ヤワラー散策とマカブチャー

2023/03/06 - 2023/03/06

中国正月にヤワラーを歩いて思ったが、おしゃれなカフェが増えてきた。
やっぱり新たな観光スポットを開拓しなくてはいけない、と地下鉄を使って出歩くことにした。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

MRTサナームチャイ駅を出てワットポーとは反対の方向へ歩くと、パーククローン花市場がある。まだここは健在だったか。本当に賑わうのは地下鉄が走っていない夜明け前。チャオプラヤー川上流から運ばれてきた花が、ここに荷揚げされる。

パーク クローン花市場 市場

ここではお寺にお参りするための花、花輪の素材がメイン。部屋に飾るためのチューリップとかカーネーションとか、ポトスみたいなのは売ってない。

これ１日で売らないと枯れてしまう。。。最終的にどこにたどり着くのでしょう？

パーククローン花市場からソーヘンタイマンション、というところに行きたいのですが、ソーヘンタイマンション自体は川沿いから少し入って、入り組んだ場所にあり、どうやら道も狭い。タクシーも知らないというが、トゥクトゥクのおじさんがもしかしたらここかも？で連れて来てくれた。１００バーツ。怪しいところで下車。

グーグルマップはこの先を指しているので、とりあえず進む。
化石のような車がありました。

そしたら不意に現れるソーヘンタイマンションの入り口。

２階に上がりたい人はドリンク買って！で９５バーツのお茶受け取って、靴脱いで二階に上がるが、エアコンが無く、お昼は無風状態で暑い。。

ここでお茶できるのかー！と感動して近寄ったら「座らないでください」の札が。。。

仕方なく横のテラス席に座る。板がギシギシいうのが、踏み外さないか怖い。

ドリンクをオーダーしてセルフで受け取る場所は１階正面奥。ドリンクしかやってない。料理はないので、お腹がすいてきたし、エアコンなくて割と暑くて長居はちょっと無理かなー。

最後にトイレを借りに下へ行くと、トイレ前のスペースにビーグル犬の子犬がいっぱい。どうやらブリーダーもやっているらしい。

ビーグル犬の子犬かわいいが食欲がものすごい。ペリグリーチャムみたいな餌が
口周りべったりで、ちょっと迂闊に触れない。

トイレ側には成犬エリア。こっちは超番犬。激しく吠えるので、癒されない。
あ、ソーヘンタイマンション、トイレは汚いです。

あっさりしたランチ食べましょう、ということで、ヤワラート通りのエンパイヤ～ホテルをちょっと進んだ先にあるロントゥー（龍頭）カフェ。中国の若者向けなカフェっぽいです。

ここは朝食のおかゆセットとか、飲茶のセットとかが人気です。

２階席はなんとハシゴを登るだけ。足の悪い人と運動神経が最悪な人は１階の席が良いです。また、２階だとオーダーするのがちょっと不便。

どケチな私はワンタン薬膳スープ６９バーツのみ。って、茶碗サイズか！

友達がオーダーした飲茶（ディムサム）セット２２９バーツだったか？
真ん中のみかんらしき蒸しパンケーキは私に回ってきました。
酸味が効いててまあおいしかったです。
友達は１５バーツのおかゆを頼んでいました。
おかゆなら超絶あっさり食べられますね。

昼食は良かったけど、食後のデザートは気が進まないお友達に言われるがまま、さらに川下を下ったところにあるオリエンタルホテルのロビーのラウンジでお茶。

友達はハニーケーキをオーダーしてましたが、１０００円近くもするので私は見ているだけ。オリエンタルカフェ、さっさと出て行って欲しいのか、ちょっとお茶に口をつけるとグイグイポットのお茶を注いでくる。はいはい、貧乏人の私はさっさと帰りますよ。

マンダリン オリエンタル バンコク ホテル

そして４日後、タイではマカブチャーという仏教行事で祝日。
マカブチャーってなんぞや？釈迦がどこそこで説法するよー！とツイッター告知したら、それを聞きに来た聴衆が１５００人だった！の記念になる祝日のことだった。
2600年前にもうツイッターってあったっけ？
　ということで、MRTホアランポーン駅下車。’

ホアランポーンももうすぐなくなっちゃうなー、とちょっと見に行くと、完全に廃れた感じ。列車待ちのこのベンチ、3年前は空いてる場所を探すの大変なくらい列車待ちする人たちがいたのにガラガラ。

ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅

ホームに出てみると、一応いくつかの列車は止まっていた。列車はチェチェンサオなどの近距離の路線のみ。

チェチェンサオはピンクガネーシャとかがある県の名前です。

プラットホームも閑散としていました。
今日は撮り鉄じゃなくて、お寺にお参りです。MRTでさっさと行けて、最寄りの
マイナーな寺、で見つけてきたのが、ワットドゥアンケーに向かいます。

駅の裏の道を進みます。もろ下町の雰囲気で、外国人は歩いていません。
バイクなどの修理工場のエリアっぽいです。

ワットドゥアンケー到着。そしたら本堂で坊さんの儀式が始まったとかで、
入れてもらえないし見せてももらえず。本堂以外は葬式会場と、学校だけ。

緑のガラスのゲートは栄えますが、お参りな感じもしないので、さっさとスマホ出して別の最寄の寺を目指します。

さっきの道を歩きますが、何やらホアランポーンの駅舎の横を絶対に働いてないやろ、みたいな怪しげな人が出入りしているので、私も入ってみたら、ホーム横に出ました。こっちから歩けばよかったー。日陰だから若干涼しいし。

次に目指す寺は、地下鉄の駅構内の下をくぐって、シープラヤー通りに続く、マハープルッタラーム通りに出て、５００m歩いた場所。時刻は１６時前。
ぐずぐずしてたらお寺が閉まりそう。早足。

ホアランポーン駅から１０分以上歩いて、ワットマハープルッタラーム到着。
長い名前、覚えられない。。。
境内はいい感じ。日中にマカブチャーの行事終わった雰囲気。

まだマカブチャーの儀式の名残があって、結構映えますね！

こっちには地方のお寺の建築、改築費用のお布施コーナー。同じ仏教の国だと思うのに、なぜかインド人が土足で上がって写真撮ってた。ヒンズー教徒だから？

ん？何か見覚えありそうな雰囲気。
入ってみます。

って、ワットポーのちっちゃい版の金の涅槃仏が！
しかもこっちも200年近く前にラマ４世が作ったものだとか。

夕方だったせいかほぼ誰もおらず、ワットポーでは考えられない雰囲気です。

残念ながらワットポーのように足の裏には螺鈿細工はないんですね。

涅槃仏のあと、ついでに本堂を、、、と思ったらこっちもお坊さんがこもってしまって念仏タイムで入れない。隣の新しい本堂に入ってみました。
新しくて金ぴかです。壁は寂しい感じですね。

本堂の窓から外を見た感じ。西日が照らされて、赤くなってきました。

そんなわけで本日のお参り終了。どケチな私は斜めに歩いて、一つ向こうの駅まで歩きます。なので、お寺の裏に伸びるソイをひたすらジグザグに進んでいきます。
ここもすごく下町ですが、クロンとイスラムのようなゴミだらけ、なことはありませんでした。

この先行くと、ラマ４通りに出られるよ、と言われたので、ずんずん進みます。

大丈夫か。。と不安になってたらトンネルの向こうにラマ４通りが見えてきました。

ラマ４通りに出たら、左手にかき氷の店があったので、３種類５０バーツを食べて帰ることにしました。
この日のチョイスはピンクのクワイ芋を食紅を混ぜて水に溶いた
片栗粉にくぐらせてから茹でた「タプティムグロップ」タロイモを
蒸しすぎてちょいとろけかけてる状態の「プアック」にジャックフルーツの切り身「カノン」にラムやいシロップをかけたものです。
これ食べて本日は終了です。