81日間世界一周★22 コパカバーナは通り過ぎるには惜しい

2023/04/20 - 2023/04/21

ボリビア側にあるチチカカ湖の町コパカバーナに着きました。バリーマニロウの歌にあるコパカバーナではないですが内陸にあるリゾート。標高3800mもあるのに何ともないのは3400mのクスコに５日いたのが効いたようです。宿から歩いて10分で船着き場です。欧米人向けのレストランやバーが建ち並びます。東洋人は全く見かけません。リゾートながら物価の安い田舎町で居心地がいい。

【移動】(●印が今回分)
●4/20 プーノ0700 ⇒ コパカバーナ1040　ワゴン車 30ソレス
●4/21 コパカバーナ0800 ⇒ ラパス1220　AGUILAバス　20Bs
4/23 ラパス1830 ⇒ スクレ0600+1 Illimaniバス　50Bs
4/26 スクレ2130 ⇒ ウユニ0850 CAMINANTEバス(カマ)　50Bs
4/28-30 ウユニ1120 ⇒ サン・ペドロ・デ・アタカマ1045+2　チリ抜けツアー　800Bs

【宿泊】
4/20 HOSTAL ANDINO　シングル　25Bs

1Bs(ボリビアーノ)≒20円

エリア その他の観光地(ボリビア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

プーノ2日目。早起きして荷物を静かに部屋から運び出し、6時前から朝食を食べ始めました。後から起き出してきたデンマークの二人に「先に行くよ」と挨拶してチェックアウト。
バスターミナルでコパカバーナ行きバスチケットを購入。30ソレスは他のバス会社より10ソレス安かった。この後、案内人に連れられて別のミニバスターミナルへ移動。慌ててこのターミナル利用税を払わなくてよかった。

同行した乗客は僕以外に欧米人旅行者3名。ワゴン車は他の乗客を待つこともなく出発。

Terminal Terrestre バス系

3800mの高地に菜の花が咲いています。その先には玄武岩のように切り立った岩山。

地層が浮き出た山。

この辺りは奇岩地帯が続きます。

途中チチカカ湖畔の町、ポマダを通過。

国立銀行の前で式典をやっていて、交通整理に従って集落道を進みます。

車窓の墓地を撮っていたら偶然に写りこんだ荷台の人々。

ワゴン車内の料金表によるとプーノからユングヨまで13ソレスになっていました。自力で国境まで行きその後コパカバーナ行きに乗り継げばかなり安く行けそう。もし再訪する機会があれば試してみたい。

車を降りて女性の案内人に連れられて進むと両替店があったので50ソレスだけボリビアーノ(以後”Bs”と表記)に交換。レートは１対2.03。瞬間的に分からなかったけど悪くはない。
その先に国境ゲートが見えてきました。ペルー側の管理所はありません。

ゲートの先の左手にボリビア側の出入国管理所がありました。ここで旅行者4人が手続き。30秒もかからず入国スタンプを貰って終了。ブルガリア人1名は必要なビザを用意してなかったらしくスタンプを貰えずに隣の商店で必要なコピーを取り始めました。あとの二人はフランス人で入国完了。

カサーニ国境 建造物

待っている間に両替商のおばちゃんにレートを聞くと１ソレスが２.04Bsと判明。１ソレス≒3.5円、１Bs≒1.9円なので11％近くもお得な勘定。しかも結構きれいなお札をくれます。中によれたお札があったのは自主的に交換してくれました。ここで100ソレス交換。今思えばあと200ソレスほど替えておけばよかったけど、何があるか分からないので自重しました。

ブルガリア人が3回目で入国OKになりやっと出発。ボリビア側の車に乗り込むとき男性旅行者１名増員。国境からコパカバーナまでは8kmくらい。

コパカバーナの中心にあるチチカカバス前で降ろされました。

ラパス行きバスを旅行会社で聞いてみたら25～30Bs。でも１時間ごとにありそうだし買うのは保留。

この町に留まるかどうか未定なので宿の予約はまだ。Booking.comにある宿に行ってみたらネット価格より高くてその場では泊まれず。それで昔のように宿探し。４、５軒目で25Bsのシングルルームを発見。

オーナー親子が中庭で昼飯を食べている中国の田舎の宿みたいな雰囲気。

荷物から解放されて、まずはチチカカ湖岸まで歩いてみます。港に下る8月6日通り沿いには観光客

ビーチ沿いのコスタネラ通りと白いイカリのモニュメント。

入江に無数のボートが浮いています。

ビーチに面した店からはKISSの曲が流れてきました。

ビーチの西側にあるリゾートホテルエリア。

ホテル ロザリオ ラゴ チチカカ ホテル

船着き場の東側には展望のききそうな山があったけど登るルートがはっきりせずパス。その麓に変わった形の建物を発見したので行ってみます。

ユニークな巻貝型のバンガローがビーチからもよく見えます。Hostel Las Olas

ボリビアに入っても安食堂の安定した美味しさは変わらず。だんだん思ったものが頼めるようになりました。ポタージュ系のスープは落ち着きます。今日のはディルがちらしてあって旧ソ連圏の国を思い出します。チュレタ・デ・セルド(CHULETA DE CERDO)　10Bs(200円)。

ラパス行きバスは旅行会社の向かいから1時間ごとに発車していました。席表を持ったおばさんから直接買えば20Bs.で買えるので旅行会社で予約するまでもないです。バスが満員でもコレクティーボが25Bs.で行きます。こちらの方がラパス到着は1時間ほど早いようです。

Plaza Sucre 広場・公園

ビーチと反対側に坂を上っていくとビニールシート屋根の露店の先に宮殿のようなコパカバーナ聖母教会が現れます。

コパカバーナ聖母教会 寺院・教会

参拝者はまばら。

教会の中は撮影禁止。ガードマンが２人座って暇そうにしゃべっていました。

通りにはポップコーン屋が何軒もあります。なかには直径3㎝くらいあるデカコーンも。

イベント用でしょうか。車庫から出して洗車中。

ボリビア紙幣は鳥やらワニやらのデザインがトロピカーナ。

宿の窓から見える裏庭もなぜか中国風に感じました。夜にはこの窓から初めて南十字星を見つけました。

メルカドを見つけましたが夕方はお客がほとんどいませんでした。閉店間際だったのかも。

オルーロ通りには安食堂が何軒か並んでいます。

ボリビア名物のシルパンチョ。10Bsと激安だけどペルーに比べると貧相に見える。

それにスープが後から出てくるのも気に入らない。ペルーでは必ずスープが先でしたが、ボリビアでは店によりけりでした。

バス停に行ってみたら20分後に出発するバスがあったので、ホステルに戻りチェックアウトしてからチケット購入(20Bs)。プーノからラパスへ直行するより乗り継ぐほうが少しお安くなりました。

コパカバーナからラパスへ通じる国道２号線は前半がチチカカ湖を望む絶景区間。

まず見えてくるのは二つあるチチカカ湖のうち大きな湖Lago Grande。

半島中央部の山地を越えます。

今度は半島の反対側にある小さい湖(Lago Pequeño)が見えてきました。

ティキーナ海峡の渡し場が見えてきました。わずか幅800ｍの海峡で大小の湖がつながっています。

バスが停車中に降りる人もいましたがバスに残る人が多かったのでそのまま乗り続けます。自力で渡し舟に乗って対岸で合流してもよいようです。

バスごと上陸艇のような簡素な船に乗り込みます。席にいながらにして楽しめるアトラクション。

バスは再び湖が見下ろせる高度を走ります。途中でローカルのおばちゃんが隣に座るとなぜか長崎皿うどんの匂いがしてきた。

湖岸の平原まで降りてきました。

見えている山はISLA COJATAという島。ここでチチカカ湖とはお別れ。

平原の全体に四角い家屋がかなりの数散在しています。農家なのでしょうが暮らし向きが想像できない。どこで買い物するのだろうか。

エルアルトの市街地に突入。治安が悪いと言われるこの町はレンガや建設資材を扱う店が目につく。

ラパスで有名なテレフェリコが町の上を行き交っています。

ホームセンターの前で乗客の多くが降りていきました。

ラパスの盆地が見えてきました。

ラパスの宿はクチコミが低評価な割に値段は安くなく、予約を保留。まずBooking.comにあったホスタル・イシドロスに行ってみるもフロントの応対、部屋の状態とも最低レベルで予約しなかったのは正解。それからは自力で宿探し「一番安い部屋はいくらですか？」と尋ねると「70ボリビアーノ1400円」との答えが多い中、50Bの部屋が見つかったのが4軒目のRESIDENCIAL CHACHA WARMI。

更に探したものの他には見つからず戻ったら、さっきのおばさんとは違いおじさんが出てきた。「一番安い部屋は？」と聞くと今度は40Bとの答え。奥からおばさんが「50Bと言え」と言っているのが聞こえたけど。40Bの部屋を見せてもらうと少し狭いけど許容範囲。そこで２日泊まるから60でどうだと言うと、いや70だと。そのうち奥さんから「あんた30の部屋を見せてやって」と言われて旦那が更に奥の窓無し部屋を案内。ここも合格なので、２泊で50でどうだと聞くと、それはダメとの答えで一泊30Bで手を打ちました。

シャワーは出口のヒーターで温める方式。二か所あるうちのひとつからお湯が出ました。ある程度、水量を出さないと作動しないけど出し過ぎると温くなるので絶妙な調節が必要。5分ほど出し続けると停止するので１分ほど置いて復活。

部屋と同じ階にキッチンがあるのですが、コンロが使えなくしてあるのでお茶用のお湯はフロントに降りて沸かしてもらいました。これとシャワーが決め手で二連泊を決めました。
ラパスの気温は意外と低い。日本にいたら4℃だと暖房器具が欲しくなるのにそんなに寒く感じないのは乾燥してるからかな？

次に近所の食堂チェック。お腹が減っていたのでシルパンチョ(Silpancho) 11ボリビアーノで妥協。スープ無し。

バスターミナルは宿から200ｍの近さ。

バス バス系

ここから各地にバスが出ていて、一般的な価格レンジも提示してありました。例えば次に行くつもりのスフレはセミカマクラスで86～125B。

この旅行記へのコメント （3）

• まむーとさん 2023/12/01 11:47:58

  ハロンさん❗️

  修行明けましたか？
  あちらに顔出してください。
  
  私は今スフィンクス近くの宿にいます。朝5時。
  ノープランです。
  なにかアドバイスください！
  周辺カイロと違う感じでカオスで驚いてます。
  

  Halonさん からの返信 2023/12/02 10:52:53

  Re: ハロンさん❗️

  まむーとさん
  実は11月10日にスマホをすられてしまい、予備スマホではあちらへのアクセスができずにいます。そちらの旅レポが見れずに残念です。

  まむーとさん からの返信 2023/12/02 20:16:09

  驚き

  ハロンさん、大変でしたね、、
  修行だと思ってました。
  あちらには知らせておきました。
  
  わたしは今、カルナック神殿で休憩中