夏の暑い京都へ。その６　街中をプラプラ歩いて八坂神社に寄ってから、祇園の料亭での夕飯へ。ちょっと緊張！！

2023/07/07 - 2023/07/17

建仁寺の後祇園に戻ってスタバで身体を冷やします。
そして「祇園祭ぎゃらりぃ」で祇園の知識を少し入れて、八坂神社へ。
まだ宵山まで時間がありますが、祇園祭に向けて準備が始まっていました。

そして家内の親友であるサッチャンが予約してくれていた祇園の料亭へ。
私たちでも伺っていいのか？
身分不相応ではないのか？
私は少しビクビクして伺ました。
これが素敵な雰囲気でお料理も美味しかったし、価格も良心的でした。。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

建仁寺をあとにして、祇園に戻って来ました。
１８時ですが暑くてスタバで休息。

店内は海外の方を中心にメチャ混み。
１５分ほどで座れました。

私はカフェスト、家内はコールドブリューを戴いて涼みます。

スタバの壁にこんな表記。

これ、何と手書きです。
すごいですね～～
お上手～～～

スタバのスタッフに器用な方がいらっしゃるのですね。

「祇園祭ぎゃらりぃ」に寄ってみます。
宵山ではココでイベントが行われていました。

中にお邪魔してみました。

中は多くの方々で賑わっていました。
というか、暑さを避けて涼しい室内に逃げていらっしゃる方々かも。。。

入ると最初に現れたのは、山鉾の背面を飾る織物です。
ローマ郊外にある噴水を題材に染め上げられている見事な作品です。

山鉾巡業で拝見した際、山鉾に架かる織物が洋を題材にしたものがいくつかあったことに驚きました。

山鉾巡業の可愛い模型です。

本番が楽しみだな～

祇園祭の雰囲気が判ります。

「祇園祭ぎゃらりぃ」の中では祇園囃子が流れています。

鉾だって展示されています。

これを本番では多くの人が曳く状態で何台も見ることができます。

一切釘は使わず、太い荒縄でしばりあげて組み立てているのですね。

多くの「鉾」と「山」を本番で拝見するのがますます楽しみになります。

曳山の大きさは、
高さ２５m（屋根までは８ｍ）
重さ１２トン
４０人から５０人で曳くのですね。

京都の街の中に山鉾がどう分布されているかの図です。
後日、順番になるいてほとんど全て拝見しました。

「祇園祭ぎゃらりぃ」を出て斜め前の八坂神社へ。

重要文化財に指定されている、西楼門と左右の翼廊です。
左右の翼廊は大正時代のものですが、西楼門は明応6年(1497年)の建立。
室町時代ですね。

祇園祭は、この八坂神社と氏子区域にて繰り広げられる１ケ月間にわたって繰り広げられるお祭りです。

本殿へお参り。

本殿は国宝です。

やはり重要文化財に指定されている南楼門です。
明治12年（1879年）の建立です。

今回知ったのですが、この門が八坂神社の正門なんですね。

で、ここが拝殿。
勿論重要文化財に指定されています。
明治36年（1903年）に建立されています。

宵々山からココに祇園祭の神輿が飾られます。
祇園祭と言えば山鉾巡業が有名ですが、神輿だってあります。
というか、そもそもは、山鉾巡業で清めた所をお神輿が通ったのが始まりなんですね。

明後日の今頃は、ココは多くの人で埋まることでしょう。

こちらには能舞台。

この能舞台でもよい山では何かが行われるのかな？

やはり重要文化財に指定されている石鳥居です。
建立は、正保3年（1646年）
江戸初期ですね。

八坂神社をあとにします。

夕飯はサッチャンが予約してくれている祇園の料亭で京料理です。

この先ですね。
素敵なところを通って行きます。

このあたりかなー？

サッチャンが指定してくれた料亭を探しながら歩きます。

いかにも「京都」と言うような場所を進みます。

おー

素敵な景色ですね～

到着です。

サッチャンが予約してくれていた
京料理 花咲
です。

風情ある京町屋の料亭ですね。

打ち水がしてある石畳の上を進みます。

この先の暖簾をくぐって戸を開けたら
「いらっしゃいませ」。
お着物を召された女性が座ってご挨拶。

素敵なお玄関で靴を脱いで、

2階の奥の個室に通されました。
サッチャンはまだのようです。

純和風建築の素敵な町家です。

いいお部屋だな～～

お洒落だし。。。。

なんて部屋を見ていたら、
「お連れ様がお着きになりました。」

サッチャン到着～～
サッチャン「早かったわね～　迷わなかった～？」
家内「迷わず来れたけど、お洒落な界隈でキョロキョロしちゃった。」

3人で席に座りました。

祇園の山鉾だ～～

祇園　花咲
サッチャンはたま～にお仕事で来ることがあるそうです。

家内「ココ、舞妓さんとか来るような料亭だよね？」
サッチャン「そうね。でも舞妓さんをお願いする時は、こういったテーブル席ではなくて、お座敷のお部屋ね。」
私「サッチャン、舞妓さんがいるお席とかで接待することあるの？」
サッチャン「たま～にね。外国の方は舞妓さんのお座敷遊びを喜ぶ方多いしね。でもコロナ後はまだないな～」


メッチャ高そうで少しビビる私。
でも家内はサッチャンと話がついているのか、あまり心配していない様子。
そもそもお店の名前を聞いて、ググってある程度は把握しているのですが、いざ入ってみると私はソワソワ。

私たち夫婦には身分不相応でちょっと場違いかも？？

さあ最初は生ビールで乾杯です！

先付けです。

下は
わかめ真丈
山桃
枝豆

真ん中の上は
もずく洲に山芋
左上は
蓮芋

着物のスタッフの方のお料理のご説明がはんなりしてる。
京都だ～

生ビール終わっちゃったので、お酒にしましょう。

ムム？
そんなにお高くない？
普通の価格ですね。

気持ちが大きくなって
月桂冠の京山水をオーダー。
3人で日本酒を戴きましょう。

お造りです。

ハモ
生湯葉
本鮪

ハモなんて京都の夏っぽいですね～
ハモは梅肉で戴きます。
他はお醤油で。。。

次に出てきたのは
生麩の田楽５殊。

これはなかなか衝撃的でビックリ！
美味しかった～
初めて戴いたお味でした。

このお椀は？

牛蒡のお饅頭。

お出汁が美味しい。
うんめ～～～

日本酒、お替り。

次に出てきたのは麩麺です。

これまた上品なお味です。

揚げ物です。

ハモ
椎茸
サツマイモ
シシトウ

熱々で戴きました。
日本酒のお替り～～

お酒を飲み終わるのを待ってくださってからお食事。

最後に麩饅頭。

美味しかった～～

ごちそうさまでした。

料亭なのに良心的な価格でした、

家内とサッチャンは何度会っても昔話に花が咲いてます。
大学時代の19歳～22歳までの4年間は濃かったようですね～

3人で夜の八坂神社にやってきました。

いい雰囲気ですね～

夜の南楼門

舞殿が提灯でライトアップされています。

ここでサッチャンとお別れです。
八坂神社の前でそれぞれタクシーを拾ってお別れです。

つづく

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2023/07/22 15:28:33

  花咲さん

  こんにちは、nichiさん
  
  暑い京都。
  今回はサッチャンと3人旅のようにサッチャン三昧ですね。
  奥様と本当に気が合われるんですね。
  でないと、ここまでベッタリは、私はしんどい…（笑）
  
  ところで、花咲さんに行かれたんだー。
  花咲萬次郎は、祇園八坂さんのど真ん中にありながら、
  雰囲気は超良いのにお値段はまあまありリーズナブルなので、
  私も他府県から来られた方を連れて比較的よく行きますー。
  ここの他にも錦などにもお店はあるのですが、
  錦もよく行きます…。
  こう言った使い勝手の良いお店…
  良いですよねー♪
  
  たらよろ

  nichiさん からの返信 2023/07/23 15:21:44

  Re: 花咲さん

  たらよろさん
  こんにちは～
  
  サッチャンは京都検定１級持っていて何でも知ってるんです。
  某大学に勤務する歴史学者なのですが、仕事柄海外のお客様を京都でお迎えすることも多く、色々教えてもらってます。
  彼女が出張で上京する機会があれば、都内で家内と夕飯を楽しんでいるようですね。
  私含め３人で食事の際は、家内とサッチャンの昔話に花が咲いていますので私は入れず、カウンター席だったら板さんとの会話を楽しんだりしています。（笑）
  
  京都は素敵なお店が多くて素晴らしいですね。
  今回はサッチャンが錦にしたかったけど個室が予約できず萬次郎にしたと言ってました。
  このお料理でこんなにお酒を戴いて、個室でこの料金？
  確かにリーズナブルでビックリでした！
  
  たらよろさんは、よくいらしているのですね。
  羨ましいな～～