ヴァッハウ渓谷周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 27日、ウィーンから日帰りでヴァッハウ渓谷に行き、念願のドナウの川下りをしました。<br /> 「美しく青きドナウ」や「ドナウ川のさざなみ」などの音楽で有名なドナウ川、オーストリアに行ったら絶対川下りをしようと決めていました。今回の旅行の日程も遊覧船が運行する10月初めまで、と決めていたくらいです。天気予報で晴れの日を見計らって出発したのですが、さてどうなるでしょう。<br /><br /> ウィーンからのチケットは、ヴァッハウコンビチケットを利用しました。皆さんの旅行記を見ると、アインファッハ・ラウス・チケット(小グループの割引チケット)の方がお得のようですが、利用できる時間帯や列車の種類に制限があるようなので、コンビチケットにしました。もしかしたら、個別に鉄道、メルク修道院、遊覧船のチケットを買っても、価格的には良かったのかもしれませんが、それぞれの場所で購入する手間を考慮しました。<br /> ただ、コンビチケットは、アプリで購入しても駅の窓口で紙の切符をもらう必要があり、また、駅でも自動販売機では購入できないので、結構手間でした。有人の窓口が混んでいる場合もあるので、時間には余裕をもって、駅に行く必要があります。<br />

2023初秋の爽やかウィーン旅 ⑭ヴァッハウ渓谷でドナウ川下り

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2023/09/27 - 2023/09/27

26位(同エリア138件中)

bajico

bajicoさん

 27日、ウィーンから日帰りでヴァッハウ渓谷に行き、念願のドナウの川下りをしました。
 「美しく青きドナウ」や「ドナウ川のさざなみ」などの音楽で有名なドナウ川、オーストリアに行ったら絶対川下りをしようと決めていました。今回の旅行の日程も遊覧船が運行する10月初めまで、と決めていたくらいです。天気予報で晴れの日を見計らって出発したのですが、さてどうなるでしょう。

 ウィーンからのチケットは、ヴァッハウコンビチケットを利用しました。皆さんの旅行記を見ると、アインファッハ・ラウス・チケット(小グループの割引チケット)の方がお得のようですが、利用できる時間帯や列車の種類に制限があるようなので、コンビチケットにしました。もしかしたら、個別に鉄道、メルク修道院、遊覧船のチケットを買っても、価格的には良かったのかもしれませんが、それぞれの場所で購入する手間を考慮しました。
 ただ、コンビチケットは、アプリで購入しても駅の窓口で紙の切符をもらう必要があり、また、駅でも自動販売機では購入できないので、結構手間でした。有人の窓口が混んでいる場合もあるので、時間には余裕をもって、駅に行く必要があります。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ウィーン中央駅を8時頃の特急列車で出発し、ザンクト・ペルテンで普通列車に乗り換えて、9時前にメルク駅に到着した。<br />川下りの遊覧船に乗る前に、まずメルク修道院を見学する。

    ウィーン中央駅を8時頃の特急列車で出発し、ザンクト・ペルテンで普通列車に乗り換えて、9時前にメルク駅に到着した。
    川下りの遊覧船に乗る前に、まずメルク修道院を見学する。

    メルク駅

  • 予報では晴れだったのに、霧がでて見通しがよくない。<br />こんなこともあるさ。

    予報では晴れだったのに、霧がでて見通しがよくない。
    こんなこともあるさ。

  • メルクの街の商店街から、修道院に上がる道は分かりにくい。<br />家の間の細い路地から上がっていく。

    メルクの街の商店街から、修道院に上がる道は分かりにくい。
    家の間の細い路地から上がっていく。

  • 階段の先に入口らしきものが見えてきた。

    階段の先に入口らしきものが見えてきた。

  • 何だかわからないけど、おもしろくて、きれい。

    何だかわからないけど、おもしろくて、きれい。

  • メルク修道院に到着した。<br />朝9時のオープン直後だったので、外は比較的静かだ。

    メルク修道院に到着した。
    朝9時のオープン直後だったので、外は比較的静かだ。

    メルク修道院 寺院・教会

  • では、チケット売り場でコンビチケットを見せて、無料のチケットをもらって入場しよう。<br />中に入ると、多くの見学者がガイドツアーで回っている。ドイツ語や英語だけでなく、フランス語のツアーもあったような気がする。さすが、世界的に有名な修道院だけのことはある。<br />夏のシーズンは自由見学も可能なので、ガイドツアーの間をぬって見て回った。

    では、チケット売り場でコンビチケットを見せて、無料のチケットをもらって入場しよう。
    中に入ると、多くの見学者がガイドツアーで回っている。ドイツ語や英語だけでなく、フランス語のツアーもあったような気がする。さすが、世界的に有名な修道院だけのことはある。
    夏のシーズンは自由見学も可能なので、ガイドツアーの間をぬって見て回った。

  • 修道院内部は写真撮影禁止。<br />建物の外に出た回廊部分は写真撮影可能だ。

    修道院内部は写真撮影禁止。
    建物の外に出た回廊部分は写真撮影可能だ。

  • 本当は見晴らしが良さそうなのだが、今日は霧で残念。

    本当は見晴らしが良さそうなのだが、今日は霧で残念。

  • すばらしいバロック建築の修道院、マリア・テレジアも「来ないと後悔する」と絶賛したそうだ。<br />付属教会も立派。ここでもモーツァルトは旅の途中、オルガンを弾いたらしい。

    すばらしいバロック建築の修道院、マリア・テレジアも「来ないと後悔する」と絶賛したそうだ。
    付属教会も立派。ここでもモーツァルトは旅の途中、オルガンを弾いたらしい。

  • メルクの修道院は、図書館も豪華な装飾と膨大な蔵書数で有名だ。図書館の脇にある螺旋階段もきれい。

    メルクの修道院は、図書館も豪華な装飾と膨大な蔵書数で有名だ。図書館の脇にある螺旋階段もきれい。

  • 見学を終えて、広い修道院の路地を歩いて行く。

    見学を終えて、広い修道院の路地を歩いて行く。

  • 修道院の入口に戻ってきた。

    修道院の入口に戻ってきた。

  • 修道院に付属する庭園に入る。<br />ここもかなり広くて、見所がありそうだが、遊覧船の出航時間があるので、ゆっくりできない。あきらめよう。<br />ピンクのパビリオン(東屋?)が修道院とは思えない可愛さだ。

    修道院に付属する庭園に入る。
    ここもかなり広くて、見所がありそうだが、遊覧船の出航時間があるので、ゆっくりできない。あきらめよう。
    ピンクのパビリオン(東屋?)が修道院とは思えない可愛さだ。

  • キツツキかしら。

    キツツキかしら。

  • 庭園の木々がお椀のような形に剪定されている。この形が我が家のネズミモチと同じで、自己流で剪定した夫は結構喜んでいた。

    庭園の木々がお椀のような形に剪定されている。この形が我が家のネズミモチと同じで、自己流で剪定した夫は結構喜んでいた。

  • また、狭い道を通って下の商店街に戻る。<br />本当はもっと立派な表門があるみたいだ。

    また、狭い道を通って下の商店街に戻る。
    本当はもっと立派な表門があるみたいだ。

  • 商店街も賑やかになってきて、おもしろそうだったが、何しろ遊覧船に遅れたら大変だからね。<br /><br />急いでよかった。<br />遊覧船乗り場は、メルクの商店街からかなり離れている。ドナウ川の岸の方に出て、案内板に従って行くのだが、一所懸命歩いても20分位はかかったと思う。

    商店街も賑やかになってきて、おもしろそうだったが、何しろ遊覧船に遅れたら大変だからね。

    急いでよかった。
    遊覧船乗り場は、メルクの商店街からかなり離れている。ドナウ川の岸の方に出て、案内板に従って行くのだが、一所懸命歩いても20分位はかかったと思う。

    バーンホフ通り (メルク) 散歩・街歩き

  • ドナウ川の船着き場には3隻程、船が泊まっていた。どれがお目当ての遊覧船かわからず、1隻ずつ見ていったら、一番先端に泊っていた船だった、とにかく、修道院から遊覧船に乗るまでは時間がかかるので、注意が必要だ。<br /><br />11時発の船に無事に間に合い、ホッと一息。<br />出航したら、霧が晴れてきた。

    ドナウ川の船着き場には3隻程、船が泊まっていた。どれがお目当ての遊覧船かわからず、1隻ずつ見ていったら、一番先端に泊っていた船だった、とにかく、修道院から遊覧船に乗るまでは時間がかかるので、注意が必要だ。

    11時発の船に無事に間に合い、ホッと一息。
    出航したら、霧が晴れてきた。

  • お城が見えるよ!

    お城が見えるよ!

    ヴァッハウ渓谷の文化的景観 文化・芸術・歴史

  • こちらはお城と言うより、城館というか、りっぱなお屋敷。

    こちらはお城と言うより、城館というか、りっぱなお屋敷。

  • すっかり霧がなくなり、青い空と川がまぶしい。

    すっかり霧がなくなり、青い空と川がまぶしい。

  • 町も見える。

    町も見える。

  • 山のてっぺんのお城の景色。<br />これが見たかった。

    山のてっぺんのお城の景色。
    これが見たかった。

  • 甲板でのんびり気分。

    甲板でのんびり気分。

  • ヴァッハウ渓谷は日本人にも人気の観光地。<br />同じ船に私たちも含めて3組の日本人夫婦がいた。<br />これまであまり日本人観光客に会っていなかったので、日本語で挨拶できて、うれしい気分。

    ヴァッハウ渓谷は日本人にも人気の観光地。
    同じ船に私たちも含めて3組の日本人夫婦がいた。
    これまであまり日本人観光客に会っていなかったので、日本語で挨拶できて、うれしい気分。

  • ドナウ川には多くの船が行きかっている。

    ドナウ川には多くの船が行きかっている。

  • 山の中腹の城と街並みが良い感じだ。<br />同じ会社の船とすれ違う。

    山の中腹の城と街並みが良い感じだ。
    同じ会社の船とすれ違う。

  • 船はいくつかの町に寄っていく。<br />ここは、シュピッツの町、なかなかの観光地のようだ。

    船はいくつかの町に寄っていく。
    ここは、シュピッツの町、なかなかの観光地のようだ。

  • こちらは教会かな。

    こちらは教会かな。

  • いよいよデュルンシュタインの船着き場に近づいてきた。

    いよいよデュルンシュタインの船着き場に近づいてきた。

  • 私たちはここで船を下りた。

    私たちはここで船を下りた。

  • 船着き場からデュルンシュタインの町の通りまでは、こんなトンネルをくぐっていく。

    船着き場からデュルンシュタインの町の通りまでは、こんなトンネルをくぐっていく。

  • 街角にキリストの像がある。

    街角にキリストの像がある。

  • 可愛らしい路地が続く。

    可愛らしい路地が続く。

  • 路地をウロウロしながら散歩していると、デュルンシュタインの修道院に到着した。<br />メルクの修道院と違って、静かで小さな修道院だ。<br />入場料を払って中に入る。(入場料の額は忘れちゃった)

    路地をウロウロしながら散歩していると、デュルンシュタインの修道院に到着した。
    メルクの修道院と違って、静かで小さな修道院だ。
    入場料を払って中に入る。(入場料の額は忘れちゃった)

  • 修道院のベランダから眺めるドナウ川はすばらしい。

    修道院のベランダから眺めるドナウ川はすばらしい。

  • 青い色で縁取った壁が特徴的だ。

    青い色で縁取った壁が特徴的だ。

  • 塔も青い色の縁取りが素敵で、船からよく見えた。

    塔も青い色の縁取りが素敵で、船からよく見えた。

  • 愛らしい天使たち。

    愛らしい天使たち。

  • 教会の内部は豪華なバロック様式。

    教会の内部は豪華なバロック様式。

    聖堂参事会修道院教会 寺院・教会

  • デュルンシュタインの町は、ブドウ畑に囲まれている。<br />山の上にはケーリンガー城跡。

    デュルンシュタインの町は、ブドウ畑に囲まれている。
    山の上にはケーリンガー城跡。

  • ちょっとひと休み。<br />天気が良くなったから、のどが渇いた。

    ちょっとひと休み。
    天気が良くなったから、のどが渇いた。

    Durnsteinerhof 地元の料理

  • お店の人が「フレッシュ・ワイン」と言っていた飲み物。<br />ぶどうジュースが発酵途中で、ワインになる前の、「シュトゥルム」ではないかと思う。<br />とにかく、ジュースのように甘くて、口当たりが良いので、のどが渇いた私はガブガブ飲んでしまった。でもアルコールなので、酔っぱらう。<br />おつまみは、アンズが入ったダンプリング(お団子)。アンズは甘くなくて、結構酸っぱい。<br />爽やかな晴天のテラスではぴったりの食べ物だった。

    お店の人が「フレッシュ・ワイン」と言っていた飲み物。
    ぶどうジュースが発酵途中で、ワインになる前の、「シュトゥルム」ではないかと思う。
    とにかく、ジュースのように甘くて、口当たりが良いので、のどが渇いた私はガブガブ飲んでしまった。でもアルコールなので、酔っぱらう。
    おつまみは、アンズが入ったダンプリング(お団子)。アンズは甘くなくて、結構酸っぱい。
    爽やかな晴天のテラスではぴったりの食べ物だった。

  • 何だか眠たくなる昼下がりの大通り。

    何だか眠たくなる昼下がりの大通り。

  • この写真に写っている人物は少ないけれど、結構観光客がいた。

    この写真に写っている人物は少ないけれど、結構観光客がいた。

    ハウプト通り (デュルンシュタイン) 散歩・街歩き

  • 夫には下の街角で待ってもらい、ケーリンガー城跡まで登った。

    夫には下の街角で待ってもらい、ケーリンガー城跡まで登った。

  • すばらしい見晴らしだ。<br />ドナウ川が眼下をゆったり流れている。

    すばらしい見晴らしだ。
    ドナウ川が眼下をゆったり流れている。

  • 城跡はかなり廃墟になっていて、それはそれでなかなか趣がある。

    城跡はかなり廃墟になっていて、それはそれでなかなか趣がある。

  • 町とブドウ畑もよく見える。

    町とブドウ畑もよく見える。

    ケーリンガー城跡 城・宮殿

    ドナウ川の展望がすばらしい廃墟の城 by bajicoさん
  • 荒れ果ててはいるが、イギリスのリチャード王がここに閉じ込められて、身代金が届くまでのんびり待っていたのは、何となくわかるね。ワインはおいしいし、景色も良い。これでは確かに人質ではなく、お客様だ。

    荒れ果ててはいるが、イギリスのリチャード王がここに閉じ込められて、身代金が届くまでのんびり待っていたのは、何となくわかるね。ワインはおいしいし、景色も良い。これでは確かに人質ではなく、お客様だ。

  • ケーリンガー城跡への道のりは、山道の登り30分、下り20分。<br />ちょっと大変だが、高尾山に登るのより近い。時間があって天気が良くて元気があるなら、ぜひ行ってみたい場所だ。<br />実際、多くの観光客が登っていたので、そんなに心配することはないと思う。

    ケーリンガー城跡への道のりは、山道の登り30分、下り20分。
    ちょっと大変だが、高尾山に登るのより近い。時間があって天気が良くて元気があるなら、ぜひ行ってみたい場所だ。
    実際、多くの観光客が登っていたので、そんなに心配することはないと思う。

  • 道を下り、街に戻ってきた。<br />城跡への道はいくつかあるようだ。

    道を下り、街に戻ってきた。
    城跡への道はいくつかあるようだ。

  • こんな裏道も趣がある。

    こんな裏道も趣がある。

  • デュルンシュタインからクレムスまではバスに乗った。<br />デュルンシュタインのバス停は町の端にあった。バスは1時間に1本程度はあったと思うので、そんなに時間を気にしなくても大丈夫だ。<br /><br />クレムスからはウィーンまで普通列車で帰る。<br />行きのメルクまでとは別の路線だ。終点もウィーン中央駅ではなく、フランツ・ヨーゼフ駅だった。<br />フランツ・ヨーゼフ駅からはトラムのD線で戻る。

    デュルンシュタインからクレムスまではバスに乗った。
    デュルンシュタインのバス停は町の端にあった。バスは1時間に1本程度はあったと思うので、そんなに時間を気にしなくても大丈夫だ。

    クレムスからはウィーンまで普通列車で帰る。
    行きのメルクまでとは別の路線だ。終点もウィーン中央駅ではなく、フランツ・ヨーゼフ駅だった。
    フランツ・ヨーゼフ駅からはトラムのD線で戻る。

  • 夕食はカフェ・ラントマン近くの日本料理店で、珍しくお寿司だ。料金は食べ放題方式。<br />私はカリフォルニアロールみたいなヘンテコなものがお好み。夫はマグロがうまいと言っていた。

    夕食はカフェ・ラントマン近くの日本料理店で、珍しくお寿司だ。料金は食べ放題方式。
    私はカリフォルニアロールみたいなヘンテコなものがお好み。夫はマグロがうまいと言っていた。

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