夏の暑い京都へ。その18　京都のサブカル発信地である一条寺へ。珍しい本や貴重な家具に出会い、ライブ音楽を楽しんだり、面白かった～

2023/07/07 - 2023/07/17

京都のサブカル発信地として話題になっているようで、ネットや雑誌で知っていたのでちょっと寄って見ました。

一条寺と聞くと歴史好きにとっては、宮本武蔵・吉岡一門の決闘で知られる一乗寺下り松ですよね？
私は観てはいませんが、この決闘は映画にもなっています。
ググってみたら、一乗寺下り松には碑があるものの見るべきものはなく、それに暑かったので行くのをやめました。

活版印刷のりてん堂～アンティーク家具店のmontiqie～本屋さん＆雑貨屋さんの恵文堂～cottageというカフェでライブを楽しみ～BUDOKAGUと言うアンティーク家具のお店～ウッドノートと言うアイリッシュミュージックのカフェ～マヤルカ古書店　と楽しみました。

サブカルの発信地。
なるほどね～～

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

七条駅から京阪に乗って終点の出町柳へ。

本当は一条寺に行ってランチにしたかったのですが、お腹が空いていたので、出町柳の駅前のココでランチ。

Dining Cafe SHUKRと言うお店です。

メニュー

お店に入ったら、満席。

少し待って２階の席に案内されました。
２階も満席。

皆さん、常連さんのようです。

私は
ロコモコ　１０００円

家内は、
ドライカレー　１０００円

最後にはアイスコーヒーとミニケーキ。

美味しかったです。
ご馳走様でした。

お腹いっぱいになって、出町柳駅に戻ってきました。

出町柳駅から叡山電鉄に乗ります。

叡山電鉄は京阪電鉄の子会社で、叡山線と鞍馬線の２路線があります。
２両編成の可愛い電車です。

３駅乗って一条寺駅に向かいます。

電車に乗って、広告を見ていたら、
貴船で水まつり？？

３駅目の一乗駅で下車しました。

一条寺駅のホームです。

乗ってた電車は行っちゃいました。
翌日、貴船に行く際にも乗った叡山電鉄です。

貴船、鞍馬、比叡山と観光地がある電車ですが、地元の方々の生活の足であることがわかります。

反対側からやってきた車両はなんと１両編成です。

可愛いですね。

行っちゃった。

私は鉄っちゃんではありませんが、叡山電鉄はなんか可愛くて。。。

一条寺駅を出ます。

踏切で線路を渡ります。

相対式ホームですね。

この後、最初に訪れたのが「りてん堂」という活版印刷の印刷所。
昔ながらの活版印刷機がドーンとお店の真ん中にあって、すぐ横には多くの活字が整然と並んでました。
その活版印刷機で作られたお洒落なレターセットなどが販売されていました。

この先の一条寺下り松まで歩くのは暑くて断念。
戻って再び線路を渡って、アンティーク家具店のmontiqieへ。
この店もお洒落だったな～
でも、自分たちが欲しくなるようなものは見当たらず。。。。

で、今回のお目当てのお店「恵文社」へ。
このお店、このあたりがサブカルの発信地になるきっかけになったお店らしいです。

何屋さんかと言うと、本屋さん＆雑貨屋さんなのですが、その品ぞろえが面白い。
新刊だけでなく古本もあります。
私は６冊、家内は７冊購入しました。
中でも私が嬉しかったのは「ミュージックマガジン」と言う、かつて（高校生のころ）よく読んでいた古本雑誌を１冊購入できたことです。
1970年代当時に流行っていた音楽を紹介していたのですが、この時代の音楽は、商業主義になる前のロックなので、その解説を、寺山修司や加藤和彦、片桐ユズルなどの方々が解説。音楽の背景を分析しており、政治批判などもあり、なかなか読みごたえがある雑誌でした。
帰ってゆっくり読もーっと！

恵文社の隣のcottageというカフェに入りました。
入って気が付いたのですが、恵文社と中でつながっていました。

後でわかるのですが、このcottegeというお店は、恵文社が運営するイベントスペースで、この日はカフェがオープンしており、ちょうどライブもありました。

お邪魔しま～す。
真ん中の席に通されました。

他には３組のお客様がいらっしゃいました。

ちょうどピアノとクラリネットのNuts Clamsと言う方々のライブが始まるところでした。
普段は地元横浜関内のジャズライブハウスによく通っている私たち夫婦。
このライブは面白かったな～

なななんと、この会場にはピアノがないため、トイピアノとクラリネットのコンサートなんです。
そうです！
あの小さな子供のおもちゃであるトイピアノ。
でもこのトイピアノとクラリネットのアンサンブルが何とも言えない世界観を作っており、素晴らしかったです。
唯一無二と言うか他にない音楽がココにありました。
面白かったな～

家内は手づくりプリントアイスコーヒー。

私はチーズケーキとアイスティー。

ライブチャージは投げ銭方式。
小さなロボットが会場内をグルグル巡ります。
そこにお金を入れていきます。

約1時間のライブ、楽しかったな～～

中でつながっている恵文社に戻って再び夫婦は様々な本や雑貨を物色。
結局Nuts ClamsのCDを1枚購入しました。

ＣＤではトイピアノではなくグランドピアノ。
これが元来のNuts Clamsの世界なのですね～

クラリネットってあまりじっくり聞いたことが無かったのですが、ある時は楽しく、ある時はもの悲しく、様々な表情を見せてくれる楽器なのですね。

自宅に戻って写真の整理をしていて気づいたのですが、Nuts Clamsのクラリネットの瀬戸信行さん、なんとテレビ朝日の題名のない音楽界にも「クラリネットがわかる休日」というテーマの際、クラシックやジャズの方と一緒に出演していらっしゃいました。

見たかったな～

次にやってきたお店は「BUDOKAGU」と言うアンティーク家具のお店です。

中は広く、小物から大型の家具まで。
2階の品揃えも面白かったです。

木製の小さな本立てが素敵で、家内が塾考。
寝室に置くことを想定して考えましたが、ちょっと大きすぎるかな～？
もう少し小さかったら購入していたかな～？

ここはウッドノートと言う、アイリッシュミュージックのカフェです。
さっきお茶したばかりなので、また改めて。。。

ココはマヤルカ古書店。
狭い店内は若い方でいっぱい。。。
このお店も品揃えが面白い。
店主のこだわりを感じます。
家内は1冊購入。

叡山電鉄の線路沿いの道に出てきました。

ちょうど叡山電鉄がやってきました。

一両編成だと、街の方々の身近な足になっている感がありますね。

えっ？
この車両は何？

ググってみたら、「ひえい」と言う観光列車で、比叡山の神秘的な雰囲気をイメージし、車両正面にあしらった金の楕円のデザインが特徴の車両です。

一駅歩いて茶山・京都芸術大学駅までやって来ました。

この駅も相対式ホームですね。

この電車で出町柳まで戻り、タクシーで京都東急ホテルに戻りました。


つづく