急ぐ。

    (写真は別の日に撮影したもの。テッペンの赤い囲いの看板がサイトシーアバスも止まるバス停の目印)

  • 何とか無事にバスに乗ることができ、アンブラス城に到着。<br />アンブラス城はインスブルック市街から少し離れている。<br />私たちは、マリアテレジア通りから確か路線バスのM線に乗って、20分位で着いたと思う。<br />アンブラス城は広い庭園の中に建っている。

    何とか無事にバスに乗ることができ、アンブラス城に到着。
    アンブラス城はインスブルック市街から少し離れている。
    私たちは、マリアテレジア通りから確か路線バスのM線に乗って、20分位で着いたと思う。
    アンブラス城は広い庭園の中に建っている。

  • 庭園をのんびり散策しながら、15分位で城に到着。<br />本当は、今日も暑くて、結構大変。

    庭園をのんびり散策しながら、15分位で城に到着。
    本当は、今日も暑くて、結構大変。

    アンブラス城 城・宮殿

  • アンブラス城はチロル大公フェルディナンド2世が妻のために改装した城。<br />調べたら、フェルディナンド2世はかのマクシミリアン1世のひ孫にあたる。<br />現在、城の内部は博物館になっていて、武器や鎧などが展示してある。

    アンブラス城はチロル大公フェルディナンド2世が妻のために改装した城。
    調べたら、フェルディナンド2世はかのマクシミリアン1世のひ孫にあたる。
    現在、城の内部は博物館になっていて、武器や鎧などが展示してある。

  • これは大広間の天井の絵<br />鏡が下に置いてあり、上を向かなくても見えるようにしてある。

    これは大広間の天井の絵
    鏡が下に置いてあり、上を向かなくても見えるようにしてある。

  • 博物館には、大公フェルディナンド2世が集めた雑多なコレクションも展示してある。本当にごちゃごちゃ色々あったが、一番印象深かったのはやっぱりこれ、日本の鎧。どこから入手したのでしょうか。

    博物館には、大公フェルディナンド2世が集めた雑多なコレクションも展示してある。本当にごちゃごちゃ色々あったが、一番印象深かったのはやっぱりこれ、日本の鎧。どこから入手したのでしょうか。

  • ノルトケッテをバックに立つアンブラス城の風景は、インスブルックならではのもの

    ノルトケッテをバックに立つアンブラス城の風景は、インスブルックならではのもの

  • ここは奥様の風呂場だったみたい。

    ここは奥様の風呂場だったみたい。

  • 城からパーチャーコーフェル方面を眺める。<br />パッチャーコーフェルには次の日に登る予定。

    城からパーチャーコーフェル方面を眺める。
    パッチャーコーフェルには次の日に登る予定。

  • 市街地の北側のノルトケッテ連峰も全部見える。

    市街地の北側のノルトケッテ連峰も全部見える。

  • 青空に白が映えている。

    青空に白が映えている。

  • このお城、クジャクが何羽も放し飼いになっていた。

    このお城、クジャクが何羽も放し飼いになっていた。

  • アンブラス城から、バスで旧市街に戻ってきた。<br />ホテルでひと休みした後、近くを散歩し、カフェ・クレルに立ち寄る。<br />ここの名物はシュトローデル。いろいろな種類があるが、やっぱりアプフェルシュトローデルを食べた。甘くなくて、むしろ酸っぱいと言ってもいいかも。クリームソースをかけて丁度良い。

    アンブラス城から、バスで旧市街に戻ってきた。
    ホテルでひと休みした後、近くを散歩し、カフェ・クレルに立ち寄る。
    ここの名物はシュトローデル。いろいろな種類があるが、やっぱりアプフェルシュトローデルを食べた。甘くなくて、むしろ酸っぱいと言ってもいいかも。クリームソースをかけて丁度良い。

  • 最後に、旧市街にあるもう一つの大きな教会、大聖堂に立ち寄った。<br />ここもバロック建築なので、外側の質実剛健な感じの割に、中の装飾は華やかだ。<br /><br />(写真は別の日に撮影したもの)

    最後に、旧市街にあるもう一つの大きな教会、大聖堂に立ち寄った。
    ここもバロック建築なので、外側の質実剛健な感じの割に、中の装飾は華やかだ。

    (写真は別の日に撮影したもの)

    大聖堂(聖ヤコプ教会) 寺院・教会

  • 祭壇の真ん中にあるのがクラナッハ作の聖母子。<br />全体の大きさに比してとても小さい。老眼の私には、きれいな赤と青の色しか見えなかった。<br /><br />ちなみに、この教会、写真を撮ると1ユーロ取られる。ただ、無人の自動販売機で払うので、払っていない人もいるみたい。私は細かいコインを持っていなくて、絵葉書代と合わせて賽銭箱に入れた。

    祭壇の真ん中にあるのがクラナッハ作の聖母子。
    全体の大きさに比してとても小さい。老眼の私には、きれいな赤と青の色しか見えなかった。

    ちなみに、この教会、写真を撮ると1ユーロ取られる。ただ、無人の自動販売機で払うので、払っていない人もいるみたい。私は細かいコインを持っていなくて、絵葉書代と合わせて賽銭箱に入れた。

  • 今日も水量が多いイン川<br />天気が良いのに不思議な感じだ。

    今日も水量が多いイン川
    天気が良いのに不思議な感じだ。

  • 今日から2泊は別のホテルに移動した。<br />ヴァイセスクロイツから歩いて数分の所にある「ベストウェスタン プラス ホテル ゴルデナーアドラー」、ここも歴史ある由緒正しいホテルで、ゲーテやモーツァルトも泊っている。<br /><br />ヴァイセスクロイツと同じく、内部はリニューアルしているので、快適、清潔だ。水回りもしっかりしている。なお、ここは湯沸かしポットがあった。<br />宿泊料金もお安くはないが、モーツァルトが泊まったホテルなので、そこは目をつぶる。<br />一番リーズナブルなツインはこんな感じ。天井は少し低いが、ヴァイセスクロイツより広いかな。

    今日から2泊は別のホテルに移動した。
    ヴァイセスクロイツから歩いて数分の所にある「ベストウェスタン プラス ホテル ゴルデナーアドラー」、ここも歴史ある由緒正しいホテルで、ゲーテやモーツァルトも泊っている。

    ヴァイセスクロイツと同じく、内部はリニューアルしているので、快適、清潔だ。水回りもしっかりしている。なお、ここは湯沸かしポットがあった。
    宿泊料金もお安くはないが、モーツァルトが泊まったホテルなので、そこは目をつぶる。
    一番リーズナブルなツインはこんな感じ。天井は少し低いが、ヴァイセスクロイツより広いかな。

    BEST WESTERN Plus Hotel Goldener Adler Innsbruck ホテル

    旧市街の真ん中の伝統あるホテル by bajicoさん
  • 看板も渋い。

    看板も渋い。

  • 1階はレストラン「ゴルデナーアドラー」で、賑わっている。<br /><br />(写真は別の日に撮影したもの)

    1階はレストラン「ゴルデナーアドラー」で、賑わっている。

    (写真は別の日に撮影したもの)

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