５年ぶり！中年女子旅クレット島(前編

2023/07/30 - 2023/07/30

ラマ１０世になってから、王様の誕生日の休日が７月２８日になりました。
そして、タイの国教は仏教で、三宝節＝マカブチャーと
雨安居＝カオパンサーが６～７月の満月に来るのと、
ラマ１０世のお母様皇太后の誕生日が８月１２日だったりで、
タイはこの時期もソンクランに負けず劣らず、結構連休です。
　今年は「７月３１日月曜日は公務員は休みにします！」などと
タイ政府が発表したので、７月２８日から８月２日までの６連休になりました。
　そんで、仏教徒なタイ国民は皆様いそいそとあちこちのお寺にお参りに行きます。
　雨安居の時期は新芽が出てくる季節なので、僧侶が托鉢で出歩くと新芽を
踏み潰して殺生をしてしまう！だから僧院にこもる！となるシステムです。
なので、僧院にこもる僧侶のために昔から、信者はお寺に黄色のろうそくを
お供えしに行くのです。
　先月はアユタヤで豪華だけで、熱中症で死にかける、ということになったので、無難に行ったことのある、でも観光した気分になれるところ、で
クレット島に行くことにしました。
　バンコクに１５年在住だけども、タイ語があまりできなくて、方向音痴、
一人で行くの怖い！な女友達も誘います。
　前回は彼女とピカチュウ寺と辺鄙な水上マーケットに行ったのでした。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

MRTチャトチャック駅のホームで待ち合わせ。
はい、はい、こっちこっち！で女友達をパクレット行きのロットゥー
（白いワゴン車）に乗せる。
彼女、こういうのに乗った経験なく驚いているが、バスと違って絶対に座れて、
エアコンが効いているので、タクシーでチャカチャカメーターが上がることを
思えばとても割安なのである。
　ちなみにタイ語ではパクレット、は「パケ」にしか聞こえない。

ロットゥーは２０kmくらいの道のりを一人３０バーツで行ってくれる！
ここで降ろされた。「パクレットのロータス」が降りるところ。
乗客全員ここで降りました。そしてこのソイを川の方向へ２００m歩くだけ。
　ちなみにパクレットを「パケ」と呼び、クレット島を「コケ」と呼ぶ。
この短い中に巻き舌とか声調が含まれていて、旅行者レベルだと
厳しいが、今は翻訳アプリがあるので、どうにでもなる良い時代。

「パケ」のロータス横のソイを２００m進むとお寺が見えてきます。
ここのお寺の境内に渡し舟の船着場があります。

「コケ」行き渡し舟の船着場があるワットサナームヌア。
意味は「北の広場寺」

ワットサナームヌアも派手なお寺です。
船着場へ続く通路には盆栽と、島で作られた陶器製の風鈴がぶら下がります。
風鈴がてるてる坊主なのがいいですね。ちなみにタイでは漫画「一休さん」は
かなり人気だったので、そこからてるてる坊主が晴れを祈る呪い的アイテムなのを
認識しています。

はい。船着場到着。残念ながら雨が降っています。

相変わらず２０バーツの帽子が売られていますねー。

このマダム風の帽子も２０バーツか、、、と思ったらこっちは２８０バーツ。

船着場から見える、対岸のクレット島「コケ」。

相変わらず、あそこは傾いたまんまですね。

クレット島 散歩・街歩き

船が来ました～。船着場には１００人くらいいましたが、人数制限を設けていて
５年前に来た時より安全対策を強化しています。
５年前は２バーツでしたが、現在は３バーツに値上がりしていました。

ではクレット島「コケ」の船着場から最寄りのお寺でさっさと
お参り済ませちゃいましょう！
ワットプラマイカーワートー。３００年前は廃寺だったそうですが。
シリントーン王女殿下もいらっしゃったことがあります。

船を降りて上陸したタイ人乗客は次々とこのお寺に吸い込まれていきます。
なるほどここが本堂のようですね。

本堂の中は若干修復中。壁画を塗りなおしているようですね。
でも花のシャンデリアがなんか素敵です。

よその地方のお寺の修復でも寄付金を集めているようで、
花のシャンデリアにホッチキスでお札をつないでいく、というのもありました。

私は入り口でお供えセットをもらったので、ストローを２本合わせた
棒に２０バーツを挟んで、ケーキ型の台座に突き刺します。

修復中にボヤが出てはヤバイですね。線香とロウソクを日をつけて捧げるのは外の
お参りブースでした。ポメラニアンが静かにかなりいい子で待っていました。
落ち着いていますね、もう６、７歳はいってるっぽいですね。と
触っていたら飼い主さんが戻ってきて、６－７歳ですか？と聞いたら
ズバリ的中。占い師ですからこれくらい当てていきたいところです。

旅の記念撮影スポットまで設けられていました。

このお寺、横の僧院のエリアにちょっとした宝物殿みたいな、無料の
ミュージーアムが設置されています。
　この日は２階は閉鎖されていたので、１階のクレット島の名物の
テラコッタの作品を見ます。

まあこんな感じで２０年くらい前までは窯元も多く、素焼きのポットが
２０バーツとか安い値段で売られてましたねー。

蒸し器かと思ったら、中にはタイの古典舞踊で使われる冠が収納されていました。
コスプレに憧れる人へ、頭の周囲が５２cm以下でないとほぼ装着不可能です。
タイ人は頭の形が安室奈美恵ちゃんのように綺麗に丸く小さいので、すっと
入りますが、子供用の帽子がぴったりな私でも、ちょっときついです。
私のこめかみの周囲は５２cmです。
ちなみにここではかぶってません。２０年くらい前に退団隅に行った時に
踊り子さんに頼んで被らせてもらった時の感想です。

女友達にミュージアムを見せてクレット島のレクチャーも終了。さて、どこへ向かいますか？

そしたら女友達は、目の前の川へ魚を話して金運アップをしたい！とのこと。
魚の餌を売ってるおばさんに聞くと、そんなのここらではやらないよ。と言います。
仕方ないので、魚の餌１０バーツを箱に入れましょう。こう言う「箱に入れてください」的なものはお釣りがもらえないので注意してください。

魚の餌は犬猫のエサのカリカリ風のやつと、パンがありました。
パンはきっと売れ残って賞味期限が切れたやつです。
さすがに明らかにカビが出てくるとさすがに魚の餌でも売れません。
先に消費を優先するのはパンのほうを選びましょう。

で、川岸の、プライベートなボート乗り場からナマズに餌やり。
どこに行ってもチャオプラヤー川にはナマズがたくさんいますね！

傾いた塔にも行きます。雨降ってベタベタですが靴を脱がないといけません。
女友達が撮影してくれていました。

雨季特有のどんよりした空ですね。
ちっとも映えません。

チャオプラヤーの川風に揺れる旗。晴れてたらもっと映えてたんでしょうが。

初めて来た時からずっと傾いていますが、５年前来た時に、これ以上傾かせない！ためか周りががっちりコンクリで固められました。

傾いた仏塔の見学終了。そのままお昼ご飯にしましょう。
そのまま仏塔から西へ進んで、お寺の参道に週末限定で開かれるお土産屋を見ながら進みます。

トーマンプラーが売ってましたが、テイクアウト用でした。
私はあまり練り物は好きではありません。合わせの胡瓜の甘酢漬けが好きなだけです。しかし、タイ人にはかなり人気でした。

どちらかといえば最近の私はナムプリックにハマっています。
唐辛子に色々入ったペーストで、キュウリやナスなどの野菜をつけて食べる、
野菜とミンチ肉炒めに入れてみるとかに使っています。
　しかし、まだ歩き始めたばかりでずっと持ち歩くのもなんかなあ、、、
帰りに買うことにして先へ進みます。

グーグルマップで星が多い目の、あまり辛そうなものばかりでない店、で探して
見つけたのがここ。ティヤォインナーム。水辺で遊ぶ？

メニューはこちら。バーミーが一杯６９バーツなので安い目ですね。
でも他のテーブルを見ると、なんか小さそう。。。

テラス側は既にいっぱいだったので、テラスから壁一つ隔てた席に座ります。

オーダー取りに来たのはいかにも親のお手伝いをしている中高生。
外国人の話す、正確でない発音のタイ語に顔が曇ります。
なので、ここも私の出番です。

やってきたバーミーは色々載せてくれているので、練り物大好き、トッピングが
大好きなタイ人には満足かもしれませんが、私は日本人なので、トッピングよりも
スープの味、麺の量重視なので、不満なサイズ感です。
　飲み物は二人ともマトゥンジュースにしました。
優しい甘さがあります。

やっぱり、バーミー1杯じゃデブの私が足りるわけがない。
パッタイを頼みましたが、エビいらないからもっと安くして欲しかったー。

食べているとどんどんお客さんが入ってきます。テラス席はもう立ち歩くことすら不可能になっていました。水没が強いので、私たちは安全そうなエリアまで後ずさり。

お昼のお会計は友達が１５０バーツくらい。
私は余計なエビが乗ってたパッタイも食べたので２５０バーツくらい。
友達のトイレを待っている間、西側へ進もうか？船着場に戻ってさらに、南下して
週末限定のクラフトビールの店を責めるか？
考えているところ。
続く